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食玩「FW GUNDAM CONVERGE ♯Plus01」(その3)

2021.06.11 (Fri) Category : 食玩(『ガンダム』)

(本文は1月25日、27日、2月1日~3日、17日、28日、6月20日~22日に書いています)

1月25日2月13日の記事に続いて、食玩「FW GUNDAM CONVERGE ♯Plus01」の記事です。(前々回の記事はこちらを、前回の記事はこちらをクリック)

今回はV2アサルトバスターガンダムを紹介します。

LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム
『機動戦士Vガンダム』の主人公ウッソ・エヴィンが中盤から搭乗していたV2ガンダムの最強強化形態。V2ガンダムにアサルトパーツバスターパーツを同時に取り付けています。
ただし火力・防御面では間違いなく強化となってますが、追加装備で重量が増加しているので機動力と運動性が低下している…と、普通ならなるところですが、ミノフスキードライブで大推力を誇るV2ガンダムはそれらの欠点をものともしません。スゲェ…
とはいえ、バスターの装備は接近戦での取り回しが悪く、的として見ると大きくて目立つ位置にあることもあってあっさり敵に破壊されるコトもしばしば。アサルトバスターで運用していた際も、結局破壊されてしまいました。
そんなわけで劇中での登場時間は短く、ついでにいうとアサルトとバスターのパーツのすべてを装備してたわけでもない(※アサルトのメガ・ビーム・ライフルとバスターのマイクロ・ミサイル・ポッドは未装備)ので、完全フル装備のV2アサルトバスターは正確には登場していないという。
まあ劇中に登場した状態でもV2アサルトバスターと呼ぶのに充分だと思いますが、商品化される際は見栄え重視で完全フル装備になっている事が多いです。


アサルトバスター正面
正面からだと、意外とスッキリして見えます。

アサルトバスター背面
ゴチャゴチャしてます。
いろいろと装備されているのですが、このアングルだとそれらが把握しづらいですね。



素体となるV2ガンダムについては「FW GUNDAM CONVERGE #18」収録のV2を紹介する際にあらためて行おうと思います。(というか、その紹介をまだしていないことにさっき気付いた…(-o-;))
一応、「#18」紹介記事のリンクを貼っておきますね。(こちらをクリック)
その記事で詳しく紹介しているのはガンダムジェミナス01だけですが(^^;)>



では、バスターパーツから紹介。

オーバーハングパック
2つのビーム兵器とそれを繋ぐフレームで構成されるユニットで、V2の背面に装着されます。
もともとその位置にあった2つのウイング・バインダーはユニットの両側面に付けることになるのですが、ユニットの大きさの分、両翼は元のV2の状態よりも離れた感じになります。


メガ・ビーム・キャノン
オーバーハングパック右側に装備されたビーム砲で、長砲身だけあって射程距離が長いです。
更に、ビーム・シールドをブチ破って戦艦を一撃で沈める火力を誇り、V2の高出力を存分に活かせていると言えるでしょう。
しかしV2のもう1つの長所である高機動とは相性がいいとは言えず、おまけに外したり畳んだりもできないから接近戦をする際に取り回しの悪さを露呈するハメに。ついでにいうと、射角も狭い。マーベットさん曰く「スペックばかり気にして、実戦の使い勝手は考えてはくれないのよ」で、よかれ悪かれバスターを象徴する武器です。
尚、劇中ではウッソが「ロングレンジキャノン」と呼称しており、ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」でもウッソが使用する際にはそちらの名前で言います。

スプレー・ビーム・ポッド
オーバーハングパック左側に装備された拡散ビーム砲。メガ・ビーム・キャノンとは逆に、近距離でも使えます。拡散したビームを放つので、広範囲に攻撃可能です。
こっちも劇中ではウッソに「スプレイガン」という別の名前で呼ばれており、やはり「スパロボ」でもそちらの名前で言います。
バスターのパーツは他にも下記のミサイルと弾倉があるのですが、個人的にはそれらの有無にかかわらず、オーバーハングパックを装備していたら「V2バスター」(又は「V2アサルトバスター」)と呼んでいいと思ってます。


