「あなたが望むなら、それを私は守らなきゃ!」
2011.01.12 (Wed) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第14話、見ました。
先週は放送が無かったので、2週間ぶりになります。
(ここからは1月13日に書いています)
今回からオープニングとエンディングが変更されました。
オープニングでタウバーンと戦う謎のサイバディ、エンディングでタクト達三人を包囲する綺羅星十字団。
なかなか見ごたえのある映像です。
さて、今回の話はというと・・・
タクト達が所属する演劇部『夜間飛行』で新作公演をすることになった。
キスシーンありと聞いてスガタとタクトの絡みを妄想するお馬鹿さんなワコの予想とは裏腹に、その配役はタクトとミズノのルーキーコンビに決まった。
無邪気に喜ぶミズノ、呆然としているタクト、とまどうワコ、話を聞いて複雑な表情を浮かべるマリノ。
一方、綺羅星十字団は遂にサイバディ・アインゴットの再生を行うことになった。
また、無気力状態に陥っていたヘッドはスガタとの邂逅を経てやる気が出てきたようで、現場に復帰することに。
一足先に、自らが代表を務める第2隊バニシングエージのメンバーの前に姿を現した。
「二番目の祭りが始まる・・・。いよいよ我らバニシングエージの時代だ! 綺羅星ッ!!」
再生作業の日、電気棺内のマンティコール(=マリノ)は、ミズノの小さな幸せの時間を守る為に、執念でアインゴット再生を成功させた。
ゼロ時間が発動したため、タクト、ワコ、さらに素顔のヘッドと会っていたスガタも戦いの場へ。
しかし、いつもと違って戦おうとしない敵サイバディにとまどうタクト。
サイバディと共有している古代文明の記憶から、アインゴットの名と危険性に気づくスガタとワコ。
さらに、ヘッドも他の綺羅星メンバーの前に姿を現す。
一方、アインゴットの禍々しい姿を見ていた頭取(金持ちの嫁)は、疑問の言葉を口にする。
何故サイバディの中で、アインゴットだけが握りつぶされるように封印されていたのかと。
マンティコールは、強力な探査能力である「アインゴットの目」を使って、四方の巫女(よものみこ)の所在を探し始める。
次々と映し出される巫女達の映像。
(もう用は無いからか、サカナちゃんの姿は映りませんでした(>_<))
その内の一人、長い黒髪の少女の姿に驚くマンティコール。
翻弄されつつも、日死の巫女(にしのみこ)であるミズノの姿と、ミズノの過去の記憶を見るマンティコール。
しかし、その過去の記憶には・・・!?
「私が、いない・・・!?」
その時、アインゴットは電気棺内のマンティコールを取り込んで暴走を始めた。
敵も味方も関係なく暴れるアインゴットに、呼び出したタウバーンも圧倒される。
そんな中、タクトはアインゴットの中から「誰か」の助けを求める声に気づく。
「あれは邪悪なサイバディだ。あれを復活させてはいけないんだ!」
スガタが「王の柱」を使って「アインゴットの目」を破壊。
そして、タクトがアインゴットを倒し、中のマンティコールも解放された。
(敵味方関係なく暴れたせいか、大破した時、みんなホッとした顔をしていました(^^;))
戦いの後の綺羅星の会議で、マンティコールは他の綺羅星メンバーに「日死の巫女はいなかった」と報告。
強力な探査能力を持つアインゴットと契約し、その能力を使いつつも、「今この世界に存在しない」と嘘の報告をする。
これが彼女の作戦であり、これでミズノに危害が及ぶことは無い。
だが、その報告を聞いていたイヴローニュは、「へぇ?」と愉快そうに笑う。
そのイヴローニュの長い黒髪の姿を見たマンティコールは驚くが、何も言わずに口を閉ざした。
ともかく、これでもう大丈夫と家に帰ってミズノに笑いかけたり、助けてくれたタクトへの思いを募らせていた。
会議の後、密かに会っていたヘッドとイヴローニュの2人は、全てを見抜いていた。
『王のサイバディであるザメクのシルシを持つ者が生まれた年には、必ず4人の巫女が生まれる』
その理を知らないマンティコールは、「存在しない」と言えば騙し通せると思っていること。
