CANDY TIME

 

私が住んでいる地域では『仮面ライダーオーズ』は放映してないので、このタトバソングを聞くのも久し振りです。去年の夏の映画、それと東京旅行で見た回で聞きました。

それらの話では他のコンボは登場しなかったので、他の歌は初めて聴きました。
あと、ネット画像でしか見たがなかった、ガタキリバコンボの群態やトライドベンダーも初めて見ました。
封切直後の時点だと、サゴーゾコンボが最新フォームで、タジャクドルコンボが初お披露目のフォームなのでしょうが、私には初お目見えばかりだという(^^;)

未放映地域に住んでいる身としては、劇場版はテレビ本編のお試し版って感じもするので、いろいろな要素を見せてくれる方が嬉しいです(^o^)

 

さて、内容について少し。

去年の『MOVIE大戦2010』と同じ三部構成なのですが、今年は『W』と『オーズ』それぞれの話にケリが着いてから第3部に突入しました。

去年みたいにラストを引きにして続ける展開かと思っていたので、ちょっと意外でした。

ただ、『W』の方はスカルが主役の話だったし、『オーズ』の方は重要キャラのノブナガが第3部に出てこないので、この見せ方でいいと思います。

 
 

第1部は『W』の終了後のエピソードなのですが、亜樹子がヤミーの力で過去を覗くという形で『W』本編の十数年前の時代が描かれます。
 

スカルが主役だけあって、大活躍です(^_^)

嬉しかったのは、以前の映画では見られなかったスカルボイルダーの走行シーンがあることですね。しかも、そのまま戦闘する上、さらにスカルギャリーまで登場します。
 初変身で完全体ではない状態でも、鳴海荘吉自体が強いから戦闘能力が高いというのもさすがでした(^^;)
 

出てくるドーパントがスパイダーとバットというのも気が利いています。
（※『仮面ライダー』シリーズでは、序盤の敵が蜘蛛や蝙蝠になることが多い）

そんな感じで、スカル好きには大満足な内容でした。

・・・その代わり、Wの出番は少なく、アクセルに至っては変身もしない（というか出来ない）のですが(^u^;)

 
 

第2部は、セルメダルを使った実験で、あの織田信長が人工生命体として現代に蘇った・・・という話。
（余談ですが、鳴海荘吉役の吉川晃司氏は『天地人』で信長役だったし、この日放送された『江』では信長が死んだ“本能寺の変”の話だったので、私には信長ばっかりな1日でした(^^;)）
 

誕生してすぐに信長は研究所を脱出し、偶然出会った映司に保護されます。
若い肉体を得て、現代の社会の仕組みを学んだ信長ならぬノブナガは、次第に欲望を含まらせていきます。
やがて、対称的に無欲の映司とは道を違えるのですが・・・
 

ちなみに、研究所脱出→映司に拾われる、の展開が速くて、「テンポいいなあ」と思って見ていたのですが、その後の展開の、現代社会を学ぶ→（中略）→経済界（？）の大物になる、がもっと速くてビックリしました
 

しかし、歴史上の人物の怪人というと、『仮面ライダーX』に出てくるGOD悪人軍団を思い出してしまいます(^^;)

 
 

第3部は突如出現した仮面ライダーコアを相手に、Wとオーズの共闘が描かれます。

邪悪な怨霊のような存在が仮面ライダーを名乗っているというのは、何気に今まで無かったパターンですね。

Wとオーズの同時変身や、ハードタービュラーとトライドベンダーの並走が見られます(^v^)v

また、地上に残って戦うアクセルに仮面ライダーバースが加勢します。

“2号ライダー”同士の共闘も見られて良かったです。

 

そんな感じで、見所たっぷりの映画でした。
 
 

本編が終わった後、4月に公開される映画の予告が流されました。

毎年恒例の『電王』の映画ですが、共演するのが現行の『オーズ』だけでなく歴代仮面ライダーが登場するようです。

しかも、主役が仮面ライダー1号だと、「ハイパーホビー」に書かれていました。

これは楽しみです(^^)