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かつて戦争があった・・・

2010.07.15 (Thu) Category : 模型(ガンプラ旧キット)

10-01-31_20-39.jpg 今日の画像は、これです。
(本文は8月8日に書いています)

『ガンダムX』に登場する旧連邦軍の主力量産型MS、DT-6800 ドートレスです。
地球側の軍の量産型MSということで、初代『ガンダム』におけるGM的な存在なのですが、劇中では複数の勢力が使用しているので必ずしも味方の機体というわけではありません。
実際ガロードが最初に戦った相手は、アルタネイティヴ社所属のドートレスでした。
エニル・エルが序盤搭乗していたワイズワラビーは、ドートレスの機動性を向上させた改良機です。
また、後継機のドートレス・ネオ新連邦所属で敵機として登場します。
味方が搭乗した例としては、ピンチに陥ったガロードを助ける為、ジャミルがコクピット恐怖症を押して出撃したことがあります。漫画版では、フォートセバーンでのパトゥーリア戦でも搭乗しています(アニメ版では、回収していたベルティゴに搭乗)。

さて、画像のドートレスは1/144スケールのキットなのですが、これは通常の『ガンダムX』シリーズではなく、LM(リミテッドモデル)シリーズで発売された物です。
そのLMというのは、1996年から1997年に展開されていたシリーズで、『ガンダム』シリーズだけでなく、いろいろなアニメ・漫画・ゲームのメカやキャラクターが商品化されました。
当時はガンダムタイプのMSや一年戦争のMS以外はなかなか商品化されなかった時期なので、そのラインナップは魅力的でした。
・・・ただ、大量生産向きでないアイテムと思われていたため生産量が少なく、値段が同サイズの通常のガンプラと比べて少し高かったです。その割にパーツ数は少なくて、可動部も少なかったです。また、そのパーツも特殊なプラスチックを使っているので分厚く、加工し辛かったり、ハメ込め辛かったりしました。プラスチックの成型色も単色なので、塗装は必須です。そんな感じで扱うのが難しいです(^_^;)
残念ながら、現在LMシリーズは絶版になっています。使用している金型が簡易型のため、耐久性があまりないとか何とか、そんな感じの理由らしいです。通常の『ガンプラ』シリーズにも入れてほしかった商品ばかりなので、復刻かリメイクとかしてほしいところです。

画像のドートレスは、ガンダムマーカーで塗装しました。成型色が紫なので、やや発色が暗めになりました(^_^;)
装備は画像でも持っている90mmマシンガンシールドです。
ノーマルタイプの他、頭部を交換してドートレス・コマンドに、右肩に500mmキャノンを装備してドートレス・ウェポンと3タイプが作れます。今回は、指揮官型であるドートレス・コマンにしてみました。
3タイプ揃えたり、劇中に登場した他のカラーリングにも挑戦してみたいところですが、現存数も少ないと思うので難しそうです。でも、量産機なので、あと1、2機欲しいんですけどね(^_^;)
あと、同じくLMで発売されたジェニスGファルコンも欲しいのですが、すごくプレミアがついた価格の中古しか見たことないです。

ガンダムXがHGAWでリメイクされたので、他の『ガンダムX』の機体も発売してほしいです。
特に、プラモ化されていないベルティゴ、クラウダ、ガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ等は是非出してほしいです。

以上、ドートレスでした(^o^)

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