「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 17」(その3)
2021.04.11 (Sun) | Category : ガシャポン(『SDガンダム』)
(本文は4月9日~11日に書いています)
4月5日の記事(こちらをクリック)、4月9日の記事(こちらをクリック)に続いて、ガシャポン「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 17」の記事(その3)です。
今回はヤクト・ドーガ2機種の紹介をします。
4月5日の記事(こちらをクリック)、4月9日の記事(こちらをクリック)に続いて、ガシャポン「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 17」の記事(その3)です。
今回はヤクト・ドーガ2機種の紹介をします。
MSN-03 ヤクト・ドーガ
映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する新生ネオ・ジオン軍のNT(ニュータイプ)専用試作型モビルスーツです。
青緑色のカラーリングのギュネイ・ガス機と、赤いカラーリングのクェス・エア(本名はクェス・パラヤ)の乗る機体が劇中に登場します。
なお『逆襲のシャア』のストーリーをよく知らない方は、こちらのリンク先を参照してみてください。(こちらをクリック)
リンク先から始まる一連の記事にヤクト・ドーガは出てこないけどな!(←外道~~~~~~)
両機を並べて正面から。
2機の違いは頭部の形状、カラーリング、手持ちの射撃武器ぐらいで、その違いも「パイロットの好みで選ばれた」と書かれることもあるので、特に性能差は無い模様。
背面。
設定でも「(劇中に出てくる)2機のみ生産された」とされています。
まあ新生ネオ・ジオン軍が活動開始までに実践投入できた強化人間はギュネイ1人だけだったみたいなので、NTか強化人間でないと性能が引き出せない機体の数を増やしても持て余していたでしょうが。
側面。
実際、高いニュータイプ能力を持つクェスが運よく参加したからよかったものの、そうでなかったら赤いヤクト・ドーガやα・アジールは出番無し(予備機扱い?)で終わっていたかも知れません。
なお『機動戦士ガンダムUC』に登場する「袖付き」の機体は、中破状態で破棄されたクェス機を回収・修理したらしいので、数は合ってます。
漫画作品も含めるとギュネイやクェスのとは別個と思われる機体も登場してたりするのですが、映像化された作品以外は「公式ではなく公認」扱いなので、今回は除外とさせていただきます。
また、ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」等には、ゲームオリジナルで「量産型」のヤクト・ドーガ(ギュネイ機又はクェス機の色違いだったり、そのまんまだったり)も出てきたりします。
ちなみに、映画版とはパラレルワールドな世界観である小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』にはヤクト・ドーガ自体が登場しません。(サイコ・ドーガという別名称・別デザインの機体がほぼ同じ立ち位置で登場します)
以上の事は長くなるのでここでは詳しく触れませんが、気になる人はググってみてね。
ここからは個別に紹介。
まずはギュネイ機。
冒頭から登場し、出番も多かったので、ヤクト・ドーガというとこっちを連想する人が多いのではないでしょうか?
頭部。
モノアイのスリットの上に鋭い目の意匠のマーキングが施され、頭部の形状とも相まって、どこか猛禽類的な雰囲気。
2本のツノも特徴的ですが、このツノはジオンMS伝統の指揮官機用のアンテナとも言われています。実際にギュネイが指揮官なのかは曖昧(単独行動かクェスの護衛のイメージが強いし)なのですが、ギラ・ドーガ隊に命令している場面もあるし、階級も少尉なのでおかしくはないでしょう。
ギャアッ!?
フェイスパーツをはずした状態です。
モノアイの位置を動かせるので、好みの位置に調節しよう。
腕部
上腕前側にバーニアがあるのが、わりと珍しいです。
この商品では残念ながら上腕と一体化しているので、色分けがされていません。
拘る人はバーニア外面を黒、内側を赤で塗ってみましょう。
胴体
腰回りや首の付け根周辺のパイプは別パーツになっています。
コクピットハッチや腰前面の黄色い部分も別パーツになっており、色分けバッチリ。
脚部
下腿部装甲の内部にはバーニアがあり、差し込み用の穴まで造形されているのに、肝心のバーニアが無いという。この差し込み穴自体をバーニアに見立てろというのか?
