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「アルティメットルミナス ウルトラマン12」(その2)

2020.08.22 (Sat) Category : ガシャポン(『ウルトラ』)

(本文は8月21日、22日、24日~26日に書いています)
昨日に続いて「アルティメットルミナス ウルトラマン」の記事です。

今回は、去年の12月19日に軽くお見せした「アルティメットルミナス ウルトラマン12」の紹介の続きです。(「アルルミ12」の前回の記事はこちら)
タロウティガ(スカイタイプ)がラインナップされているのですが、この2人は別の記事にも登場してもらってたりもします。(こちらとか、こちら)


(ここからは8月21日、22日、24日~27日に書いています)


まずはウルトラマンタロウ
「05」初ラインナップ…って、その紹介記事がまだ完成していなかった!?(ちなみに、こちらの記事です。まだ(未完成)です。そのうち完成させます)
ともかく、「05」のタロウはファイティングポーズでしたが、今回は得意技のストリウム光線のポーズとなっています。
「05」当時は「このシリーズ、印象に残り易い光線技のポーズがあまり出ないな」と思ったりもしたのですが、今にしても思うと2周目用に温存していたのでは、と思います。出すキャラがネタ切れしたりしないようにとか、後から集め始めた人が持っていない初期商品化キャラの補完できるようにとか。


バストショット
タロウにはカタン星人を倒した最後の切り札的なウルトラダイナマイトとか、テンペラー星人を倒す際に使ったネオ・ストリウム光線、更には後年の映画でウルトラ5兄弟と合体して使ったコスモミラクル光線、そして昨年の『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』でいきなり披露した、5人の兄達からエネルギーを貰って放つスーパーウルトラダイナマイトと、とにかく凄い技が目白押し。
しかし、それらよりは威力が劣るであろうストリウム光線自体がそもそもメチャクチャ強かったりします。
普通によく使う技ですが、エネルギーが溜っていく描写があったりとか、敵を爆砕するとか、劇中での描写自体がとにかくパワフル!
設定上でも「他の兄弟の技よりも威力が高い」とされています。それだけなら最新ヒーローを持ち上げる設定ということでありがちなのですが、タロウの場合は自分よりも後から出てきた戦士と比べても威力が高いとか、ウルトラ戦士の中でもトップクラスの威力を誇ると書かれたりと、現役終了後も高レベルな扱い。
放送から半世紀近く経ちますがいまだにタロウ最強論が根強いのも、このストリウム光線の存在が大きいのかも知れません。
ちなみに第2期ウルトラ時期でのウルトラファミリーの4強を挙げるとしたら、キング、ウルトラの父、ゾフィー(当時はゾフィ)、タロウが候補に挙がると思うのですが、他の3人がポジション的に間違いなく強キャラながらその強さを描かれる描写が少ない(父とゾフィーにいたっては敗北シーンすらある)のに対し、タロウは主役キャラだけあって活躍シーンが沢山あって強さに説得力があります。
怪獣モチロン、いや勿論タロウにも敗北や苦戦のシーンは結構あるのですが、勝ち方にカタルシスがあるのと、当時は若手だったので伸びしろがあったことも幸いし、マイナスのイメージがあまりありません。
尚、強さ議論を始めるとキリがないので、↑で挙げた4人以外の第2期までのウルトラ戦士も皆強いですし、以後の作品でもいろいろな戦士が出てきましたが、皆強かったということで、纏めさせていただきます。あと、愛の心で戦うウルトラ戦士たち(タロウもまさにそれ)を単純に強さだけで語るのも片手落ちな感じがしますし。


ちょい斜めから。
放送当時の最新最強のヒーローながら、直後の作品での後輩との共演が無く、その後シリーズがストップし、再開した時にはシリーズの雰囲気が別物っぽくなった。だから後輩がいっぱい出来てもずっとルーキーのイメージが残っていた―
と書くと、仮面ライダーBLACK RX共通するかも?
というか、変身する人の名前も似てますね。
タロウは『メビウス』に出演するまで、RXは『ディケイド』に登場するまで、それぞれウルトラ六兄弟と11ライダーのルーキーって感じでした。それらの集団も今ではウルトラ十一兄弟、昭和ライダーと更新されており、平成・令和のヒーロー達の大先輩となっています。(とうとうウルトラマンメビウスまで「メビウス兄さん」と呼ばれるようになったし)


