ソフビ「ウルトラヒーローシリーズEX アンドロメロス」
2022.04.02 (Sat) | Category : ソフビ関連
マッハ15のスピードで 大怪獣にアタック!
(本文は4月2日、6日、7日に書いています)
今回紹介するのは「ウルトラヒーローシリーズEX アンドロメロス」。
発売は去年の12月だったのですが、購入したのはつい最近です。
(本文は4月2日、6日、7日に書いています)
今回紹介するのは「ウルトラヒーローシリーズEX アンドロメロス」。
発売は去年の12月だったのですが、購入したのはつい最近です。
アンドロメロスは『ウルトラ超伝説』に登場するキャラクター。
その『ウルトラ超伝説』とは1981年から3年間、小学館の雑誌「てれびくん」や学年別学習雑誌(「小学一年生」とかね)にグラビアや漫画で展開していた企画。(確認したら、「てれびくん」での漫画連載は1986年3月号まで続いたそうです)
特徴は『ウルトラシリーズ』と同じ世界観であることで、特に1年目の連載ではウルトラ兄弟がかなりの頻度で登場しています。
ちょうど1981年3月に終了した『ウルトラマン80』の後を引き継ぐ『ウルトラシリーズ』の企画だったわけです。
「ウルトラマンよりも強いヒーロー」(正確には「ウルトラマン達が苦戦を強いられる強敵を粉砕していくヒーロー」というべきか?)だけあって人気も高く、連載3年目には映像化されました。
その際の番組名は『アンドロメロス』で、アンドロメロスは主人公となります。
その後1984年には映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』と『ウルトラマン物語(ストーリー)』が相次いで公開され、脇役に甘んじていたウルトラ戦士達が再び表舞台に立つように。入れ替わりでアンドロ戦士たちにスポットが当たることが減ったのですが、一時代を築いただけあって(特に直撃世代に)人気はあり、折に触れて商品化もされたりするので観た事が無い世代にもそれなりの知名度があったと思われます。
そして、2020年。『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』にアンドロメロスが登場!! 映像作品には実に37年ぶりの登場。まさに「帰って来いよアンドロメロス」(※エンディングテーマ名)の声に応えてくれたのです。
その『大いなる陰謀』の続編である『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』の本編が今月いよいよ公開されるのですが、昨年末に配信されたプロローグ編でメロスは既に登場。今回のソフビが発売されたのは、ちょうどその時期となります。
さて『ウルトラ超伝説』について語る際は、ややこしい点がいろいろ。
雑誌での展開とテレビ放送された話があったわけですが、雑誌とテレビとで設定が変わっているトコが多く、漫画も複数の雑誌で別々の連載だったので個々で内容が違ってるという。
また、当時作られた設定で現在の『ウルトラシリーズ』の設定と食い違っている要素もいろいろ。(これは『超伝説』に限った話ではないけど)
『ウルトラ超伝説』で起こった出来事が、現在の『ウルトラシリーズ』の歴史設定でも何かしら 在ったこと になっているのは間違いなさそうですが。
とりあえず、アンドロメロス率いるアンドロ警備隊がグア軍団と戦っており、ウルトラ戦士達はそれに協力していた、ぐらいの認識でオーケーかと。今後また補完されるでしょうし。
さて、アンドロメロス本人について。
当時の雑誌連載を読んでいた人や熱心な「ウルトラ」ファンの人にはごく普通な一般知識でしょうが、知らない方の為に彼の「正体」について書きます。
そもそも登場した当時のメロスは「ウルトラ兄弟を救けてグア軍団を粉砕する、鎧を纏った謎のヒーロー」で、その正体が「物語冒頭で敗れてブラックホールに落とされたゾフィー」ではないかと匂わされていました。
謎の新ヒーローか? それとも、「兄弟最強」と言われながらこれまで活躍を拝めなかったウルトラ兄弟長兄がパワーアップした姿なのか? どちらに転んでも興奮するシチュエーションです。
で、一年目の最終回に遂に謎が解け、メロスの正体はコスモテクターと呼ばれる鎧を身に着けたゾフィーだった事が判明しました。
ブラックホールに落ちたゾフィーはアンドロ族の戦士に命懸けで救われており、重傷を負ったその戦士に代わって彼の鎧を纏ってグア軍団と戦っていたのです。
