CANDY TIME

まずは第27話。
前回の放送からマルメロ星編となったわけですが、そのマルメロ星を支配しているギロン総統は、マイナス超能力者狩りを行いマルメロ星をプラス超能力者が支配する星にしています。
しかし、マルメロ星から脱出したフローレを保護した地球に、同じプラス超能力者であるタケルがいたことに疑問を抱きます。

一方クラッシャー隊に助けられ、宇宙ステーション「ケレス」に保護されたフローレですが、両親を失ったショック等からまだ心を開いておらず、特にタケルを見た時など怯えだすほどです。
そのタケルが眠っている時、何者かが黒ずくめの格好で襲い掛かってくる事件が起こったのですが、間一髪タケルはその人物を追い払うことに成功しました。
・・・まあ、犯人はバレバレなのですが(^^;)

その次の日、土星付近に謎の海賊船が出現し、通りがかったパトロール隊が襲われました。
「ガイヤー！！」
タケルが救援に向かったものの、辿り着いた時には海賊船は消えるように逃亡、辺りには破壊されたパトロール隊の機体の残骸が浮遊してました

ケレスに戻ったタケルは、フローレに「君が海賊船を操ってるんじゃないか？」と問い詰めます。
フローレは冗談抜きにそんなことをしてないので否定するのですが、タケルは「なら、何故（昨夜）俺を襲った！？」と更に問い詰めます。
タケルは犯人がフローレだと気付いていたのです。（まあ、もみ合いになった時、胸元に手がいってたし(^^;)）
フローレは、タケルがプラス超能力者で自分がマイナス超能力者だからと言うのですが、そんな言葉を初めて聞いたタケルは戸惑うばかりです。

その時マルメロ星の戦闘機部隊が現れたので、タケル達はコスモクラッシャーでスクランブル！！
向こうの用件は当然「フローレを渡せ」だったのですが、まだ事情が分かってないので引き渡すことはできません。
敵の戦闘隊長は、タケルに呼びかけます。
自分達もプラス超能力者でタケルとは同士であると。
更に、プラスとマイナスは戦う宿命にあると。
ギロン総統がそう決めたそうです(^^;)
それで「マイナス超能力者はいずれお前を襲うだろう！」と言われ、昨夜のことを思い出してハッとするタケル。

ともかく、クラッシャー隊が引き渡すことを拒否したので、マルメロ星戦闘機部隊はケレスごとフローレを葬ろうとします。
「ガイヤー！！」
タケルはガイヤーを呼んで、身を挺してステーションを、フローレを守ります。
その行動に驚くフローレ。

敵戦闘隊長が乗った機体が人型に変形、エスパーロボに。
ケレスは大被害を受け、更にフローレが発見されてしまいます。
エスパーロボはワイヤー式のアームを伸ばしてフローレを捕まえようとしますが、ガイヤーがアームを食い止め、代わりにアームに掴まれた状態に。
「ゴッドマーズ！！」と叫び、さらには「衝撃波！！」でガイヤーをアームから脱出させるタケル。
今週の合体バンクは短略ヴァージョンで、主題歌ではなくBGMが流れました。

アームを伸ばして衝撃波（？）を放ってくる敵エスパーロボに「ゴッドファイヤー！！」を打ち込むゴッドマーズ。
「何故だ！？　何故だマーズ！？　何故マイナスの味方をする！？」と、「何故」を3連発する敵戦闘隊長に、
「俺はどっちの味方でもない！　多くの人々を襲う者が許せないだけだ！！」と答えるタケル。
まあ、彼らが何故プラスとマイナスに分けてるのかも知らないわけですからね(^^;)
で、「マーズフラッシュ！！」→「ファイナルゴッドマーズ！！」で真っ二つ！

このタケルの行動はマルメロ星にいるギロン総統にも報告され、プラス超能力者なのに反抗するタケルは危険視されるようになります。

一方でタケルは、敵の言い残した言葉が気になっていました。

（いつかフローレと戦う日が来るのだろうか？）

とナレーションが入って、この回おしまい。



続く第28話。

今日もケレス内で1人物憂げなフローレ。
彼女はテレパシーを使って、周辺に同じマイナス超能力者がいないかと呼びかけてみました。
ところが、それで基地内の計器類が誤作動を起こして大騒ぎに！？
タケルがフローレの仕業だと気付き、急いで彼女を捜し出すのですが、やっぱり今日もタケルを避けるフローレ。
ともかく基地内の騒動も収まり、タケルはクラッシャー隊の仲間達にフローレが超能力者であることを明かします。

