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地獄のマルメロ星

2012.06.26 (Tue) Category : アニメ(『ゴッドマーズ』)

日テレプラスHDで放送されている『六神合体ゴッドマーズ』、この前の放送は第45話と第46話でした。
(見たのが先週の金曜深夜で、一応メモ書きしましたが記憶間違いはあると思います(^^;))

法王シキールに続き、マイナス超能力者のリーダーのガッシュまで失ったタケル達。
しかし、ギロン総統のマイナス超能力者狩りの手は緩みません。
マルメロ星の各地にいる同志を救う為、各地を巡ることにしたフローレとタケル達。
しかし、対ゴッドマーズの為に開発された新兵器が彼らを待ち構えます。
その新兵器がマルメロ星を地獄に変えてしまうことを、ギロン総統もタケルも、まだ知りません・・・



まずは第45話。

側近バクトールから、ガッシュ死亡の報告を聞いたギロン総統。
「当然のことが起こったまでだ!」
自分が企てた作戦が上手くいき、ご満悦のようです。
「後はフローレだけだ! (中略)皆殺しにしろ!」

ガッシュが散った北極圏の雪上では、ゲリラ達とマルメロ軍の戦いが起こっていました。
マルメロ軍が装甲車を持ち出しているのに対し、ゲリラ達はエアバイク(?)で対抗。
果敢に挑みますが、ゲリラ達は数を減らしていきます。

その頃、ガッシュの墓として十字架を打ち立てたタケルやフローレ達は、墓前で誓い合います。
「彼の意思は引き継ぎます。彼の死は、無駄にしません!」
そう宣言するフローレを、心強く感じているタケル達。
しかし、ミカだけは元気がありません。
その時!?
涙を流していたミカは、十字架に掛けられていたガッシュの銃を取ったと思うと、銃口を自分の方に向けました!?
「やめて、ミカ!?」
ミカの突発的な行動を、慌てて止めるフローレとナミダ。
魅かれあった相手を失ったので無理もないのですが・・・
「ミカ! なおのこと、あなたは死ねないハズよ!」
そう呼びかけるフローレに続けて、タケルも言います。
「辛い気持ちは分かる・・・! でも、生きるんだ!」
しかし、ミカは声を絞り出すように言います。
「好きだったの、私・・・」
ガッシュと共にいられたのは、ほんのひと時の間だけでしたが、それでも全てを分かり合えたよう思えたと言うミカ。
そんな彼女に、フローレはあらためてガッシュの形見の銃を渡します。
しかしそれは、ミカに生きることを促す為にです。
フローレの気持ちが通じたようで、ミカは銃を受け取りました。

そこへ、前々回から出てるゲリラのリーダーの人、ミゲルが来ます。
ミゲルから北極圏の各地で仲間達がやられていると聞き、急いで助けに向かうことになりました。
タケルは氷のガケを飛び降り、ガイヤーに乗り込みます。(いつものバンクの背景だけ変えてました)
ガイヤーに続いて、五神ロボ、コスモクラッシャーも発進!
「フロンティア、発進準備!」
すっかりリーダーのフローレ。
榊原良子さんの声のせいか、すごくカッコいいです。
(グワダンで指揮したり、タートル号を操縦したりしてる声ですからね(^v^)v)
タケル達は、ゲリラ達を襲っていた戦闘機や装甲車を蹴散らしていきます。(装甲車の方は、六神ロボに文字通り「蹴散らされて」いました(^^;))
その時、フロンティアに連絡が届きました。
ギロン総統のいる都市周辺へ向かう途中にある前線基地に、攻撃を企てようとしているゲリラ部隊がいるとのこと。
フローレは自分達が行くまで攻撃をまってほしいと伝えさせ、そのエリアの仲間と合流することにしました。
タケル達は、目の前の敵の相手を引き受け、フロンティアを先に行かせます。


(続きは後で書きます)

(ここからは6月27日に書いています)

北極圏でのゲリラ殲滅作戦は結局失敗に終わり、怒るギロン。
バクトールは、ゴッドマーズ打倒の新兵器「磁力砲」が完成したと報告します。
既に各地の前線基地に、磁力砲は配備されているとのこと。
果たして、その威力の程は?


