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「俺はあなたに近づいてみせる! 父さん・・・」

2012.02.23 (Thu) Category : アニメ(『ガンダムAGE』)

『機動戦士ガンダムAGE』第19話の感想です。

ゼハートとの壮絶な別れ方をしてから2ヵ月。
アセムは予定通り、地球連邦軍に入りました。
そのアセムを追うように、ロマリーも入隊。
一方、ヴェイガンの地球侵略拠点に戻ったゼハートには新たな役割が与えられるのでした―


今回の話は、メインキャラ3人のそれぞれ進んだ道が描かれました。

アセムは軍人になったわけですが、スライスレインズ士官学校と同じ授業を受けられるあたり、父フリットがゆくゆくは軍内で上の役職に就けさせる気なのでしょうね(^^;)
前はアセムにスライスレインズ入りを勧めていたものの、ヴェイガンの侵攻が予想よりも早かったので、ガンダムで戦わせたくもなった。
アセムが入隊すると言い出したのは、フリットにとっても幸いだったのではないでしょうか?
自分の権限で士官学校と同レベルの教育を施せばいいわけですし。
フリットの掌に乗せられているという感じですが、当のアセムはアスノ家の使命とか、自分に出来ることをするとか、ゼハートのこともあって道を決めたのだから、やる気マンマンです。
・・・なんで一兵卒なのに、こんなに勉強させられるんだろうとは思うかも知れませんが(^^;)

新兵ながら、パイロット候補ではなくいきなり正式なパイロット。それも、いきなり最新型のガンダムを与えられたアセム。
親の七光り以外の何ものでもないでしょうが、AGE-1を動かしたことが評価された面もあるのでしょうね。ディケが「お前さんの戦闘データ~」とか言ってたし。
描写が無いだけで、実は配属されるまでの間に適正試験を一応受けたりしたとも思いますが。


アセム以上に唐突なのがロマリー。
何故軍に入ったのか、ユノアやオペの姉ちゃんズにも不思議がられています。
アセムはそれなりに察してるとは思うのですが、複雑な表情で見つめていました。(今回2人の会話が一切無かったので、ホントのところどう思っているかは不明)
前回アセムが言ってた「自分にやれること」に感化されたり、ゼハートのことがあったりしたから選んだのでしょうけど。
アセ・ゼハは互いに親友だと思っているのはよく分かるんですが、その2人をロマリーがどう思っているのか、2人からどう思われているかがハッキリしてないんですよね。
(アセムをやたら心配する一方、ゼハートにドキッとしてることもあったし。ゼハもロマリーを見ると攻撃を躊躇うし。アセムは・・・あまり女の子に興味なさそう(^^;))
まあ、色恋沙汰を抜きに大事な友達だとは思っているんでしょうけど。

で、いきなりディーヴァのオペレーターに配属。肩書きに見習いが付いてるかも知れませんが。
ガンダムと違ってディーヴァは25年以上前に作られた旧式艦とはいえ、それでも新人がいきなり採用されるとは・・・(^^;)
もっとも、新編成をするにあたって将来性を見込める新人を鍛える為に採用した可能性もあります。
艦長は初代オペでこの艦を熟知しているし、他のクルー達はそこそこキャリアがあるみたいなので、新人1人が入っても問題ないのでしょう。
その1人にロマリーが選ばれたのは、そりゃ適正試験なりなんなりで高得点を取ったとかでしょうけど(実際、無難に仕事してました)。
・・・でも、この艦に集まったメンバー自体が妙に身内が多かったり、もともとの知り合いが多いんですよね。
アセムがやりやすいように、フリットが配属人員に手を加えた可能性が高そう(^^;)
或いは、金持ち(と思われる)のロマリーの両親が手を回したとか?
そういえば「ずっと父の決めたことに従ってきたんです」とか言ってましたが、ロマリーが軍に入ることに両親は反対しなかったのでしょうか?
入隊式でやたら嬉しそうだったところを見ると、娘が自分から何かをやってみたいと言い出したことが嬉しかったのかも知れませんね(^o^)  戦死するかもしれないけど(^o^;)


