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「ガンダムを・・・奪われてしまうとは・・・」

2012.06.21 (Thu) Category : アニメ(『ガンダムAGE』)

『機動戦士ガンダムAGE』第36話の感想です。
(本文は6月22日に書いています)


ヴェイガンの狙いはガンダムの捕獲だった!?
そのことに気付いたフリットはAGE-1フラットを駆り、キオを逃がします。
しかし、祖父への思い故に戦場に舞い戻ったキオは、ゼハートを出し抜くことに固執しているザナルドに捕らえられてしまいます。

無念に思いつつも、大きな被害を受けたディーヴァはマッドーナ・ファクトリーへと向かいます。
そこで待っていたララパーリーは、フリット達宛てに通信が繋がっていると言います。
立場的にも、艦の損傷的にも自由に動くことができないフリットに代わり、キオの救出に向かう―
そう言って、コンタクトを求めて来た人物とは・・・?



(ここからは6月25日に書いています
 既に次の第37話が放送されていますが、管理人はまだ見ていません(^^;))



前回ラスト、ザナルドのザムドラーグに捕らえられ、至近距離からビームを浴びたキオのガンダムAGE-3オービタル。
ところが今回、実は放たれたビームはガンダムを貫いていないことが判明(゜o゜)!?
横をかすめただけでした(^^;)
まあヴェイガン側の目的はガンダムの捕獲なので、なるべく無傷で手に入れたいでしょうし。
しかし、キオを怯えさせることには成功。
「ふふっ、一緒に来てもらおうか!」
ザムドラーグのテイルランスが、AGE-3を狙います!
その時!
「貴様らにキオは渡さん!!」
フリットのガンダムAGE-1フラットが駆けつけました!!
(前回ラストのやり取りだと、とても間に合わないだろうと思ったのですが(^_^;))

キオに逃げるように指示し、1人その場に残って敵を食い止めると言うフリット。
キオも始めは渋るのですが、結局は従います。
「貴様らの相手は、この私だ!!」
フリットは、ゼハートとザナルド相手に1人で奮闘。
敵は指揮官用の高性能MS2機なのに、それらを旧世代のAGE-1であしらいます。
さすがに旧式のドッズライフルの火力では最新鋭機には通用できないようですが、それ以外は何とかなっています(゜д゜)!?
ゼラーガビットの光球を切り落とし、飛んできたビームをビームサーベルの刃の部分で受け止めるなど、離れ業をやってのけます!!
しかし性能差は覆せず、徐々に被弾していきます・・・


フォトンブラスター発射を前に、ディーヴァから離れ過ぎているフリットに戻るように伝えさせるナトーラ。
しかし、通信を受けたフリットは、AGE-3がまもなく着艦すると聞いて指示を出します。
「よし。AGE-3収容後、ディーヴァは直ちに離脱しろ! 私は引き続き、ここで敵の攻撃を阻止する!」
もちろん、こんな無謀なことをすると言ってるのは、AGE-3を確実に逃がす為なのですが・・・
「!? じいちゃん!?」
しかし、通信を聞いていたキオはAGE-3を転身させて、再び艦外に飛び出して行きました。
それはもちろん、1人残るという祖父をほっとけないからです。


一方、AGE-3に逃げられて焦っているザナルドに、ゼハートは言います。
「落ち着け。焦らずとも、ここで攻撃を続けていればヤツは戻ってくる(中略)・・・私には分かる」
ゼハートの頭に浮かぶのは、(見たこともないハズの)私服姿のキオ。
「じいちゃ~~ん!」
これもXラウンダーの力なのでしょうか?
フリットやキオとの交戦で、キオがフリットの孫だと気付いた(だから助けに戻ってくると推測できた)ものと思われます。
「このまま見殺しにはできんさ・・・」
ゼハはフリットがアセムの父であることは知ってるわけですから、そのフリットの孫となると・・・
キオがアセムの子だと気付いている?
・・・よもやユノアの子だと思ってないよな(^^;)