イヴローニュの正体に気づいたものの余計なことを喋らなかったのは、「アインゴットの目」が正しく機能していたことを悟らせなかったから。
そして、マンティコールがそうまでして守ろうとする少女。
その少女こそが日死の巫女であることを・・・
今回は、長らくの伏線だったアインゴットの復活エピソード。
あえて綺羅星に参加しているマリノが、どうやってミズノを守ろうとしているのかがようやく分かりました。
そして、マンティコールの嘘を見破っているのが、イヴローニュとヘッド。
この2人も、これまた怪しげな雰囲気に包まれています。
前半の軽いノリと後半の緊迫した空気の差が激しい、実に『スタドラ』らしい1話でした(^o^)
「私と、私のいる世界を変えることが出来る力が欲しかった。・・・そして、変えてくれるかも知れない強い男に魅かれた」
2010.12.30 (Thu) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第13話、見ました。
(以下は1月3日に書いています)
南十字学園の学生寮の寮長であるシナダ・ベニオは、子供っぽい外見や言動とは裏腹に、剣道部の部長を務めています。
剣道大会の女子の部で優勝したベニオは、意気揚々とスガタの実家の道場に乗り込んできました。
ところが、お目当てのスガタはタクトを代わりに戦わせ、そのタクトを破っても「彼は僕より強い」だの「今度は彼が勝ちますよ」と言って勝負を受けようとしません。
「もういい!!」と、ベニオは不機嫌さ丸出しで帰りました。
ここで唐突ですが、『スタドラ』第2話のあらすじを書かなくてはなりません。
その頃は簡単な感想しか書いてなかったので(^^;)
第1話でレイジングブルことホンダ・ジョージが銀河美少年に倒されました。
第5隊フィラメントの代表であるスカーレットキスことベニオは、今度はスピードキッドことゴウダ・テツヤを出撃させます。
しかし、スピードキッドのサイバディ・テトリオートは、タウバーンのタウ・銀河ビームを喰らって敗北しました。
そんな感じで、
- ワコ(皆水のの巫女)を誘拐しつつも封印を解くのに失敗、レイジングブルのサイバディ・アレフィスト大破(第1話)
- スピードキッドのサイバディ・テトリオート大破(第2話)
- 「王の力」に目覚めたスガタを味方陣営に引き入れようとして失敗(第7話)
- スガタをスカーレットキスのサイバディ・ページェントに取り込むも、逆に乗っ取られた末に大破(第8話)
と、失敗続きの第5隊フィラメント。
所有する全てのサイバディを失い(というか3体しかなかったのか(^_^:))、
第4隊おとな銀行の資金力や、第6隊科学ギルドの技術力のような、組織への貢献が無いフィラメントは追い詰められてしまいます。
実はフィラメント構成員のベニオ、ジョージ、テツヤは、元々はスガタのシンドウ家と同じく「シルシを受け継ぐ者」が生まれる一族だったのです。
本来ならスガタ(あとタクトやタカシ)みたいに、「シルシ」を持つ者がいるハズです。
しかし、彼らの家では「シルシを受け継ぐ者」が生まれなくなっていました。
特に宗家であったベニオはそのことを屈辱に思っており、綺羅星十字団が「シルシ」無しでもサイバディを動かせる電気棺を開発の成功を知って、フィラメントを結成。
目的は、不名誉を不名誉で終わらせない為でした。
一方のシンドウ家は、スガタが死ぬかもしれないリスクをものともしなかったように、「シルシ」が失われた一族ではマネが境地に達している。
そのことを、ベニオを気遣ってか、あえてイヴローニュの姿ではなく素顔を晒して突きつけるニチ・ケイト。
(この人、なんだかんだで面倒見がいいです(^^;))
「彼に旅立ちの日が訪れても、結局あなたはここで見送るだけなのかしら?」
ケイトとの会話で、ベニオはあることを決意します。
かねてより報告されていた、サイバディの修復。
しかし不確定要素が多く、特にデータの乏しい最初の修復作業では、単にスタードライバーの生命力を消耗させて終わる危険をはらんでいました。
しかし、失う物はもう何も無いと自ら実験体に志願したスカーレットキス(ベニオ)は、遂にサイバディ・ページェントの再生に成功しました!!
