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宇宙にかける友情

2012.06.15 (Fri) Category : アニメ(『ゴッドマーズ』)

(本文は6月21日に書いています)

日テレプラスHDで放送されている『六神合体ゴッドマーズ』、この前の放送は第41話と第42話でした。
(見たのが先々週の金曜深夜で、一応メモ書きしましたが記憶間違いはあると思います(^^;))


ようやくケレス襲撃の疑いが晴れたタケルは、クラッシャー隊の仲間達と共にフローレの元へ向かいます。
しかし海賊達のリーダーのガッシュは、マルメロ星の人間の手で勝利を掴まなければ何の意味もないと、タケルの申し出を拒否します。
秘密基地だった小惑星ノバを失い、もはや帰る場所は2連星のマルメロ星しかなくなった海賊達。
頑ななガッシュの心に、タケルの言葉は届くのでしょうか・・・?


まずは第41話。

ギロン総統のにせゴッドマーズ作戦で、地球の敵扱いされてしまったタケル。
クラッシャー隊のメンバーは、分離したコスモクラッシャー3機を駆り、太陽系の各地を調査していました。
タケルの無実の証拠を探すためです。
しかし、未だ何の手がかりも掴めず。
「何とか彼らの友情が、報われるようにしてやりたい・・・」
ケレスにいるケンジ司令も、気持ちは同じでした。


そのタケルは、今もフローレ達マイナス超能力者と合流できずにいました。
彼らがいると思われる小惑星帯で、ガッシュやフローレに呼びかけます。
しかし返事は無く、タケルはガイヤーを小惑星の1つに着陸させます。
すると、その小惑星の表面からフローレが顔を出しました!?
タケルが着陸した小惑星が、ノバだったのです。
ようやくフローレ達と会えて、安堵の表情を浮かべるタケル。


一方、冥王星の基地に赴いたナオト。
そこで見た、自動観察装置の映像に映っていたのは・・・
にせゴッドマーズと戦うゴッドマーズの姿でした!
遂に証拠映像が見つかりました!!
「ただちに地球に送って下さい!」
ナオトの言葉を受け、所員がこの映像を地球にいる大塚長官の下へと送ります。

大塚長官は送られてきた映像を議会で流し、偽者の存在が証明されたのでタケルは無実だと訴えます。
それでもなお、タケルがプラス超能力者ということで危険視する議員もいます。
しかしマルメロ星のギロン総統は、地球がタケルを追放した今も攻撃をしてきています。
大塚長官は「タケルがいない方が、マルメロ星にとってむしろ都合がいい」と指摘した後、あらためてタケルがどういう人間なのかを伝えます。
「タケルは既に地球人なのです!」
大塚長官の必死な訴えが、会議出席者達の心を動かします。


ノバの中に招き入れられたタケル。
ノバのドッグでは、マルメロ星への出発準備が進められていました。
自分も手伝うというタケルに、ガッシュは拒否する言葉を言います。
「マーズ! お前の力は借りん!」
そんなガッシュにフローレは、自分達に関わったことで地球を追放された身ながらもタケルは来てくれたと諭します。
ガッシュも、タケルが地球を追放されたことを気の毒には思っています。
しかし、マルメロ星を解放するのに地球の者であるタケルの手を借りないと、聞く耳持ちません。

その時、レーダーに反応が!?
マルメロ星の軍が、ノバに近づいて来ています!?
「しまった!? やはりつけられていたのか!?」
タケルは、自分が尾行されていたのだと気付き、責任を感じます。
「ガッシュ! 俺の為にすまない! 俺が食い止める間に行ってくれ!」
そう言って、ガイヤーに乗ろうと飛び出していくタケル。
ガッシュ達も、宇宙船団の発進準備を終わらます。

ノバに迫ってくるマルメロ星の宇宙戦闘機部隊を迎え撃つため、まずはフロンティア号が出撃。
フロンティアが部隊を蹴散らしているスキに、他の宇宙船団も出航していきます。
しかし敵の数が多く、船団の一部は破壊されてしまいました。
「ああ・・・!!」
犠牲が出たことに心を痛めるフローレ。

