CANDY TIME

というわけで、『重甲ビーファイター』の特別編となる第52話と第53話。
まさかの『ブルースワット』＆『ジャンパーソン』との共演編です！！
当時この特別編の放送を知って、すごく興奮したことを覚えています(^o^)/
そういえば、現在も続く『スーパー戦隊シリーズ』の共演作『VSシリーズ』も、この年からスタートしました。

『ブルースワット』と『ジャンパーソン』の面々も、どういうキャラなのか説明台詞や映像があるので、見たことが無い視聴者にもフォローされています。
一方で、両作品の後日談でもあるので、見ていた人にも嬉しい要素です。（ガンギブソンの声が違う点だけ残念(^_^;)）

全部で9人のヒーロー（異次元調達屋カブト含む）が登場するのですが、全員キャラが立っています。
共に3人ヒーローの『ビーファイター』と『ブルースワット』でキャラが被っておらず、非変身ヒーローのジャンパーソンとガンギブソンが独特の存在感があるからでしょう。
コミカル担当にカブトがいるのもいい感じ(^^)
出番もキッチリあるので、目立たない人はいません。

敵側もビルゴルディとクイーンが登場するので豪華です。
単なる戦闘要員としての復活ではなく、2人とも強大な敵としての威厳を保っているので、魅力が損なわれていません。
捕らえたサラに呪いの言葉を吐くクイーン、これ以上他の悪が復活すると自分にも不都合になるのでそれを止めさせようとするビルゴルディが印象的です。

彼らを復活させたのは、かつてブラックビートを誕生させた魔道士ジャグール。
自らの創造主をも抹殺するブラックビートの非情さを描く展開の為、早々に退場したジャグールがまさかの復活です。
でも魔道士なので、蘇ったり、歴代の悪を復活させたり、その悪の面々を取り込んでパワーアップしたりしても違和感がないので、この特別編のラスボスには適役でしょう。

話が2話もあり、出演者も豪華なこの特別編。
しいて残念な点を挙げるなら、先輩達に貫禄をつける関係でビーファイターがやや未熟に描かれている点でしょうか。
これが戦隊の『VSシリーズ』みたいに本編途中の出来事というのならともかく、本編終了後の出来事ですからね。
1年に渡る戦いでビーファイターも成長したハズですが・・・
これについては製作側も気になったのか、ジャマールという強大な敵との長く苦しい戦いが終わったばかりなので、とフォローされていました。
もちろん先輩達との和解や、汚名返上の活躍も描かれてます(^^)/
（なお、貫禄のついたビーファイターは、翌週から始まる番組でさっそく見られました(^^)）

終盤、仲間達の援護を受け、1人ジャグールに挑むブルービート。
ジャグールに怒りの言葉をぶつける時、ブラックビートの生み出したことにも言及してるのがいい感じ。
そして炸裂する3大ヒーローの必殺技！
倒されてもなお生き延びようとするジャグールでしたが、自分を利用していたことに怒るビルゴルディに地獄に引きずりこまれました。
協力することで勝ったヒーロー達と、互いに利用し合って共倒れした悪。
それらが対称的に描かれていました。


そんなわけで、『ビーファイター』の配信もこれで終わりです。
次に見たいのは続編となるあの番組ですが、はたして配信されるでしょうか？
ともかくこの半年間、毎週毎週大興奮して見てました。
18年経っても『ビーファイター』は、私にとって最高のヒーローでした(^o^)v

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