「へ・・・ヘビじゃ! 俺の苦手なヘビじゃ!」
2010.09.19 (Sun) | Category : マンガ
お待たせしました!!(^o^)/
カウンター2,000突破記念の画像は、『男たちの好日』です。
知らない人の為に説明すると、この漫画の正式な題名は、『男たちの好日 -もう一つの経済創世記・牧玲睦物語-』で、今はなきコミックバンチで創刊初期から約一年間連載されていました。
作者は、『がんばれ! キッカーズ』や『電脳ボーイ』で有名な ながいのりあき 先生。
ジャンプ出身の漫画家が多いバンチでは珍しい、コロコロコミック出身のマンガ家です。
左の画像は、第2巻。
1・2巻の表紙にいる人物が、題名にもある牧玲睦(まき れいぼく)で、この物語の主人公です。
この作品は、元は小説である『男たちの好日』を漫画誌向けにアレンジしたものだそうです。その アレンジ というのが実にハンパないのですが、それは後述します。
元の小説には無い展開や、登場しない人物もいるようなので、小説の方もそのうち読んでみたいところです。
あらすじですが、真面目な内容なので、このブログにしては珍しくWikipediaから抜粋してみます。
まずは、原作の小説:
明治後期から昭和初期の日本を舞台に、電気化学工業を興すことで「国の柱」になろうと邁進し、その一生を献げた主人公・牧玲睦と、彼を取り巻く玉岡や花野木といった男たちの活躍や苦悩を通じ、男にとっての好日とは何かを問いかけている。
小説は日本経済新聞紙上に1980年1月から8月まで連載され、1981年1月に日本経済新聞社から刊行された。森コンツェルン創業者森矗昶がモデル。
続いて、漫画の方:
正式タイトルは『男たちの好日 もう一つの経済創世記・牧玲睦物語』。
当初はひたすら「かじめ焼き」にまつわる話が続いたため、「かじめ焼き」「かじめ」といった愛称でも呼ばれる。
「週刊コミックバンチ」の第3号(2001年6月12日号) - 第48号(2002年6月7日号)に連載。作者はながいのりあき。
原作小説を大胆にアレンジしたストーリー、特徴的な登場人物、独特の擬音、物語序盤で頻出した「かじめ焼き」という聞き慣れない単語などの理由から一部(主にネット上)に熱狂的なファンを生み出した。
そのため、打ち切りによる連載終了後に再開を願うファンによるネット署名活動が展開された。
ついでに、主人公の玲睦:
主人公。千葉・外房の網元の息子。
ことあるごとに、自分がヘビを苦手にしていると叫ぶ(例:「ヘビじゃ!おれの苦手なヘビじゃ!」)。
酒も苦手。鮭の皮が大好物。
通称「房総の風雲児」「日本の産業王」。初登場時の年齢は17歳。
当初はかじめ焼きをサボって海女さんの裸を覗き見したり、授業中にあくびをするなど不真面目な態度が目立ったが、母のアルゼンチンバックブリーカーにより改心。
以後は母のかじめ焼きの手伝いをするようになる。
母の壮絶な戦死を見届けた後、彼女から教わった日蓮上人の言葉「われ日本の柱とならん」を胸に刻み、「国の柱」を目指し村のかじめ焼きの指揮を引き継ぐ。
西洋スーツの男(火野薫)、岩源(岩崎源蔵)といった強敵たちとの対決を乗り越え、地元の漁師を一つにまとめヨード工場の建設に着手する。
青年編では27歳にして総武沃度株式会社の社長として房総一円を率いる身となったが、第一次世界大戦終結によりヨードの需要が激減し窮地に陥る。
総武沃度の倒産により杉井商店へと身を寄せた玲睦は、地元の反対運動により工事が難航している中瀬川ダムの作業現場へ所長として赴任。
山の男たちとの新たな戦いの中へと身を投じ「国の柱」を目指し続ける…。
・・・(-_-;)
何故こうもバイオレンスな内容になったんだろう・・・?
でも、『キッカーズ』連載当時も、キャラクターはかわいい系の顔なのに埃だらけドロだらけになる試合を描いていただけあって、こういうドロ臭い内容でも絵に違和感が無いのがさすがです。
あと、少年誌で活躍していただけあって、ハッタリの効いた構図や迫力のある描写が多いです。
出てくるのが途中からほとんどおっさんになるので、『キッカーズ』が好きだった人はビックリするかも知れませんが(^_^;)
3・4巻は表紙に玲睦がいなくて背景のみなので、まとめてお見せします。
長かったダム編も終わり、いよいよ新展開・・・と思ったら、いきなり終わってしまいました(T_T)
当時は終わるなんてまったく思っておらず、今週の『男たち』はどんな内容だ?とワクワクしながらバンチを買ったら、まさかの最終回でした。
それまでのバイオレンスな展開とは違う、ラスト4話のノリでもう少し続けてほしかったですね。
ちなみに、ウェブコミックで特別編の『男たちの好日 -関東大震災編-』が買えるみたいです。
そのうち読んでみようと思います。
以上、カウンター2,000突破記念画像『男たちの好日』でした(^o^)v
「あの~、CANDY先輩?」
「居合じゃないか! どうした、かじめでも焼きに来たのか?」
「いえ、違います。何故この漫画を2,000突破画像に使ったのかをお聞きしようと思いまして・・・」
「それはな、2,000という数字から西暦2000年、つまり20世紀最後の年を連想したんじゃ。20世紀という時代を振り返るんなら、約100年前を舞台にした、この漫画がふさわしいと思ってな」
「そんな意味が・・・。私はてっきり先輩のことだから、記念の画像にマイナーの物を選択するという捻くれぶりかと思ってました」
「ばかってい事いうな!」
「し、失礼しました・・・。それにしても、ずいぶん画像を貼るのが遅くなりましたね?」
「今回の記事を書くのに単行本を読み返しとったら、ついつい読みふけってしまったんじゃ! むろん、俺は忘れた事など片時も無いが、再び火がついたって感じになったんじゃ!」
「そうだったんですか。私はてっきり、スキャナーを用意するのがメンドくさかっただけかと・・・」
「どっせー!」(ブンッ!!)
ドッポーン
ジャポ
ダッポーン
<完>
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