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「好きだったらさ、一緒に命を賭けてあげなよ」

2011.12.10 (Sat) | Category : アニメ（『ガンダムAGE』）

『機動戦士ガンダムAGE』第9話の感想です。

今回フリットくんはマッドーナ工房に行きます。

もっとも、用事のあるウルフさんに連れてもらっただけで、他に一緒に行ったのもエミリーとディケだけでした。

予告で見た時は、ディーヴァで行ってマッドーナ工房に高性能MSの発注をかけるのかと思ってました(^_^;)

さり気なく、ウルフさんの元レーサーとしての腕が見られたり、ムクレド・マッドーナ（おやっさん）がアスノ家の名を聞いて驚く場面が入っているのがいい感じ(^^)

それはさておき、おやっさんがウルフを呼んだ理由。

それが今回の騒動の始まりとなります。

マッドーナ工房には、連邦軍の量産型MSを作っていたり、MSをカスタマイズしたりする設備があります。

この時代は連邦の許可を受けてない施設で軍用MSをカスタマイズするのは違法というセリフがあるのですが、なぜ堂々と存在できるのかは説明されませんでした(^_^;)

すごく巨大は施設なのに。

普通こういうのって、表向きは真っ当な企業に見せといて裏でこっそり取引しているという、ファーデーンのドンの会社みたいなやり方をすると思うのですが。

まあ正規の連邦軍人であるウルフがあまりコソコソせずに利用してるあたり、黙認されてるんでしょうね。

ドン達と違って、工房の人達はドンパチしないわけですし。（逆に前々回ドンがシラを切ろうとしたのは、ドンパチやってるからでしょうね）

ウルフやフリット達が案内された場所には、信じられないモノがハンガーにありました。

なんと、UEです！？

それも第3話で、フリットをさんざん苦しめつつも謎の撤退を遂げたゼダスです。

驚くフリット達、「やはりそうか」というおやっさん。
・・・アレ？　
人類の脅威であるUEを、仕事柄情報通っぽいおやっさんが知らない？(゜o゜)?

やっぱりこの世界の人たちは、よそのコロニーで起こっていることには疎いみたいです(^^;)

まあUEのやり方が単発の襲撃ばかりで、あまり侵攻という感じがしないという感じですからね。

それに、いざ襲撃されたらそのコロニーは全滅するでしょうから、「死人に口なし」で肝心の情報が伝わらないのでしょうね。

問い詰めてくるフリットとウルフに、訳を説明しようとするおやっさん。

その時、突然ゼダスが動き出しました(゜д゜)!?

そして始まる工場内大破壊！

前回のラストで受け取りに来るって連絡があったって言ってたから、もうゼダスの改造は済んでるわけですよね。

自分がパワーアップさせたメカ（？）に工場を破壊されて、おやっさん涙目。

敵の攻撃よりも自分達の作ったメカの暴走の方が被害が大きいことが多かった、初代『TF』のサイバトロンみたいなノリです。

ともかく、フリットとウルフは使えるMS（シャルドール）を借りて暴走を止めることに。

混乱の中、ゼダスが腕を振るった一撃で工場内が破壊され、避難していたエミリーの頭上に瓦礫が落ちてきました!?

それを救ったのは2機のシャルドール。

乗ってるのはもちろん、フリットとウルフのモーストデンジャラスコンビ（もっとも危険なコンビ）。

しかし、ゼダスの放った攻撃が片方のシャルドールに当たった後、工場外に出る穴を開けます。

その穴から脱出するゼダスにしがみつく無傷の方のシャルドール。

「フリット！」

「逃がすか！」

あ、いきなりやられたのはウルフさんの方だったのか!?

私はてっきりフリットだとばかり(^^;)

（訂正。見返してみたら、ウルフは攻撃を避けた勢いで倒れただけで、被弾はしてませんでした）

ともかく今度は宇宙戦。

この前ジェノアスでは不覚を取ったフリットですが、あの時は相手がガンダム（しかもフリットよりも強そうなデシルが搭乗）でしたので、負けても仕方なかったのかも知れません。

それに、今回乗っているのはマッドーナ工房特製のシャルドール。

今回こそ、その腕前を見せつけてくれるでしょう(^o^)

・・・結果は惨敗(>_<)

ゼダスの剣で、あっさり脚部を破壊されました。

~~ウルフさんの被弾は不意打ちだったのでまだ言い訳が立ちますが、~~フリットは真っ正面から立ち向かってコレだからなあ・・・(-_-;)

