CANDY TIME

祝・開設15周年!!

「我々もバグやラフレシアになるつもりか!」

2018.10.10 (Wed) Category : 食玩(『ガンダム』)

(本文は11月23日に書いています)
10月1日の記事に続いて、食玩「FW GUNDAM CONVERGE」の記事です。
今回は、前回お見せしたガンダムF91と同じく「#12」に収録されたXM-02 デナン・ゲー
映画『機動戦士ガンダムF91』に登場するクロスボーン・バンガード(以下、CV軍)の量産型モビルスーツです。
(続きは後で書きます)

(ここからは11月25日、26日に書いています)


デナン・ゲー
『F91』公開当時はプラモデルが発売されなかったのですが、近年はわりと商品化しています。『F91』の敵メカでは、ヒロインのセシリー(ベラ・ロナ)が乗るビギナ・ギナに次いで商品化率が高いです。もっとも、プラモデルは未だに皆無ではありますが(>_<)

左斜め前から。
デナン・ゲーは同じデナンシリーズであるデナン・ゾンの後継機で、一撃離脱戦法を前提に開発された機体と言われています。
左腕にはこの時代の最新鋭の防御兵器であるビームシールドの発生器があります。

腕部ビーム・ガン
ビームシールド基部に1門内蔵。
デナン・ゾンのデュアルビームガンよりも砲門の数は減ってますが、大型化されて威力はアップしているものと思われます。

ビームライフルを装備。
右手中央の穴にライフルのグリップ部分を差し込むという、最近の「CONVERGE」の仕様になっています。なので前回お見せしたように、他の機体に持たせたりもできます。
ビームライフルはモビルスーツの代表的な武器ですが、多くのCV軍の機体はヘビーマシンガン内蔵のショットランサーをメイン装備にしており、ビームライフルはあまり使用されていません。なので、ビームライフルを装備していること自体がデナン・ゲーの特徴となっています。

背面。
ほぼグレー1色ですが、で塗られたバーニア等がいいアクセントになっています。
左肩の上に付いているのはバーニアではなく、3連装グレネードラックです。メイン火器のビームライフルとは違う実弾系装備で、手首(マニピュレーター)を介さずとも射出可能。敵の装備や戦況次第ではこちらの方が有効に使えることもあるでしょう。


ショ
劇中にはグレーを基調とした一般兵用の機体以外に、ザビーネ・シャル率いる「黒の部隊(ブラックバンガード)」仕様の機体も登場。
「#12」にはそちらのデナン・ゲーも収録されています。

両方を並べてみました。
黒を基調としたカラーリングに変更している以外、違いはありません。
尚、「#12」にラインナップされた他の機体は2つずつのアソートなのですが、デナン・ゲー両機は1Boxに1つずつしか入っていません。数が欲しい量産機なので、コレはキビシー!

デナン・ゲー(黒の部隊仕様)
デナン・ゲーを始めとする「黒の部隊(ブラックバンガード)」仕様の機体ですが、外見は一般機とカラーリングが違うのみで、性能面でも違いは無いかと思われます。
ただ、エリート選抜部隊である「黒の部隊」に配備されるだけあって、同仕様でも何かしらのチューンナップ等が施されている可能性もあります。事実、指揮官であるザビーネが乗るベルガ・ギロスビームフラッグは一般仕様と違うもの(CV軍の紋章でなくシャル家の紋章)になっていたりします。

その「黒の部隊」ですが、全部で15機からなる大部隊。当時「ガンダムマガジン」に書いてた情報によると、指揮官機であるベルガ・ギロスが1機、デナン・ゾンが6機、デナン・ゲーも6機、偵察用の機体であるエビル・Sが2機で、もちろん全機にが施されています。作戦次第で他の部隊と組んだり、他の機体を指揮下に入れたりもしてましたが、一般に「黒の部隊」と呼ばれるのは上記の15機です。
この中でデナン・ゲーは唯一ビームライフルを装備しているので、他の機体に援護射撃をするのが役割と思われますが、ベルガ・ギロスに次ぐ機動性を持つ機体でもあるので、強襲戦ではギロスに追随する機体としても用いられたのではと推測されます。
一方でデナン・ゾンの方はギロスと似通った装備をしていることが利点といえ、密集した戦場では行動を合わせ易いと思われます。
残るエビル・Sは偵察用なので、後方から情報を送る役目を担ったいたのでしょう。