その後二年目に突入する際、ゾフィーとメロスは別個のキャラクターになります。
グア軍団を打倒した(後にまたいろいろ出てくるのですが…)こともあって、本来の宇宙警備隊隊長に復帰する為、ゾフィーはアンドロ族にメロスの鎧を返還。
渡した相手は媒体によって違っており、上記の戦士本人(本物のアンドロメロス)だったり、又はその戦士(セザル)の息子(ブノワ)に渡して「アンドロメロス」の名も引き継いでもらったり。
連載を追ってるとゾフィーの方が初代で鎧を渡した相手が二代目っぽく思いますが、実際はゾフィーは二代目で、初代(或いは三代目)に返したことになります。
なおその返還の際に、ゾフィーは友情の証として光の勲章『ウルトラクロス』を贈っており、メロスはその輝く勲章を左胸に付けるようになります。
これがそのウルトラクロス。
長くなりましたが、今回の商品はウルトラクロスがあるので「ゾフィーではないアンドロメロス」ということになります。というか、大概のメロスの商品は「ゾフィーじゃない方」なのですが。
でも、長いこと「ゾフィーか? 違うか?」で引っ張ったせいか、「アンドロメロスといえば中身がゾフィー」のイメージが強い人も多いと思うので、勲章無しのメロスも出してほしいですね。
ここからは、ようやく商品についての話題。
まずは正面からのアングル。
見事な造形です。
両側面
いろいろな装飾が施されており、メカニカルな鎧を着ていることがよく分かります。
背面
残念ながら彩色はかなり省略されています。
それでも、腕や足の銀色が目立つので、知らなかったらこんな配色なんだと思うかも?
やや斜め下からのアングル。
正面側で塗装されてても背面の境目からキッチリ無塗装になっているのが分かります。
腕に覚えがある人は塗り足してみよう。
メロスアクション!
ソフビ人形の構造上、胴体とは別パーツの下半身を捻って動かすことができます。
同じく別パーツの両腕は肩アーマーに干渉するのである程度までしか動かせませんが、アクションフィギュアってワケでもないので、素立ちポーズがキマるならヨシ!
何はともあれ、令和の世にメロスの新作ソフビが安価で買える喜び♪
こうなると仲間のアンドロウルフ、マルス、フロルも欲しくなるのですが、メロスと違って再登場してないからなぁ…
でも『ギャラファイ』シリーズはサプライズが次々と起こるシリーズなので、もしかしたら…と期待してます。
というわけで、ソフビ「ウルトラヒーローシリーズEX アンドロメロス」でした!!
その『ウルトラ超伝説』とは1981年から3年間、小学館の雑誌「てれびくん」や学年別学習雑誌(「小学一年生」とかね)にグラビアや漫画で展開していた企画。(確認したら、「てれびくん」での漫画連載は1986年3月号まで続いたそうです)
特徴は『ウルトラシリーズ』と同じ世界観であることで、特に1年目の連載ではウルトラ兄弟がかなりの頻度で登場しています。
ちょうど1981年3月に終了した『ウルトラマン80』の後を引き継ぐ『ウルトラシリーズ』の企画だったわけです。
「ウルトラマンよりも強いヒーロー」(正確には「ウルトラマン達が苦戦を強いられる強敵を粉砕していくヒーロー」というべきか?)だけあって人気も高く、連載3年目には映像化されました。
その際の番組名は『アンドロメロス』で、アンドロメロスは主人公となります。
その後1984年には映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』と『ウルトラマン物語(ストーリー)』が相次いで公開され、脇役に甘んじていたウルトラ戦士達が再び表舞台に立つように。入れ替わりでアンドロ戦士たちにスポットが当たることが減ったのですが、一時代を築いただけあって(特に直撃世代に)人気はあり、折に触れて商品化もされたりするので観た事が無い世代にもそれなりの知名度があったと思われます。
そして、2020年。『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』にアンドロメロスが登場!! 映像作品には実に37年ぶりの登場。まさに「帰って来いよアンドロメロス」(※エンディングテーマ名)の声に応えてくれたのです。
その『大いなる陰謀』の続編である『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』の本編が今月いよいよ公開されるのですが、昨年末に配信されたプロローグ編でメロスは既に登場。今回のソフビが発売されたのは、ちょうどその時期となります。