その勢いのまま、戦いに臨むスカーレットキス。
以前自分を取り込んだ因縁のあるサイバディが復活していることに驚くスガタをよそに、タクトはタウバーンを呼び出します。
今回はスターソードを使い、自らの剣術で戦うスカーレットキス。
決意の違いか、鬼気迫る攻撃で銀河美少年を翻弄します。
その剣筋を見てページェントのスタードライバーの正体に気づいたのか、「そうか、彼女が・・・」と呟くスガタ。
そしてスカーレットキスは、冒頭の試合でタクトを破った戦法を仕掛けます。
しかし、スガタは「その太刀筋は一度見られている。二度目は無い」と言い、タクトの勝利を確信します。
その言葉通り、今度は動きを見切ったタクトがカウンターを放ち、ページェントを撃ち破ります。
後日、タクトを剣道部道場に呼んだベニオは、改めて勝負を挑みます。
この前の敗北が一度立ち会ったことが敗因なのかと思っていたのですが、またも敗北。
「君みたいな男が、本当に強いのかもな」
結局、初手で仕留めてなかったらどのみちやられていたと、自らの負けを認めたベニオ。
その顔は、スッキリとした笑顔でした。
というわけで、今回はやられ役の印象が強い第5隊フィラメントにスポットが当たった回でした。
彼らの気の毒なところは、体育会系集団なのに、その得意分野で彼らを凌駕する相手が存在するところです。
剣道部部長のベニオより、スガタやタカシの方が強そうですし、
ジョージなんかボクシング部部長なのに、前回の話で金持ちの嫁のスパーリングでKOされました(T_T)
(ちなみに、そのことがショックだったようで、今週ジョージは自室にこもってトレーニングをしていました)
あと、ジョージやテツヤが出撃したのは第1、2話という序盤だったので、主人公サイドの描写に時間が割かれた結果、やられ役という印象しか残らなかった点も気の毒です。
今回の話で、かなり感情移入できるようになったのではないでしょうか?
とりあえず、毎回悲惨な印象が強いジョージには、何かいいことが起こってほしいトコです(^^)
「楽しんでらっしゃいますね、奥様?」「青春の謳歌ってやつかしら?」
2010.12.23 (Thu) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第12話、見ました。
今回の感想は長くなりそうなので、後で書きます。
(以下は12月25日に書いています)
タクトのクラスメイトである金持ちの嫁ワタナベ・カナコ。
彼女は夫である金持ち爺さんと離れ、島に執事二人と暮らしている。
そんな彼女の趣味(?)は、窓ガラス越しにキスを求める男子のリクエストに応えること。
学園の男子生徒の内73人(自己報告)をも虜にしている彼女は、最近はタクトに御執心のようだが・・・
前回シモーヌとセットで一気に株が上がった、ワタナベ夫人のエピソードです。
今回、彼女は自ら出撃することを決意します。
その決意を決めた日、彼女はシモーヌを使いに出し、タクトをデートに誘います。
いつものカナコ特有の冗談かととまどうタクトに、シモーヌはカナコの身の上を語ります。
何でも、金持ちの嫁になるより前から彼女は普通の学園生活を送ったことが無いらしく、
いつもしている奇行みたいな行動も、普通の学園生活に馴染めないが故の振る舞いだろうとのこと。
だから、普通にタクトと親しくなりたいだけだろうと語るシモーヌ。
あまりに熱心に話す様を見て、
「シモーヌちゃんは、ホントに彼女のことが好きなんだね(^o^)」
視聴者が思っていることを代弁する我らが主人公。
しかし、前回のラストから早くもこうなったか、シモーヌ・・・
そんな感じで、思わず本音を見透かされたり、気さくなタクトの人柄に触れたりしているうちに、シモーヌもタクトのことが気になりだした模様。
このアニメに出てくる女性キャラは、みんなタクトかスガタに気があるな・・・あ、サカナちゃんは違うか。
そんなこんなでデート当日。
自分につれないタクトに、ドキッとする言葉を次々に投げかける金持ちの嫁。
タクトは別に興味が無いわけではなく、単にとまどっていただけなので、すっかり翻弄されます。
ガラス越しでも相手の顔が見えるわけだしと渋ると、目を瞑っているならいいじゃないと言われ、何だかんだで「ガラス越しのキス」の約束をさせられます。
その翌日、学校帰りのタクトの前に、今度は綺羅星十字団のメンバー「頭取」の姿で現れる金持ちの嫁。
なぜ綺羅星十字団と戦うのか?とタクトを問い詰める頭取。
シモーヌいわく「世界平和を本気で考えている」らしく、さらには封印が解けた後の「綺羅星十字団の旅立ち」というものを見据えている彼女は、
もはや封印は限界に来ているから一刻も早く封印を解き、管理されなければならないのに、銀河美少年の行動はその計画を遅らせていると言います。
一方タクトは、女の子を拉致しようとするような奴らの言うことなんて信用できないと返します。
現時点では、どちらの言い分が正しいのか分かりません。
タクトが知っていることはあまりに少ないのですが、カナコが認識していることが正しいとは限らないからです。
ただ、少なくともカナコは他の部隊のメンバーを信頼していないらしく、自分が銀河美少年に勝って組織のリーダーとなり、全てのサイバディを管理しなければならないと思っているようです。
本心としてはタクトと戦いたくないものの、日死の巫女(ミズノ)が発見されて封印が解かれれば他の部隊が銀河美少年を倒しかねないと判断。
それ故、今の状況のうちに話を終わらせようとしたのです。
ともかく、二人の話し合いは決裂しました。
ここで唐突ですが、『スタドラ』第1話のあらすじを書かなくてはなりません。
その頃はまだ、簡単な感想しか書いていなかったので(^_^;)
南十字学園に入学した主人公タクトは、入ることになった学生寮で頼もしげな先輩と知り合います。
その先輩の名は、ホンダ・ジョージ。ボクシング部所属です。
その気さくな人柄で、主人公の頼れる兄貴分になるのかな~?と思ったものです。
ところが!?