「ガイヤー!!」
ようやくガイヤーに乗り込んだタケルは、パンチで戦闘機を撃墜していきます。

しかし敵の圧倒的火力を受け続け、海賊達の住みかだったノバが爆発しました!!
意気消沈するマイナス超能力者たち。
「やったぞ! ノバを沈めた!!」
対称的に、敵司令官は興奮気味に叫びました。

「五神ロボ、来い!!」
タケルはスフィンクスら5体を呼び寄せます。
五神ロボは、次々に戦闘機を倒していきます。(とういか、敵がロボにぶつかって爆発していくとう感じでしたが(^^;))
「フローレ、今のうちに早く!」
「ありがとう、タケル!」
タケルが敵を引きつけていてくれる間に離脱する宇宙船団。
「マイナスの同志よ! ノバは破壊された!!
 我々にはもう、帰る場所はマルメロ星しかない!!」
ガッシュは仲間達に、後戻りできなくなった状況での更なる奮起を促します。


その頃クラッシャー隊のメンバーは、コスモに乗ってタケルを探していました。
その彼らの行く手に戦闘反応が?
そこでは・・・

六神ロボは、戦闘機部隊を全滅させました。
「おのれ、マーズ!!」
そして、戦艦も爆発を起こしました。
ゴッドマーズの合体せずに倒される敵司令官も珍しいです(^_^;)


一方マルメロ星では、ギロンが海賊討伐隊全滅の報告を受けます。
ノバの爆発は成功したものの、宇宙船団のほとんどが脱出に成功。
「いよいよ来るつもりか・・・」
不吉な夢と同じく、フローレが海賊達と手を組んでマルメロ星にやって来る。
フローレの思惑どおりにはさせんと、出撃命令を下すギロン。


戦闘終了後、クラッシャー隊と合流したタケル。
「俺が・・・クラッシャーに復帰?」
ナオトが無実の証拠を見つけてくれたことを知ったタケル。
「ナオト。ありがとう・・・」
「よせやい」
テレくさそうな顔のナオトは、これはみんなの協力があってこそだと言います。
あらためてみんなに礼を言うタケルに、ミカはクラッシャー隊の制服を渡します。
ようやく軍に復帰できたものの、タケルはマルメロ星に向かうと言います。
「俺は、宇宙平和の架け橋となる!」
そんなタケルに、ナオト達も着いて行くと言います。
「1人にはさせないぜ!」
心強い仲間達と共に、再びマルメロ星を目指すタケル。
六神ロボとコスモクラッシャーは、遥かマルメロ星に向けて発進しました。


一方、ガッシュとフローレ率いるマイナス超能力者の船団は、マルメロ星のすぐ傍の宙域にまで辿り着きました。
「あれが俺達の故郷、マルメロ星だ!」
眼下に見える星を指し示しながら、同志達を鼓舞するガッシュ。

しかし、そこに敵部隊が出現!!
フロンティアが先行して敵機を引きつけますが、船団にも被害が出ます。
そこへ、コスモクラッシャーとガイヤーが駆けつけ、次々と戦闘機を撃墜していきます。
「来てくれたのね! ありがとう!」
タケルの救援を喜ぶフローラ。

新手の出現に、敵司令官はエスパーロボの出撃命令をくだします。
戦艦から分離したパーツが合体して、エスパーロボに。
ガイヤーに襲い掛かるエスパーロボは、超能力ビーム(?)でガイヤーを拘束します。
そうこうしている間にも、船団の宇宙船が次々に被弾し、沈んでいきます。
しかし、その内の1隻が・・・
「ガッシュ! 後を頼む!」
と、被弾した機体でエスパーロボに特攻をかけました!
宇宙船に激突された衝撃で、ガイヤーの拘束を解いてしまうエスパーロボ。

「六神合体!!」
今回もBGMが流れる中ゴッドマーズに合体するのですが、かなり簡略化された合体シーンでした。
「ゴッドファイヤー!!」→「マーズフラッシュ!!」→「ファイナルゴッドマーズ!!」の流れで、エスパーロボを真っ二つ。
あっさり敵を倒しました。
今回の合体シーンは主題歌アレンジBGMが途中の部分から始まりまして、そのBGMが終わるよりも早く戦闘終了。
合体シーンから戦闘終了までの時間の最短記録ではないでしょうか?(^_^;)