フローレ率いるフロンティア号は、通信を送ってきたゲリラがいるエリアへとやって来ました。
そのエリアのリーダーと会うフローレ。
既に前線基地を攻略する準備は終わっているとのこと。
フローレは、自分達も作戦に協力することにします。
「ガッシュの弔い合戦です!」
そう言って、同志達を鼓舞するフローレ。

一方、北極圏での戦いを終わらせ、フロンティア号の後を追う六神ロボとコスモクラッシャー。
タケルはフローレからのテレパシーをキャッチし、彼女達のいる場所を教えてもらいます。
そのエリアへと向かうクラッシャー隊。
コスモクラッシャーのシートに座るミカの膝の上には、ガッシュの形見の銃が。
ミカにはもう迷いはありません。


フローレ率いるゲリラ達は、前線基地に奇襲をかけます。
しかし、奇襲するには目立つフロンティア号は使えず、エアバイクで戦うことに。
北極圏での戦い同様、装甲車の前に苦戦を強いられます。
そこへ、ガイヤーとコスモクラッシャーが駆けつけました!
しかし、すぐには形勢逆転といかず、フローレをかばってミゲル(前々回から出てるゲリラのリーダー)が死亡しました!!
さらに、このエリアのゲリラのリーダーまでが死亡!?
「ここは俺達に任せろ! これ以上の犠牲は出すな!」
タケルはそう言って、退却を促します。

ガイヤーは敵の装甲車の1台を抱えあげるとそのまま上昇し、敵基地の上空から装甲車を落としました!!
装甲車の落下で被害が出たことに怒る敵司令官は、
「おのれ、ミサイル攻撃だ!」
と、ガイヤー目掛けてミサイルを発射させます。
しかし追尾ミサイルを引きつけたガイヤーは、上手く誘導して逆に敵基地に衝突させました!!
またも被害が出てしまったので、敵司令官はこうなったらとばかりに新兵器の準備をさせます。
そう、先ほどギロンとバクトールの会話に出てきた磁力砲です。

姿を現した新兵器から凄まじいエネルギーを感じるフローレ。
「タケル、気をつけて!」
そう言って、コスモクラッシャーに援護され、一足先に撤退するフローレ達。
タケルも、巨大な姿を見て警戒しています。
その時、ゴッドマーズの合体サインが光りました!?
「どうしたんだ? 合体しなくてはならないほどのエネルギーなのか?」
とまどいつつも、「六神合体!!」
今回の合体シーンは、主題歌やそのアレンジBGMは流れず、通常のBGMが合体前から流れ続けるという変則的なものでした。

ともかく、合体したゴッドマーズが磁力砲を前に身構えます。
その光景は、遠く離れたバクトールのいる司令室のモニターにも映し出されていました。
「チャンスだ! ゴッドマーズを倒せ!!」
そう指示するバクトール。
ところが、磁力砲を開発した技術長官キールがやって来て、磁力砲の使用に反対します。
磁力砲は、マルメロ星の磁場を1ヵ所に集めて発射する兵器。
しかし、そのエネルギーは強大過ぎて、マルメロ星の磁場にも影響が出るのです・・・!?
キールは必死に説得するのですが、これは試すチャンスだと言ってバクトールは押し切りました。

バクトールの指示を受け、敵司令官は叫びます。
「撃て~~~っ!!」
磁力砲から発射されたエネルギーがゴッドマーズを直撃し、苦しみだすタケル。
「うわあああ~~~っ!!?」
そして、エネルギーを浴び続けた末・・・
「合体が維持できない・・・!?」
分離していくゴッドマーズ。(映像自体は、以前の偽ズール戦のバンクです)
しかし、キールが心配していた通り、膨大なエネルギーはゴッドマーズだけでなくマルメロ星の磁場にも影響を与えていました・・・!?
そのことに気付かず、バラバラなって六神ロボの状態に戻ったのを見て、敵司令官は叫びます。
「やったぞ! 遂にゴッドマーズを撃退した!!」
大喜びの敵司令官。
そりゃ、これまで全く敵わなかった相手に勝てたわけですからね(^^;)
さっそくバクトールに報告をします。

一方、フロンティアの隠し場所まで戻ったフローレ達も、異変に気付きました。
ゴッドマーズの反応が消えたことに驚くナオト。
「ナオト、行ってください!」
これは何かあると思い、フローレはナオト達をタケルの下へ向かわせ、自分達は先に都市部へと向かいます。

タケルを探していたクラッシャー隊は、信じられない光景を目にします。
六神ロボが地面に倒れ伏しているのです。
「こ、これは!? ゴッドマーズがやられるなんて!?」
思わずそう呟くアキラ。
クラッシャー隊は、急いでタケルの下へ駆け寄ります。
目を覚ましたタケルは、恐るべき新兵器にやられたと語ります。
自分を取り囲む仲間達の輪にフローレがいないことに気付いたタケル。
「フローレは? ・・・まさか、都市部に!?」

