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略奪されたフローレ

2012.05.06 (Sun) Category : アニメ(『ゴッドマーズ』)

(本文は5月9日に書いています)

日テレプラスHDで放送されている『六神合体ゴッドマーズ』、この前の放送は第31話と第32話でした。
(先週同様、見たのが金曜深夜で、一応メモ書きしましたが記憶間違いはあると思います(^^;))

この前の話でようやく絆が生まれたタケルとフローレですが、2人に新たな危機が直面します。
フローレがいるから地球はマルメロ星軍に攻撃をされる。
地球の首脳陣は、はたして彼女をどう扱うのか?
そして、それに対してタケルはどう行動するのか?
地球とマルメロ星の争いの陰で行動しているガッシュ達海賊もまた、同じマイナス超能力者のフローレを狙っていました・・・

まずは第31話。
前話でようやく打ち解けたタケルとフローレ。
「心配はいらないさ。地球人はそんなに冷たい人達じゃない。いつまでもここにいていい」
急に2人が仲良くなったので、クラッシャー隊の皆も戸惑います。(特にアキラ)
タケルはフローレに自分も地球人ではないことを打ち明けました。(回想シーンで久し振りにマーグ兄さんの姿が(^o^))
地球人と共に生きるため、「君も今日から心を開かなくてはならない」とアドバイスをするタケルでした。

しかし、事態は2人の望みを掻き消すように動いていきます・・・

宇宙ステーション〝ケレス〟の指揮官でもあるケンジに、ケレスのクルーの1人が進言します。
「なぜ彼女を置かねばならないのですか?」
全員の総意だというクルー。
クラッシャー隊のメンバーはフローレに好意的ですが、他のクルー達は彼女のせいでケレスが襲われたと思っているのです。
ケレス内に彼女を好ましく思ってない者達もいる―
しかしその場にナミダが来たので、ケンジは席を外しました。

ナミダがケンジを連れて来て、クラッシャー隊全員がフローレの部屋に集まりました。
フローレは、マルメロ星について語り始めます。
マルメロ星は2連星。しかし、片方は人が住めない死の星だといいます。
平和だったマルメロ星は、ギロン総統がマイナス超能力者が始めたことで地獄に変わりました。
マイナス超能力者は殺されたり、死の星へ追放されたりしました。
そして、それまでは政府や軍の人間が主に狙われていたのに、最近になって急に17歳の少女が次々と囚われるようになったと言います。
そのことを思い出して、顔を伏せるフローレ。
クラッシャー隊は、ギロン総統の非道さに怒り覚えます。


さて、そもそも何故ギロン総統はマイナス超能力者狩りを始めたかというと・・・

「目覚めよ、ギロン」

それはギロンの見ている悪夢。
謎の声は、ギロンに予言します。
いまにフローレが多くのマイナス超能力者を引き連れて、ギロンを殺しに来ると―

絶叫をあげながら目を覚ますギロン。
この後、側近のバクトールが「またいつもの夢ですか?」みたいなことを言ってたので、どうやらこの不吉なことばかり言われる夢をいつも見ている模様。

ギロンの数々の悪虐ぶりも、全てその夢の中の声の言うとおりに行動した結果のようです。
「え? そんな理由で?」とツッこみたくなるところですあが、よっぽど謎の声の言うことに脅迫観念じみたものを感じているのでしょう。
そうでなくても彼らは超能力者ですから、予言だのテレパシーだのといったものは信じ込みやすいのでしょう。

ともかくギロン総統は、マイナス超能力者であるフローレをかばう地球へ総攻撃することを決めました。
このやり取りを、潜入していたマイナス超能力者側のスパイが目撃しており、リーダーであるガッシュに通信します。
スパイからの報告で、ギロンは自分の娘を殺そうとしていることを知ったガッシュ。
彼は、その娘がフローレだと気付くのでした。


しばらく後ケレスでは、迫って来るマルメロ星の部隊をキャッチしました。
そして、ケレスに通信を送ってくるマルメロ星戦闘隊長。
「フローレを渡せ!」という呼びかけに、「私1人では決められない」とこたえるケンジ。
24時間の猶予を与えられたので、ケンジは大塚長官に直接報告するため地球へ向かいました。
このやり取りを聞いていたフローレはショックを受けるのですが、タケルは取り乱す彼女を落ち着かせます。
クラッシャー隊のメンバーも、落ち込んでいるフローレを励ますのでした。

地球では、大塚長官が首脳陣を集めて会議をしていました。
ケレスの兵力は地球の数倍。そんな連中を相手に地球人ではない1人の娘を匿うことに反対する者もいます。
大塚長官は保護を求めてきた者を見殺しにはできないと、あくまで人道的立場を崩しません。
そして、結論は・・・