さて『ウルトラ超伝説』について語る際は、ややこしい点がいろいろ。
雑誌での展開とテレビ放送された話があったわけですが、雑誌とテレビとで設定が変わっているトコが多く、漫画も複数の雑誌で別々の連載だったので個々で内容が違ってるという。
また、当時作られた設定で現在の『ウルトラシリーズ』の設定と食い違っている要素もいろいろ。(これは『超伝説』に限った話ではないけど)
『ウルトラ超伝説』で起こった出来事が、現在の『ウルトラシリーズ』の歴史設定でも何かしら 在ったこと になっているのは間違いなさそうですが。
とりあえず、アンドロメロス率いるアンドロ警備隊がグア軍団と戦っており、ウルトラ戦士達はそれに協力していた、ぐらいの認識でオーケーかと。今後また補完されるでしょうし。
さて、アンドロメロス本人について。
当時の雑誌連載を読んでいた人や熱心な「ウルトラ」ファンの人にはごく普通な一般知識でしょうが、知らない方の為に彼の「正体」について書きます。
そもそも登場した当時のメロスは「ウルトラ兄弟を救けてグア軍団を粉砕する、鎧を纏った謎のヒーロー」で、その正体が「物語冒頭で敗れてブラックホールに落とされたゾフィー」ではないかと匂わされていました。
謎の新ヒーローか? それとも、「兄弟最強」と言われながらこれまで活躍を拝めなかったウルトラ兄弟長兄がパワーアップした姿なのか? どちらに転んでも興奮するシチュエーションです。
で、一年目の最終回に遂に謎が解け、メロスの正体はコスモテクターと呼ばれる鎧を身に着けたゾフィーだった事が判明しました。
ブラックホールに落ちたゾフィーはアンドロ族の戦士に命懸けで救われており、重傷を負ったその戦士に代わって彼の鎧を纏ってグア軍団と戦っていたのです。
その後二年目に突入する際、ゾフィーとメロスは別個のキャラクターになります。
グア軍団を打倒した(後にまたいろいろ出てくるのですが…)こともあって、本来の宇宙警備隊隊長に復帰する為、ゾフィーはアンドロ族にメロスの鎧を返還。
渡した相手は媒体によって違っており、上記の戦士本人(本物のアンドロメロス)だったり、又はその戦士(セザル)の息子(ブノワ)に渡して「アンドロメロス」の名も引き継いでもらったり。
連載を追ってるとゾフィーの方が初代で鎧を渡した相手が二代目っぽく思いますが、実際はゾフィーは二代目で、初代(或いは三代目)に返したことになります。
なおその返還の際に、ゾフィーは友情の証として光の勲章『ウルトラクロス』を贈っており、メロスはその輝く勲章を左胸に付けるようになります。
これがそのウルトラクロス。
長くなりましたが、今回の商品はウルトラクロスがあるので「ゾフィーではないアンドロメロス」ということになります。というか、大概のメロスの商品は「ゾフィーじゃない方」なのですが。
でも、長いこと「ゾフィーか? 違うか?」で引っ張ったせいか、「アンドロメロスといえば中身がゾフィー」のイメージが強い人も多いと思うので、勲章無しのメロスも出してほしいですね。
ここからは、ようやく商品についての話題。
まずは正面からのアングル。
見事な造形です。
両側面
いろいろな装飾が施されており、メカニカルな鎧を着ていることがよく分かります。
背面
残念ながら彩色はかなり省略されています。
それでも、腕や足の銀色が目立つので、知らなかったらこんな配色なんだと思うかも?
やや斜め下からのアングル。
正面側で塗装されてても背面の境目からキッチリ無塗装になっているのが分かります。
腕に覚えがある人は塗り足してみよう。
メロスアクション!
ソフビ人形の構造上、胴体とは別パーツの下半身を捻って動かすことができます。
同じく別パーツの両腕は肩アーマーに干渉するのである程度までしか動かせませんが、アクションフィギュアってワケでもないので、素立ちポーズがキマるならヨシ!
何はともあれ、令和の世にメロスの新作ソフビが安価で買える喜び♪
こうなると仲間のアンドロウルフ、マルス、フロルも欲しくなるのですが、メロスと違って再登場してないからなぁ…
でも『ギャラファイ』シリーズはサプライズが次々と起こるシリーズなので、もしかしたら…と期待してます。
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