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2017.11.12 (Sun) Category : 食玩(『仮面ライダー』)

(←の画像は記事を作った日に貼りました)
(本文は12月11日、13日に書いています)
食玩「SHODO 仮面ライダーVS7」の紹介。
今回もネット通販1BOX買い前弾の記事でも書きましたが、毎回アソートの関係で手に入りづらい商品が発生するんですよね。でも、1箱まとめて買えば無事コンプリートできるわけです(^o^)

蓋を開けてみました。
今回の全6種の内訳は…

仮面ライダーZO・・・・・・・・・・・・・・・2
仮面ライダーZO(クラッシャーオープンVer.)・・1
ドラス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
仮面ライダーオーズ タトバコンボ ・・・・・・3
仮面ライダーバース・・・・・・・・・・・・・2
シークレット・・・・・・・・・・・・・・・・1

うん。今回はまあ、わりといい分け方ではないかと。
怪人のドラスや特殊形態のクラッシャーオープンは多くしても余るという配慮か、1つのみ。
テレビシリーズの主役の基本フォームなのでタトバは多め。
映画の主役のZO、レギュラーのサブライダーのバースは2個と、手に入り易くしてます。
ただ、シクレはバースと同じ箱でブラインド仕様なので、バラで買う時に選んで買えないのがキツイか?
戦闘員みたいな複数買いしたいキャラはいないので、よほど需要に偏りがある地域に住んでないかぎりは何とかバラでも揃えられそうではあります。…私はBOX買いで済ませましたが(^^;)


今回の記事では、仮面ライダーZOを紹介。
1993年に公開された劇場映画『仮面ライダーZO』の主人公ライダーです。
その映画は「仮面ライダー誕生20周年記念作品」として製作(※実際の公開された年は22周年となった)され、主役ライダーの名前も「20」を「ZO」に見立てたものとなっています。
まあ劇中では「ライダー」と呼ばれることはあっても、「ZO」と呼ばれるシーンは無いのですが。

正面から。
全身がほぼ緑色でベルトなどの装飾品も無いのでシンプルなシルエットですが、金色のラインが走っているので美しくも見えるデザイン。
シンプルなデザインなのは、この作品が「原点回帰」がテーマだからで、元祖・仮面ライダーである旧1号ライダーよりもむしろシンプル。このZOにベルトマフラーを追加し、銀色のグローブやブーツを装着した強化案もあり、制作はされなかったものの、幾つかの資料で見ることができます。

背面。
他の商品もそうですが、背中側の塗装は殆んどされていません。コスト面の都合で仕方ないのでしょうが。腕に自信がある人は、背中のラインを塗ってあげよう♪

ZOパンチ
究極生命体ドラスを怯ませ、コウモリ男を一撃で倒す威力を見せたパンチ。
劇中での呼称は無いのですが、島本和彦先生のコミカライズ版では「ライダッパーー! アアッ」とスゴイ書きなぐりの文字で描かれており(たぶん藤岡 弘(現:藤岡 弘、)版のリスペクト)、とにかくメチャクチャな勢い迫力があります。


ZOキック
ZOキックというとドラスにトドメを刺したキックの印象が強いので、↑はライダーキックと呼ぶべきか?
上記の島本版ではやはり、「ライダァキィャア!」というスゴイ描き文字で飛び蹴りをかましていました。


原点回帰ということで、主人公はバッタの能力を持つ改造人間で、ライダーパンチライダーキックを得意技とするバイクに乗るヒーロー。
ストーリーの方も、改造人間にされてしまった青年が、邪悪な存在に狙われた少年を守り抜くという王道のものとなっています。
独自性といえば、敵となる存在「ネオ生命体」でしょうか?
これまでみたいな、宇宙や異次元から来た存在でもなければ、世界を股にかけた大規模な組織でもありません。エゴに取りつかれた科学者・望月博士に「完全生物」として産みだされた存在が自我を得て暴走し、更なる進化を得る為に行動します。
いわゆる怪人は、ネオ生命体が活動用のボディとして作りだしたドラスと、そのドラスの細胞から生み出されたクモ女コウモリ男。設定的にいえばドラスさえ無事なら無限に怪人を誕生させることができそうですが、数がいくら多かったとしても1つの生命体の分身でしかないので良かれ悪かれ小規模なイメージになるでしょう。
そのドラスについては、次回の記事で語ろうと思います。

ここからは過去商品と絡めて。
RX先輩と。
映画公開当時の「てれびくん」で連載されていたコミカライズの後半の話は、仮面ライダーBLACK RXが登場して共闘するオリジナルの展開になっていたそうです。
直近の先輩ライダーが異形の仮面ライダーシンヒーロー的要素が薄い(だが、それがいい!)ので、その1つ前のRX(こちらはヒーロー要素満載)に登場してもらったのでしょうか?

歴代の先輩ライダー達と。
他に仮面ライダーBLACKもあるのですが、映画当時BLACKBLACK RX同一人物なので両立しない(前者はもう登場しない)風潮だったので、敢えてはずしています。
『ZO』歴代ライダーは登場しない(そもそも新ヒーロー誕生の短編映画だし)のですが、映画公開前に歴代ライダーも紹介する特番『闘え!ぼくらの仮面ライダー ~最強のライダーZO誕生!!~』が組まれたりもしました。
ZO直後の後輩のJとはすぐに共演(3D映画『仮面ライダーワールド』)したのですが、他の歴代ライダーとの共演はかなり後の『仮面ライダーディケイド』の劇場版まで待つこととなります。

今回はここまで。
次回は、ZOの宿敵・ドラスを中心にお見せする予定です。

(12月19日追記。次回はこちら)

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