マイクロ・ミサイル・ポッド
前後の腰アーマーに各2基、両脚部のハードポイントにそれぞれ1基、合計6基装備したミサイル・ポッドで、1基あたりミサイルが18発内蔵といわれています。切り離して機雷としても使用できます。
本編でV2アサルトバスターが登場した際には装備されてなかったので、「バスターを構成するパーツの1つ」ではなく、「バスターパーツと一緒に使用されるオプション兵器」とするのが正しいのかも?
「脚部の可動に支障が出る」とか「正面側に爆発物をぶら下げるのは危ない」とかの理由があったのかも知れませんが、これが欠陥品扱いされてる設定は無いので、何故装備しなかったのかは本当に謎。いや、アサルトバスターにするぞ~となった時点で、既にこのパーツが残ってなかっただけなのかも知れませんが。
いろいろ不遇なパーツですが、アサルトバスターのボリュームアップされた上半身とバランスが取れてる見た目になるので、みんなも愛してあげようぜ!


大型マルチプル・ランチャー
V2ガンダムのビーム・ライフルのバレル下部には、マルチプル・ランチャーと呼ばれる単発の実体弾を装着・発射できる機能があるのですが、それを大型弾倉・拡張砲身タイプにしたのが画像の状態です。単発仕様でなくなるので連射が可能になり、射程距離も伸びます。
今回ネットで調べて知ったのですが、他のバスターのパーツが次々とお役御免となる中、この使い勝手のいいパーツはずっと使い続けていたそうです。
でも通常のV2ガンダムがこのパーツ付きのライフルを持ってても機体名に「バスター」が付くことは無いので、これも「バスターを構成するパーツの1つ」ではなく(主に)バスターパーツと一緒に使用されるオプション」なのかも知れません。


(ここからは1月25日、27日、2月1日~3日、17日、28日、6月20日~23日に書いています)

続いて、アサルトパーツです。

メガ・ビーム・ライフル
戦艦を一撃で沈めるビーム兵器で、長距離射撃も可能。V2の高出力が活かされる武器です。
バスターのメガ・ビーム・キャノンと被っている気もしますが、こちらは腕に装備(右前腕に装着して、それをマニピュレータで保持する仕様)で射角に優れ、スライドさせて砲身を畳むことが可能と、取り回しに優れます。バスターの方は攻撃重視で射程・威力が上だと思われますが、アサルトの性能でも充分な気がするので過剰装備かも?
尚、メガ・ビーム・ライフルは他のアサルトパーツよりも先行して登場しており、その際には通常のV2ガンダムが使用しました。なのでこの武器は「アサルト専用の装備」ではありません。このあたり、前身となるビームスマートガンとVダッシュガンダムの関係に通ずるものがあります。
また、V2アサルトバスターガンダムになった際は、V2の通常のビーム・ライフルとバスターのメガ・ビーム・キャノンがあれば充分と思われたのか、この武器は装備されませんでした。

はずしてみました。
右腕に取り付け用の穴が分かると思います。その穴にライフル側にあるピンを差し込み、グリップを右手首で持たせて固定します
尚、グリップは逆手で持つ珍しい仕様になっていますが、これは設定どおりです。
長物の宿命か、砲身が歪んでいる…(~_~;)


メガ・ビーム・シールド
この時代では珍しい、実体のある盾です。
普通に堅牢な盾として使うほか、3基のバリアビットを射出して巨大なビーム・シールドを展開させることも可能。そのビットを打突武器として牽制に使ったり、巨大ビーム・シールドで敵を切り裂いたり、シールドの「V」の字マークからビームを撃ったりと、攻撃にも使用できる万能装備です。尚、今回の商品ではバリアビットの分離はできません。残念。
メガ・ビーム・ライフルと違い、V2アサルトにしろアサルトバスターにしろ、アサルトパーツ使用時には必ず装備していました。しかし、これまた他のアサルトパーツよりも先行して登場しており、通常のV2ガンダムだけでなくVガンダムヘキサも使用してました。(Vヘキサが使った際はオーバーヒートしましたが)  なのでこの装備も「アサルト専用」ではなく、「(主に)アサルトパーツと一緒に使用されるオプション」です。


シールドの取り付け方
左の前腕にマウントする方式です。
設定だと裏面にグリップがあるので、それをマニピュレータで掴んで持たせることもできます。
「コンバージ」ではその持たせ方はできませんが、それをやっちゃうと左手にライフルを持たせられないから、どのみちやらないかも?