一方、ヴェイガン地球攻略基地に帰還したゼハートは、イゼルカント様よりお褒めの言葉をいただいていました。
「一年半、お気楽学園ライフを送っていただけじゃん」と思いきや、彼とダズさんの本来の役割は連邦軍の戦力データを集めることだったようで、そっちはバッチリ出来てました。
ガンダム奪取は失敗したものの、イゼルカント様も「想定していたよ。アレは特別なものだ」と言ってお咎めなし。
というか、かつての大戦での地球種の最強戦力だったとはいえ、敵ボスにそこまで警戒される存在になってるのね、ガンダム。
生きて帰ったアラベル・ゾイから、決戦兵器デファースを倒したことを聞かされたのでしょうか。(アラベルは、ウルフさんがいなかったらヤバかったことを知らないしね)
或いは、どっこい生きてた魔少年が保身の為に「僕が勝てないぐらいだからガンダムは強過ぎるんだ!」とか吹き込んだのかも知れません(^^;)
ともかく、大手柄を立てたゼハートには、イゼルカント様より新たな使命が与えられます。
なんと、地球制圧軍の司令官に大抜擢です!?
驚くゼハに、元上官となったザントは「気にするな。イゼルカント様の意思を私は信じている」と激励の言葉をかけます。
一部隊の隊長とか、戦艦艦長とかならともかく、いきなり地球制圧軍の司令官。
二十歳にもなってない若者にやらせて大丈夫なのかと思ったのですが、ヴェイガン一般兵達もそう思っていたようで、就任挨拶で陰口を叩く者も出る始末。
ヴェイガン兵には珍しい、リゼルカント様のやることに不平を言うシーン。
ギーラ・ゾイ他のアンバットにいた兵士達や、ザントやダズとは違い、彼らはイゼルカント様にそこまで心酔してないのかな?
まあ、一番大丈夫なのかと思っているのはゼハート本人なんですけどね(^^;)
しかし、ゼハについていったおかげで、ダズさん大出世(^o^)
司令官補佐なので、かなりの高い地位だよな。


今回の話では、第2部に新登場したキャラ(ディケ達第1部登場キャラを含む)との出会いも描かれました。

まずはアセムと同じ期待のルーキー、アリーサ・ガンヘイル。
そのファミリーネームから分かるように、あのディケの子です。
というか、娘だったのね。オープニング映像で見た時はディケの息子だと思っていました(^^;)
いや、おさげ髪とか胸を見てたら女の子だと分かったのでしょうが、髪形とか目がディケ成分多めで「スマートになったディケ」って感じだから男かと(^_^;)
勝気なキャラかと思いきや、MS戦闘中は弱気な一面も見せました。
まあ、実戦に慣れたら戦闘中も勝気になりそうですが。
声は小清水亜美さん。一年前、ぼく達を楽しませてくれた〝ひが日死の巫女〟が帰ってきました(^o^)/
というか、
『ガンダムOO 2ndシーズン』:気多の巫女
『ガンダムAGE』第1部:皆水の巫女
『ガンダムAGE』第2部:ひが日死の巫女
と来てるので、第3部に日死の巫女(日高里菜さん)が出れば完璧ですね(^o^) (何が?)

アリーサの親父、ディケもメカニックとして乗艦。
第1部では終盤までマスコットポジション(?)でしたが、第2部ではちゃんと役割が出来ました(^^;)
バルガスはディーヴァに乗らなかったので、今回は彼がチーフメカニックになる模様。
アセムはディケのことを知らなかったようですが、アセム家とはあまり交流がなかったのでしょうか?

続いて、メガネの男前マックス。
他のパイロット達(とエミリー)が誰かの身内だの知り合いだので採用された疑惑がある中、彼だけはコネがありません。
天才肌なのか努力家なのか分かりませんが、実力でディーヴァ入りしたあたり好感が持てます(^o^)
(これで実はラーガンの教え子とかだったら笑いますが)
アリーサと共に新量産機アデルに搭乗します。(マックスが1番機、アリーサが2番機)
アリーサが敬語を使っていたことからも分かるように、ルーキーコンビよりは年上ですが、実戦は初めてでした。
その声のせいか、トリッキーな戦法で最強になりそうな雰囲気を醸し出しています。