会議室から出てきた長官に、会議の結果を尋ねるケンジ。
しかし長官は「ケンジ、こらえてくれ・・・」と無念そうに言うのでした・・・


ケレスに戻ってきたケンジは、クラッシャー隊のメンバーに会議の結論を伝えます。
「フローレはマルメロ星に引き渡す。これは地球の決定だ」
思わずナミダが「ヒドイよ!」と声をあげますが、これは全員同じ気持ちでしょう。

その時、マルメロ星軍より返答を求める通信が入ってきました。
しかし、答えるより前に1機のパトロール機がケレスから飛び出しました。
ケンジに辛い返答をさせるのを忍びなく思ったフローレが、自分から身柄を拘束されに向かったのです。
「ありがとう、みなさん・・・」
フローレが向かってることに気付き、迎え入れようとする敵戦艦。

「俺は・・・許せない! 六神ロボ、来い!!」
不条理な現実に怒るタケルは、ペンダントを掲げて六神ロボを呼びます。
ハッチを開いて飛び出したタケルを乗り込ませるガイヤー。
「おのれ、マーズめ! 全軍、攻撃開始!!」
六神ロボの出現を見て、戦闘機部隊に攻撃させる戦闘隊長。
それらを次々に撃墜していく六神ロボ。
驚いてるフローレに、タケルは呼びかけます。
「フローレ、ケレスに戻れ! 地球の決定は間違っている!!」
そう言って、フローレの機体をかばって被弾するガイヤー。

混乱した状況の中、ガッシュたち海賊の乗るフロンティア号が出現!!(例によって宇宙の霧と共に)
始まるマルメロ星軍VS宇宙海賊。
そのスキにタケルは「六神合体!!」
今週の合体バンクはBGMが流れました。
最近定番の、ガイヤー格納のスフィンクスが四神ロボと飛んでくカットもありました。
ゴッドマーズは、体当たりでマルメロ星の戦闘機を蹴散らしていきます。
しかし、敵戦艦からの砲撃は効いたようです。(でも、のけ反っただけで損傷してませんが(^^;))
「マーズフラッシュ!!」を出した後、一瞬思いつめた顔を浮かべるタケル。
しかし、迷いを振り切って「ファイナルゴッドマーズ!!」、敵戦艦を真っ二つです。
爆発していく戦艦を、ただ見つめることしかできないフローレ。

「マーズ。俺が貴様を助けたと思うな。フローレはいずれ貰いに来る」
そう言ってガッシュのフロンティア号は、霧と共に姿を消しました。

タケルとフローレが感じたように、地球とマルメロ星の全面戦争が始まる予感を感じさせつつ、今回の話は終わりました。


続いて、第32話。
前話でのタケルの行動が問題となり、軍法会議にかけられることになります。


「私、恐ろしいわ。私のために地球とマルメロ星が戦争を・・・」
ケレスでフローレは不安そうにタケルに言います。

その時、2人は何かを感じます!?

宇宙の彼方から飛んできたミサイル郡。
それは、地球へ向けて発射された超空間ミサイルでした!?
その反応をキャッチしたケレスでは、必死に迎撃しようとしますが間に合わず、地上に大被害が出ました!!

続いて飛んできたミサイル群第2波。
今度はケレスに向けて飛んできます!?
何とか迎撃するものの、1発命中して被害が出ました。

混乱が収まらないケレスに、地球にいる大塚長官からの通信が入ります。
前回のタケルの命令を無視した行動が今回の被害の原因となったと問題視され、そのことでタケルとフローレが軍法会議にかけられるというのです。
2人はケンジと共に地球へ向かいます。
残されたクラッシャー隊のメンバーは、前回のフローレを引き渡すという結論を聞いた時同様、上層部のやり口に怒りを覚えます。
一方、地球に向かう船の中でタケルは、心の中で呟きます。
(俺は間違ったことはしていない。フローレを助けたのも、宇宙に生きる者として当然のことだ・・・)

軍法会議では、大塚長官とケンジが2人を弁護します。
「今まで彼(タケル)は地球を守ってきた。それは、たった1つの命も大切だと思っているからだ」と大塚長官。
「たとえフローレを返しても、それで地球は安全になるという保証はありません」とケンジ。
しかし、罪を追求する側の人間には、フローレを追放しろだの、タケルを死刑にしろだの言い出す者までいます。
まあ、前述の地上の被害の規模を考えると、そう言いたくなるのも分からなくはありませんが。
裁判長は、タケルにも発言権を与えます。
「フローレの処分の仕方で、地球の姿勢が問われるのです。どうか、大きな目で見て下さい」
自身が異星人であり、ギシン星への旅で様々な星に住む人々と出会ったタケルらしい言葉です。
結局結論は出ず、判決は後日にした方がいいと判断されました。
処置が決まるまで、とりあえず2人は別々の基地に監禁されることに。