まあ見えづらい箇所だからバーニア無くてもあまり気にならないし、他所から持ってきたパーツを取り付けるというのもアリでしょう。
肩アーマー
左右の肩アーマーには誘導式ビーム発射ユニットであるファンネルが3機ずつ設置されます。
設定では肩アーマーに半円上のスリットが3つ付いたホルダーがあり、そこに筒状の形状のファンネルが固定されるのですが、この商品ではホルダーが大きく、半円ではなく円形のスリットが並び、そのスリットにファンネルを差し込みます。ファンネル自体も設定の半分の長さしかありません。
デザインは変わっていますが、ファンネルはガッチリ固定されてますし、組み替え遊びの際にホルダーごといろいろな機体のいろいろな箇所に取り付けられるのでヨシ!
肩アーマー裏側
設定どおりにミサイルがあります。
一体成型なのではずせないし、色分けもされていませんが、省略されてないので嬉しいです。
シールド
ファンネルが取り付けられている肩アーマーを防御用に使うのはためらわれるので、シールドが用意されています。
この時代のMSの盾には防御用としてだけでなく、攻撃要素があります。ヤクト・ドーガのシールドにはなんとメガ粒子砲が内蔵されており、旧ネオ・ジオンのハンマ・ハンマやバウを想起させます。
画像ではシールドの基部を左手首の穴に差し込んで「握って持っている」風にしてます。
設定通りの取り付け方。
前腕にマウントさせてます。
ビームアサルトライフル
ギュネイ機のみが持つ装備。といっても、クェス機に装備できないわけじゃないでしょうが。
軽量化されて取り回しが良い一方で、威力も標準的なものになっているそうです。
νガンダムやサザビー、ギラ・ドーガといった同時代のMSのビーム兵器と同じく、2つのモードに切り替え可能。(ヤクト・ドーガの場合は、速射モードと精密射撃モード)
また、上部にグレネード・ランチャーを取り付けています。
以上の事から、複合要素を持つ武器だと言えます。
(玩具「HCM Pro」では、ビーム・サーベルを銃口に刺して銃剣にするというギミックがありました。設定にある機能かどうかは不明です)
ヤクト・ドーガの武器としては、他にビーム・サーベルがあります。腰サイドアーマーにグリップが収納されており、そのグリップにはヒート・ナイフの刃が内蔵されているので、ビームの刃を発生させなくても攻撃可能なのが特徴です。
続いてクェス機。
後頭部に小さいツノがあるくらいで、ギュネイ機と比べると飾りがほぼ無いシンプルな頭部。
こっちがベーシックな仕様でギュネイ機はエース用のカスタマイズをしているのでは、という説があります。
全身
一方で、「ネオジオン総帥のシャア・アズナブルはヤクト・ドーガの性能に満足できなかったから総帥専用機としてサザビーを開発させた」という設定からの推測で、「クェスが機体が赤いのは、元々乗るハズだったシャアのパーソナルカラーだから」という説もあります。
劇中では一切語られないので、どこまでが公式設定なのかは曖昧です。
クェス機のシールド
前腕に取り付けてます。
シールド表面
中央にネオジオンの紋章が描かれ、その周りにメガ粒子砲の砲門があります。
クェス機のファンネル
ギュネイ機と違い、肩アーマーとは色が違います。というか、ギュネイ機のファンネルと同色。
ヤクト・ドーガのファンネルは回収・再使用が考慮されていない消耗品なので、使う予定が無い(無かった)赤い機体には装備させず、全部ギュネイ機用にしていたのかも?