かつてウルフの下で戦ったこともあるというオブライト。
ウルフを煙たがっている新兵達の誤解を解いたり、ウルフの指示で損傷したアデル2機を守ったりしました。
おそらくは、ウルフがサポート要員としてディーヴァに呼んだのではないかと思われます。
彼が搭乗するのは旧式のジェノアスⅡ。おそらく乗りなれている機体を選んだものと思われます。
(あと、新人2人には早く機体に慣れさせる&生存性を高める為に新型を回したのでしょう)
メチャクチャ腕が立つわけでも未熟なわけでもなく、乗ってる機体も旧式なので戦闘ではあまり目立ってなかったのですが、No.2ポジションなのでウルフ不在時には指揮を取りそうです。

艦長は、あのオペの姉ちゃんだったミレースです。
たぶん映像作品に限っていえば、歴代最高年齢の女性艦長だと思われます。
詳しいことはまだ分かりませんが、今回配属されたという感じではないので、長年ディーヴァの艦長を務めていたのでしょうか?
また、他のかつてのクルー達がどうなったのかも気になります。
あと、ディーヴァは強襲揚陸モードのままでした。
元に戻らなくなったのか、こちらの方が運用上メリットが大きいとかでしょうか?

そして、〝白い狼〟ウルフさん。
かつての連邦のエースも、いまでは上層部に睨まれてる存在になっています。
ミレースもそうでしょうが、「コウモリ退治戦役」でUEと直に接触した人間は軍の隠蔽したいことを知ってしまったわけで、それ故疎ましく思われているのでしょう。
(ウルフさんの方は、地球に行くことを夢見ながら死んだUE一般兵の姿を見たから、余計上層部のやり方が納得できないでしょうし)
他にも、彼の指揮下に入ったら命がいくつあっても足りないと噂されたり、本人も「いじめ甲斐のある部下が出来た」とか言ってはいますが、実際のところはオブライトの評価が的を得ていると思われます。
「あの人は模範的な軍人ではないが、最高の隊長だ」 
実際、部下にムチャなことをやらせはしないし、ピンチに陥ったアリーサを助けています。
戦闘後にアセムが 違反で絞られている時もフォローに回っていましたし。
第1部同様、面倒見がいいです(^_^)/
戦闘技術も相変わらず高く、アセムには及ばないものの、スコア2機を記録しました。
その戦いぶりは、まさに「伝説超人(レジェンド)」です(^o^)

ところで、ウルフがフリットの昔の知人だと知ったアセムは、ウルフに昔のフリットのことについて訊ねます。
「昔からあんな感じだったんですか? ・・・凄いっていうか、何でも完璧っていうか・・・」
「さ~て、どうだったかなぁ? まあ、ちょっと面白いガキではあったかな」
ウルフさんもハッキリ言えばいいのに。
昔のフリットはガンダム以外の機体に乗ったらまるでダメで、そのガンダムもよく分からんガキ(デシル)の方が上手く扱えてショックを受けてたって(^^)


そんなわけで、いろんなメンバーを乗せてディーヴァ就航!
機密物資を運び、ビッグリング経由で、目指すは地球!
おお、遂に地球が舞台になるのか!?

一方、要塞ダウネスにいるゼハート達は、ディーヴァが発進したことを知りました。
ヴェイガン側にとっては忌まわしき艦であり、ガンダムが搭載されている艦。
ゼハートはアセムが乗っているのか気になる模様。
「突っついてみるとするか・・・」
そう言って、マザト・ラングレ隊に威力偵察を命じました。

ところでディーヴァ出港の少し前に、フリット(ビッグリング司令官)が乗ったシャトルが出発しました。
戦艦2機に護衛されてるとはいえ、こっちを狙った方がよかったんじゃ?
と思ったのですが、ヴェイガンにとって忌まわしき存在であるディーヴァの方が気にかかるのでしょうね。


そんなわけで、戦闘開始!