「おのれ、マーズ!」と怒る敵司令官でしたが、この宙域の周囲に異常事態が発生したとの報告を聞き、急いで撤退していきました。
どうも宇宙嵐が発生したようで、ガッシュ達もマルメロ星の2連星である〝死の星〟へ逃げ込みます。
様子がおかしいことに気付いたタケル達も避難することになりました。


「死の星」へと降り立ったマイナス超能力者たちは、空の向こうのマルメロ星本星を見つめます。
「ここからなら、マルメロ星が手に取るようだ」
「あなたが決意をした〝死の星〟へ来たのね・・・」

ガッシュとフローレが、この〝死の星〟から立ち上がる決意を新たにしたところで、この回は終わりです。


(続きは後で書きます)


(ここからは6月22日に書いています)

続いて、第42話。

この回からオープニングの映像が変更されました。
懐かしのズール皇帝がいます。
プラモの販促のためでしょうか、バキュームとかのプラモ化されたエスパーロボも登場してます。
当時ゴッドマーズのプラモを買ってた人は、第39話を見てゴッドマーズをもう1つ買って来て、第40話をみてライディーンを買い、この回からのオープニングを見てエスパーロボを買ったりしたのでしょうか?(^o^)
そういえば、東京旅行で買ったゴッドマーズとコールガッチ、まだ作ってません(^^;)>


さて、本編の話に入ります。

六神ロボとコスモクラッシャーは、吹き荒れる嵐の中をマルメロ星本星に突入。
タケル達はガッシュ達が〝死の星〟に避難していることを知らず、本星にいるものだと思っていたからです。
彼らの侵入はマルメロ軍にキャッチされており、戦闘機部隊が迫ってきます。
〝死の星〟でそのことを知ったフローレは、すぐに救援に向かおうというのですが、ガッシュは反対します。
「大事の前だ。それに・・・あの男はこれくらいでやられはしない」
ガッシュらしい「小を殺して大を生かす」という考え方のようでいて、その実ガッシュがタケルの実力を評価していることが分かります。
実際タケル達は、戦闘機部隊を容易く撃破しました。

戦闘終了後、フローレはあらためてテレパシーをタケルに送ります。
フローレ達の居場所を聞き、一向は〝死の星〟に向かいます。

〝死の星〟の大地で、久し振りの対面を果たすフローレとタケル達。
ナミダなどは、大はしゃぎです。
タケルは、クラッシャー隊の仲間達にガッシュを紹介します。
そのガッシュを見て、ミカはボ~ッとしてます。
どうやら一目惚れしたようです。

そんな感じで和気藹々とした雰囲気になったのですが、ガッシュがブチ壊します。
「これは俺達マルメロ星の人間の問題だ! 手を引いてくれ」
マルメロ星の人間だけでやらないと意味がないと言うガッシュに、タケル達もとりつく島がありません。


その頃マルメロ星本星では、マルメロ軍が法王シキールの居場所を探していました。
シキール達も、ガッシュ達と合流する機会を窺っていたのですが・・・


何故ガッシュは、ああも頑ななのか?
そう訊ねるタケル達に、フローレは〝死の星〟の荒れた大地を見せます。
過酷な環境でも、そこで生きるしかなかったマイナス超能力者たち。
彼らの壮絶な過去を知り、ガッシュの強い想いは理解できたのですが・・・
「ギロンに返り討ちにあっては、何にもならない」と言うタケル。
「やられはせん!」
そこへガッシュがやって来ました。
フローレを呼びに来て、タケル達の会話が聞こえたようです。
ガッシュとフローレが去り、残されたタケル達。
「ギロンの勝てる保証は無い」とナオト。
「彼らを見殺しにはできない!」とタケル。
たとえ拒まれても、彼らの思いは決まりました。


一方本星では、バクトールがギロンにシキールの居場所が見つかったと報告します。
「逆らう者は殺せ!」
ギロンの非情な命令が下されました。
マルメロ軍は、シキール達の隠れ場所であるジャングルに爆撃を開始!
次々に基地に乗り込んでくる兵士たち。
そして、遂にシキールは捕らわれました!!

