CANDY TIME

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教室製作中

2016.11.12 (Sat) Category : 模型(その他)

(本文は11月15日、17日、19日、20日に書いています)
ただ今、教室の模型を作っています。
作っているのは、「想い出横町シリーズ」「新教室」という物。2013年の5月30日に紹介した「1/12 ガーデンテーブル&チェアーセット」と同じCobaanii mokei工房の商品です。
「想い出横町シリーズ」は、昭和初期~中期辺りの生活用品や部屋を再現した紙製木製の模型で、特に学校関係のアイテムが充実。その中に「昭和の教室」という物があるのですが、その「昭和の教室」の部品を一部変更して現代風の教室にした物が今回の「新教室」です。なので「想い出横町シリーズ」に属しながら、あまりレトロな感じがしないアイテムです。
なお「昭和の教室」(定価3,800円(税抜))と違って木製パーツが無く紙製部品オンリーな為か、値段が少し安くなってます。(定価3,200円(税抜))

 一番上の画像が商品の売られている状態で、ビニール袋の中に複数の厚紙が入っている構成。厚紙の枚数が多いのでそれなりの厚さはありますが、完成する物のサイズから考えると非常にコンパクト。
その厚紙にはレーザーカットが施されており、それらを切り離すことで部品となります。Cobaanii mokei工房の製品だけあり、切り口は非常にシャープ。また、厚紙の色は茶色や薄茶色、ピンク、深緑などとなっており、色を塗らなくても充分です。

そんなわけで、各パーツの部品としての出来はすこぶる良いのですが…


大変なのは、その組み立て
ペーパークラフトなので、基本ボンドで貼りつけていくのですが、慣れてないのでそれがもう大変(-_-;)

これは黒板です。
黒板の下の部分(チョーク&黒板消し用のレール)は、ノリしろが殆どない薄くて細長い2枚の板L字型に貼り合わせて作ります。接触部分の全体を満遍なくくっつけるだけでも大変なのに、垂直を取らねばならず、しかも細長いからボンドがくっつくまで押さえているのも大変でした。
それが出来たら、今度は黒板下部とくっつけるわけですが、やはりL字型に貼り合わせねばならず、もうくっついてる2枚の板の方が歪まないように押さえなくてはならなかったので、もう大変。
これは黒板の裏面
幸いというか、黒板とレールのはめ合わせ用の凹凸部があったので、位置取りの難易度は低めでした。
黒板の側面。
見ての通り、黒板自体(緑の部分)はかなり薄めです。

壁の電気スイッチ
2枚の厚紙を重ねて貼り合わせて「山」の字型の物を作り、それに銀色の薄紙をはめ込みます。
これでスイッチとその周りの部分が完成します。「山」の字型の厚紙2枚を重ねる時、ズレないようにするのが大変でした。
裏面。
今回、重宝したのが爪楊枝。なるべく塗布面全体にムラなくボンドを塗りたいですから、ボンドを薄く伸ばす際にヘラ代わりに使いました。スイッチの「山」の字型の凹んでいる所にボンドを塗る際にも、役に立ちました。

教室の戸の窓
窓ガラスは透明プラ板で再現。
大変なのは、その周りを銀色の薄紙を貼って窓枠にするコトでした。しかも、裏表両面
細い銀の枠の裏にボンドを塗り、それをズレないようにプラ板にピタっと貼る。頑張りましたが、ボンドがちょっとはみ出しました(>_<) 乾いた後で爪楊枝で擦り落としましたが、ちょっと残ってしまった…

教室の入り口部分の柱。
戸の上に取り付けます。
厚さを出す為、同じ物を2枚貼りつけるのですが、やはりズレないようにするのが大変。更に、それに少し小さい板を貼り付けます。
3枚重ねた物。
1枚だけ幅が小さいのは、壁に取り付けた際に戸のレールにする関係です。
1つだけ小さい方を壁に向けて接着し、その下を戸が通るようにします。手前2枚は戸が前に倒れないようにするストッパーとなります。3枚をズレなく重ねるのも大変ですが、貼り付けで塗ったボンドの分だけ厚みが増したり、はみ出たボンドがレールとなる部分に出てきたりで、後で修正するのも大変でした。