ところが!?
偶然、綺羅星メンバーが皆水の巫女であるワコをさらおうとする現場を目撃したタクト。
止めようとするタクトをノシた綺羅星メンバー、レイジングブルの正体が先述のジョージでした。
気多の巫女(サカナちゃん)が守る封印を破った綺羅星十字団は、今度はワコに迫ります。
しかし、かねてより祖父からいろいろと聞かされていたらしいタクトは、サイバディ・タウバーンとアプリボワゼ(契約)し、レイジングブルの操るサイバディアレフィストを倒します。
敗れたレイジングブルは、サイバディ搭乗資格を失うという屈辱を味わいます。
このラストシーンを見て、次回から雪辱に燃えるジョージの姿が描かれると思いました。
オレンジ(『コードギアス』)みたいになるのか、あるいはコーラサワー(『ガンダムOO』)みたいになるのか?
ところが、毎回毎回違うメンバーが銀河美少年に戦いを挑むし、話も巫女やスガタ絡みの展開が続き、ジョージの出番はほとんどありませんでした。
そんなジョージが、久し振りに活躍しそうな予感!
ジョージは、カナコが「カンを取り戻すため」のスパーリングパートナーとして呼ばれます。
何の冗談かと思っている間に、カナコの殺人パンチをいきなり顔面にもらいます。
結局、3発も顔面に喰らい、KOされるジョージ・・・
ジョージは、「ロッキー」にはなれなかったんや!!(ToT)
しかも、「1発では倒せなかったから、この男、思ったより強い」と金持ちの嫁に言われる始末・・・
そんなこんなで、決戦の時は来ました。
自分の強さを充分に自覚している頭取ことカナコは、銀河美少年を殺してしまうかもしれないと戸惑いつつも、戦いを挑みます。
その思い込みは満更自惚れでもなく、サイバディ・ベトレーダを駆ってボクシング戦法で銀河美少年を圧倒します。
前回と違って今回は1対1で挑んできている相手なので、スガタも援護は「無粋だな」と手出ししません。
実に空気を読んだ発言(^_^;)
まあタクトをそれだけ信用しているからでしょうが。
実際、殺人パンチを喰らってもタクトは立ち上がります。
そしてタウバーンの腰に付いている突起物「パイル」を射出し、右腕部に合体させて高速回転! 新必殺技「パイル・クラッシャー」でベトレーダを貫き、粉砕しました。
やっぱり強ええ、銀河美少年・・・(^_^;)
敗れた際、頭取はタクトの強さが想像を超えたものであると実感します。
敗北した頭取は、サイバディ搭乗資格を失ったので組織のリーダーになることは出来なくなったものの、誰も勝てなければリーダーになる者はいないと発言。
つまり、日死の巫女の封印が解かれて対等の第3フェーズに移行したとしても、
綺羅星メンバーの中に銀河美少年に勝てる者はいない・・?
綺羅星メンバーの中に銀河美少年に勝てる者はいない・・?
翌日の朝タクトは、リムジンで登校中のカナコに呼び止められます。
「目を閉じていればいいのでしょう」と「ガラス越しのキス」を催促され、断れませんでした。
観念してリムジンのウインドウに顔を近づけるタクト。
ところが(多くの視聴者の予想どおり)、タクトが目を閉じてる間にカナコはウインドウを下げ、ガラス越しではなくダイレクトにキス!?
