「おまえのとるべき道は2つある」
2018.12.20 (Thu) | Category : 食玩(『ガンダム』)
(←の画像は12月23日に貼りました)
(本文は12月23日、30日に書いています)
ここ最近紹介することが多くなった食玩「FW GUNDAM CONVERGE」。今回は今月発売した「#13」より紹介。
↑の画像は、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』のメインの機体であるXM-X1 クロスボーン・ガンダムX1です。
(本文は12月23日、30日に書いています)
ここ最近紹介することが多くなった食玩「FW GUNDAM CONVERGE」。今回は今月発売した「#13」より紹介。
↑の画像は、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』のメインの機体であるXM-X1 クロスボーン・ガンダムX1です。
あらためまして、クロスボーン・ガンダムX1。
タイトルにもなっており、作品を代表する機体ではありますが、主人公のトビア・アロナクスの専用機ではないというのがポイント。(借りて乗ったり、最終的に譲ってもらいますが)
この機体のメインパイロットは、もう1人の主人公ともいえるキンケドゥ・ナウ。
彼こそ『機動戦士ガンダムF91』の主人公だったシーブック・アノー、その人なのです!!
アップで。
「宇宙海賊」を自称するクロスボーン・バンガードらしく、頭部の骸骨の装飾があるのが特徴。
この骸骨自体には仕掛けなどなくホントに只の装飾なのですが、一年戦争時にボールで6機のリック・ドムを撃墜したという歴戦の猛者で、ニュータイプを自称するウモン・サモンのアイディアで「ハッタリ」として施されました。
なお、この時代のクロスボーン・バンガードは「木星の輸送船を襲う宇宙海賊」と思われていたのですが、その本当の目的は「地球侵攻を企む木星帝国の野望を阻む」ことであり、その為に海軍戦略研究所「サナリィ」よりクロスボーン・ガンダムの配備を始め、数々の補給を受けて活動していました。(サナリィ側のメリットは、実戦データ収集)
なので上述の形式番号はサナリィが関わっていることを隠す為に付けられた番号で、本来の形式番号は「F97」。つまり、クロスボーン・ガンダムはガンダムF91と同じ「フォーミュラ計画」の機体であり、F91から受け継いだ要素も見られます。
背面。
目を引くのは、機体名と同じ「X」の形をした大型のスラスター。これは可動式スラスターで、推進力だけでなく姿勢制御にも優れます。それらを利用して近接戦闘を行うのが、本機の基本戦術です。
なお本機のコクピットはガンダム伝統のコア・ブロック・システムを採用しており、分離してコア・ファイターになった際、大型スラスターはコア・ファイター用のスラスターとして機能します。
スラスターは別パーツなので取り外せます。
といっても取り付け部にコア・ファイターのモールドは無く、変形・可動もしませんが。
このクロスボーン・ガンダムですが、ガンダムタイプの標準装備である頭部バルカン砲やビーム・サーベル、更にこの時代のMSのメイン防御兵器であるビーム・シールドを装備。それだけでなく、試作機の為か全身のアチコチに武器が内蔵されています。この商品でもいくつか再現されているので、それを紹介します。
ザンバスター
ビームピストルである「バスターガン」と後述の「ビーム・ザンバー」を組み合わせた射撃兵器。ビーム・ザンバーをドッキングさせることで、バスターガンの威力・射程をアップさせることができます。
なお、この商品では残念ながら分離不可能です。
ビーム・ザンバー
粒子加速式ビーム・サーベルで、出力にモノをいわせて敵機をビーム・シールドごと斬ることができる程の威力を誇ります。X1のメイン・ウェポンといえ、これがあるので通常のビーム・サーベル2本はあまり使われません。(※パイロットの戦法が巧みなので、全く出番が無いわけでもない)
上記の通りザンバスターの一部(グリップおよび銃床)を兼ねているのですが、本商品ではザンバスターとは別にギミックなしのビーム・ザンバーが入っており、どちらかを選択して右手に持たせるようになっています。
(続きは後で書きます)
(ここからは12月31日、2019年1月1日に書いています)
ブランド・マーカー
両前腕部に装備された、クロスボーン独自の特殊なビームシールド。
周囲にビームを放出してシールドとして使う通常の使い方だけでなく、発生器が手首を覆うように移動した後でビームを前方に発生させてビームの刃で敵機を切り刻む(この際、「X」の形の傷痕を残す)攻撃にも使える攻防一体の装備です。
キンケドゥの回避技能が高く、クロスボーン・ガンダムはA.B.C.(アンチ・ビーム・コーティング)マントという耐ビーム装甲を持つので、シールドとして使うことはあまりありませんでした。
尚、キンケドゥさんはシールドとして使う際に放り投げることもありました。無論、意味があってやった(強力なビーム攻撃を防ぐ為、射線上に2つのシールドが並ぶように置いた)のですが、昔から何でもかんでもポイポイ投げるのが好きな人だ…
なおこの商品では、ビーム発生状態にはできません。というか、一体成型なので動かすことも出来ません。
他にもまだまだいろいろな装備があるのですが、それについてはまたの機会に。
ガンダムF91と並べて。
シーブック(キンケドゥ)の愛機の揃い踏みです!!