で、ゼハの予想通りキオのAGE-3が戻って来ました。
「ガンダム! 捕らえてみせる!」
キオのAGE-3を迎え撃とうとするゼハート。
しかし、ザナルドがゼハとキオの間に割り込みます。
感心したようにザナルドさんは言います。

「なるほど、お前の言った通りだ。少しは 見直して やらん こともない!」

・・・・・・(-_-;)

「見直したぞ!」でも「見直してやろう!」でもない、三段オチのイヤミが炸裂!!
しかも文頭に「少しは」とも付いてる念の入りよう(^u^;)

(そういやこのおっさんって、Xラウンダーじゃないのかな?
 フリットとは面識が無くても、もしキオやフリットの思考が読めれば2人が肉親だと分かるから、助けに戻ってくると推測できそうなものです)



「じいちゃんはやらせないっ!!」
とザナルドのザムドラーグに挑むキオでしたが、ザムドラーグのパワーに圧倒され、
「ノコノコ戻って来るとはなっ!!」
ザムドラーグの至近距離からの一撃が、AGE-3オービタルの腕を吹き飛ばします!!
どうもキオは、相性が悪い相手にはトコトン弱い模様。
体制を立て直すよりも前に敵に背後に回りこまれ、またもや捕まってしまいます。
ホントいいトコなしだな、オービタル・・・(-_-;)
どうせ腕も壊れたし、ウェアを捨ててコアファイターだけでも脱出できればよかったのですが、後ろからザムドラーグが大しゅきホールドしているので逃げられません(>_<)
「無駄な抵抗は止めろ! これ以上暴れるなら、次は腕1本では済まさんぞ!」
抵抗できなくなり、遂に敵の手に落ちたキオ。

いろいろありましたが捕らえたのはザナルドの方なので、当然ディーヴァの後方にいる自分の艦隊に方へ連れて行こうとします。
フリットを助けようと、ザムドラーグに攻撃をするフリット。
両腕両脚はガンダム捕縛で使えないので、ザナルドさんはゼハートにお願いします。
「ガンダムを抱えたままでは、防御もままならん。協力してもらうぞ、ゼハート!!」
そう言うと、ザムドラーグのシッポでゼハのギラーガをブッ飛ばし、フリットのAGE-1にぶつけます。
お前、自分で戦えるだろ!!
ゼハートへのイヤガラセも兼ねた、合理的な行動です。
さすがにコレは、ゼハートも怒ったのですが・・・
「まあいい・・・。今回の目的は、あのガンダムをイゼルカント様に送り届けることだ・・・」
結果オーライということで自分を納得させるゼハ。
(この時のゼハの心境については後述します)

で、ゼハは強敵のフリットにトドメを刺そうとします。
フリットのAGE-1は、かつてないほどにボロボロになっています。
しかし、間一髪でオブライト達が駆けつけたので、フリットは助かりました。

さて、孫を捕まえた敵MSを見す見す逃してしまったフリット爺さん。
キオが後方の艦隊に連れて行かれるのを見て、ディーヴァに通信を送ります。
「180度回頭し、フォトンブラスターで阻止しろ!」
「ええっ!?」
驚くナトーラ達。
それでは前方の敵に対して無防備になってしまうからです!?
それに、突破を計るには、ようやくチャージできたフォトンブラスターを前方に撃つしかないからです。
しかし、「敵にAGE-3を渡してしまうつもりか!?」と、自分の指示に従えと言って来るフリット。
ナトーラは回頭することには反対のようですが、フリットの言い分にも反論できません。
不安そうな表情のクルー達に見つめられながらも、ナトーラは決断の言葉がなかなか言えません。


その頃、ゼハートはXラウンダーの力でディーヴァが何かしようとしていることに気付きました。
「ならば、長居は無用だ」
ギラーガビットで一斉砲撃し、撤退する隙を作ろうとするゼハート。
その時、戦艦ファ・ザードからの援護射撃が飛んできました。
「いいタイミングだ、フラム!」
というか、フラムは戦艦に残っていたのね。
てっきりパイロットかと思ったよ(^^;)
まあこの作品、司令官・副官ポジションでもMSで出撃する人多いから、フラムもそのうちMSに乗りそう(^v^)