頭部
ウルトラの父譲りの左右のツノ、ウルトラホーンがバッチリ再現されています。
息子のタイガにもこのウルトラホーンは受け継がれました。


背中。
肩のプロテクター銀色のラインウルトラセブンと似ているのですが、セブン直線的なイメージなのに対し、タロウのは曲線的な要素もあって、意外と違いが大きいです。
…まあタロウとセブンが似ていると感じるのは、特徴的な全身の大部分を占める赤さからでしょうけど。
ちなみに息子のタイガは、ウルトラの父(タイガからしたら祖父)とタロウ(タイガの父)の中間的なデザインで、カラーリングはウルトラの父に似ています。



ウルトラマンティガ(スカイタイプ)
「アルルミ01」「01RE」マルチタイプ「11」パワータイプに続いての登場。これでティガが序盤からチェンジできた3タイプが全部揃いました。


全身。
空を飛んでる印象も強いタイプですが、まずは他と並べ易い地面に立っているポーズなのが気が利いています。
でも、そのうち飛行ポーズも出してほしいところ。


バストショット。
体格の違いを差し引けば、ティガのタイプチェンジカラーリングの違いのみとなります。
初の(撮影の都合によるスーツの差異ではない)複数の姿を持つウルトラ戦士ということもあって、違いを大きくし過ぎることに慎重だったのかもしれませんね。
劇中の効果的な使い方もあってタイプチェンジは受け入れられて、定着。以降の作品では色や形が大きく変化するタイプチェンジをするウルトラ戦士次々に登場します。


背面。
いろいろなカラーリングのウルトラ戦士が登場した今も、青紫を主体とするスカイタイプは独自の存在感をもっています。ウルトラマンキング以上に紫部分が多いし。
このあたり、赤と銀が主体でオーソドックスなウルトラ戦士に見えるパワータイプとは対称的です。


ストラクチャー3種。
←から商業ビル、倉庫B、倉庫Aで、「アルルミ10」「アルルミ11」解体中ビル2種類から変更されて新鮮な気分。
…もっとも、この後「アルルミ14」まで連発することになるのですが。
物自体は「アルティメットストラクチャー03(こちらをクリック)と同じ物ですが、値段が200円高いだけあってルミナスユニットが付属します。
一方、倉庫Bに付属していたコンテナ2個はオミットされています。
商業ビルは積み重ねて高くすることが出来るので、複数個欲しいところです。



さあ、いよいよルミナスユニットで光らせてみます!!


(ここからは8月21日、22日、24日~28日に書いています)


今回のお約束の ギャアァ!? は無しです。
両方とも胴体で上下に分割し、そこにユニットを仕込む仕様です。



ではまずタロウから。


タロウ! タロウ! タロウ! !


続いて、ティガ


ティガ! 勇気を授けてくれ!!


いつもながら、このシリーズは光らせると一気にリアルになるぜ~~~

セブンもそうですが、目の黒点(瞳?)がハッキリするようになるのがとてもいい!

額のビームランプ胸のカラータイマーが全て光るのに感動!
しかも、全部違う色の光!!


ティガはこのスカイタイプ一番リアルか?
ボディが寒色なので、コントラスト具合がヨシ!


ストラクチャーも光らせて。
…光が思いっきり透けるから、爆発してるみたいに見えるな。
光ってほしくない部分には手を加えて遮光したいところ。


今回の2人を並べて。
タロウティガの共演というと、『ウルトラマンギンガ』の劇場スペシャルのイメージ。もっとも、スカイタイプにはなっていませんが。しかも本人ではなく、『ギンガ』の2人のヒロインがウルトライブした状態だったり。


以上、「アルティメットルミナス ウルトラマン12」(その2)でした!!



(「アルルミ13」(その1)の記事はこちら)

(「アルルミ13」(その2)の記事はこちら)

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