ところがクェスの加入で急に赤ヤクトを使うことになったから、ギュネイ機に合わせた色にしていた金色のファンネルを取り付けることになった…と考えると納得がいくかも。まあ、私の勝手な推測であります。
メガ・ガトリングガン
クェス機のみが持つ装備。これまた、別に専用装備ってわけではないでしょうが。
この名称では分かりづらいですがビーム兵器で、「ビーム・ガトリングガン」と書かれている資料もあったり。
4本の銃身がある見た目と「ガトリング」という名前から連想される通り、連射攻撃する武器です。
「みんな、落ちちゃえーっ!」
グリップは別パーツなので動かすことができ、両手で構えさせたられます。
…肩アーマーとシールドが干渉するので、ポージングが大変だった。
中破したクェス機
ルナツー占拠作戦で地球連邦軍のクラップ級巡洋艦を撃破した際、敵艦から放たれていたミサイルが被弾して右腕部を破壊されます。
クェスの操縦技術が未熟だったということもありますが、彼女の高いNT能力故か、撃破時に理由不明の嫌悪感にとらわれたのも理由といえます。実はクラップ級にはクェスが嫌っていた父・アデナウアー・パラヤ(地球連邦政府の参謀次官)が乗っていたのですが、その事実まではクェスが知ることはありませんでした。
その後クェスはモビルアーマー「α・アジール」に乗り換え、破滅の道へ進むことになるのですが、一方で中破したヤクト・ドーガは宇宙へ放出処分されました。
爆発の危険も無いのに高性能機を捨てるとは勿体ないなと思いましたが、修理している時間が惜しいし、クェスには乗り換え機がある。そもそも右腕部を破壊されたのでメガ・ガトリングガンをロスト、ファンネルとミサイルの量も半減。それでも戦闘能力は高いでしょうけど、使いづらさは否めない。第一この時点では、他に乗せるパイロットもいないので、宝(?)の持ち腐れ。
一刻を争う作戦を実行していたので、少しでも遅らせる要素は切り離したのでしょう。作戦成功すれば敵はもう反撃する余力が無くなるので、壊れた機体をアテにする必要も無いし。
出番が短いクェス機ですが、クェスの皮肉めいた運命に一役買ったりとか、雑に扱われた退場の仕方で、わりと印象に残ります。
武器セットのファンネルエフェクトを使ってみました。
「いけっ! ファンネルたち!」
ホルダーを取り外し、エフェクトを差し込んで使用。
ちょっと試してみました。
一部のファンネルのみを稼働させて残りはそのままという状態にはできないかと思い、ホルダーにエフェクトを差し込んでみました。
なんとかできましたが、かなりキツキツなのでホルダーの穴が破損する可能性も。
なので、オススメはしません。
「ええい、ファンネルたち、一番熱量の高いミサイルだ! 当たれぇぇぇっ!」
展開ファンネルを、別のスタンドパーツに取り付けてみました。(前回の記事でもお見せした
「CAPSULE STAND Mk-1」を使用しています)
ファンネルの配置場所の範囲が広がっていい感じ。
ヤクト・ドーガは『逆襲のシャア』の機体の中でも特に好きなので、今回の商品化は凄く嬉しいです。これまた好きな機体でギミックも楽しそうなΖΖもラインナップされているので、普段そんなに買わない「アンサンブル」を今回は箱で買いました。
今回はここまで。
残りは別の記事で紹介します。
「ギューーン!」「待てよ、クェス!」
以上、「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 17」(その3)でした!!
映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する新生ネオ・ジオン軍のNT(ニュータイプ)専用試作型モビルスーツです。
青緑色のカラーリングのギュネイ・ガス機と、赤いカラーリングのクェス・エア(本名はクェス・パラヤ)の乗る機体が劇中に登場します。
なお『逆襲のシャア』のストーリーをよく知らない方は、こちらのリンク先を参照してみてください。(こちらをクリック)
リンク先から始まる一連の記事にヤクト・ドーガは出てこないけどな!(←外道~~~~~~)
両機を並べて正面から。
2機の違いは頭部の形状、カラーリング、手持ちの射撃武器ぐらいで、その違いも「パイロットの好みで選ばれた」と書かれることもあるので、特に性能差は無い模様。
背面。
設定でも「(劇中に出てくる)2機のみ生産された」とされています。
まあ新生ネオ・ジオン軍が活動開始までに実践投入できた強化人間はギュネイ1人だけだったみたいなので、NTか強化人間でないと性能が引き出せない機体の数を増やしても持て余していたでしょうが。
側面。
実際、高いニュータイプ能力を持つクェスが運よく参加したからよかったものの、そうでなかったら赤いヤクト・ドーガやα・アジールは出番無し(予備機扱い?)で終わっていたかも知れません。
なお『機動戦士ガンダムUC』に登場する「袖付き」の機体は、中破状態で破棄されたクェス機を回収・修理したらしいので、数は合ってます。
漫画作品も含めるとギュネイやクェスのとは別個と思われる機体も登場してたりするのですが、映像化された作品以外は「公式ではなく公認」扱いなので、今回は除外とさせていただきます。
また、ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」等には、ゲームオリジナルで「量産型」のヤクト・ドーガ(ギュネイ機又はクェス機の色違いだったり、そのまんまだったり)も出てきたりします。
ちなみに、映画版とはパラレルワールドな世界観である小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』にはヤクト・ドーガ自体が登場しません。(サイコ・ドーガという別名称・別デザインの機体がほぼ同じ立ち位置で登場します)
以上の事は長くなるのでここでは詳しく触れませんが、気になる人はググってみてね。
ここからは個別に紹介。
まずはギュネイ機。
冒頭から登場し、出番も多かったので、ヤクト・ドーガというとこっちを連想する人が多いのではないでしょうか?