ともかく、ゼハ撤退。
ザナルドの部隊も撤退
まさかの敵側の離脱に驚くディーヴァクルー。
せっかくチャージしたフォトンブラスターも使えずじまい。
「キオ~~~~~っ!!!」
フリットの絶叫が空しく響きました。


(続きは後で書く予定)

(ここから続きです)

「何故すぐに回頭しなかった!? あのタイミングなら、まだAGE-3を奪い返すことは可能だった!!」
ご立腹のフリット。
責められてるナトーラを、みんな気の毒そうな目で見ています(^_^;)
セリックが間に立って、回頭していたら艦が危険に晒されていたと言います。
そして、今のフリットは冷静さを失っているとも。
そう指摘されて怒るフリットでしたが、すぐに気を沈めるとブリッジから出て行きました。
(個人的に思うのですが、仮に回頭が出来たとしても、AGE-3を奪い返せたかどうかは怪しいと思います(^^;))

怖い人が出て行って、ようやく安堵のため息をつくブリッジクルー達。
彼らもキオを助けに行きたいのは同じですが、まずは傷ついた艦の修理と補給が必要です。
近くに来ているマッドーナ・ファクトリーへ向かうことに決めました。
この間ナトーラ艦長はずっと黙っており、許可を求められて返事をしただけでした。

通路で、すっかり落ち込んでいるナトーラに話しかけるセリック。
「艦長は正しい判断をした」と励ますものの、当のナトーラは「私は・・・判断なんてできませんでした」としょげてます。
そんなナトーラにセリックは言います。
フリットの判断に疑問を持ったから、すぐには従わなかった。
そして、艦全員の命を預かっているのだから、迷って当然だと。
「大丈夫。君はちゃんと艦長をやれている」
セリック隊長も、だんだん艦長への接し方がよくなってきてますね(^_^)


その頃フリット爺さんは、MSデッキで暴れていました。

「何も完全な状態にしろとは言ってない! せめて動けるようにしてくれと頼んでいるのだ!!」

頼んでない、頼んでない! 命令してるじゃん!!

「で、でも・・・こっちももう、手一杯なんです・・・」
と答える気弱そうな無名のメカマンに噛み付く爺さん
「貴様にメカニックとしての意地は無いのか!?」
言いがかりをつけられ、可哀そうなモブのメカマン。
どうせなら、フリット批判の実績がある(?)ウットビットに噛み付いたら面白かったのに(^^;)

「へっ、さっきから聞いてりゃ、言いたい放題言いやがって! 俺はキオのことは認めたがな~、アンタのことは認めちゃいないんだ!!」
「なんだと!? 小僧!」

みたいな感じで(^o^)

そこへ、ロディさんが慌ててやって来ます。
「待って下さい、アスノ元司令! 物資も人でも足りないこの状況じゃあ、作業の優先順位はこっちで決めさせてもらわないと、現場はパンクします!」
ロディさんの極めて真っ当な意見。
しかし、爺さんは・・・
「なら、私が自分で修理をする! 人手はいらん!」
まあ確かにこの爺さんなら、1人でAGE-1直して、背中にブースターでも背負わせて1人で助けに行けそうな気もします(^u^;)
でも、作業用の機材は空いてないし、物資は足りないわけで(^_^;)>