耐ビームリアクティブアーマー
両肩、両膝、腰に装着された増加装甲で機体の防御力が上がっています。装甲を増やした箇所が狭く思えるかもしれませんが、単に装甲が厚くなるようにしただけではなく、バリア、耐ビームコーティング、反応装甲と、複数の要素で本体を守ります。
増加装甲の金色の部分が耐ビームコーティングを施されている箇所で、ビームに対して熱融解して本体を保護します。
増加装甲は実弾に対しては反応装甲として働き、直撃を受けて砕けても本体へのダメージは防ぎます。

Iフィールド発生装置
両肩の増加装甲にはバリアとなるIフィールドの発生装置があります。
本編で使用していないこともあり、設定で装備していることになっているIフィールド発生装置が何処に仕込まれているのか放送当時から諸説あったそうですが、近年発売されたプラモデルのマニュアルに明記された事で両肩内蔵に確定した模様。
V2アサルト(及びV2アサルトバスター)はIフィールドに加えて前述の耐ビームコーティングもあるので、本体のビーム対策は抜群。加えてメガ・ビーム・シールドも併用するので、敵のビームには無類の強さを発揮します。
画像をよく見ると、左肩のアーマーの金色が一部塗り忘れがありますね。リペしてみようかな…?


V.S.B.R.(ヴェスバー)
ご存知、可変速型ビーム・ライフル(Variable Speed Beam Rifle)
元祖のガンダムF91(こちらをクリック)のものは背中に装備されており、前方に向かって撃つ際にはスライドさせて、脇で抱えるようにして砲身を前に向けていました。V2アサルトのものは左右の腰のサイドアーマーに1基ずつ装備されており、F91の物よりも小ぶり。加えてグリップが無いこともあり、F91仕様のものをかなり簡略化した感じです。
30年もの時代の差があるので小型でもF91のものより威力が高いかも知れませんが、防御主体の機体であることと、メガ・ビーム・ライフルを一緒に持つこともあることから、あくまでサブウェポンの可能性もあります。ぶっちゃけて言うと、威力がよく分かりません。
尚、V2が増加装甲を装備すると名前に「アサルト」が付くようになると思うので、このヴェスバーを単体で装備しても「アサルト」扱いにならないと思います。


攻撃範囲と威力が上がるバスターと違い、守備力向上がメインのアサルトは一見地味です。しかし、単機で敵陣に突っ込んで行っても過剰なまでの防御性能で本体の損傷をできるだけ抑えられるというのはかなりの利点。V2本来の持ち味である高機動性を損なわせないこともあり、数で勝る敵を相手にきりきり舞いにしました。バスターとは逆に、V2本体との相性が良いといえるでしょう。
余談ですが、バスターには辛口コメントをしていたマーベットさんも、アサルトの装甲の評価は高かったです。仲間を護るとはいえかなりムチャな戦い方をするウッソの身を案じて、老人達が増加装甲を施したのを知っていたからでしょう。


こんなことも。
右腕のメガ・ビーム・ライフルをはずして、左手で持っていたビーム・ライフルを持たせてみました。腕の穴は気にすんな!

これにより本編の仕様にかなり近くなりました!
マイクロ・ミサイル・ポッドははずせないので完全再現はできないものの、シルエット的にこの方がしっくりくる人もいるでしょうね。



長くなったので、今回はここまでとします。
 V2ガンダムとの比較の画像とかも撮っているのですが、それらは別記事でお見せしようと思います。
以上、食玩「FW GUNDAM CONVERGE ♯Plus01」(その3)V2アサルトバスターガンダムでした!!

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