CANDY TIME

今回はガンダムジェミナス01を紹介。
OZX-GU01A ガンダムジェミナス01
1997年にプラモデルと漫画で展開された『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』の前半の主役機です。
『G-UNIT』はその名の通り、1995年放送の『新機動戦記ガンダムW』の外伝に当たります。『W』劇中の同時期・別の場所で起こったエピソードです。
「ジェミナス」とは「双子座」を指し、劇中では同型色違いの兄弟機「ガンダムジェミナス02」も登場します。(尚、その02も次弾の「#19」に収録されます。やった！)
01には主人公のアディン・バーネットが、02には兄のオデル・バーネットが搭乗。
機体番号と兄弟の順が逆ですが、後から完成した02には試験段階の新システムが搭載されてたり、より難易度の高い試験が行われていたので、腕のいい方を乗せたと思われます。
まあ、弟思いのオデル兄さんがアディンに1番機を譲ってあげたのかも知れませんが。

いろんな角度から。
主人公機らしく、主役ガンダムに多いトリコロールカラーで塗り分けられたカラーリング。
肩や頭部のトンガリ具合が「A.C(アフターコロニー)」の世界のメカらしい、かも？

頭部
残念ながら、ガンダム伝統のバルカン砲は装備されていません。
逆説的にいえば、コンセプトが違っても全機バルカン砲(又はそれに類するマシンキャノン)を装備している「オペレーション・メテオ」のガンダムタイプとは全く異なることの証といえるかも。

バックパック
格闘装備であるビームソードのグリップがマウントされています。
これまたガンダム伝統の装備ですが、初代ガンダムと同じ「ランドセルに2本刺し」の機体は意外と少ないです。


ここからは武器を装備させます。

アクセラレートライフル
ジェミナスの持つビームライフル。
最大の特徴は、通常の射撃だけでなく、エネルギーをチャージして放つ「ハイパーショット」なる溜め撃ちもできること。
Ζガンダムの持つハイパー・メガ・ランチャーと同じ仕様です。もっともハイメガランチャーはあまり溜め撃ちしたことないけど。
ウイングガンダムのバスター・ライフルも本来は「最大出力での弾数は3発」なので威力の調整ができると思うのですが、Ζガンダムとは逆に劇中では最大出力でしか撃ってないような気が。しかも、弾切れ前に使い捨てしてるイメージすらあったり。
それはともかく、『G-UNIT』当時は格闘ゲームがブームで、通常必殺技の上位版に超必殺技があったりしたから、コミックボンボンの読者はわりとすんなり受け入れたと思います。

G-UNITシールド
カッコいい名前とデザインの盾。
硬いだけでなくビーム対策のフィールドを発生させるという、防御に重きを置いた盾です。

この他の特徴として、
全身各部がユニット化されているので、組み替えることで仕様変更が容易なこと。
後の『機動戦士ガンダムAGE』の3世代のガンダムや、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のコアガンダムに受け継がれたといえるかも。
あと「PXシステム」というシステムが搭載されており、リミッター解除することでパイロットへの負荷が増大するものの機体速度を大幅に高めることもできます。
機体が戦闘中にパワーアップするという要素は他の『ガンダムシリーズ』にも登場しますが、パイロットのアディンが熱血漢かつ無鉄砲なキャラなので、作劇と実にマッチしてました。

付属の台座にセット。
無くても安定して立たせられますが、飾るのなら使った方がいいでしょう。


今回はここまで。
他の機体は別記事紹介する予定です。
以上、食玩「FW GUNDAM CONVERGE #18」ガンダムジェミナス01でした！！


(3月21日追記。本文に手を加えました)

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