CANDY TIME

祝・開設15周年!!

大ピンチ!? 囚われたプリキュア!

2017.05.13 (Sat) Category : S.H.Figuarts(プリキュア)

昨日に引き続き、『ドキドキ!プリキュア』S.H.Figuarts.を使ったお話です。


<前回のあらすじ>
助けを求める声邪悪な気配を感じて変身したドキドキ!プリキュアの4人は、気が付いたら何故か謎の暗黒惑星にいた。
手掛かりになりそうな物を探す4人が見つけたのは、5本の十字架だった。
その十字架に自分たちの名が記されていることに訝しがる4人だったが、直後、辺りに発生した冷気に襲われる!?

脱出を試みようと思った矢先、再び助けを呼ぶ声が聞こえてきた!?
仲間たちが次々と倒れていく最中でも、必死に声の主を探すキュアハート
だが、その声の主こそが、彼女達を罠に陥れた張本人だった!!
邪悪さを剥き出しにした言葉を投げかけられ、
遂にキュアハートまで力尽きるのだった……




ここから本編です。


力尽きたプリキュアに、何と十字架の方が近づいて行く!?

そしてその十字架に引き寄せられるように、プリキュアが浮かび上がる。


そして…





キュアハート
だけではない。キュアソードキュアロゼッタキュアダイヤモンド次々に十字架に囚われていく。





4人全員の拘束が完了し、5本の十字架はまたも移動


弄ぶかのように、整然と並ぶ5本の十字架


伝説の戦士プリキュアは今、悪魔の手に落ちたのだ!!
 


(ここからは5月14日~16日に書いています)

捕らえられたドキドキ!プリキュアに向け、またあの悪魔の声が聞こえてきた。

「フフフフフフフフ…。ゴルゴダの星へ遠路はるばる。プリキュアの者たちよ!」

「! その声はさっきの…!?」

プリキュアを捕らえたという事実に満足したのか、謎の声は愉快そうに喋る。

「見ろ! プリキュアの弱点は低い温度。十字架に仕掛けられた冷凍装置は間もなく、マイナス273℃の絶対温度に近づく!」
(※正しくは「絶対零度」と呼ぶべきでしょうが、この台詞の元ネタは70年代の作品なので、当時あまり浸透していなかった言葉は避けたものだと思われます)

「…絶対零度がプリキュアの弱点? 大概の生物はそうでしょ!」
「むしろランスちゃん達が頑張ってくれているからこそ、絶対零度の中でも私達はかろうじて耐えられているのですわ!」

ダイヤモンドやロゼッタのツッコミなど意に介さず、謎の声の独白は続く。

「ドキドキ!プリキュアの処刑は、間もなく始まるぞ! フハハハハハ…!!!」

「それがあなたの目的? でも、何故そんなことを!?」

「我々ヤプールが新たに計画した地球侵略に、お前たちの存在邪魔なのだ!」

ヤプール…?」

謎の声の主が、ヤプールと名乗る存在だと知ったキュアハート


「それだけではない! 見ろ!」

ヤプールが声をあげると、その場に金色の甲冑に包まれた異次元超人が現れた!




「超人ドキドキキラー! フフフフフフフフ…」

ドキドキキラーと呼ばれた超人は、プリキュア達の十字架に向け移動する。


キュアダイヤモンドトゥインクルダイヤモンドをドキドキキラーに移せ!」

キュアハートマイ・スイートハートをドキドキキラーに与えよ!」

キュアロゼッタロゼッタウォールをドキドキキラーに移せ!」

ヤプールの号令通り、次々とプリキュア達のエネルギーが奪われていく!?

キュアソードラブリーインカムをドキドキキラーに移せ!」

(なんで私だけ技じゃないの…?)


4人全員からエネルギーを奪わせ、ヤプールは改めてドキドキキラーに命じる。

「起きよ! ドキドキキラー!」

「ドキドキキラーよ。我々ヤプールは今お前にドキドキ!プリキュアのエネルギーと武器を与えた。お前の力はドキドキ!プリキュアの力だ!
お前と戦うことになる侵略の邪魔者は、ドキドキ!プリキュアを相手に戦うのと等しい。
その結果がどうなるか、いま目の前で見せてやる!」



エースを出せぃ!」


えっ…!?



