見えた姿! あなたがヤプールさん?
2018.03.27 (Tue) | Category : S.H.Figuarts(プリキュア)
(本文は3月22日、23日、25日、4月2日、4日に書いています)
去年の5月12日から10回続けてきたS.H.Figuarts『ドキドキ!プリキュア』を使ったお話ですが、いよいよ今回が最終回!!(になるハズ)
この前「S.H.Figuarts キュアエース」単独の紹介(その2)をしたのが去年の12月8日、お話の方の前話(第10話)が去年の11月26日だったのでずいぶん間が空いてしまいましたが、ようやく完結の時を迎えました。(たぶん)
これまでのお話は上記の日付をクリックしたり、リンク先の記事から更に移動でお願いいたしますm(_ _)m
(※あまりに間が空き過ぎたので、まだ終わりが見えてないのですが公開することにしました。長くなったら2つに分けるかも知れないので、記事名は「記事名未定」にさせてもらっています)
(4月6日訂正。やっぱり長くなったので、分けることにしました。この記事が最後ではなくなりました。あと、記事名も作りました)
それでは、4ヶ月ぶりのお話の続きです。
<前回のあらすじ>
崩壊に向かうゴルゴダ星で大ピンチに陥ったドキドキ!プリキュアの面々だったが、救いを差し伸べるような暖かな光に包まれた。
そして現れた光の巨人たちに励まされ、再び立ち上がる。
再び変身したキュアエースの下に、キュアハート達も戻ってきた。
驚くヤプールに向け、高らかに名乗りをあげるドキドキ!プリキュア。
はたして5つの愛は、邪悪な異次元人の心に届くのだろうか――!?
(続きは後で書きます)
(ここからは3月22日、23日、25日、4月2日、4日~6日に書いています)
ここから本編です。
「おのれ~~! おのれ、おのれ~~!!!!」
遂に集結したドキドキ!プリキュアを前にして、ヤプールはこれまで以上の憤怒の声をあげた。
「貴様らが今さら力を取り戻したところで、どうだというのだ?
ゴルゴダ星はもうすぐ爆発する。そうなれば一巻の終わりなんだよ!」
「そうはさせないわ!
もう滅ぶところなんて見たくない。
この星は、私たちが救ってみせる!!」
「さあ覚悟なさい、ヤプール!
今こそわたくし達の愛の力を受けて、その邪悪な心を浄化するのです!!」
「黙れ、人間!」
「ヤプールさん。もうやめよう。
あたし、貴方達とは戦いたくないよ!
だからこの星だけでなく、貴方も救ってみせる!!」
キュアハートは説得するように語りかけるが、耳を貸すヤプールではない。
「フフフ… 馬鹿な人間め! 私を浄化するだの、救うなどと…
それ以前に、貴様らは私の姿1つ捉えることすらできてはいないではないか?
対等な立場にでもなったつもりか? 愚かな地球人どもめ!」
どこまでも人を侮蔑したヤプールの言い様。
だが、そんな言葉を聞いたというのに、涼しい顔をして言葉を返す者がいた。
「あら? それでしたら私たちは、
貴方の立っている位置に既に足を踏み入れましたわ」
「なに…? そんなわけがあるか! 愚かな人間め!」
キュアロゼッタの言葉の真意など気にせず、粋がるヤプール。
そんなヤプールを問い詰める様に、キュアダイヤモンドが指摘する。
「気付いてないの?
さっきからみんな、貴方のいる方に向かって声をかけていることに。
今の私達には、うっすらとだけど貴方の姿が見えているわ!」
その指摘でヤプールは気づいた!
キュアエースが再び変身してから先、プリキュア達はずっと同じ方向に向いて叫んでいたことに。そしてその方向には、異空間に身を潜めている自分達がいることに。
また、憤りの言葉をぶつけるのに頭がいっぱいで違和感を感じていなかったが、プリキュア達も何処からか聞こえる声に耳を傾けるという感じではなく、前を見据えて言葉を受け止めていた。
言葉のやり取りは、プリキュア達がこの星に来た当初とは明らかに変わっていた。
自分たちだけが一方的に相手の姿が見える状況は、既に変化していたのだ。
その事を認識し、狼狽した声をあげるヤプール。
「ば、ばかな…?
そんなことが…?」
去年の5月12日から10回続けてきたS.H.Figuarts『ドキドキ!プリキュア』を使ったお話ですが、いよいよ今回が最終回!!(になるハズ)
この前「S.H.Figuarts キュアエース」単独の紹介(その2)をしたのが去年の12月8日、お話の方の前話(第10話)が去年の11月26日だったのでずいぶん間が空いてしまいましたが、ようやく完結の時を迎えました。(たぶん)
これまでのお話は上記の日付をクリックしたり、リンク先の記事から更に移動でお願いいたしますm(_ _)m
(※あまりに間が空き過ぎたので、まだ終わりが見えてないのですが公開することにしました。長くなったら2つに分けるかも知れないので、記事名は「記事名未定」にさせてもらっています)
(4月6日訂正。やっぱり長くなったので、分けることにしました。この記事が最後ではなくなりました。あと、記事名も作りました)
それでは、4ヶ月ぶりのお話の続きです。
<前回のあらすじ>
崩壊に向かうゴルゴダ星で大ピンチに陥ったドキドキ!プリキュアの面々だったが、救いを差し伸べるような暖かな光に包まれた。
そして現れた光の巨人たちに励まされ、再び立ち上がる。
再び変身したキュアエースの下に、キュアハート達も戻ってきた。
驚くヤプールに向け、高らかに名乗りをあげるドキドキ!プリキュア。
はたして5つの愛は、邪悪な異次元人の心に届くのだろうか――!?