「現時点でのモビルスーツの限界性能の達成」を目標に開発され、実際に当時(U.C.0123)最高峰の性能だったF91ですが、さすがにそれから10年も経てば新しく誕生した機体に性能面では抜かれています。
とはいえ、最大の武器であるヴェスバー(Variable Speed Beam Rifle)は、この時代においても最強クラスの火力を誇っています。
クロスボーン対F91
木星帝国の策略で、地球連邦軍との戦闘に陥ったクロスボーン・バンガード!?
キンケドゥの前に、かつての愛機の同型機が立ち塞がります!!
思わぬかたちで実現したクロスボーンとF91の新旧主役機対決ですが、F91の方はキンケドゥ(シーブック)がかつて搭乗していた機体そのものではなく、量産型のF91です。見た目はほとんど同じなのでオリジナルのF91に量産型の代役をしてもらっています。
その量産型ですが、『ガンダム』の世界の常で試作機をデチューンした性能となっています。とはいえ、スペックを落とした分扱いやすくなってますし、試作機にあった問題点も改修しているので完成度は上がっているともいえるでしょう。
「マシンがよくても、パイロットが性能をひき出せなければ!」
扱い易くなっているとはいえ、高性能を誇るF91を操るには相当な技量が必要。対峙した連邦兵達の腕前を見切ったキンケドゥは、容易く2機の量産型F91を戦闘不能に追い込みました。このあたりキンケドゥのエースとしての貫禄、そして愛機だったF91のことを知り尽くしていることも伺えます。
なお、この時のX1は仕様変更して X1改 と呼ばれる状態になっていたのですが、内蔵武器が変わっただけで見た目の変化も少ない(無い?)ので、X1に代役をしてもらっています。
今回はここまで。
次回は、キンケドゥと相対することとなったライバルの機体をお見せする予定です。
以上、食玩「FW GUNDAM CONVERGE#13」クロスボーン・ガンダムX1でした!!
(2019年1月6日追記。次回はこちら)
タイトルにもなっており、作品を代表する機体ではありますが、主人公のトビア・アロナクスの専用機ではないというのがポイント。(借りて乗ったり、最終的に譲ってもらいますが)
この機体のメインパイロットは、もう1人の主人公ともいえるキンケドゥ・ナウ。
彼こそ『機動戦士ガンダムF91』の主人公だったシーブック・アノー、その人なのです!!
アップで。
「宇宙海賊」を自称するクロスボーン・バンガードらしく、頭部の骸骨の装飾があるのが特徴。
この骸骨自体には仕掛けなどなくホントに只の装飾なのですが、一年戦争時にボールで6機のリック・ドムを撃墜したという歴戦の猛者で、ニュータイプを自称するウモン・サモンのアイディアで「ハッタリ」として施されました。
なお、この時代のクロスボーン・バンガードは「木星の輸送船を襲う宇宙海賊」と思われていたのですが、その本当の目的は「地球侵攻を企む木星帝国の野望を阻む」ことであり、その為に海軍戦略研究所「サナリィ」よりクロスボーン・ガンダムの配備を始め、数々の補給を受けて活動していました。(サナリィ側のメリットは、実戦データ収集)
なので上述の形式番号はサナリィが関わっていることを隠す為に付けられた番号で、本来の形式番号は「F97」。つまり、クロスボーン・ガンダムはガンダムF91と同じ「フォーミュラ計画」の機体であり、F91から受け継いだ要素も見られます。
背面。
目を引くのは、機体名と同じ「X」の形をした大型のスラスター。これは可動式スラスターで、推進力だけでなく姿勢制御にも優れます。それらを利用して近接戦闘を行うのが、本機の基本戦術です。
なお本機のコクピットはガンダム伝統のコア・ブロック・システムを採用しており、分離してコア・ファイターになった際、大型スラスターはコア・ファイター用のスラスターとして機能します。
スラスターは別パーツなので取り外せます。
といっても取り付け部にコア・ファイターのモールドは無く、変形・可動もしませんが。
このクロスボーン・ガンダムですが、ガンダムタイプの標準装備である頭部バルカン砲やビーム・サーベル、更にこの時代のMSのメイン防御兵器であるビーム・シールドを装備。それだけでなく、試作機の為か全身のアチコチに武器が内蔵されています。この商品でもいくつか再現されているので、それを紹介します。