です。
やはり厚さを増す為に2枚の貼り合わせがありました。ズレると窓ガラスやレールへの設置が上手くいかなくなるので、かなり緊張。
あと、取っ手の部分は凹んでおり、そこに銀紙を貼りつけます。例によって爪楊枝でボンドを塗ったのですが、塗装するのもアリかも知れない。

黒板側の壁貼りつける物。
壁自体も厚さを増す為に、裏に黒色の厚紙を重ね貼りしてます。やたらデカいから、塗布面が広過ぎです。
ピンク色の部品黒板の下に貼りつけます。華やかな雰囲気になりますが、シックな感じがいいのならあえて貼らないのもアリかと。

黒板を壁に貼り付けたところ。
レールに凸、壁に凹があってハメ込めるので、位置取りはラク。後はたっぷりボンドを塗って、ガッチリ貼り付けます。画像だと思いっきりボンドがはみ出してますが、どうせこの後ピンクの壁を貼りつけるので、気にしない気にしない。
黒板の→の穴は、スイッチを取り付ける部分です。

茶色のパーツを並べたところ。
実物の教室や黒板だと、木製の部分ですね。
壁や黒板とキッチリ合わせる為、貼り付け前に何度も位置合わせし、1つ1つ貼りつけていきました。

床パーツ。
台座となる黒色パーツの上に、床の格子模様が入ったパーツを重ねます。本来は貼りつけるのですが、私はやってません。
形は四角ではなく、角の1つが曲線状になっています。教室の右前方の風景を切り抜いた模型なので、単品の商品としてはこれで正解ですが、拡張性は一切考えられてないことも分かり、ちょっとションボリ。複数集めて組み合わせたら教室全体が完成する、みたいなのがよかったなぁ…

 製作途中の画像。
黒板側の壁に、いろいろと部品が付いてきました。


黒板側の壁、完成!
ピンクの壁には、更に柱パーツを貼ってます。
↓に床と組み合わせる用の凸部分があるのが分かるでしょうか。それを床の穴に差し込みます。
これで位置決め、固定はラクチン♪ …と思いきや、壁が反っているのか、上からまっすぐ刺し込もうとしても上手く入りません。結局、床の穴を丸ヤスリを使って少し広げ、それで何とか入るようにしました。
もう1枚。
→に戸側の壁と組み合わせる用の部分があり、ここにボンドを塗って、壁2つを垂直に貼り合わせます。(分解できなくなるので、私はやってませんが)

こんな感じで、2つの壁を組み合わせます。


戸側の壁です。
その壁と戸、柱を並べてみました。

壁の側面。
裏に黒い壁を重ねて、厚みを増してるのが分かります。


戸と柱。
柱は戸のレールも兼ねているのですが、ボンドがはみ出てて、これでは戸を開閉するときにガタガタきそう。はみ出し部分や位置が下にズレてる所は、デザインナイフで削り落として調整しました。

この後、戸と壁と床を仮置きして、レールの柱の貼り付け位置をチェック。
戸がちゃんと開閉できそうか試した後、柱を貼りつけました。

私が貼り付けを行ったのは以上です。
ホントは床と台座を貼りつけ、黒板側の壁と床をはめ合わせてから接着。更に、戸を挟みつつもう1枚の壁をセットし、床や黒板側の壁と貼り付けるのですが、それだとバラせなくなるのでやってません。バラす気がない人は、接着して3面をガッチリ固定しましょう。

今回いろいろと組み立てが大変でしたが、説明書でも推奨されてるタミヤのクラフトボンドの性能がよくて何とかなりました。短時間でもかなり強力に固めてくれるので、スムーズに作業することができました。(さすがに時間を置いた方がよさそうな箇所は、一晩置いておいたりもしましたが)
あと、この商品をキッチリきれいに作るのはかなり難しいです。でも多少ヘンなトコが出来ても気にしないなら、根気さえあれば誰でも作れます。あ、接着剤はいいのを用意してね♪
接着剤のはみ出しや汚れ、歪みなんかは実物にだってあるから、却ってリアルだ。シビアに作るのもいいけど、気楽に作ってみようぜ♪

組み立ての話が長くなったので、完成品この次の記事でお見せします。

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