捕らわれたシキールの処刑が明朝行われることを知ったガッシュ達は、フロンティア号で救出に向かうことを決めます。
「シキール様こそ、マルメロ星の平和の象徴だ!」
それを見送るタケルたちでしたが・・・


夜明け。
法王処刑の時が来ました。
その時、処刑の場である基地に霧が発生!
フロンティア号が現れました。
「ガッシュ! 来てはならん!」
これが自分を餌にした罠であることを知っているシキールは叫ぶのですが、ガッシュ達には届きません。
フロンティア号は着陸し、海賊達が次々に飛び出していきます。
そして、迎え撃つ兵士達との戦闘が始まります。
ガッシュ率いる精鋭が、何とかシキールの下へ辿り着きました。
「なぜ来た!? 私などに構うな!」
嘆く法王を救出するガッシュ達。

そのまま法王を連れてフロンティア号へと急ぐのですが・・・
逃げている途中、背後で爆発が起こりました!?
吹き飛ばされたガッシュ達。
法王を助け起こそうとした時、ガッシュは驚愕しました。
巨大な瓦礫の破片が、シキールの背中に突き刺さっていたのです。
重症を負ったシキールを運び、何とかフロンティア号まで逃げ込むガッシュ達。
そのまま逃走しようとするのですが、敵部隊の攻撃を受け、艦は被弾していきます。
(これまでフロンティアがダメージを受ける描写はあまりなかっただけに、追い詰められた絶望感が強いです)
追い討ちをかけるように、指令を出す敵司令官。
「逃がすな! エスパーロボ、追え!」
地中より現れるエスパーロボ!
クロー攻撃で、フロンティア号に大ダメージを与えます。

そこへ、六神ロボとコスモクラッシャーが駆けつけます!
ほってはおけないものの、ガッシュの性格では協力の申し出は断られたます。
だから、彼らがピンチに陥ったら、いつでも駆けつけるように待機していたのでしょう。
「後は引き受けた! 六神合体!!」

今回の合体シーンもBGMが流れました。
簡略化されたバンクでしたが、まあ前回ほどでもありません(^_^;)

コスモクラッシャーのレーザーが戦闘機を撃墜していきます。
ゴッドマーズは、パンチを2発エスパーロボにブチこみます。

フロンティア内では、瀕死の法王にフローレが必死に呼びかけます。
しかし自分の死期を悟った法王は、傍らにいるガッシュに言います。
「ガッシュ、聞きなさい・・・。マーズを・・・マーズを信じるのだ・・・」
ガッシュに心を開くように伝えた後、息を引き取る法王。
しかし、法王の最後の願いは、ガッシュ達の心を動かしました。

「マーズフラッシュ!!」→「ファイナルゴッドマーズ!!」の流れで、上から斬られて大ダメージを受けたエスパーロボ。
そのまま墜落したので、基地は大爆発です(^^;)


〝死の星〟の大地に十字架が打ち立てられ、そこに法王は葬られました。
弔うガッシュ達とタケル達。
「法王様・・・」と涙のフローレ。
ガッシュはタケルに言います。
「マーズ、すまなかった・・・」
法王の死を無駄にしない為にも、ギロンは必ず倒さなくてはならない。
その為にも手を貸してほしいと頼むガッシュ。
法王の残した広い心が、ガッシュ達にも確かに伝わりました。
差し出された手を握るタケル。
打倒ギロンを誓い合うタケルとガッシュの姿で、この回は終わりました。


そんなわけで、いろいろな問題が片付いた2話でした。
ようやくタケルの誤解が解け、ガッシュ達とも分かり合えました。
しかし、その為に払われた犠牲はあまりにも大きかったです。

次回も楽しみです(^^)
(この感想を書いてる段階では、もう見ているんですけどね(^u^;)>)

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