1機だけ直ったところで追撃は無理だと止めるロディに、食って掛かるフリット。
「では、なにもせずにじっとしていろと言うのか!?」

そこへ、娘のユノアが駆け寄ってきます。
「どうしたのよ? そんな感情的になるなんて、父さんらしくないわ!」

そういえば先ほどセリックも言ってました。
「今のあなたは、いつもの冷静さを失っている!」

・・・・・・・・・・・・

フリットって、冷静なのかなあ?
生の感情丸出しの方が印象が強いのですが。

まあでも、実の娘であり、同じ職場で働いている(親父の方は勝手に乗り込んでるだけかも?)同僚でもあるユノアがそう言うぐらいだから、劇中の人物達には冷静な印象の方が強いのでしょう。たぶん。
ただ、物語として見た場合、フリットが冷静な時は重要な場面が少ないので描かれず、滅多にない(?)感情的になってる時は重要な場面が多いからキチンと描写される。
それを繋げてみると、感情的になってる時間の方が長く見える、とかなのかも知れません(^^;)
特撮の怪獣番組とかで、防衛隊はいつも怪獣にやられてヒーローに助けてもらっているイメージがあるのですが、実は彼らは怪獣の大多数は自力で退治できているのです。
しかし、それらの戦いはヒーローが登場しない派手さに欠ける戦いなので、番組では製作されないだけです。
もちろん、それ以上に多い怪獣が出現しない日も描かれるわけがありません。
番組として描かれるのは、ごくたま~にしかない怪獣が出た日の内、まれにしかない怪獣を防衛隊が倒せないでヒーローが倒した日のみです。
でも番組を見ると、毎回怪獣が出て、防衛隊が倒せないでヒーローが倒している印象しかありません。
それと一緒なのでしょう(ホントかよ?)



ともかく、自分は感情的になってないと否定するフリットに、ユノアは
「うそ! 本当はキオのことが心配でしょうがないだけなんでしょう?」
と指摘します。
そう言われて、キオは救世主になるかも知れないのに敵に捕らえられてしまったと言うフリット。
しかし、ユノアは「理屈で誤魔化さないで!」と言います。
自身も息子も孫も、ヴェイガンへの復讐の為に戦いに駆り立てていたフリットですが、別に戦いの道具として見ていたわけではありません。
とはいえ元軍人だけあって、他人の前で孫の心配をする面を見せられず、それ故キオは戦力として重要だから心配してるって風に誤魔化そうとしました。
しかし、娘には本心はお見通し。
それどころか、この場にいる人はみんな(というか、ブリッジにいた人もそうでしょう)、フリットの気持ちは分かってます。
だから、「もっと素直になってよ!」とユノアに手厳しいことを言われてしまいます。

じ~~~っと、ことの成り行きを見つめているパイロット達とメカニック達。
この作業場での一連の場面、デレクがいい味出してます。
ただ黙って見ているだけなのですが(^^;)

その時―
「待ちなさい! あなた達!」
ウェンディの声が響いたと思ったら、タク、ユウ、ルッカの3人がやって来ました。
「イヤ~! 人が足りないって言ってたもん!!」
3人は「お手伝い」しに来たのです。

なあんだ(^^;)
アタイてっきり、聞き分けない爺さん相手に、この前ウットビットにやったイジメをやりに来たのかと思いました。(主にタクが)

ともかく、お子様3人の出現で場の空気は和み、フリット爺さんもホッコリ。
そういやこの爺さん、意外にも子供好きなんだよね。
第1部でもけっこう絡みがあったし。
(一番最初に絡んだ子供(魔少年)には騙されたわけですが)


子供3人は、何かのパーツを布で磨く仕事が与えられました。
「いい? これも重要な仕事よ」
そう言って3人に言うことを聞かせるウェンディを見て、ウットビットは言います。

「お前、強いなぁ・・・」

自分が口で敵わなかった相手を手なずけていることに感心している・・・わけではありません(^^;)
幼馴染のキオがヴェガンに連れ去られたのに、動じていないことに感心しているのです。
「キオは必ず帰ってくるもの」
ウェンディはキオのことを心から信じているようで、迷いのない声で言います。
「どうしてだか分からないけど、私分かるの!」
前回キオの父が海賊の首領だと分かった時に声をかけなかったのも、キオなら大丈夫だと信じていたからでしょうね。
「そっか。すげぇんだな、お前たち」
「そう?」
2人の絆に感心するウットビットに、大したことないって感じで答えるウェンディ。
ウェンディもようやく、第3部のメインヒロイン(たぶん)らしくなってきました(^^)


