CANDY TIME

「それで、このジムⅡは一体？　HGUCではなく、『Ζガンダム』の旧キットの1/144だということは分かるのですが(°o°)?」
「うむ。これはな、このCANDYが子供の頃に作った物なのだ。歴戦の勇士と呼んでやりたいところだが、単に経年劣化しているだけです(^3^;)」
「それで作りが甘いんですね？(・_・）」
「うん。筆塗りなんだけど、恐ろしいことにリターダーどころか、薄め液の希釈も行っていないという(^u^;)>」
「簡単にいうと、揮発して濃くなってる塗料だから、思いっきりムラになったり筆跡が残っているわけですね(^_^;)？」
「そうなのよ。子供だったからさっさと仕上げることしか頭になく、渇きが遅くなるリターダーという物が何のために存在してるのかさっぱり分からなかった(^w^;)v」
「筆塗装だと筆を走らせている間に塗料が乾いて、それがムラの原因になる。だからリターダーが必要になるわけですよね」
「で、少しでもムラを無くす為に、塗料は薄めて数回重ね塗り。もちろん重ねるのは乾いてからで、塗る方向は90°ずつ変えていく（縦横を交互に）、と。メチャクチャ時間がかかるから、子供は待てないよ！　接着でも時間がかかるわけだし」
「ひょっとして、返し筆もやってたと？」
「バリバリにやってました！　ついでに、ムラを消す為にベタ塗りです。元から濃い塗料をな♪」
「（綺麗に仕上げたいなら）やっちゃいけないことだらけですな…(~~;)」


「あと、CANDYさんが家を出た後で実家の引っ越しがあったので、その際のごたごたでパーツの欠品があるのよ(-_-;)」
「そういえば、頭部のアンテナが無いですね？」
「ジムⅡの特徴なのにな。そのせいで、頭部だけ見たらジムに見えてしまう(>_<)
　バックパックのビームサーベルのグリップは残っていたけど、4つあったバーニアはもう1つしか残っていねぇ！」
「↑の背面画像だと分かりづらいですけど、そんな風になっているんですね(^_^;)?」
「もっとも、私が仮に荷物を扱っていても破損していた可能性はあるし、そもそもちゃんと置いといてもらってたので、文句は無いけどな。経年劣化でどのみち壊れていたかも知れないし」
「パーツ注文という手もありますけど、自力でリペアも何とかできそうですね。バーニアなんて、市販品パーツに置き換える手もあるわけですし」
「うむ(^^)」


「ところでこのキットは、パッケージには胸部やつま先が赤の連邦軍仕様が描かれていますが、どうして先輩はエゥーゴ仕様のカラーリングにしたんですか？」
「あ、それはな。シールドの十字マークを赤と黄色で塗り分けるのがメンドーだったからだ。エゥーゴ仕様ならマルーンで塗りつぶすだけだし」

「そんな手抜きな理由だったんですか(^^;)」
「手抜きっていうけどな。このキットって白一色の成型色なのよ？　だから、シールドの淵の部分の白に色が着かないように気をつけて塗装したりはした」
「なるほど。アレ？　じゃあ、別に全塗装ではないのですね？」
「うん。ついでにいうと、混色も苦手だったから、買ってきた塗料をそのまま塗っている。何％とか黒少量とか、混ぜるの苦手だったのよ～(^3^;)」
「まあ薄め液使ってませんから、もし混ぜてたとしてもどんどんドロドロになっていたでしょうけどね(-o-;)」



 「そういえば、胴体の接着が弱くなったのか、もともと甘かったのか、ともかく外れてしまった」

「おお！　旧キットでよく見られる、胴体を前後で挟む「モナカ構造」だ(°o°)！！」
「腕部は後から付けられるから、まだ作りやすい方だけどな」
「でも、頭部と脚部は胴体に組み込まなくてはいけないという(^_^;)」
「きれいに剥がれたので、調整がし易くなったのはケガの巧妙だ。↑みたいなライフルを構えているポーズも出来たし」
「これぐらいなら、何とか直せそうですね？」
「もう塗装しちゃってるから、瞬着を点付けするのがいいかなぁ？」



「今回は珍しく、プラモについて語りましたね」
「まあ、基本的なことを知らなかったというだけの懐かし話だけど(^3^;)>」

「このジムⅡは今後、修理とかするんですか(・_・)？」
「昔の未熟さも含めて思い出だと思うんだけど、胴体の接着が剥がれたのだけは直したいかな。あと、上記のバーニアとアンテナも」
「あまり手を加えると、新品買ってきた方が安くつきますからね(^^;)」

「今の技量で新たに一から作って、作り比べとかしてみたいとも思う。

　…筆塗装だと、あまりレベルアップしてないと思うが(-_-;)」

「ガンダムマーカーとかもありますし、昔よりは塗装しやすいかも知れませんよ(・o・)？」

「そうだな。

　では、今回はこの辺りで(^^)/」

「1/144 ジムⅡでした(^^)/」

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