その時、最近出没しているという宇宙海賊がいきなり現れました。
ちなみに彼らが出現する時は宇宙に霧が発生する（そしてそれを見た人達は驚く）のですが、それを利用してケレスのすぐ傍に出現したので、近すぎてケレスは砲撃することが出来ません。
そして、ケレスに乗り込んでくる宇宙海賊たち。
基地内での白兵戦となったわけですが、騒動の中タケルは海賊船のリーダーと遭遇。互いに超能力を使った戦いを繰り広げます。
高い戦闘力を持つ海賊を厄介な相手と判断したクラッシャー隊リーダーのケンジは、基地内の隔壁シャッターを作動させて敵集団を分断させます。
状況が不利と判断した海賊達は、ステーションの強化ガラス製の窓を破って外へ脱出していきます。
しかし、フローレが匿われていた部屋に辿り着いた2人の海賊は、彼女を連れ去ろうとします。
庇おうとしたナミダが負傷し、フローレは拉致されそうになるのですが、間一髪駆けつけたアキラが1人を射殺。もう1人はフローレを置いて脱出していきました。
タケルと交戦していたリーダーは、タケルの名を聞いた後、ガッシュという自分の名前を名乗ってケレスを脱出しました。
脱出した海賊たちが乗り込んだ後、海賊船は離脱。
距離が空いたことでようやく有効射程になったので、ケレスは砲撃開始。しかし、あまり効いてません(-_-;)
海賊船は消え、ケレスは大被害という形で戦いは終わりました・・・

戦闘後、急いで基地を修理するケレスのスタッフたち。
一方タケル達とフローレは、負傷したナミダのお見舞いをしていました。
また、ケンジは何故海賊達は無謀な攻撃を仕掛けてきたのか疑問に思っていました。（無謀な攻撃と言ってもケレス側の方が被害が大きいので、もう一回来たら制圧されそうですが(^^;)）
海賊達の目的は何だったのか？

そこへ今度はマルメロ星の戦闘機部隊が現れ、ボロボロのケレスを攻撃開始！
「六神ロボ、来い！！」
タケルは六神ロボを呼ぶのですが、直後に敵部隊の攻撃で基地の強化ガラス製の窓に穴が開き、その穴から宇宙へ放り出されてしまいます！？
しかし、やって来たガイヤーがタケルを内部に乗り込ませるビームを使って救助しました。
遅れて五神ロボも到着。BGMが流れ出し、合体バンク開始！！
今回はいつもと違い、スフィンクスがガイヤーを格納した後、その状態のまま他の四神ロボと飛んでいるカットがありました。
そんな追加カットがあったため、合体シーンが長くなり、BGMも長めにアレンジされていました。

お約束通り、人型に変形する敵戦闘隊長の乗るエスパーロボ。
そのロボが打ってきたパンチを両手で受け止めるゴッドマーズ。
しかし敵ロボは物ともせず、その状態のままゴッドマーズを振り回し、ケレスに叩きつけます。
さらにキックで追い討ちをかけ、「フローレを渡せ！」と迫ります。
しかし、タケルは「ゴッドファイヤー！！」。見事に命中！
そして、「マーズフラッシュ！！」。で、マーズフラッシュを投げつけて敵メカを真っ二つ！！
圧倒的パワーを持ち格闘戦に長けた敵メカでしたが装甲は弱かったようで、ファイナルゴッドマーズを喰らうことなく倒されました(^_^;)
指揮官が倒されたので、残った戦闘機隊は撤退していきました。

戦い終わって、1人宇宙を見つめるタケル。
タケルは新たに出現した海賊船に疑問を抱いていた・・・と、ナレーションが説明してくれます。
3回連続で、無言のタケルの心情をナレーションが説明するラストシーンでした(^^;)

でも、そのナレーションのおかげで、私が勘違いしていることに気がつけました。
海賊船とマルメロ星の部隊は、別々の存在だと。（劇中の人達も、現時点では別々に認識しています）
てっきり海賊船から戦闘機部隊が出撃しているのかと思ってました(^u^;)
では、ガッシュ率いる海賊たちは何者なのか？
ここまでの話で起こったことを纏めると答えは見えてくるのですが、次回予告でもっと露骨にネタバレしてました(^3^;)
あと「新たに出現した海賊船～」と言ってましたが、そういや前々回は冒頭のシーンのみ、前回はタケルが駆けつけたらすぐ撤退したので、まともに見たのは今回が初めてなんですね。


てなわけで、少しずついろいろなことが分かってきた展開でした。
ドラマパートに重きを置いてるので戦闘シーンは控えめで、特にゴッドマーズが出現してからはあっという間に決着がつきます。第1部以上の速さです。
第27話では単調な流れにならないように必殺技を放つ前に会話を入れたり、第28話では合体シーンに新規カットを入れてたり、普段やらない格闘シーンを入れたり、ファイナルゴッドマーズと使わなかったりと変化球的な戦闘シーンとなってました。
合体や必殺技はバンクを使うとは言え、ワンパターンにならないようにいろいろ変化をつけているのでしょう。
あと、第28話でケレスの外装の上に立った（ように見える）ゴッドマーズがカッコよかったです。


そんなわけで、次回も楽しみです(^o^)

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