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「FW GUNDAM CONVERGE #22」(その1)

2021.11.16 (Tue) Category : 食玩(『ガンダム』)

(本文は11月12日、16日、21日、22日に書いています)
食玩「FW GUNDAM CONVERGE #22」が本日(この記事の日付である16日に)発売されました。
前弾の「#21」(こちらをクリック)とは半年も間が空きましたが、その間に「#Plus02」プレミアムバンダイ限定商品特別弾もあったりで、「CONVERGE」の名が付く商品自体はいろいろ出ています。

今回は↑の画像の3種類を買いました。

  • ザクII改(フリッツヘルム仕様)
  • ゲルググJ
  • ゲルググJ(シン・マツナガ専用機)

ザクII改(フリッツヘルム仕様)とノーマルのゲルググJ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』出展の機体です。
ゲルググJ(シン・マツナガ専用機)は公式サイトには『機動戦士ガンダム MSV-R』の機体と書いてますが、初出はPS2ゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』です。


MS-06FZ ザクII改(フリッツヘルム仕様)
『0080』の実質主役機であったザクII改のバリエーションで、ノーマルとの区別の為に「Bタイプ」と呼ばれることも。
その名の通りヘルメットを被ったような頭部となっており、それ以外はノーマルとまったく一緒。ザクII改最初の立体物である1/144旧キット時代から、こちらの仕様に出来るパーツが付いていることが多かったです。
「CONVERGE」では、珍しくノーマルとは別個の商品として発売となりました。

両側面
頭部のラインは一般的なザクのものとかけ離れたものとなり、マラサイギラ・ドーガっぽいです。

背部
メットの下に通常の頭部が見えるので、ホントにヘルメットを被ってる感が強いです。
ノーマルとの性能の違いは、増加装甲を施した分重量が増してるから機動性・運動性に影響が出てるという感じでしょうが、実際は誤差範囲なのかも?

MMP-80マシンガン
今回のBタイプは「#17」で発売されたノーマル仕様流用した物ですが、頭部この武器(とそれを保持する右手首)新造パーツとなっています。

MMP-80はザクII改だけでなく、他のジオン系モビルスーツも使用するポピュラーな武器です。

「#17」と同じヒート・ホークを持った右手首も付属してます。

デフォルトの右手首と交換して装備させましょう。

付属の台座に乗せました。
頭部パーツをはずし、モノアイ部分を回転させれば、ザクの目線を変えることができます。


MS-14JG ゲルググJ(イェーガー)
『0080』に登場する機体で、ゲルググの「最終生産タイプ」と言われます。
「イェーガー」とはドイツ語で「狩人」を意味し、そこから連想される「狙撃型」としての運用がよく知られていますが、実際のところはそれ以外でも高い運用性を誇ります。
『0080』劇中でもその性能の高さを見せつけましたが、出番の少なさとネームドパイロットが搭乗しなかったこともあり、同作のジオン軍の機体の中ではやや影が薄い方です。

側面
他のゲルググタイプの量産型は緑を主体としたカラーリングなのに、このゲルググJのみ赤系統の派手な色なので、並べるとこの機体だけ目立ちます。
ひょっとしたら『0080』本編に出てきたのは一般機ではなく、特殊部隊用のカラーリングがされた機体の可能性もあります。設定でも「生産数は少ない」とされ、エースや指揮官といった(パーソナルカラーが認められる)パイロットに優先的に配備されたそうなので、そもそも一般機のカラーが存在するかどうかも怪しいです。
『0080』本編ではありませんが、近い時期に発売された書籍『MS ERA 0001~0080 ガンダム戦場写真集』と、ちょうど今YouTubeで配信されているOVA『機動戦士SDガンダム』「夢のマロン社・宇宙の旅」(※この作品はSDガンダムたちがリアルな『ガンダム』世界に迷い込むという衝撃的なストーリーです)に、緑色いかにも一般兵用という趣のゲルググJが出ています。
もっとも、それらの作品の登場する機体は『0080』風のアレンジがされた初代『ガンダム』登場の機体もあるので、ゲルググJみたいな外見だけど設定上は通常の量産型ゲルググだと思われますが。

で、我々がよく知るこの〝赤い〟ゲルググJですが、ぱっと見〝赤い彗星〟シャア・アズナブル大佐の機体みたいな配色なので、グフやドムみたいにエースパイロットにあやかったカラーリングでは? とも考えられますが、そういう設定はありません。
ついでに言うと、シャア大佐本人がこのゲルググに乗ったことも(今のところ)ありません。
〝赤い彗星〟っぽいゲルググというと、『ガンダムΖΖ』第26話に登場するマサイ・ンガバ搭乗のゲルググ(元はタグというジオン兵の機体だった)があります。
案外、一年戦争末期に「シャアカラー」で塗るのが流行ったのかも知れませんね。