「いけないんだ~?」とからかわれて呆然としているタクトを置いて、リムジンは出発。
横で見ていた呆れ顔のシモーヌと、今回の題名に使っている会話をして話は終わりました。
前回と今回で、カナコ&シモーヌの魅力は充分に描かれたと思います。
カナコもデートシーンでタクトに「あの子(シモーヌ)は、私の宝物よ」と言ってたりしたので、何だかんだで仲がいいです。
今後話がどう進むか分かりませんが、綺羅星が分裂するようなことがあればこの2人はタクトの味方になりそうですね。
それはいいけど、ジョージ・・・(T_T)
見た目だけならワイルドでカッコいいのに・・・
「そして私は、この女が嫌いだ」
2010.12.15 (Wed) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第11話、見ました。
今回の感想を書く前に、まずは第3話のあらすじを書かなくてはなりません。
(その頃はまだ、簡単な感想しか書いてなかったので)
タクトのクラスメイトであるワタナベ・カナコは、若干15歳ながら世界的な大金持ちじいさんの嫁である。
本人は、その(年齢離れした)スタイルと色気で金持ちの嫁の座についた風に言うものの、実は世界経済の一翼を担う程の投資家としての実力を持つ。
そして、彼女は綺羅星十字団のメンバーでもあり、第4隊 おとな銀行の頭取としての顔も持っていた。
一方、同じくタクトのクラスメイトで、綺羅星十字団第4隊 おとな銀行のメンバーであるシモーヌ・アラゴン。
彼女はカナコの侍女として働いているのだが、実はカナコを憎んでいた。
「銀河美少年を倒した者がリーダーとなる」という綺羅星十字団のルールから、同じくカナコに仕えるダイ・タカシに戦うように唆した事もある。(これが第3話の戦闘)
しかしカナコは、シモーヌがタカシに「あの女より上に立って」と頼んでいる場面を見ていながら、特に気に止めることもなかった。
シモーヌは何故カナコを憎んでいるのか?
そして、カナコは何故、シモーヌの本心を知りつつ放置しているのか?
ここまでが3話で分かったことで、今回はその続きです。
実はシモーヌは、カナコの夫である金持ちが愛人である秘書との間に作った隠し子だったのです。
一年前、同じく隠し子である姉のミレーヌからその事実を聞かされ、姉に言われてカナコに近づいたわけです。
表向きは従順な侍女として働きつつも、母を捨てた男の妻となった女に復讐する機会を窺います。
カナコより上に立つという野望を持つものの、シモーヌのスタードライバーとしての能力は著しく低いらしく、結局タカシに頼むしかありません。
タカシは、敗北したので搭乗資格を剥奪されているからと断るのですが、シモーヌの熱心さに押され(?)、ある提案をします。
それはさておき、シモーヌは金持ちの嫁に出撃すると進言。
嫁が反対するものの、それさえ気にせず出撃。
そんなこんなで戦闘開始。
先述の提案とは、セクレタリー(シモーヌ)が搭乗するサイバディ「ダレトス」にバンカー(タカシ)を取り込むという作戦。
3回前の話でスカーレットキスさんが大失敗をやらかした作戦(^^;)ですが、今回の二人は相性が良いらしく、しかも強いバンカーの方が戦闘担当です。
実質2人分の力を振りかざし、銀河美少年と互角の戦いを繰り広げます。
ところが、この戦闘を見ていたスガタが「2対1はズルいよな」と、自身の持つ能力『王の柱』をタクトに与えたことで均衡が崩れます。
パワーアップしたタウバーンの前に、シモーヌの野望は一瞬で消え去りました(^_^;)
その日の夜、カナコを尋ねてきた友人を見てシモーヌは驚きます。
「一番の親友」と紹介されたのは、姉のミレーヌだったからです。
シモーヌは姉から真実を聞かされます。
もともと2人の母はカナコとは知り合いで、その(投資家としての)才能を認めて金持ちのパートナーに推薦したこと。
また、1年前シモーヌが交通事故で意識不明になった際、カナコがサイバディと契約させて助けていたこと(シモーヌ本人は意識不明だったことは知らない)。
全て知っていたのにどうして黙っていたのか、シモーヌが訊ねると、
「ロマンチックなシチュエーションだったから」
と言う金持ちの嫁・・・
と言う金持ちの嫁・・・
「やっぱり私は、この女が大嫌いだ」
と思わずにいられないシモーヌでしたとさ。
と思わずにいられないシモーヌでしたとさ。
てな感じの話でした。
シモーヌが戦うと言い出した時、「戦わせるためにここに置いているんじゃないのよ!」と、珍しく取り乱している金持ちの嫁を見て、
本当は気に入っているんだろうなってことが丸分かりだったので、オチが読めた話ではありました(^^)
まあ、両者とも悪い人間ではない(たぶん?)と分かり、後味がよいラストでした。
特にシモーヌは「憎い」一辺倒ではなく、嫁のスゴイと思う所はちゃんと認めたり感心しており(今回シモーヌのモノローグが入っているのでよく分かります)、
「この1年は、鏡で自分の顔を見ているより、あの女の顔を見つめていた時間の方がずっと長かった」などとも言ってます。
命の恩人でもあるし、母も姉も恨んでないので憎む理由も無くなったのでしょうが、手の平の上で遊ばれていたのが面白くないんでしょうね。
まあ「大嫌いだ」は、“あずにゃん”の「唯先輩なんてキライです!」みたいなものでしょう、中の人つながりのネタ的に(^^;)
姉が嫁の所へ行けと言った時の心境が分からないので、シモーヌの早とちりだったのか、そうでないのかはちょっと分かりづらかった、かな?(たぶん前者)
あと、気になるのはタカシ(バンカー)です。
シモーヌの下克上企画に協力してもお咎めなしなので、金持ちの嫁からの信頼が厚いのは分かりますが、そもそも何故(仕えている身からすれば大それたことに)協力するのか?