驚く4人の前に現れたのは――





「驚いたか、ドキドキ!プリキュア。我々ヤプールの科学をもってすれば、エースの1人や2人作り出すことなど屁もないことなのだ!」


「あれがエース…? あの顔…! きっと正義の味方だよ!」
「そうね。それにあの頭の形は、どこか高貴な感じがする」
「でも、よく見て下さい。メカの部品みたいな厳ついリングが体のあちこちに付いてますわ」
「さしずめ、本物の正義の味方の姿をコピーしたロボット、ってトコじゃないかな?」
「エースの…ロボット。エースロボットさん


「よーく見るがいい、ドキドキ!プリキュア。お前達の力で、エースが八つ裂きにされるサマを!」

 「戦え!」

ヤプールに命じられ、2体の超人が激突する。

エースロボットのパンチだ!

ガチン!

ドキドキキラーの硬い装甲には通じなかった!?

「ドキドキキラー、ロゼッタウォールだ!」



ガンッ

ドタッ


トゥインクルダイヤモンド!





カチ コチ


『~SONGBIRD~』!」



ワン、ツー、スリー、フォー、フラーーーイ♪

ボンッ


それは、目を覆うばかりの凄惨な戦いだった。
今まで幾多のジコチューたちを浄化してきたドキドキ!プリキュアたちの武器が、今! 彼女らの知らない宇宙ヒーローの偽者ロボットを倒す為に使われようとしていた。


「もうやめて! ヤプールの人!!」
「そうよ! 私たちの力をそんなことに使わないで!」
「私の歌は、誰かを傷つける為にあるんじゃないわ!」
「貴方のしている事は間違っています!」



「それだけじゃないよ…」


「キュアハート?」


「いま分かったよ。あたしに『助けて』って言ってきたのは、エースロボットさんだって!」
えっ…!?
「聞こえたよ、あなたの声が。こんな実験台みたいに扱われるのがイヤだって思いが!」


「がんばって! エースロボットさん!!」
「そうですわ!」「立って!」「負けないで!」


 その時、奇跡は起こった!?


キュアハート達の声が心に響いたのか、エースロボットは立ち上がった!

テェェェェェィ!

そして何と! 起死回生となる光線を放つのだった!!

ピーーーーーー


ドカンッ





だが―
 



「フハハハハハ… 想定以上のエネルギーだったが、ドキドキキラーには通じなかったようだな。そろそろ、この見世物もおしまいだ!
  やれ、ドキドキキラー!」


「やめてぇぇぇぇっ!!」

だが、ヤプールはキュアハートの言葉に耳を貸すことなどない。
キュアハートの願いも虚しく…


マイ・スイートハート!!」









ドッカーーーーンッ!!!!

「ああああああああ!?」

「テスト終了! …フハハハハハハハハハハ!!」


非情な悪魔のデモンストレーションは終わった。
はたして、ドキドキ!プリキュアの運命は?
地球はどうなってしまうというのだろうか?


続く。


(この続きは、5月19日の記事でお見せする予定です)

(5月20日追記。続きはこちら
(7月20日追記。本文を一部修正しました)

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Title : プリキュアの磔

始めまして、私はハートキャッチプリキュアとドキドキプリキュアのSHフィギュアとエースロボットとゴルゴダ星セットとエースキラーを購入をして画像と同じ様に再現をして楽しんでます、プリキュアの磔シーンは萌え萌えで最高ですよね、楽しい画像を見せてくださいましてありがとうございます。

石川実 2021.08.30 (Mon) 23:07 編集

Title : 無題

石川さん、はじめまして。
当ブログをご覧になって下さった上、コメントまでいただき、本当にありがとうございます。

この記事はS.H.Figuarts.キュアエースの紹介がてら、エース繋がりで『ウルトラマンA』のパロディみたいな事をやってみたものです。
幸い好評だったようで多くの方々からコメントを頂け、私にとっても思い出深い記事です。
数年経った今も、拍手ボタンを押していただけたり今回みたいにコメントをいただけたりで、やってよかったと本当に思います。

よろしかったらこれからも是非、当ブログをチェックしてみて下さい。

CANDY 2021.08.31 (Tue) 00:18 編集

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