そう。
フローレの乗るフロンティア号は、都市部にいる仲間を助けに向かっています。
援護をしてくれるゴッドマーズが、敵の新兵器の前に無力化されたことも知らず・・・


その頃、マルメロ星の各地で異変が起こり出しました。
火山の噴火、大雨・・・・・・
それらは、磁力砲を用いた影響で発生したことでした。


前回のガッシュの死、北極圏での戦闘を引きずる冒頭部から始まり、脅威の新兵器の登場で、ゴッドマーズが敗れ、マルメロ星に異変が起こりだす、風雲急を告げる展開でした。
合体にいつものBGMが流れなかったり、ゴッドマーズが必殺技の1つも繰り出していない等、パターン破りの話だったわけですが、一番のパターン破りは、ゴッドマーズの敗北でしょう。
それまで、どんなに苦戦しても(その苦戦自体、滅多にないのですが(^^;))、最後は勝っていたゴッドマーズが敗れたのです。
それも、ライバルやボスクラスといった強敵相手にではなく、(新兵器を使ったといえ)一般兵相手にですからね。
法王とガッシュの死に続いてこの展開ですから、絶望感がハンパないです(>_<)


続いて、第46話。

都市部を目指すフロンティア号。
「どうかみんな、無事で・・・」
まだ見ぬ同志達に思いを馳せるフローレ。
そこへ、マルメロ軍の戦闘機部隊が接近してきました。
「迎撃用意!」
すっかり艦長ぶりが板についてきたフローレです(^^)


その頃、タケルは仲間達とこれからのことを話し合っていました。
「アレは・・・磁力砲だ!」
タケル自身は、前回くらった攻撃の正体に気づいていました。
「アレが命中すると、合体が維持できなくなってしまう・・・」
フローレ達が都市部に向かった以上、タケル達も後を追わないと彼女らを孤立無援にしてしまいます。
しかし、その為には、目の前の前線基地を落とさない限り、ゴッドマーズは都市部には近づけません。
話し合っているうちにタケルは、新兵器の動きは鈍いだろうと推測、単体のロボで翻弄することを思いつきます(^_^)/
その時、フロンティア号から救援要請が来ました。

敵の攻撃をやり過ごそうと渓谷に逃げ込み、時間を稼ぐフロンティア号。
しばらくして、ガイヤーを除いた五神ロボとコスモクラッシャーが駆けつけ、戦闘機部隊を蹴散らします。
助けられた後、フロンティア号は再び都市部に急ぎます。

その頃、タケルはガイヤー単機で再び前線基地に近づきます。
ガイヤー接近を知った敵司令官は、磁力砲の発射準備をさせます。
タケルは、専制してガイヤーの衝撃波ビームを浴びせます。
そしてガイヤーの機動力で、自分に向けて放たれた磁力光線を次々と避けていきます!!
しかし、ガイヤーの攻撃だけでは、この磁力砲を破壊することは出来ない・・・?

そこへ、ナオトからの通信が入りました。
フロンティア号が無事に離脱できたことを聞いたタケルは、安心した表情を浮かべた後、叫びます。
「五神ロボ、来い!!」
フロンティア号を援護する役目を終えた五神ロボを呼び寄せるタケル。
「タイタン! ウラヌス! 敵の足下を崩せ!」
そう命令するタケルの指示通りに動く二神。
(ところでこの場面、指示通りに行動したのは、ウラヌスとシンでした。作画ミスか、単に私がセリフを聞き間違えたのか?)
二神ロボに足下を攻められ、バランスを崩す磁力砲。
そこへ、タケルは新たな指示を出します。
「スフェインクス、いけー!!」
スフェインクスは怪力で磁力砲を持ち上げ、そこへガイヤー以外の四神が次々とぶつかり、遂に磁力砲はひっくり返りました!!

もはや磁力砲は使い物にならないと悟った敵司令官は、ゴッドマーズを巻き込んで基地を爆破させると言い出します。
どうせ生きて戻っても、敗北した以上、ギロン総統に処刑される(ヒデェ!)のは目に見えている。
それなら、全員ここで死を選ぶ方がいいとのこと。
言ってるコトは無茶ですが、それだけギロンが恐ろしいということなのでしょう。
「死ねえ! マーズ!!」
そして、前線基地は爆発を起こします。
前回ゴッドマーズに勝利するという快挙を成し遂げたのに、もう死亡してしまう敵司令官(-_-;)