その頃、ヴェイガン側では・・・

捕らえられたガンダムとキオは、ザナルド搭乗艦がヴェイガンの本拠地・セカンドムーンへ運ぶことになりました。
戦艦ファ・ザードに戻ったゼハートに、フラム・ナラが語気を荒げて言います。
「兵から聞きました。ザナルド様は、かなり強引な手を使って、ガンダムを奪ったと!」
しかし、ゼハは事もなげに言います。
「ガンダムの鹵獲には成功したのだ。問題は無い」

ところで、ここで冷静に考えてみましょう。
仮にザナルドが来なかったとしたら・・・ゼハは強いですが、キオには対処しやすい相手。
フリットも来たかもしれませんから、作戦は失敗してた可能性が高いでしょう。
また、最後ザナルドが割り込まずにゼハが相手したとして、フリットが捕獲の妨害をしてくるでしょうし、ヘタしたらザナルドが(わざと)足を引っ張りかねません。
ザムドラーグと違ってパワーの無さそうなギラーガが捕獲しようとすると、バーニアとかスラスターを破壊して動けなくする(当然、その前に武器や手足を破壊して抵抗力を奪う)必要があるので手間がかかります。
運よくフリット機を撃破してAGE-3を捕らえることが出来たとしても、ファ・ザードに戻るまで無防備なギラーガをザナルドが援護するとは思えません。
(まあ、ザナルド搭乗艦と違ってファ・ザードは近くにいるから、近くにいるゼハ配下のMSに指示を出すでしょうが)
ヘタすれば、事故と称してザナルドが何を仕出かすか分かりません(-_-;)
どのみち目的は達成できたし、作戦が失敗してたらザナルドに何と言われるか分からないし、落としどころとしては打倒でしょう。
まあゼハ本人はそんな打算的なことは考えておらず、イゼルカント様から与えられた使命は果たせたのだから、功績などザナルドにくれてやっても問題はない、ってところでしょう。

で、その話題はもういいって感じでフラムに聞きます。
「それより、我が艦の損害はどうなっている?」
さらに、レイルからの報告を待つとか、ラ・グラミスに戻ってイゼルカント様の指令を待つとか、次なる作戦に向けて頭がいっぱい。
それから、撤退前にフラムが援護射撃をしたことに関しては、
「お前が指示した支援砲撃は的確だった。よくやった」
そう言い残して、去っていくゼハ。
ゼハが去った後、1人で敬礼するフラム。
先ほどのゼハ本人以上に怒っていたのといい、認めれて嬉しそうなことといい、彼女のゼハートの見方が変化してきているようです。


そんなこんなで、マッドーナ・ファクトリーに到着。(劇中のセリフによると、2~3日かかった模様)
そういや、ディーヴァで来るのは初めてですね。

出迎えるのは、ララパーリー・マッドーナ。
ご存知、ムクレドのおやっさんの嫁です。
(ムクレドのおやっさんはもう亡くなったんでしょうね。生きていたら105歳だし)

第2部(登場時54歳)ではまだ美貌を保っていたララパーリーも、第3部では78歳。
さすがにすっかり老け込んでいます・・・が、顔のアップだと若い頃の面影は残ってます。
声の担当は引き続き、長沢美樹さん。
ナレーター、エミリー、ハロに続いて、3部全部に同じ役で出演です。
(もっとも、エミリーは第3部は冒頭(13年前)のみの登場、ハロはロボット、ナレーターは劇中の存在ではないので、唯一と言っていいかも?)

「ララパーリーさん」
「久し振りだね~フリット・アスノ~♪ お互い、しぶとく生き残っているもんだ♪
再会の喜びで、フリットに抱きつくララパーリー。
フリットも嬉しそう。
第1部での2人の姿と比べると、本当に長い年月が経ったのだと思えてきます。

さて、感動の再会の横で、ビクビクしている者がいます。
もちろん、家出同然に工房を飛び出したララパーリーの息子ロディです。
しかし、目ざとくも母は、セリックやナトーラの後ろにコソコソ隠れているドラ息子を発見しました!