今回の作戦を提案する際の、怪しげな表情も気になります。
何か企んでいるのかも知れませんが、一方で好戦的な面も見えるので、綺羅星のリーダーの座などどうでもよく、単に銀河美少年と戦いたいだけかも知れません。
今のところバンカーは、本来の自分のサイバディを本来の能力(タクトやスガタと同じく「しるし」を持つ)で操ったことが無いです。
その時が来たらさすがの銀河美少年も大苦戦しそうです
・・・と思ったけど、それでも勝っちゃうのがこの番組ですね(^_^;)
「マリノとボクが好きになるものは、いつも一緒だもん♪」
2010.12.07 (Tue) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第10話観ました(^o^)/
今回、南十字学園では球技大会が行われ、タクト達1組はマリノ&ミズノ姉妹がいる2組と対戦することに。
両チームには味方敵一般生徒を問わず、今まで登場している一年生キャラがオールスターで登場。
これは何気に気のきいた展開です。
というのは、『スタドラ』は登場人物が多くて、把握するのが大変です(-_-;)
それが今回の話を見れば、やたら多い1年生の内、とりあえず誰がタクトのクラスメイトで、誰が違うクラスなのか分かります。
公式サイトを見てもクラス名までは書かれていない(それ以前に、キャラ紹介は全く更新されていないので、マリノやミズノの紹介ページは無い(>_<))ことを、本編中でハッキリさせてくれました。
また、野球に参加してないキャラは学年が違うことになります。
また、野球に参加してないキャラは学年が違うことになります。
スガタの家で働いているメイド二人組も、今回の話では1年生のタイガーのみ出てきて2年生のジャガーは出てこないので、なかなか新鮮な感じがしました。
(※番組を見たことが無い人へ。タイガーとジャガーは本名です。それも女子高生の(^^;))
前回から出てきた3人組の男達、マンティコール(=マリノ)の配下ながら彼女が日死の巫女を見つけだしたら用済みとして追い落とそうと企んでる連中なのですが、この内タクミ・タケオは1年生でマリノのクラスメイト、他の二人は上級生(3年生らしいです)だと判明。唯一の1年生タケオが、今回のタクトの対戦相手になります。
マンティコールの正体が、以前から気になってたクラスメイト・マリノだと気づいたタケオは、彼女にアピールしようと、球技大会でタクトを三振に仕留めました。
落ち込むタクトに、ミズノが近づき、「大丈夫」という意味の魔法の呪文、「カタミ ワカチタ ヤガダンセ」を教えます。
一方タケオは、マリノに自分も綺羅星メンバーであることを明かし、球技大会での勝利の勢いのまま、タクトに勝負を挑みます。
ノリノリのソードスターことタケオに思わぬ苦戦をするタクトでしたが、ミズノから聞いた魔法の呪文を唱えて勇気100倍。
タウバーンの新たな力を使って勝利を収めました。
その新たな力ですが、今まで飾りか何かだと思っていたタウバーンの後腰部の突起物が外れ、宙を飛んでソードスターのサイバディ・ザイナスの打ち出した光球を次々に撃墜していくというもの。
タクトがまだ全部の能力を使いこなせていないとはいえ、
ホントに何でもありだな、あのサイバディ(^_^;)
ホントに何でもありだな、あのサイバディ(^_^;)
最後は、いつもの「豪快・銀河十文字斬り」をジャンプしながら繰り出していました。
戦いが終わった後、マリノはタクトの姿を思い浮かべていました。
球技大会で知った気さくな人柄、そして、自分以外誰も信じていないと思っていた妹・ミズノの呪文を信じていたこと。
その呪文は、幼い頃のマリノの気持ちを救ってくれた特別な言葉。
マリノは、自分も妹と同じくタクトに惹かれていることに気づくのでした。
そんなわけで、新キャラ二人は、銀河美少年にもう夢中。
これからどうなるか気になるところですが、とりあえず次回は彼女達がメインの話ではなさそうです(^_^;)
「嘘つきだけど、あの約束だけは守るよ。・・・ミズノは、お姉ちゃんが守ってあげる」
2010.12.02 (Thu) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第9話観ました(^o^)/