…などと書きながらネットでいろいろ調べてたら、旧キット(1/144)のボックスアートに緑色したゲルググJが描かれているという記述を発見!?
確認したら、実際いたよ…
じゃあ〝赤い〟のは特殊カラーで、一般機はやはりジオン伝統のグリーンカラーってことで。本編出てこないけど。


頭部
指揮官機として優先配備されただけあり、通信機能を高めるブレードアンテナが取り付けられています。

頭部を分解してみました。
↑のザクと同じくモノアイ可動のギミックが仕込まれています。
後頭部のトサカがはずれることもあり、パーツ数が多めですね。


背面
腰アーマーやバックパックにバーニアいっぱい
いかにも機動性が高そう。


バックパック
レーザー通信用のアンテナが設置されており、通信能力が重視されていた事が伺えます。


ここからは武装について。

頭部バルカン砲
ジオンの機体では採用率の低いバルカンですが、当機は装備しています。
近接防御用でしょうね。

ビーム・スポットガン
両前腕に設けられた内蔵ビーム兵器
低出力ながらビームを連射できるスゴイ武器なのですが、「牽制・威嚇程度の威力」とされ、予想よりもガッカリな扱い。まあビーム兵器の小型化はジオンの苦手分野だしな。
「まだ完成していない」と旧キット(1/144)のインスト(説明書)に書かれていたせいか、ゲームなどでは速射砲が代わりに装備されたことも。

ビーム・サーベル
格闘戦の装備はビーム・ナギナタではなく、ゲルググMなどと同じくビーム・サーベルです。
資料によってはビーム・ソードとなってたりしますが、同じ物と思われます。

以上の装備は設定上持っているハズですが、何故か武器リストに名前が載っていないことがあります。そのためか、ゲーム作品ではオミットされる事もしばしば。
バルカンとスポットガンはまあサブウェポンだからいいとして、サーベルの有無機体の使い勝手に大きく関わってくるので有る方がいいのですが。
もっとも、「射撃主体(それも狙撃)で使う機体なのでサーベルは必要ない」といわれてもしっくりきますが。
ビーム・サーベルは本編で使ってない事もあってプラモデル等でも付属しておらず、形状や収納箇所は謎に包まれています。


大型ビーム・マシンガン
ゲルググJのメイン兵器で、ジオン軍の数少ない携行ビーム兵器
「ビーム・マシンガン」、「大型ビーム・ライフル」、「ビーム・ライフル」と表記されることもあります。
マシンガンと付くだけあってビームを連射できる一方、収束させて単発の高威力ビームを放つ事もできるという優れもの。単発ビームの方は銃身が長いこともあって遠距離まで届き、狙撃の際に猛威を振るいます。

この他の装備として、ジャイアント・バズシュツルム・ファウスト(リック・ドムⅡなどが装備していた物と同じ)ビーム・ライフル(前述の大型ビーム・マシンガンとは別で、量産型ゲルググの使用するタイプ)が旧キット(1/144)のインストに記述されています。
ゲーム作品では、初代『ガンダム』登場のゲルググと同じビーム・ナギナタを装備していたことも。(確かSFC版『第三次スーパーロボット大戦』では、ライフル、ナギナタ、シュツルム・ファウストで、デフォルトの装備とは全く違う武器が並んでいたような…)
まあモビルスーツは装備をいろいろ変更できるのも特徴なので、シールドとかも必要に応じて装備してたりしててもおかしくないでしょう。
余談ですが、逆にゲルググJ用の装備である大型ビーム・マシンガンを別の機体が装備している例もあり、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』の小説版の挿絵でヴィッシュ・ドナヒュー中尉の陸戦型ゲルググが、アーケードゲーム「ガンダムカードビルダー0079」では排出カードに描かれたゲルググ高機動型(ジョニー・ライデン専用機)が装備しています。


プロペラトタンク
以前、「#20」リック・ドムⅡ(ツヴァイ)の記事で説明した(こちらをクリック)ので、説明はそちらを参照。
タンクは自由に取り外しできます。


フル装備させて、付属の台座に乗せてみました。



長くなったので、今回はここまで。
〝白狼〟の乗るゲルググJは次回紹介します。

以上、食玩「FW GUNDAM CONVERGE #22」(その1)ザクII改(フリッツヘルム仕様)ゲルググJでした!!


(11月28日追記。次回はこちらをクリック)

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