まあ「シャルドールを使え！」と言いながら、武器は貸してくれないおやっさんにも問題があるのですが。

（たぶん、外に飛び出すとまでは思ってなかったのでしょう）

どのみち、機動性に優れる相手に牽制用の飛び道具なしでは勝ち目はないのでしょう。

ちなみに、シャルドールの脚部が破壊された時におやっさんが行ったセリフは、

「なんて切れ味してやがる・・・」

アンタがカスタマイズしたんだろッ！？

そこで、バルガスにガンダムを送ってもらうことに。

駆けつけたウルフさんのシャルドールが時間を稼いでくれます。

・・・ウルフさんは丸腰でも、ゼダスと渡り合えてるじゃん(~_~;)

（それも、フリットにレクチャーしながらです）

ディーヴァは近くにいたようで、すぐにガンダムは到着します。

はい、ここが今回の見せ場。

フリットくんの、真空空間で生身の機体乗り換えです。

あいにく私は科学に疎いので、このシーンで言われてた理屈が正しいのか分かりませんが、さすがにこれは合ってると思います(^_^;)>

そういえば、フリットっていつもパイロットスーツを着てませんね。

ちゃんと着なさいよ~~、シャアじゃあるまいし。~~

ともかくガンダムに乗り換え(^o^)/

しかし、タイタス・・・(゜o゜)!?

案の定、動きの鈍いタイタスでは高機動モードに変形したゼダスに追いつけません(>_<)

せっかく乗り換えたのに、単に硬くなっただけです。

というか、やっぱりタイタスって飛び道具なしなのね(^^;)（あるなら使うだろうし）

「あ～あ、新しくなっても相変わらずなのか・・・」

その光景を見ていた（何所で？）~~クソガキ~~魔少年デシルも呆れています。

「つまんないの・・・。もういいよ」

デシルの命令に従い、ゼダスは撤退していきます。

・・・ってよく考えるとこの場面、

デシルがUEに繋がる存在で、しかも命令を下せる立場（黒幕なのか？）であることを（視聴者に）示唆させる重要な場面のハズですが、

フリット側のお粗末さのインパクトが強くて、初見では流してました(^^;)

敗因

タイタスではなくノーマルを射出してもらうべきだった（タイタスのパワーに頼り過ぎ）
それがダメならドッズ・ライフルも射出してもらうべきだった（タイタスかシャルドールに装備できるかは分かりませんが）
というか、Gエグゼスを射出してもらい、ウルフさんに戦ってもらうべきだった（機体の損傷・フリットの腕前的に時間稼ぎができるかは怪しいですが）
よく考えたら、工房内にジェノアスカスタムがあるじゃん。そっちの方が良かったんじゃ・・・

まあ、どのみちGエグゼス以外だと、ゼダスの機動性の前に敗北していたのでしょうが。

こうなったら、AGEシステムの出番ですね(^^)b

（実際、戦闘中にAGEシステムが起動してました）

事が何とか治まり、ようやくおやっさんからゼダスのことを聞けます。

武器商人ヤーク・ドレ、この男はファーデーンのドン達にもMSの設計図を流しているのですが、そのヤーク・ドレがおやっさんにカスタマイズを頼んできたそうです。

（ちなみに、ヤーク・ドレはデシルがフリットの前から去った後、迎えに来た人物でもあります）

おやっさんはメカ好きの血が騒いで、この高性能な機体ゼダスの更なる強化をノリノリでやったようです。

しかし、あまりに他のMSと違い過ぎる設計思想だった為、開発元を探っている内に連邦軍の機密情報に行き着いたそうです。

・・・おやっさんのハッキング能力がスゴイのか、連邦のデータ管理がザルなのか(-_-;)?

ともかく、連邦の機体と交戦しているデータを発見し、UEだと推測、ウルフに連絡を取ったそうです。

ちなみに、ゼダスがいきなり動き出したことに関しては、

「遠隔操作か、オートパイロットか、又はパイロットが潜伏していた」

アレ？　

機械型生命体の可能性は考えないの？

あっしはてっきり、あんな姿をしたメカ生物だと思っていたでヤンス(・w・)/

「パイロットが潜んでいた」はありえねえと思ったのですが、おやっさんがいじった（いじることを許可された）箇所以外はブラックボックスになってるでしょうから、あり得るかな(^^;)?