ある日タクトは、ひょんなことからヨウ・ミズノという学園一の不思議少女と知り合います。
タクトのことを気に入ったミズノは、タクトの所属する演劇部「夜間飛行」に入部しました。
そのことを双子の姉のマリノに嬉しそうに話すミズノ。
一方綺羅星十字団には、ヘッドより代表代行を委任された新たな幹部マンティコールが加入しました。
彼女と契約したサイバディ「アインゴット」は、未だ不完全な状態なものの強力な探査能力を持ち、修復された暁にはその能力を使って封印を守る「日死(ニシ)の巫女」を探し出してみせるといいます。
巫女を見つけ出して封印を解かないと、第3フェーズのタクトのタウバーンと対等にならず勝ち目は薄い。
それ故、マンティコールは仲間から反感を買うくらい傲慢に振舞います。
しかし、マンティコールの真の目的は別にありました。
彼女の正体は、ミズノの姉のマリノ。
マリノの目的は、妹のミズノが日死の巫女であることを誰にも気づかせないよう守り抜くことでした。
主人公サイドと敵サイド、両方に新キャラが参入。
無邪気な妹に対して、優等生な姉という組み合わせ。
姉は妹には優しいのに、仮面を着けて綺羅星に参加しているときは高飛車な態度を取ります。
どちらが本性なのかと思いきや、ラストシーンを見て前者の方が本性だと判明。
むしろ、妹を守る為に必死に傲慢な態度で綺羅星メンバーと対峙しているのでしょう。
姉妹揃って、なかなか魅力的なキャラ達になりそうです。
でも、姉の方は途中で脱落しそうな感じがしますが(^_^;)
タクトとスガタは前回決闘したせいか、以前よりも仲良くなっていました。
武術師範代を務めるスガタの特訓を受け鍛えられたタクトには、もはや第2フェーズの綺羅星のサイバディは敵ではありません。
それ故、速やかなる第3フェーズへの移行を望む綺羅星
しかし、綺羅星の議長カタシロ・リョウスケは、果たして敗因はフェーズの違いだけなのかと疑問を感じていました。
「お前に何が分かるッ!? あのナイフはなぁ・・・ワコを守る為に持ってたんだッ!!」
2010.11.25 (Thu) | Category : アニメ(銀河美少年)
ようやく『STAR DRIVER 輝きのタクト』第8話、見ました。
(ここから先は11月27日に書いています)
(ここから先は11月27日に書いています)
前回のラストで昏睡状態から目覚めたスガタ。
しかし、彼は人を寄せ付けない雰囲気となり、心配しているワコにも素っ気無い態度を取ります。
一方、綺羅星十字団はスガタが第1フェーズで身につけた能力を脅威に感じつつも、まだサイバディを操れる第2フェーズの段階には達してはいないと判断。
当面はタクトの操るタウバーンの方を攻撃目標とし、その戦闘中にスガタの力で介入されないように警戒するように決めます。
その会議の最中、前回スガタに暗示をかけることに成功していたスカーレットキスは一人ほくそ笑みます。
ちなみに今回の話は、タクト側の人間と綺羅星メンバー、まったく無関係な一般生徒が、普通にクラスメイトとして会話しているシーンが多く、綺羅星メンバーも普段は普通に学園生活を送っていることが分かります。
幹部の一人イヴローニュことニチ・ケイトなど、以前よりワコとは親しいことが窺えました。(ケイトはワコが巫女であることを知っているのですが)
こういう描写が丁寧なのは好感が持てます(^o^)
話を戻します。
タクトは学園を早退したスガタを追いかけ、ワコの気持ちを蔑ろにしたことを問い詰めます。
そして、以前の穏やかな表情を見せていたから頃から、元よりスガタは他人や自分自身に興味など持ち合わせておらず、人と距離を置いていたことを指摘します。
それは強大な力を手にする運命に縛られているが故の苦しみで、そんな自分やワコの苦しみが分かるかと返すスガタ。
綺羅星のサイバディを全て破壊し、ワコを救うというタクト。
一触即発の二人。
しかし、その時ゼロ時間が発生。
現れたスカーレットキスのサイバディ・ページェントがスガタを取り込みます。
スガタの強大な力を取り込んで、パワーアップするページェント。
タクトはタウバーンを呼び寄せたものの、スガタを人質に取られていては手が出せないと踏む綺羅星メンバー。
さすがは悪の組織だけあって、卑劣な手を使ってきます。
ところが・・・!?