でも、爆風に晒されても、六神ロボは全然ダメージを負ってなさそう(^^;)
もっとも、爆風でふっ飛ばされてしまいます。
コスモクラッシャーが現場に到着した時、タケルはガイヤーのコクピットから投げ出され、地面の上で気を失っていました。
ナオトとミカはコスモから降り、タケルに駆け寄ります。
タケルの作戦が成功し、何とか新兵器を破壊できたことにに喜びながらも、ミカは言います。
同じ手は使えないだろうから、もっと根本的な対策を考えなくては、と。


一方、都市部に向かうフロンティアの中では・・・
「どうしたのかしら? 不吉な予感がするわ・・・」
活動している火山を見て、言い知れぬ不安に包まれるフローレ。


その頃―
「何!? マルメロ星が崩壊するだと?」
ギロン総統は、キール長官から磁力砲の危険性を聞かされます。
「このままでは、マルメロ星が死んでしまいます・・・」
「むう・・・」
宇宙の支配者を目指しているギロン。
その最初の一歩のマイナス超能力者狩りで早くも躓いてしまいました(^^;)
しかし、フロンティア号接近の報告を聞くと、バクトールが都市部周辺に隈なく新兵器を集めるように指示を出します。
キールもギロンも、バストールに押し切られれしまいました(^u^;)


フロンティア号は、都市部まであと僅かな位置まで来ました。
そのフロンティアに向け、磁力砲をスタンバイ!
「たとえマーズが来ようとも、その前にフローレが死ねば・・!!」
そう打算するバクトール。

一方、タケル達にも都市部周辺に新兵器が集まっているという情報が届きます。
このまま都市部を囲むように新兵器を配置されては、ゴッドマーズはどの方向からも突入することが出来なくなります。
焦る一行でしたが、その時タケルは閃きました。
「待てよ? 今なら敵の目はフロンティアに集まっている!?」
敵に気付かれぬよう低空飛行をして、コスモクラッシャーと六神ロボはフロンティアを追います。


フロンティアに撃ち込まれる磁力砲の一撃。
フロンティアも反撃するものの、ビーム砲では通用しません。
その時!
「諦めないで、フローレ!」
ミカからの通信が届き、しばらくしてコスモクラッシャーが現れました!!
「タケルさんももうすぐ来るからね!」
そう言って励ますフローレさん大好き少年のナミダ君。
とはいえ、フロンティアもコスモも、磁力砲の攻撃をかわすのに精一杯。
そこへ、ガイヤーが近づいて来ます。

またも磁力砲の前に現れたガイヤーを警戒して、撃ち落すよう命じるバクトール。
しかし、この一戦だけでも何発も発射しているので、もう磁力砲は使わず、全軍による攻撃に切り替えるべきだとキール司令は進言します。
ところがバクトールは、「どうせこの星が滅びるなら・・・」と、構わず攻撃させます。(ヒデェ・・・)
これから新たな地を目指すことになるマルメロ軍は、そこでの戦いに備えて戦力は温存しなくてはならないので、軍は動かさないとまで言います。
合理的かも知れませんが、いろいろおかしい理屈を並べるバクトール(-_-;)

ガイヤーは磁力砲に衝撃波ビームを放ちつつ、かく乱します。
「!? 五神ロボはどこに?」
と、バクトールが疑問に思っていると、磁力砲の真上からその五神ロボが突っ込んで来ました!
そのまま磁力砲の後ろに回りこませ、ガイヤーもそこへ移動させるタケル。

「六神合体!!」
今週の合体バンクは、いつものBGMがちゃんと流れました。
ガイヤー格納スフェインクスが変形途中の状態で四神ロボと飛ぶカットもありました。
「ゴッドファイヤー!!」→「マーズフラッシュ!!」→「ファイナルゴッドマーズ!!」
先週の鬱憤を晴らすように、黄金パターンの攻撃を繰り出すタケル。
(そういえば前々回の戦闘もセリフはなかったので、3週間ぶりのファイナルゴッドマーズです)
ゴッドマーズは磁力砲の砲身を横一文字に斬って落とし、そのあと縦方向に真っ二つにしました!
「やったな! タケル!」とナオト。
「タケル、ありがとう」とフローレ。

遂に包囲網の一角を崩し、都市部に入ることが出来たタケル達。

しかしマルメロ星の崩壊の時は、刻一刻と迫ってきていました・・・


ようやく磁力砲を攻略でき、気分爽快!なのですが、一方でバクトールが無茶なことをするので、不安感は残ったままです(-_-;)
ギロンまで黙らせるもんなぁ・・・(^^;)
まあそのギロンも、磁力砲を使うのを躊躇ったのは母星への愛ではなく、自分の覇王伝にケチをつけたくなかったからと言う(--;)
ともかく、やっと都市部に入れました。
ギロンのいる本部まであとわずか。
次回も見逃せません(^o^)

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