マザド・ラングレ隊は6機のドラドで構成されています。
ちなみに連邦側にもデータが蓄積されているようで、データ照合して割り出した際に「ドラドです」とオペ姉ちゃんが機体名を言ってました。
第1部では「MS型」と呼んでましたから、かなり雰囲気が違います。
一方のウルフ隊は、5機のMSで編成。
アセムは機体のAGEシステムの最適化作業があって出撃できず、残りの4人が出撃しました。
4VS6数の上ではウルフ隊が不利ですが、幸先よくウルフさんが1機撃墜。
しかし、初めての戦場にとまどうアリーサとマックス。
徐々に機体が傷ついていき、遂にアリーサ機がドラドに捉えられました。
「うわっ!?」
その時、飛んできたビームがドラドを撃墜。アリーサを救いました。
そのビームを放ったのは、遅れて戦場に駆けつけたアセムの乗る新たなるガンダムでした。

ガンダムAGE-2。
この新世代の機体の最大の特徴は、高速移動形態Gストライダーに変形できることで、MS形態の実に3倍の推進力を誇ると言います。
空も飛べるようなので、地球に下りてからも見せ場が多そうです。
また、AGE-1のドッズライフルの2倍の出力のハイパードッズライフルを装備。
ドラドを一撃で倒したあたり、その火力の程が窺えます。
ちなみに、ディケ曰くアセムの今まで戦闘データを元に開発されたそうですが、アセムの今までの戦いって、すぐライフルを投げ捨てたり、ビームサーベル2刀流とかで、それがどうして変形とかライフルの強化に(^^;)?
あ、ビームサーベルはちゃんと2本装備されています。
余談ですが、AGE-1の方はAGEシステムから切り離され、独自に動かせるように改良されるそうです。
これは、親子共闘フラグでしょうか? それとも・・・(-_-;)


アセムのガンダムが駆けつけたことで、戦況は一変。
ビームサーベルで隊長機と思しき色違いのドラドを撃破。
既に戦力の半分を失ってるのに撤退しようとしないマザト・ラングレ隊は、アリーサ機を捉えて盾にしたものの、ウルフが押さえつけていたドラドを撃破。
「これがウルフ隊長・・・。白い狼・・・!!」
そして、残る2機を撃とうとするアセムでしたが、ウルフに止められます。
「位置関係を把握しろ。こちらの斜線上にディーヴァが入る」
もしドラドがかわしたなら、ビームは後ろにいるディーヴァに当たってしまいます。これでは攻撃できません。
背中を見せても撃たれることはないと踏んで、ドラドはディーヴァに向かっていきます。
アセムは後を追います。
ディーヴァは向って来るドラドを迎撃しようとしたものの、後ろにガンダムがいるので攻撃できません。
通信で退くように言うものの、アセムはガンダムをGストライダーに変形させて直進し、ドラド2機を追い抜きました!
そのままMS形態に変形して、急回頭。
2機が並んでいる斜線上を見切って、ハイパードッズライフルで一度に2機を撃破しました!!
皆が驚く中、1人無邪気にはしゃぐアセムでしたが・・・

戦闘終了後、命令違反をして艦を危険な目に晒したとして、自室謹慎を命じられるアセム。
アセムは不満そうですが、そりゃそうだよなー(^_^;)
ディーヴァからすれば迎撃のジャマだったし、変形したのはブリッジのすぐ傍だったから視界を塞がれてましたし。
監督責任を後で追及すると言われ、トバッチリを喰らうウルフさん。隊長は辛いよ(>_<)
今まで1人でしか戦ったことがなかった為、ワンマンぶりが目立ったアセムでした。

一方、更に強いガンダムの登場に、戦慄を覚えるゼハート。
(アセム。お前なのか・・・?)
というか、「突っついてみるか」で偵察に出した部隊が全滅してますが(-_-;)
最初の作戦大失敗で、早くも先行き不安なゼハート司令官(^u^;)


アセムとゼハート、2人とも新しい環境に早く慣れてほしいと思うラストでした(^o^)


それにしても、アセムは今週4機のドラドを撃破しましたが、ゼハートが乗っているとは考えないのでしょうか?(^_^;)>
ゼハートじゃないと思ったなら、躊躇わずに破壊。
割り切るのが早いのは、ある意味フリットにそっくりです(^u^;)


それではまた、次回!

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