ケレスに戻って来たケンジに詰め寄るクラッシャー隊。
タケルは間違ったことはしていないが軍規を乱したのも事実だ、と隊長として答えるケンジ。


一方マルメロ星では、超空間ミサイル攻撃が成功したことでギロン総統は勝ち誇っていました。
意気消沈した地球が、おとなしくフローレを差し出してくるのも時間の問題。
ギロン総統はバクトールに大部隊を派遣させます。


その日の夜、収容所内に入れられたタケルに、フローレがテレパシーで呼びかけます。
謝る彼女にタケルは言います。
「俺は、たとえ君でなく他の者だったとしても、救いを求められたら助けていた」
タケルは自分の信念を強くしたようです。

その時マルメロ軍が地球へ到着し、タケルが囚われている基地に攻撃を仕掛けてきました!!
ただちに基地に配備されている戦闘機がスクランブル!
そして始まる大空中戦! ドッグファイト!!
知らせを聞いたコスモクラッシャーも援護に駆けつけ、敵の戦艦に一撃を喰らわせます!!

戦闘で基地に被害が出て、タケルのいる独房でも壁の一部が崩れました。
「六神ロボ、来い!」とペンダントを振るうタケル。
そして、空いた穴から屋外に出たタケルは、「とう!」とガイヤーに乗り込みます。

今回の合体バンクはBGMでした。
合体したゴッドマーズはいつの間にかマーズフラッシュを持っており、それで切り裂いたりパンチしたりで敵戦闘機を撃墜していきます。


その頃、海賊艦フロンティア号がいつの間にか地球に潜入してました。
フローレがいる基地の近くの海に着水し、移動して接岸します。
揚陸したガッシュ達は基地に侵入します。
そのことを感じるフローレ。
警備兵達を倒し、ガッシュはフローレのいる部屋へ辿り着きました。
「我々と一緒に来てもらう」
しかしフローレに拒まれたので、ガッシュは衝撃波を喰らわせ気絶させます。

フローレの危機を感じ取ったタケルは、クラッシャー隊に呼びかけます。
「フローレの所へ行ってくれ!!」
「どうしたの?」と聞いてきたミカに、「彼女に危険が迫っている!!」と答えるタケル。
「任せろ!」事態を察したナオトがそう答え、アキラが「クラッシャー、フルパワー!!」と言って最大速度で向かおうとします。
コスモクラッシャーを行かせるため、タケルはゴッドマーズで敵機を引き付けます。
そしてパンチ、体当たりで敵戦闘機を撃墜していくのですが、敵の数が多過ぎで思わぬ苦戦をします。
そして、敵戦艦の攻撃が直撃し、(例によって損壊はしてないものの)衝撃で地面に叩きつけられるゴッドマーズ!?


目的の基地に到着したケンジ達は、着水しているフロンティア号を発見します。
しかし、気絶しているフローレが運び込まれている現場を目撃してしまい、手が出せません。

一方、タケルは敵戦艦に「ゴッドファイヤー!!」。見事、命中!
続いてファイナルゴッドマーズのモーションに入るのですが、戦闘機部隊に行く手を遮られます。
「ジャマだ! どけぇっ!!」とマーズフラッシュでなぎ払うタケル。
フローレの危機に焦っているタケルと、敵の膨大な戦力。2つの要素が重なって、思うように戦えないゴッドマーズ。

その時、ミカからの通信が入りました。
「タケル! フローレが海賊に捕まったわ!!」
「何っ!? ガッシュ・・・」

そのガッシュは、コスモクラッシャーがいることも気にせず、悠々とフロンティア号を発進させます。
「くそう! こっちが手出しできないことを知ってやがるぜ!」悔しそうに言うナオト。
そして、フロンティア号は霧と共に消えました。

「ファイナルゴッドマーズ!!」
ようやく敵戦艦を仕留めたタケル。艦橋部を真っ二つです。
残った敵機は撤退していきました。
戦いは終わりましたが、タケルはフローレのいた基地に向けてゴッドマーズを猛スピードで飛ばします。
間に合わないと知りつつも・・・



そんなわけで、マルメロ星の攻撃が本格的になってきました。
毎回最後には戦艦やエスパーロボを倒しているとはいえ、圧倒的物量に手こずることが多くなってきました。
今回の2話では戦艦の砲撃で吹っ飛ばされているし、思わぬピンチが続きました。

ようやくタケルとフローレが分かり合えたのに、今度は地球の人々に拒絶されそうになりました。
そんな中で、タケルはそれぞれの星だけでなく、宇宙に生きる者の1人としての視点を意識するようになりました

そして、ラストで遂に海賊に囚われたフローレ。
次回はタケルとガッシュが決闘するようです。
はたして、2人の勝負の行方は?

次回も楽しみです(^o^)

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