様々な任務をこなし、実力を持つ精鋭部隊としての雰囲気が出ていた「黒の部隊」
コロニー「フロンティアⅠ」内の反乱勢力を掃討する作戦にも参加しました。

ガンダムF91との対決!!
フロンティアI内に侵攻した「黒の部隊」は、ガンダムF91を有する練習艦スペース・アークからの反抗を受けます。
スペース・アークに集まったレジスタンス達のほとんどは新兵徴用民間人、F91はあるものの、他はCV軍よりも性能が低い機体がほとんど。「黒の部隊」が圧倒的に有利と思われたのですが…


ところが、「黒の部隊」は大苦戦!?


要因としては、

  • 初陣から数機のMSを撃破するなど高いパイロット適性を示していたシーブックが何度も実践経験を積んだ上、超高スペックのF91の性能も引き出せるようになってきていた。
  • ザビーネに逆恨みしたアンナマリーが連邦側に投降して情報を流した上、性能のよい機体(ダギ・イルス)で連邦側で参戦。味方機と誤認したCV兵もいた。
  • さんざんCV軍にいいようにやられてきたので、レジスタンスに参加したメンバーの士気が高かった。
  • 何度も戦ってきたので、高性能のCV軍のMSにも対抗できる手段ができてきていた。(後述のガスタンク爆破など、スペックだけが勝負を決めるのではない)
  • ガスタンクを爆発させて接近していた機体にダメージを与えるなど、地の利を活かした戦法が取れた。
  • ビルギット

などが挙げられます。

ザビーネは随伴するロナ家の娘ベラの乗るビギナ・ギナの護衛をする任務もしており、裏切ったアンナマリーの機体に襲われたこともあって、まともに指揮ができなかったのも大きいでしょう。
裏切ったアンナマリーを返り討ちにしたものの、ザビーネの機体も損傷。部隊はかなりの機体を堕とされ、護衛対象だったベラの機体もLOST(シーブックと再会して連邦側に投降)と、「黒の部隊」かなりの被害を受けました。


ベルガ・ギロス修復中の代替機として、終盤ザビーネはデナン・ゲーに搭乗。
その時期に〝鉄仮面〟カロッゾ・ロナが独断で画策した「ラフレシア・プロジェクト」の存在とその残忍性を知り、カロッゾが乗ったモビルアーマー「ラフレシア」が撃破されたのを見て、その宙域へと移動。そこには、かつて自分に苦渋を舐めさせた〝あのガンダム〟がただ一機、大破寸前の状態で漂っていた。
接触回線を使ってF91内のパイロット(シーブック)が叫ぶ言葉を聞いたザビーネは、F91が「ラフレシア・プロジェクト」を打倒したものの、共に戦っていたベラ・ロナを見失ったことを知る。



「セシリー? …ベラ・ロナを探している? それでラフレシアを倒せたのか…。ご苦労だったな」

そしてザビーネは、悍ましい作戦を実行したカロッゾを討ったF91を敢えて見逃し、帰投する。
そうとは知らないシーブックだったが、ガンダムが彼に応えてくれたことでセシリーを見つけだせることができた―


今回はこんなところで。
11月には大型商品で、前述のラフレシアが発売
更にプレミアムバンダイ限定商品で、オプションパーツも発売されます。
それらもお見せする予定です。



以上、食玩「FW GUNDAM CONVERGE #12」デナン・ゲーでした!!

(次回はこちら)

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