頭部。
モノアイのスリットの上に鋭い目の意匠のマーキングが施され、頭部の形状とも相まって、どこか猛禽類的な雰囲気。
2本のツノも特徴的ですが、このツノはジオンMS伝統の指揮官機用のアンテナとも言われています。実際にギュネイが指揮官なのかは曖昧(単独行動かクェスの護衛のイメージが強いし)なのですが、ギラ・ドーガ隊に命令している場面もあるし、階級も少尉なのでおかしくはないでしょう。
ギャアッ!?
フェイスパーツをはずした状態です。
モノアイの位置を動かせるので、好みの位置に調節しよう。
腕部
上腕前側にバーニアがあるのが、わりと珍しいです。
この商品では残念ながら上腕と一体化しているので、色分けがされていません。
拘る人はバーニア外面を黒、内側を赤で塗ってみましょう。
胴体
腰回りや首の付け根周辺のパイプは別パーツになっています。
コクピットハッチや腰前面の黄色い部分も別パーツになっており、色分けバッチリ。
脚部
下腿部装甲の内部にはバーニアがあり、差し込み用の穴まで造形されているのに、肝心のバーニアが無いという。この差し込み穴自体をバーニアに見立てろというのか?
まあ見えづらい箇所だからバーニア無くてもあまり気にならないし、他所から持ってきたパーツを取り付けるというのもアリでしょう。
肩アーマー
左右の肩アーマーには誘導式ビーム発射ユニットであるファンネルが3機ずつ設置されます。
設定では肩アーマーに半円上のスリットが3つ付いたホルダーがあり、そこに筒状の形状のファンネルが固定されるのですが、この商品ではホルダーが大きく、半円ではなく円形のスリットが並び、そのスリットにファンネルを差し込みます。ファンネル自体も設定の半分の長さしかありません。
デザインは変わっていますが、ファンネルはガッチリ固定されてますし、組み替え遊びの際にホルダーごといろいろな機体のいろいろな箇所に取り付けられるのでヨシ!
肩アーマー裏側
設定どおりにミサイルがあります。
一体成型なのではずせないし、色分けもされていませんが、省略されてないので嬉しいです。
シールド
ファンネルが取り付けられている肩アーマーを防御用に使うのはためらわれるので、シールドが用意されています。
この時代のMSの盾には防御用としてだけでなく、攻撃要素があります。ヤクト・ドーガのシールドにはなんとメガ粒子砲が内蔵されており、旧ネオ・ジオンのハンマ・ハンマやバウを想起させます。
画像ではシールドの基部を左手首の穴に差し込んで「握って持っている」風にしてます。
設定通りの取り付け方。
前腕にマウントさせてます。
ビームアサルトライフル
ギュネイ機のみが持つ装備。といっても、クェス機に装備できないわけじゃないでしょうが。
軽量化されて取り回しが良い一方で、威力も標準的なものになっているそうです。
νガンダムやサザビー、ギラ・ドーガといった同時代のMSのビーム兵器と同じく、2つのモードに切り替え可能。(ヤクト・ドーガの場合は、速射モードと精密射撃モード)
また、上部にグレネード・ランチャーを取り付けています。
以上の事から、複合要素を持つ武器だと言えます。
(玩具「HCM Pro」では、ビーム・サーベルを銃口に刺して銃剣にするというギミックがありました。設定にある機能かどうかは不明です)
ヤクト・ドーガの武器としては、他にビーム・サーベルがあります。腰サイドアーマーにグリップが収納されており、そのグリップにはヒート・ナイフの刃が内蔵されているので、ビームの刃を発生させなくても攻撃可能なのが特徴です。
続いてクェス機。
後頭部に小さいツノがあるくらいで、ギュネイ機と比べると飾りがほぼ無いシンプルな頭部。
こっちがベーシックな仕様でギュネイ機はエース用のカスタマイズをしているのでは、という説があります。
全身
一方で、「ネオジオン総帥のシャア・アズナブルはヤクト・ドーガの性能に満足できなかったから総帥専用機としてサザビーを開発させた」という設定からの推測で、「クェスが機体が赤いのは、元々乗るハズだったシャアのパーソナルカラーだから」という説もあります。
劇中では一切語られないので、どこまでが公式設定なのかは曖昧です。
クェス機のシールド
前腕に取り付けてます。
シールド表面
中央にネオジオンの紋章が描かれ、その周りにメガ粒子砲の砲門があります。
クェス機のファンネル
ギュネイ機と違い、肩アーマーとは色が違います。というか、ギュネイ機のファンネルと同色。
ヤクト・ドーガのファンネルは回収・再使用が考慮されていない消耗品なので、使う予定が無い(無かった)赤い機体には装備させず、全部ギュネイ機用にしていたのかも?