「アァン!?」
「お久し振りです、母さん・・・」

ロディの襟首を絞め上げ、宙吊りにするララパーリー。(スゲェ・・・)
ロディも必死に言い訳をする(というかこの人の場合、立派に今の仕事をしているので言い訳でもないのですが)ものの、母は聞き耳持ちません。

ともかく、ディーヴァの修理・補給の打ち合わせをしたいと言うフリット。
その前に、とララパーリーはフリット宛の緊急の通信が繋がっていると言います。
その通信の相手とは・・・

「こうやって直接話すのは、本当に久し振りだ。父さん」

キャプテン・アッシュ = アセムでした。

先ほどのララパーリーと同じく、怒りの形相を浮かべるフリット。
「今更、よくも私の前に姿が見せられたたものだ!」
そんな父に、アセムは言います。
海賊の方でもキオが捕らえれた情報を掴んだと。
そして、すぐには動くことが出来ないフリット達に代わって、自分達がキオの救出に向かうと。
「キオのことは、俺に任せてくれないか?」
「ふざけるな! 海賊となったお前など、信用できるものか!」
父の怒りを目の当たりにして、ショックを受けるアセム。
「理由はどうであれ、お前は軍から逃げ出し、家族を裏切ったのだ!!」
フリットも「理由は~」と付けるあたり、アセムなりの考えがあるだろうとは思っているのでしょうが、さんざん心配かけたことが許せないようです。

そこへ見かねたララパーリーが口を挟みます。
家庭の事情はともかく、キオのためにも今は動ける人間がすぐに動いた方がいいと。
さすがのフリットも、自分より年上の人間にこう言われては態度を軟化させます(^^;)

アセムは言います。
「キオはあなたの孫である前に俺の子だ! ・・・行かせてくれ!」
睨むように見つめるフリットと、必死に頼む目をするアセム。
やがて・・・
「ガンダムの換装パーツを持って行け。救出時に使えるハズだ」
「あ、ああ・・・。分かった! すぐに受け取りの準備をさせる!」
ようやく許しが出て、ホッとした表情になるアセム。

よく考えると、別にわざわざ断らなくてもいいような気もしますが、万一フリットがアセムのことに気付いてない可能性も考えて連絡したのでしょうか?
それとも、アセム的に父に認めてほしい気持ちがまだあって、自分のやろうとしていることを言いたくなったのかも知れませんね。
どのみち一度は戦闘した間柄ですから、今は敵ではないということをハッキリさせておかないと、キオ奪還後に不毛な戦闘になることもありえます(^^;)

ところでアセム達ビシディアンは、やっぱりマッドーナ・ファクトリーと裏で取引してMSを入手したり改造してもらっていたのでしょうか?
シャルドールタイプのMSが出てきたし、今度プラモでGバウンサータイプの海賊MSが発売されるので、それっぽいです。


アセム = キャプテン・アッシュはクルーに指示を出し、パーツ受け取りに向かいます。
この場面を見る限り、ブリッジクルーは6人。空席があるので、最大7人となる模様。
クルー達に指示を出した後、アセムはキオのことを考えます。
「キオ。少しの辛抱だ・・・。俺がすぐに連れ戻してやる」


そのキオはどうなったかというと・・・
愛機AGE-3オービタルはヴェイガンのMSデッキに拘束状態。
キオ本人は、囚人服(?)を着せられ、監禁されていました。
すごく怯えた顔をしているキオ。
無理もありません。
今までさんざんフリットに、ヴェイガンは悪魔だと刷り込まれてきましたから(^^;)


そんなキオが、ヴェイガンの本拠地に来る次回。
はたして、ヴェイガンと直接触れ合うことで、キオはどう思うようになるのでしょうか?
次回が楽しみです。
というか、もう放送されているので、これから見ます(^^)>

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