CANDY TIME

2024年もよろしく!!

―そのうちカーズは 考えるのをやめた。

2013.07.30 (Tue) Category : アニメ

(本文は8月1日に書いています)

ANIMAXで放送している『ジョジョの奇妙な冒険』最終回を迎えました。

あらためて第2部ラストを見たわけですが、よくジョセフはカーズに勝てたなーと思いました(^_^;)
究極生命体となり太陽の光さえも克服したカーズは、それまで自分たちを苦しめてきた波紋を使って、逆にジョジョを追い詰めます。
それがジョセフの奇跡の逆転につながるという、それも、これまで散々探し回っていたエイジャの赤石の力が関わっているという、カーズにとって皮肉な展開!?
「赤石を壊すと柱の男たちを倒せなくなる」という伏線もキッチリ回収されました(^_^;)
奇跡的なまぐれ勝ちなのに、「このJOJOは何から何まで計算づくだぜーッ!」(本当は違うけどカーズが悔しがるならこう言ってやるぜ!ケッ!)とか言ってるジョセフが最高にステキ(^o^)v
この一連の場面、初代オープニングの「ジョジョ 〜その血の運命(さだめ)〜」が流れたのですが、たたみ掛けるような展開とマッチしていていい感じ(^^)
「ジョジョ 〜その血の運命(さだめ)〜」自体が第1部のジョナサンとディオを物語っているようでいて、『ジョジョ』ワールド全体を象徴している歌だからというのもあるかも知れません。

それにしても、後に幽波紋(スタンド)が登場し、自然現象や事象をも操る能力を持つ者すら現れるというのに、いまだに究極生命体カーズが歴代で最も恐ろしい敵だと感じています。
究極生命体になったとはいえ、全ての生物の能力が使えたりするだけで、カーズは生物の範囲を超えてはいないんですけどね。(飛行機に追いつけない、マグマの熱には(かろうじて)数分「なら」耐えられる、etc)
時間や空間を操るどころか炎すら吐けない(←能力を駆使したら擬似的なことは出来そうですが)、全ての生命を生み出したり他の生物に変身したりは出来ますがサイコロには変身できない(←でも、変身できてもイカサマに使われる)・・・
やっぱり「柱の男」という存在自体が、人間とは違う「規格外の存在」だというのが大きいと思います。第1部であんなに強かったディオと同じ吸血鬼を、下僕にしたり食料にしたりする存在ですからね。
スタンド使いは基本人間だから、真正面から戦うとカーズの方が強いでしょう。(この漫画で、真正面から戦うというのは愚策ではありますが)
逆に考えると、第2部で柱の男やら究極生命体やらを出した後で、第3部で吸血鬼のDIOをラスボスに返り咲かせたのに、戦闘がこじんまりとしなかったのはスゴイです。

それにしてもアニメの『ジョジョ』は、原作の名シーンを忠実に再現(カットされたり変更された箇所も多いですが)する一方、原作では描かれなかった部分をいい感じに追加しています。
最終回だと、奇跡的に助かったジョセフがスージーQに看護されている場面が追加されていました。原作だと、ジョセフのセリフで語られるだけですからね。
エピローグで登場人物達のその後が語られる場面でも、原作だとナレーションが語るだけなのが、絵付きとなっていました。
〝家族として〟アメリカに渡るエリザベス(リサリサ)&ジョセフ&スージーQ。
エリナが亡くなった場面で、ホリィ(それも子供時代の)がいました。
大人になったスモーキーも描かれました。
でも、一番見たかったシュトロハイムの戦死についてはナレーションのみでしたが。(どうやったら死ぬんだ、あの軍人(゜д゜;)?)


ANIMAXは最速の放送からはかなり遅れていましたが、この半年楽しませてもらいました(^o^)


エンディングのスタッフロールが流れた後、追加の場面がありました。
悪霊にとり憑かれたという「第3の」ジョジョが姿を見せたところで、物語は終了。

これは―――!?

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