CANDY TIME

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「邪王真眼は最強」

2012.12.22 (Sat) Category : アニメ

(本文は12月23日に書いています)

ANIMAXで放送されていた『中二病でも恋がしたい!』が終了しました。
このブログの日記の記事で何度も話題に出すぐらい、ハマっていたアニメです(^o^)


この作品のテーマは、タイトルにもある〝中二病〟。
何をもって〝中二病〟だと定義するかは置いておくとして(^^;)、テーマがテーマだけに始めから受け付けない人もいると思います。
また、その〝中二病〟という言葉から連想するものも人によってそれぞれでしょうから、それをどう描くのか?どう物語が展開するか?も、見る人ごとに違った予想になっていたのではないでしょうか? それで実際見てみて、合う・合わないもあったでしょう。
しかもこのアニメは中盤から、ドタバタした雰囲気がすっかり変わって重い展開となりました。なので、前半・後半のどちらが好みか? 変わるタイミングは中盤でよかったのか? そんな要素でも、好き嫌いが分かれそうです。
そういう点で、通常の作品以上に見る人を選ぶ作品なのでは?って気がします。
上記のこと以外でも、例えばいま中学生以下の子が見ても共感できないかも知れませんし、他のアニメの〝中二病〟設定が好きだと鼻につくかも知れません。

私自身は幸い(?)、最後まで問題なく見ることが出来ましたが、前半のドタバタした展開をもっと見たかったとも思います。まあネット配信された短編アニメ『中二病でも恋がしたい! Lite』があったので、その点は不満ってほどではないのですが(^^;)
シリアスな展開があってこそ初めて物語は大団円を迎えたわけで、あってよかったと思うのですが、ラスト3話くらいでよかったのでは?とか、或いはもっと序盤からシリアス回を織り込んでもよかったのでは?とも思います。
まあ何だかんだ言いつつも、見ていて楽しかったわけですが(^^;)

前半・後半で雰囲気が変わったとはいえ、物語的にはラストシーンに向けて一直線に進んだって感じの展開でした。
主人公の元〝中二病〟少年勇太と、現役〝中二病〟の少女六花の恋が描かれ、そこに「六花はどうして〝中二病〟になってしまったか?」という謎解きを加えているって感じです。
序盤のドタバタした雰囲気は〝中二病〟と元〝中二病〟のギャップが生み出したコミカルさで、2人の距離が縮まるにつれ勇太が六花の心の闇に踏み込み、話は重くなったわけです。
なので、途中から暗くなっていったのも必然といえるでしょう。

それから、劇中「中二病」「中二病」と言ってるわりには、出てくる〝中二病〟の人達は『邪気眼系』の人ばかりなのがずっと気になっていたのですが・・・(^^;)
自意識過剰を〝中二病〟とするなら、他の〝中二病〟が出てこないのは不自然(゜_゜)?
これについては、最終回でモリサマーが言ってたことで、それとなく触れられてると思います。
勇太や六花、凸守、モリサマーのような〝中二病〟でなくても、同年代の子達はみんな、何かに夢中になったり、自分が特別だと思っている。
また、〝中二病〟を卒業して普通になる・なったと思っても、それも「自分の考える普通」になっているだけかも知れない。
だから、勇太達の周りにいる(彼らから見たら)「普通の」学生達も、違う形の〝中二病〟なのかも知れない。
ただ、勇太達には〝中二病〟に見えてないだけで。

最後のナレーションでは、それを突き詰めたようなことを言ってました。
人は一生、ずっと自分で自分を演じている〝中二病〟なのかも知れない。
納得できるような、できないような?(^^;)
でも、直前の勇太と六花のシーンと合わせて、妙に感動してしまったり(^^;)


繰り返しますが、このアニメは見て「合う・合わない」がかなり強いと思います。
自分が特別だと思う気持ちが強かったり、逆に自分の恥ずかしいと思う部分を見たくないと思っていたら、拒絶してしまうでしょう。
でも人間というのはいい加減なもので、「昔の自分」が恥ずかしいと思う時期があれば、「カッコよかった」だの「スゴかった」だのと思う時期もあります。(単なる美化?(^_^;))
今回ダメだった人もそういう時期が来たら、また見てほしいですね。
きっとその時は、また違った気持ちで見られるのではないでしょうか(^o^)


・・・たぶん(^_^;)



・・・・・・おそらく(^^;)

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