ともかく、これまで意思の疎通も不可能な存在と思われていたUEが、地球人のヤーク・ドレら武器商人と繋がっている、あるいはそのヤーク・ドレやデシルもUEなのかも知れませんが、間違いなく人間であるおやっさんとコンタクトを取ってきた。

身体構造はまったく異なるかも知れませんが、見た目は人間と同じ。（ヒューマンタイプ以外もいるかも知れませんが）

UEはホントに異星人なのか、それとも人間なのか、謎が深まりました。

フリットはUEを侵略者だと認識しているとはいえ、もし人間と同じ姿をしているのをいざ見たら、はたして戦えるのか？

その点も気になります。

ディーヴァに戻ったフリット達の報告を聞き、グルーデック艦長はUEの本拠地と推測している廃棄された宇宙要塞「アンバット」への攻撃をかけることを決断。

ザラムとエウバの戦艦2隻ずつと艦隊を組むことにします。

軍属でない施設軍隊と組むことに意義を唱えるアダムス。

ここで遂に、グルーデックは自分が本当の艦長でないことをクルー達に明かします。

ここで一波乱ありそうなトコですが、エミリーが本来の艦長はノーラの人々を見捨てようとしてたことを教え、「いかにもやりかねねぇ」とウルフさんも同意。

ミレースが「艦長の判断が無ければ、ディーヴァもここまで戦えなかった」と言います。

さらに、「全てはUEを倒す為だ！」という艦長に、フリットが死んだ艦長の妻と娘のことを話します。

自分は既に連邦軍に追われている身であり、行動を共にすると反逆者になるので、艦を降りたい者は降りて構わないと告げる艦長。

しかし、

「僕は一緒に戦います！」

この前握手こそしなかったものの、フリットはすっかり艦長と同志になってるようです。

「俺も行く。UEにケンカを売るような大バカ野郎は、連邦軍広しといえども他にいないだろうからな！」

今度はウルフ。

「私もお供します」

続いてミレース。

「もちろん、俺だってUEのヤツら、叩きのめしてやる！」

・・・またラーガンが、できもしないことを(-_-;)

あ、でも前回の健闘ぶりを見る限り、大丈夫かな。機体さえよかったら。

それに続いて、どんどん同意していくクルー達。

そんなこんなで、反対してるのは自分ひとりとなって、ちょっとかわいそうなアダムス。

そこへ、UEの方から仕掛けてきました！？

しかも、多数！！

もう議論してる間もありません。

「総員、第一戦闘配備！」

グルーデックの号令が響き、1つとなった（たぶん）ディーヴァのクルー達は、それぞれの配置に尽きます。

その頃、格納庫にいたバルガスはAGEシステムの導き出した新たな答えを見て、驚愕していました・・・

ってなわけで、一気に話が進んだ回でした。

ラストのディーヴァ内のやり取りでは、もっとギスギスするかと思ったのですが、割とスムーズに気持ちが1つになりましたね。

貧乏くじを引かされる役になったアダムスは可哀そうですが、こういう展開は見ていて気分がいいです(^o^)

分かりやすい、且つ、スムーズに話が進むのが、『AGE』のノリですね(^^)

ただ、UEが人間（と同等の存在）かも知れないという点には、もう少し踏み込んでほしかったところです。

この辺は、今後に期待ですかね。

ザラムとエウバの戦艦と組むことになりましたが、やる気のない連邦軍と組むよりよっぽどいいです。

連邦軍より性能のいいMSを持っていて、この前の騒動で士気も高くなっているザラムとエウバ。

頼れる仲間達です。

ただ、それでもUEとの性能差が・・・(^_^;)
今回のことで、ディーヴァのメンバーも結束が固まりました。

でも、ガンダムとGエグゼスはともかく、ラーガンのジェノアスで戦うのは苦しそうです。

しかし、いま仕掛けるとしたら、これは現時点での最強メンバー。

この戦力で戦うしかありません。

おやっさんに性能のいいMSを提供してもらえるかも知れないし、心ある連邦兵が援軍にくるかも知れません。

ひょっとしたら、イワークさんら「強いられている」人達が立ち上がるかも知れません(^^;)

エミリーがフリットを意識するようになったり、艦長の行動の理由を理解してみんなに教えたりと、ヒロインらしくなってきました。

フリットも、メカの知識が豊富なところを見せたり、決死の乗り換えをしたり、人々を守る決意をするなど、主人公らしい描写が増えました。（肝心の強さはさっぱりですが(^^;)）

次回も楽しみです(^v^)v

[0回]

Author : CANDY | Trackback() Comment(2)

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Title : 無題

エミリーもいいけど、次回はユリンが！

ちょっと陰のあるヒロインが好きです。
最近はそっちの方に票がよく集まりますが；

でもエミリーも嫌いじゃないですよ！？

居合 2011.12.12 (Mon) 20:29 編集

Title : 無題

おお、居合氏！(^o^)
こっちはようやく今日、第10話を見ました。
感想は明日以降に書きます。

ユリンはあまりにも長い間登場しなかったので、このままフェードアウトするのかと思ってました。
いや、去年同じ時間に放送していたアニメで、もう一人のヒロインと思われていたキャラが序盤に退場して、以後それっきり（回想シーンで出たけど）というのがあったので(^^;)

CANDY 2011.12.13 (Tue) 22:39 編集