ザンバスター
ビームピストルである「バスターガン」と後述の「ビーム・ザンバー」を組み合わせた射撃兵器。ビーム・ザンバーをドッキングさせることで、バスターガンの威力・射程をアップさせることができます。
なお、この商品では残念ながら分離不可能です。
ビーム・ザンバー
粒子加速式ビーム・サーベルで、出力にモノをいわせて敵機をビーム・シールドごと斬ることができる程の威力を誇ります。X1のメイン・ウェポンといえ、これがあるので通常のビーム・サーベル2本はあまり使われません。(※パイロットの戦法が巧みなので、全く出番が無いわけでもない)
上記の通りザンバスターの一部(グリップおよび銃床)を兼ねているのですが、本商品ではザンバスターとは別にギミックなしのビーム・ザンバーが入っており、どちらかを選択して右手に持たせるようになっています。
(続きは後で書きます)
(ここからは12月31日、2019年1月1日に書いています)
ブランド・マーカー
両前腕部に装備された、クロスボーン独自の特殊なビームシールド。
周囲にビームを放出してシールドとして使う通常の使い方だけでなく、発生器が手首を覆うように移動した後でビームを前方に発生させてビームの刃で敵機を切り刻む(この際、「X」の形の傷痕を残す)攻撃にも使える攻防一体の装備です。
キンケドゥの回避技能が高く、クロスボーン・ガンダムはA.B.C.(アンチ・ビーム・コーティング)マントという耐ビーム装甲を持つので、シールドとして使うことはあまりありませんでした。
尚、キンケドゥさんはシールドとして使う際に放り投げることもありました。無論、意味があってやった(強力なビーム攻撃を防ぐ為、射線上に2つのシールドが並ぶように置いた)のですが、昔から何でもかんでもポイポイ投げるのが好きな人だ…
なおこの商品では、ビーム発生状態にはできません。というか、一体成型なので動かすことも出来ません。
他にもまだまだいろいろな装備があるのですが、それについてはまたの機会に。
ガンダムF91と並べて。
シーブック(キンケドゥ)の愛機の揃い踏みです!!
「現時点でのモビルスーツの限界性能の達成」を目標に開発され、実際に当時(U.C.0123)最高峰の性能だったF91ですが、さすがにそれから10年も経てば新しく誕生した機体に性能面では抜かれています。
とはいえ、最大の武器であるヴェスバー(Variable Speed Beam Rifle)は、この時代においても最強クラスの火力を誇っています。
クロスボーン対F91
木星帝国の策略で、地球連邦軍との戦闘に陥ったクロスボーン・バンガード!?
キンケドゥの前に、かつての愛機の同型機が立ち塞がります!!
思わぬかたちで実現したクロスボーンとF91の新旧主役機対決ですが、F91の方はキンケドゥ(シーブック)がかつて搭乗していた機体そのものではなく、量産型のF91です。見た目はほとんど同じなのでオリジナルのF91に量産型の代役をしてもらっています。
その量産型ですが、『ガンダム』の世界の常で試作機をデチューンした性能となっています。とはいえ、スペックを落とした分扱いやすくなってますし、試作機にあった問題点も改修しているので完成度は上がっているともいえるでしょう。
「マシンがよくても、パイロットが性能をひき出せなければ!」
扱い易くなっているとはいえ、高性能を誇るF91を操るには相当な技量が必要。対峙した連邦兵達の腕前を見切ったキンケドゥは、容易く2機の量産型F91を戦闘不能に追い込みました。このあたりキンケドゥのエースとしての貫禄、そして愛機だったF91のことを知り尽くしていることも伺えます。
なお、この時のX1は仕様変更して X1改 と呼ばれる状態になっていたのですが、内蔵武器が変わっただけで見た目の変化も少ない(無い?)ので、X1に代役をしてもらっています。
今回はここまで。
次回は、キンケドゥと相対することとなったライバルの機体をお見せする予定です。
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(2019年1月6日追記。次回はこちら)
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