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超人の謎

2014.08.07 (Thu) Category : ゆで(新作『キン肉マン』)

(本文は8月11日に書いています)
画像の本を買いました。
『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』
『キン肉マン』おなじみのデータ本です。これまで発売された物と違う点は、サイズが単行本と同じことです。単行本の横に並べられるので、この方がありがたいです(^^)

新シリーズの特集本なわけですが、まだまだ連載中なので途中までしか載っていません。具体的にいうと、いま単行本化されている話までです。未登場の始祖は元より、まだ単行本では正体を明かしていないサイコマンとシングマンのデータも載っていません。
シリーズ終盤になったら、またデータ本を出してほしいところ。


今回のウリは何といっても、新超人たちのパーソナルデータ。本編でそれとなく分かっているキャラもいますが、やっぱりキッチリとしたデータで見たいところ。
『キン肉マン』の場合、本編で語られたことよりもデータ本で設定されたことの方が正式設定になることが多い(例:「5000万パワー以上」と言われたマリポーサチームの超人強度)ので、これは楽しみでした(^^)

意外だったのが、あれほど強い始祖たちの超人強度が低かったことです。(とはいえ「完璧超人にしては」という話で、正義・悪魔よりははるかに高い数値ですが)
格下っぽい無量大数軍メンバーの方に、始祖よりも高い超人がゴロゴロいます。
これは、始祖たちとかつて同格だったゴールドマン(=悪魔将軍)が1500万パワーなので、それに合わせてのことと思われます。
(ちなみに、ミラージュが2200万、アビスが2600万、ペインが1800万、ガンマンが3800万)
始祖たちは、元からそれなりに高かった超人強度に加えて、超人閻魔の指導の下でどこまでも技を磨き抜いて、あの強さを身につけたと思われます。実際、悪魔将軍(=ゴールドマン)は彼らよりも超人強度が低いのにも関わらず、始祖の中でリーダー格だった上、他のメンバーよりも強そう(というか、実際強い)ので、ありえない話ではないでしょう。
逆に大数軍は、後の時代に誕生した特殊変異的な存在なのかも知れません。
(ちなみに、ラジアルが4800万、ターボが4000万、クラッシュが3000万、ダルメシが2500万、マーリンが2200万、アブーが4200万、マーベラスが1800万、チーが3500万、ポーラが7200万。だいたいイメージ通りかな? リーダー格のネメシスは6800万です)
(ストロング・ザ・武道とグリムリパーは不明。まあ、この2人は正体を隠しているわけですし)
(参考までに、ネプチューンマンは2800万、ビッグ・ザ・武道(ネプチューンキング)は5000万。ケンダマンが1500万でスクリューキッドが1300万。あと、オメガマンは8600万。完璧じゃないけど、同じ知性チームのサタンクロスは4100万、プリズマンは5200万、マンモスマンは7800万)
それから、超人閻魔は9999万パワーでした。旧作『王位編』で超人の神々は1億パワーだと言われてましたが、神の座から降りた超人閻魔は神の領域からはずれたということでしょう。。

超人強度は増えも減りもしない固定の数値で、旧作で低い方の超人が勝てたのは、それを覆す技などを身につけていたことと、「火事場のクソ力」のような潜在パワーが発揮されたからとされてました。
今作では、その「火事場のクソ力」がもたらす強さが、「最も神に近い超人」である完璧超人たちにとって脅威であることが描かれています。
完璧側の新超人たちの超人強度も設定され、今後どう話に活かされるか楽しみです。(まあゆで漫画なので、細かい数値は気にしない方がいい気もしますが(^_^;))


(ここからは8月12日に書いています)

超人強度とは別に、各超人に「RANK」という項目があり、「S]~「C」でランク分けされてました。勢力・役職別に分けると―

完璧始祖
「S]アビス、ガンマン
「A」ミラージュ、ペイン 
「B」
「C」

完璧無量大数
「S]ストロング・ザ・武道、ネメシス
「A」ラジアル、ターボ、アブー、ポーラ、グリム
「B」クラッシュ、ダルメシ、マーリン、マーベラス、チー
「C」

完璧その他
「S]
「A」キング、ネプチューンマン
「B」
「C」

悪魔将軍と悪魔騎士
「S]悪魔将軍
「A」アシュラ、サンちゃん、ジャンク、ニンジャ
「B」スニゲーター、プラネット
「C」

7人の悪魔超人
「S]
「A」バッファロー
「B」スプリング、アトランティス、BH
「C」ステカセ、カーメン、魔雲天

正義超人
「S]
「A」スグル、テリー、ロビン、ラーメン、ウォーズ
「B」ブロッケン、ペンタゴン
「C」ジェロニモ


今シリースの活躍ぶりから見ると、わりと納得いくランク分けだと思います。
まあ、同じランク内でも差があるような気もしますが。(個人的に、同ランクでも「始祖>大数」、「騎士>7人」だと思います)
これを参考に、今シリーズに出てないキャラの強さを考えてみるのも一興かと(^_^)


また、設定面でもいろいろと興味深いことが書いてあります。
さり気なく分かった新事実(例:ネプの異名は「完狩」、キングの異名は「完傑」)とか、曖昧に描かれていたことが明確にされてたり(例:アシュラマンが魔界のプリンスと呼ばれるのは、将軍に魔界の統治を委任された一族だから)とか。
でも、ゴールドマンが悪魔超人軍団を作ったってなってるのですが、旧作だと悪魔超人を従えているサタンと手を結んだってなってたような?(^^;)(今シリースでは、サタンの扱いはどうなってるんだろ?)
あと、シルバーマンが正義超人軍団を拓いたという記述もあり、これは今後本編でも触れられていくと思います。

他にも対談とか読者の考えた超人の発表とかもあり、ゆで先生は両人とも語り口調が面白いので、いろいろと読みごたえがあります。
ウェブ連載で読んでる人も、単行本派の人も、まだ本編を読んだことが無い人も、『キン肉マン』が好きならぜひ読んでもらいたいですね(^^)

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