第 3話 守られるより守りたい(その2)
2017.03.16 (Thu) | Category : 坂本ですが?
(本文は4月11日、12日に書いています)
Vulcanlog(ヴァルカンログ)坂本を使った『坂本ですが?』の再現ネタ。
今回は3月12日の続きで、第3話・その2です。
※坂本以外のキャラは他の作品のフィギュアを代役にしてますので、「イメージが壊れる」と思う方はスルーで宜しくお願い致します。
また、諸事情で原作やアニメとは違う描写に変更してたり、省略してたりする場面もありますが、そちらもご了承下さい。
では、まずは前回のあらすじ
バードさん(小鳥)に会いに木に登った坂本は、クラスメイトの久保田が不良2人に囲まれている姿を目撃する。
不良達に脅され、現金を巻き上げられる久保田。
その現場を目撃した坂本がとる行動は――
ここから本編です。
1人残され、気分が沈む久保田。
そんな彼に、後ろから話しかける声がする。
「随分 羽振りがいいんですね」
驚いて振り返ると、そこにいたのは―
「坂本君…」
「きっ 君には 関係ないだろ」
「ぼっ 僕は弱いから
ああやって身を守らないと どんな目に遭うか…」
辛い心中を語る久保田。
それを聞いた坂本は、穏やかな声で…
「お気の毒に…」
ザッ
「えっ 助けてくれるんじゃないの!?
感想言いに来ただけ!?」
立ち去ろうとする坂本に驚きの声をあげる久保田。
そんな久保田に、坂本は
「諭吉さんが 守ってくれるのでしょう?」
その言葉にハッとなり、現実を受け止める久保田。
藁にも縋る思いで、坂本に本当に言いたい事を訴えます。
「助けて 坂本君!!」
ズシャッ
「もう お金なんてないんだよ」
「お母さんに教材費や散髪代とか嘘ついて 出してもらったけど」
「もう限界だ 誤魔化しきれない……!」
とことん追い詰められている現状を、涙交じりに吐露する久保田。
そんな姿を晒す彼に、ようやく坂本は手を差し伸べます。
「やれやれ 情けない」
「これ以上 無様な姿を見たくありませんしね」
「じゃあ」
「僕に考えがあります」
その言葉に一筋の光明を見た久保田。
はたして、坂本の提言する考えとは――?
Vulcanlog(ヴァルカンログ)坂本を使った『坂本ですが?』の再現ネタ。
今回は3月12日の続きで、第3話・その2です。
※坂本以外のキャラは他の作品のフィギュアを代役にしてますので、「イメージが壊れる」と思う方はスルーで宜しくお願い致します。
また、諸事情で原作やアニメとは違う描写に変更してたり、省略してたりする場面もありますが、そちらもご了承下さい。
では、まずは前回のあらすじ
バードさん(小鳥)に会いに木に登った坂本は、クラスメイトの久保田が不良2人に囲まれている姿を目撃する。
不良達に脅され、現金を巻き上げられる久保田。
その現場を目撃した坂本がとる行動は――
ここから本編です。
1人残され、気分が沈む久保田。
そんな彼に、後ろから話しかける声がする。
「随分 羽振りがいいんですね」
驚いて振り返ると、そこにいたのは―
「坂本君…」
「きっ 君には 関係ないだろ」
「ぼっ 僕は弱いから
ああやって身を守らないと どんな目に遭うか…」
辛い心中を語る久保田。
それを聞いた坂本は、穏やかな声で…
「お気の毒に…」
ザッ
「えっ 助けてくれるんじゃないの!?
感想言いに来ただけ!?」
立ち去ろうとする坂本に驚きの声をあげる久保田。
そんな久保田に、坂本は
「諭吉さんが 守ってくれるのでしょう?」
その言葉にハッとなり、現実を受け止める久保田。
藁にも縋る思いで、坂本に本当に言いたい事を訴えます。
「助けて 坂本君!!」
ズシャッ
「もう お金なんてないんだよ」
「お母さんに教材費や散髪代とか嘘ついて 出してもらったけど」
「もう限界だ 誤魔化しきれない……!」
とことん追い詰められている現状を、涙交じりに吐露する久保田。
そんな姿を晒す彼に、ようやく坂本は手を差し伸べます。
「やれやれ 情けない」
「これ以上 無様な姿を見たくありませんしね」
「じゃあ」
「僕に考えがあります」
その言葉に一筋の光明を見た久保田。
はたして、坂本の提言する考えとは――?
「「いらっしゃいませー」」
ここはバーガーショップ「SMILE BURGER」
そこにはクルーの制服姿の坂本と久保田がいた。
(※原作での店名は実在する「マクドナルド」、アニメでは「ワクドナルド」でした)
それはともかく、
久保田は坂本の真意が分からず、戸惑いながら訊ねる。
「あの… これは…」
「お金が無いなら 働くしかないと思うんですが?」
「そ… そうだけど……」
極めて簡潔な坂本の言葉に、久保田は続く言葉が出なかった。
「新人クルーの教育係 松山です よろしく」
いよいよ仕事開始となり、ベテランクルーの松山女史が2人に挨拶をする
「特に希望が無いならば ふたりとも オペレーション(※厨房)を担当して貰います」
久保田はともかく既に働く気になってる坂本は、その指示を承諾。
「仰せのままに」
そんな彼を見て、急にそわそわしだす松山女史。
「ん? 君…」
自分に声をかけられたと思い、坂本は穏やかな声で返答する。
「? 頭髪の乱れでも?」
どこか麗しいその姿に、松山は―
「坂本君は
レジ担当!」
鶴の一声で、坂本の配置はレジに変わった。
こうして、坂本と久保田のバイト初日が始まるのだった。
続く。
(続きはこちら)
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新コメント
[08/14 CANDY]
[08/14 フライング用ハーネスが欲しい ]
[08/13 CANDY]
[08/12 フライング用ハーネスが欲しい]
[10/13 CANDY]
[10/12 文化部]
[08/31 CANDY]
[08/30 石川実]
[10/23 CANDY]
[10/22 ばん]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
カウンター
フリーエリア
P R
この記事にコメントする