(続きは後で書きます)
(ここからは3月22日、23日、25日、4月2日、4日~6日に書いています)
ここから本編です。
「おのれ~~! おのれ、おのれ~~!!!!」
遂に集結したドキドキ!プリキュアを前にして、ヤプールはこれまで以上の憤怒の声をあげた。
「貴様らが今さら力を取り戻したところで、どうだというのだ?
ゴルゴダ星はもうすぐ爆発する。そうなれば一巻の終わりなんだよ!」
「そうはさせないわ!
もう滅ぶところなんて見たくない。
この星は、私たちが救ってみせる!!」
「さあ覚悟なさい、ヤプール!
今こそわたくし達の愛の力を受けて、その邪悪な心を浄化するのです!!」
「黙れ、人間!」
「ヤプールさん。もうやめよう。
あたし、貴方達とは戦いたくないよ!
だからこの星だけでなく、貴方も救ってみせる!!」
キュアハートは説得するように語りかけるが、耳を貸すヤプールではない。
「フフフ… 馬鹿な人間め! 私を浄化するだの、救うなどと…
それ以前に、貴様らは私の姿1つ捉えることすらできてはいないではないか?
対等な立場にでもなったつもりか? 愚かな地球人どもめ!」
どこまでも人を侮蔑したヤプールの言い様。
だが、そんな言葉を聞いたというのに、涼しい顔をして言葉を返す者がいた。
「あら? それでしたら私たちは、
貴方の立っている位置に既に足を踏み入れましたわ」
「なに…? そんなわけがあるか! 愚かな人間め!」
キュアロゼッタの言葉の真意など気にせず、粋がるヤプール。
そんなヤプールを問い詰める様に、キュアダイヤモンドが指摘する。
「気付いてないの?
さっきからみんな、貴方のいる方に向かって声をかけていることに。
今の私達には、うっすらとだけど貴方の姿が見えているわ!」
その指摘でヤプールは気づいた!
キュアエースが再び変身してから先、プリキュア達はずっと同じ方向に向いて叫んでいたことに。そしてその方向には、異空間に身を潜めている自分達がいることに。
また、憤りの言葉をぶつけるのに頭がいっぱいで違和感を感じていなかったが、プリキュア達も何処からか聞こえる声に耳を傾けるという感じではなく、前を見据えて言葉を受け止めていた。
言葉のやり取りは、プリキュア達がこの星に来た当初とは明らかに変わっていた。
自分たちだけが一方的に相手の姿が見える状況は、既に変化していたのだ。
その事を認識し、狼狽した声をあげるヤプール。
「ば、ばかな…?
そんなことが…?」
その時! あの声がまた響いてきた!!
「分からないのか、ヤプール!?」
「その声!? 貴様っ!!」
マイナス宇宙の夜空に、あの3人の光の巨人の姿が浮かび上がった。
「私達は先程、彼女達を復活させる為に光のエネルギーを与えた」
「そのエネルギーが、彼女達にマイナスエネルギーを感じ取らせる力を増大させたんだ」
「もっともこの娘さん達が万全の状態なら、自分たちの愛の力で貴様の気配など容易く感じ取ることも出来たかも知れんがね。
お節介ついでだ。私達にも手伝わせてくれ、プリキュア!」
風来坊の巨人がそう言ったのを合図に、3人の巨人が光を放つ。
その光は、プリキュア達が見ている方角、つまりヤプールが隠れている位置に向かって進んでいく。
次の瞬間、その空間にヤプールと配下の姿がくっきりと浮かんだ!!
「おのれ~~!! 〝ウルトラ兄弟〟め~~~!!!!!」
「アレがヤプール!?」
「見えるよ! 貴方の姿がハッキリと!」
「さあ、終わりにしましょう!」
光の巨人たちの力を借り、遂にヤプールの姿を捉えたドキドキ!プリキュア。
決着の時は近い―
続く。
(続きはこちら)
(2019年6月27日追記。画像を追加しました)
「分からないのか、ヤプール!?」
「その声!? 貴様っ!!」
マイナス宇宙の夜空に、あの3人の光の巨人の姿が浮かび上がった。
「私達は先程、彼女達を復活させる為に光のエネルギーを与えた」
「そのエネルギーが、彼女達にマイナスエネルギーを感じ取らせる力を増大させたんだ」
「もっともこの娘さん達が万全の状態なら、自分たちの愛の力で貴様の気配など容易く感じ取ることも出来たかも知れんがね。
お節介ついでだ。私達にも手伝わせてくれ、プリキュア!」
風来坊の巨人がそう言ったのを合図に、3人の巨人が光を放つ。
その光は、プリキュア達が見ている方角、つまりヤプールが隠れている位置に向かって進んでいく。
次の瞬間、その空間にヤプールと配下の姿がくっきりと浮かんだ!!
「おのれ~~!! 〝ウルトラ兄弟〟め~~~!!!!!」
「アレがヤプール!?」
「見えるよ! 貴方の姿がハッキリと!」
「さあ、終わりにしましょう!」
光の巨人たちの力を借り、遂にヤプールの姿を捉えたドキドキ!プリキュア。
決着の時は近い―
続く。
(続きはこちら)
(2019年6月27日追記。画像を追加しました)
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