ところがクェスの加入で急に赤ヤクトを使うことになったから、ギュネイ機に合わせた色にしていた金色のファンネルを取り付けることになった…と考えると納得がいくかも。まあ、私の勝手な推測であります。
メガ・ガトリングガン
クェス機のみが持つ装備。これまた、別に専用装備ってわけではないでしょうが。
この名称では分かりづらいですがビーム兵器で、「ビーム・ガトリングガン」と書かれている資料もあったり。
4本の銃身がある見た目と「ガトリング」という名前から連想される通り、連射攻撃する武器です。
「みんな、落ちちゃえーっ!」
グリップは別パーツなので動かすことができ、両手で構えさせたられます。
…肩アーマーとシールドが干渉するので、ポージングが大変だった。
中破したクェス機
ルナツー占拠作戦で地球連邦軍のクラップ級巡洋艦を撃破した際、敵艦から放たれていたミサイルが被弾して右腕部を破壊されます。
クェスの操縦技術が未熟だったということもありますが、彼女の高いNT能力故か、撃破時に理由不明の嫌悪感にとらわれたのも理由といえます。実はクラップ級にはクェスが嫌っていた父・アデナウアー・パラヤ(地球連邦政府の参謀次官)が乗っていたのですが、その事実まではクェスが知ることはありませんでした。
その後クェスはモビルアーマー「α・アジール」に乗り換え、破滅の道へ進むことになるのですが、一方で中破したヤクト・ドーガは宇宙へ放出処分されました。
爆発の危険も無いのに高性能機を捨てるとは勿体ないなと思いましたが、修理している時間が惜しいし、クェスには乗り換え機がある。そもそも右腕部を破壊されたのでメガ・ガトリングガンをロスト、ファンネルとミサイルの量も半減。それでも戦闘能力は高いでしょうけど、使いづらさは否めない。第一この時点では、他に乗せるパイロットもいないので、宝(?)の持ち腐れ。
一刻を争う作戦を実行していたので、少しでも遅らせる要素は切り離したのでしょう。作戦成功すれば敵はもう反撃する余力が無くなるので、壊れた機体をアテにする必要も無いし。
出番が短いクェス機ですが、クェスの皮肉めいた運命に一役買ったりとか、雑に扱われた退場の仕方で、わりと印象に残ります。
武器セットのファンネルエフェクトを使ってみました。
「いけっ! ファンネルたち!」
ホルダーを取り外し、エフェクトを差し込んで使用。
ちょっと試してみました。
一部のファンネルのみを稼働させて残りはそのままという状態にはできないかと思い、ホルダーにエフェクトを差し込んでみました。
なんとかできましたが、かなりキツキツなのでホルダーの穴が破損する可能性も。
なので、オススメはしません。
「ええい、ファンネルたち、一番熱量の高いミサイルだ! 当たれぇぇぇっ!」
展開ファンネルを、別のスタンドパーツに取り付けてみました。(前回の記事でもお見せした
「CAPSULE STAND Mk-1」を使用しています)
ファンネルの配置場所の範囲が広がっていい感じ。
ヤクト・ドーガは『逆襲のシャア』の機体の中でも特に好きなので、今回の商品化は凄く嬉しいです。これまた好きな機体でギミックも楽しそうなΖΖもラインナップされているので、普段そんなに買わない「アンサンブル」を今回は箱で買いました。
今回はここまで。
残りは別の記事で紹介します。
「ギューーン!」「待てよ、クェス!」
以上、「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 17」(その3)でした!!
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 16 | |
17 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新コメント
[08/14 CANDY]
[08/14 フライング用ハーネスが欲しい ]
[08/13 CANDY]
[08/12 フライング用ハーネスが欲しい]
[10/13 CANDY]
[10/12 文化部]
[08/31 CANDY]
[08/30 石川実]
[10/23 CANDY]
[10/22 ばん]
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
カウンター
フリーエリア
P R
この記事にコメントする