ついさっきまで殴りあう気マンマンだった二人。
タクトは全く躊躇わずに向かっていくし、スガタはページェントを逆に乗っ取ってタクトとの決闘を受けて立ちます。
綺羅星そっちのけで、ノリノリで戦う二人。(スゲェ・・・)
利用するつもりが、スガタに振り回されるハメになったスカーレットキスが哀れ。
殴り合いの中、今回の題名に使ったセリフを叫んだスガタ。
それを聞いて、不器用ながらもワコを守ろうとする気持ちがあることを知ったタクト。
いつしか二人は、戦いながらも笑いを浮かべていました。
そして、お互いの(サイバディの)拳をぶつけ合う二人!!
ヤバイ! こいつら、カッコよすぎる!?
王の力に耐え切れなくなったスガタの乗るページェントが崩れ落ち、戦いは終わりました。
互いを見つめながら、現実の空間へと戻る二人。
(スカーレットキスはどうなったかって? 知らん)
息を切らしつつも、満足したかのような笑顔を浮かべる二人。
と言うわけで、3話に渡ったスガタ編もひと段落。
放映当初は、いわゆる「いいヤツ」ポジションなのかとか、ワコよりタクトの方に興味があるキャラなのかとか思っていたのですがそうではなく、
敵キャラ(ラスボス?)化するのかと思いきや、そうでもなかったですね。
頼りになる味方になりそうです。
後は、スガタのサイバディがいつ出るかが気になるところ。
今後も目が離せません(^o^)
「あの二人のために、いま君ができることはきっとある。ただ傍にいてやるだけでもいいじゃないか?」
2010.11.17 (Wed) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第7話、見ました。
前回、ワコ達を救う為に王のサイバディ・ザメクと「アプリポワゼ」(サイバディと契約を結ぶこと)したスガタは昏睡状態になりました。
二人の間の絆には入り込めないと思ったタクトは、二人から距離を置きます。
しかし、よき理解者である演劇部部長エンドウ・サリナから今回の題名にも使っている言葉で励まされ、まずはワコの下に向かいます。
一方、綺羅星十字団はついにアプリポワゼした王の力が敵に回ることを恐れ、まずはタクトの方に攻撃を仕掛けます。
戦いの場である、時間の止まった異空間「ゼロ時間」に、昏睡状態のスガタも現れ、動揺するタクト。
しかし、戦闘中にスガタが目覚めたのを感じ、敵サイバディを瞬殺。
ワコと共にスガタの屋敷に向かいます。
ところが、スガタの眠っていた部屋はもぬけのカラに。
夢遊病者のように、島の中をさすらうスガタ。
自分達の王として迎え入れる為に、綺羅星十字団の幹部スカーレットキス(←これ、名前です。念のため)がスガタに近づき、得意の人を操る能力を仕掛けます。
間一髪駆けつけたタクトがスガタの頬を殴り、スガタは目を覚まします。
しかし、目覚めたスガタは、以前の穏やかな表情とうって変わった尊大な態度を見せ、タクトは困惑します。
はたしてそれは、スカーレットキスに操られている為か? それとも王として目覚めたからなのか・・・?
ってな感じで、今まで味方だったキャラが敵(ラスボスの可能性もあり)になった!? という話でした。タクトやアコがさんざん悩んだり心配してた先がこの展開ですから、そりゃないよスガタって感じです。
敵も味方も同じサイバディで戦っているから、新たな存在が誕生すると自軍に取り込もうとする話が出来るんですね。綺羅星側に回るとしても、綺羅星メンバーもただでは済まなそうな雰囲気がプンプンしてます(^^;)
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