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栄光の機体

2013.10.07 (Mon) Category : 模型(ガンプラ)

(本文は10月10日に書いています)

10月6日に続いて、HGUC(1/144)MS-05B ザクⅠの紹介。今回は付属する武装についてです。

まずは格闘兵器のヒートホーク
後継機であるザクⅡも装備しています。
というか、ザクⅠ『ガンダム』本編では使用していません。
しかし、ザクⅠの旧キットの1/144と1/100の両方に付属していた為、ザクⅠの武器って印象が強い人も多いでしょう。
逆にゲームとかでは、ショルダータックルなどの素手での格闘戦をすることが多く、ヒートホークは持ってない(使わない)印象があります。

  ヒートホークは専用のホルダーに収納でき、そのホルダーを左右の腰のサイドアーマーに取り付けられます。
このキットを2つ買えば、左右両方に装備させることも出来ます(^^;)
ヒートホークはグレー一色の成型色だったのですが、ガンダムマーカーのイエローとメタリックパープルで塗り分けました。

続いて、105㎜ザクマシンガン
ザクⅡのは120㎜ザクマシンガンですが、こっちは口径が少し小さい105㎜。
もっともテレビ版では装備しておらず、劇場版『めぐりあい宇宙』に登場したザクⅠは120㎜の方を持っているようですが(^^;)
ザクⅠ用のマシンガンとしてデザインされ、旧キットの1/100に付属して知名度が上がりました。
ザクⅠ以外では、ゲームに登場するドムキャノンや『MS IGLOO』に登場するヒルドルブが持ってたりします。

武装ではありませんが、指揮官用のブレードアンテナを装備。
頭部中央のパーツを交換することで指揮官機に出来ます。
「ツノつき」のザクⅠはゲームとかの作品によく登場しますが、映像作品だと『08小隊』第8話のトップの機体が有名どころ。
性能は劣るものの、乗り慣れたザクⅠに敢えて乗り続けたパイロットもいるみたいです。

続いて、スパイクシールド
ザクⅡの右肩のシールドを手持ち式にして、先端に打突用のスパイクを付けた物です。
元は『0083』でゲルググM(マリーネ)が装備していた物で、HGUCでザクⅠが発売される時にザクⅠ用の装備とされたようです。(同時期に発売されたゲームでは、スパイクが無いタイプをザクⅡが持ってたりします)
ゲルググMの場合、物資不足のシーマ艦隊が手持ちの装備でやり繰りしているって感じですが、ザクⅠの場合は単に流用しただけって感じですかね。
「元々はザクⅠの手持ちシールドだったのを、ザクⅡでは肩に取り付ける固定装備にした」って説を何かの本で見た記憶があるのですが、たぶん公式ではないでしょうね。
ザクⅡは、先行量産型(MS-06A)の肩が両肩とも球状のアーマー(要するにザクⅠの左肩アーマーと同じ)でシールドとスパイクは無く、第1次量産型ザク(MS-06C)でシールドとスパイクが装備されたらしいので。

上記の通り、スパイクシールドは攻撃用にも使えます。
シールドの裏に取り付けられたグリップを掴むことで保持するので、物が持てる手首をしているなら他の機体でも持たせられます。

ちなみにゲルググMのスパイクシールドは、グリップだけでなく腕に直接マウントして固定しています。(HGUCでもそうなっています)
アーケードゲーム「ガンダムカードビルダー」でも、ザクⅠ用のとは違う仕様(ゲルググ系にしか装備できない)になっていました。
固定がしっかりしている為か、より強力な一撃が放てるようで、「カードビルダー」では威力が高いだけでなく、喰らった相手を強制回頭機動低下させる凶悪な装備になってました(^^;)

続いて、シュツルムファウスト。手持ち式の使い捨てロケットランチャーです。
これも本来はザクⅠの装備ではなかったのですが、『0080』で初登場(ホントは『逆シャア』の方が早いのですが、時空列的には後年の作品なので(^3^;))して以来、「一年戦争時のジオン系のMSの多くが使用していた武器」って感じで定着し、他のアニメやゲームでも色々なMSが使用。
なので、ザクⅠもたぶん使っていたんだろうな、って感じはします(^u^;)
ヒートホークとスパイクシールドと同じく、握り拳の穴に差し込むだけなので、左右どちらの手にも持たせられます。

スパイクシールドの裏側にマウントさせることも出来ます。
マウント箇所は2つあるので、キットを2つ買えば2本装備させることも出来ます(^^;)


続いて、280mmバズーカ(ザクバズーカ)
『ガンダム』本編に出てきた、主にザクⅡが使うスコープつきのザクバズーカとは異なるデザインです。
ザクⅠ用としてデザインされたものの、105㎜ザクマシンガンと違って旧キットの1/100付属しなかった(代わりにザクⅡのバズーカが付属)ので、ややマイナーの武器です。
一応、『MSV』展開時の頃の本には収録されていましたし、ガシャポン戦士の「SDガンダム マーク12」の武器セットの中にあったりしましたが。
その不遇の武器が、HGUCで遂にプラモ化!
画像のように、後ろの腰アーマーに取り付けることが出来ます。


ザクⅠ用バズーカがデザインされる際、一緒にデザインされた右肩用のバズーカラック。発射の際の肩部を保護する為のもので、このキットではパーツ差し替えで取り付けます。

ところでHGUCのインストでは、このザクⅠ用バズーカ一年戦争開戦当初に核弾頭を発射するのにも使われた、という記述があります。
でも「カードビルダー」だと核バズーカはザクⅡ用のバズーカなんですよね。(いや、「カードビルダー」にはザクⅠ用バズーカ自体が収録されてないのですが)
ゲームとかだと、どちらのバズーカでもなかったりもしますし、どれが正式なんでしょうかね?(^^;)


付属する武装は以上です。
こだわるなら、他のキットからザクⅡ用のザクマシンガン、ザクバズーカ、3連装脚部ミサイルポッド、クラッカー等を持ってくるのもアリだと思います。


最後に、全ての武装を付けてみました。
私の後輩のバズーカ居合氏も大喜びフルウェポンです(^^)/

昔から思うのですが、旧ザク(あえてこう呼ぶ)って本編で老兵・ガデムが乗ってるので、爺さんっぽいイメージがあります。第一線を退いているとか動きも鈍いとかって設定で強調されてますし、『めぐりあい宇宙』では武器を持って配備されていたもののハデな動きはしてませんしね。
ところが、ツノが付いたら急に精悍な顔立ちに見え、若者っぽく感じます。ザクⅡと違って動力パイプが外見に無いのでスマートに見えるからでしょうか? 武器を持っていると、現役バリバリって感じです。
画像のはテレビ版のと同じカラーリングなのでそれほどでもないですが、ゲームなどに登場するエース用の機体はカスタムカラーで塗られ、ヒロイックな魅力すら感じられます。
初代『ガンダム』に登場する〝旧ザク〟と、それ以降に登場する〝ザクⅠ〟は、同じ機体でありながら別物のイメージがあるような気がします。


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