CANDY TIME

「大丈夫、キュアハート？」
「ゴメン、キュアダイヤモンド。あのカエルさんの声がレジーナみたいに聞こえて…」
「しっかりして！　アレのどこがレジーナよ？」
「シャルルも騙されたケル？」
「だって、ホントにレジーナの姿に見えていたシャル…」


「イタタ…。キュアダイヤモンドが援軍に来るとは…
まさに、白熱のバトルフィールド。
ここはオデッサかジャブローでありますか？」


「しかし、キュアダイヤモンド殿。
　我が輩はキュアダイヤモンド殿の弱点もよ～く知ってるであります！」
「何ですって！？」「気をつけて、六花！」


「我が輩の目を見ろ…であります！　アイビーム！！」

またも『グ○ーンマン』の歌の歌詞みたいな台詞と共に、輝く謎の異星人の両目！
キュアダイヤモンドの心に SENRITU が走る！



「ほ～～れほれ、
カエルさんだケロ～～！」
ここぞとばかり、自分はカエルだとアピールする謎の異星人。
この行動に何の意味が？


「ふざけてるの！？
　いくら私がカエル好きだか…らって……」
「六花？」

そう。『ドキドキ』本編をよく見てた方ならご存じだと思いますが、六花（＝キュアダイヤモンド）は部屋にカエルグッズを集めるほどのカエル好きです。
それもキャラクターグッズのデザインみたいなデフォルトされたカエルだけでなく、本物のカエルも好きという大のカエル好き。
その六花が、謎の異星人の姿はカエルだと認識してしまった！？


「ダメ！　あの姿に惑わされちゃ！」「そうケル、六花！」
「まあまあそう言わず、我が輩の姿をよく見てほしいであります。お友達になろうであります」
「くっ…。そんなこと言って、私を惑わせようとしてもムダなんだから！」
「そうケル！　お前なんか、お呼びじゃないケル！」
「我が輩、ホントはキュアダイヤモンド殿と仲良くしたいであります。信じてほしいであります」



「そ、そうね。まずは話し合いからよね？」
「六花が堕ちたケルーーーッ！？」

「ククク…。ここらで仕上げであります」
謎の異星人のひとり言に気づかないキュアダイヤモンド（とラケル）


「友好の証に、このパペットを差し上げるであります！」


「わあ～、パペットだぁ～♡」
「しっかりするケル、六花！　アイツはマナとシャルルをヒドイ目に遭わせた奴ケル！」
「大丈夫、マナも分かってくれるわ。いつもマナが言ってるじゃない。
『手と手を握ればお友達！』だって！」
「六花～～！？」


危ない！?
謎の異星人は、この瞬間を狙っていたのだ！！

 「トチ狂って、お友達にでもなりに来たのかい？ …であります！！」



ドッカ～～ン！！


「きゃああっ！！」


健闘(?)虚しく、キュアダイヤモンドも敗れてしまった…



「ごめん、キュアハート…」
「ううん、キュアダイヤモンドは悪くないよ！　だって、あのカエルさんと分かり合おうとしたもん！」
「その結果がこれシャル…」
「ボクは止めたのに、ケル…」


謎の異星人に囚われたキュアハートとダイヤモンド。
はたして2人はどうなる？

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