CANDY TIME

今回は前弾よりも1つ多い全7種。造形にコストがかかっていない分、塗装に回すことで種類を増やすコトができたんでしょうかね？
で、その7つの内、ポーズが同じのが3組あります。
前弾と合わせていうと、4種類の立体物に塗装の違いでバリエーションを増やして全部で6＋7で13種類にしていることになります。


ここからは個別に紹介。
造形は前弾と同じなので説明を省略。主にセリフの内容について語ろうかと。


ハチワレ

「刹那の邂逅は… この世界の運命(さだめ)…」

この左右の腕の組み方は、出会うはずが無かった二つの運命が最も寄り添う瞬間を暗示しているのかも知れない…(よく分からん)
「袖振り合うも多生の縁」みたいな昔からある慣用句に置き換えようとすると、「違うんだよ！」と怒るから気をつけよう。



サバトラ

「我が命において 冥府の深淵より現世(うつしよ)に その身を表せ！」

召喚の詠唱だ。
何が出てくるのか、誰にも分からない。いつ出てくるかも…



グレー

「我が力の前に ひれ伏すがいい!!!!」

この台詞、まさに魔王！
首輪をつけた飼い主もビックリだ！



シロ

「邪気眼の封印が…!? 共鳴している…!?」

危険な出会いの予感に打ち震える目。
共鳴する相手がいるのか、いたとしてそっちも共鳴しているのかは、この際どうでもいい。



薄三毛

「我は闇の眷属 疾風の鋭爪 トライカラー・ギルティクロウ」

通り名の日本語と英語の表記があまり連動していないが、それは敢えてやっているのだ。
三毛猫から連想した「トライカラー」を入れる事で、自己アピールもバッチリだ！



クロ

「は…早く… 俺から離れろ…！ 抑えきれない…」

いけない！？ 何かが暴走しようとしている！？ 離れるように促すのは、彼の本質が優しさに溢れているからだろうか？
でもホントに優しいなら、ホントに危険な事が起こるのなら、忠告する前に自分の方が遠くに離れていく気がする…



薄茶

「古の封印より 解き放たれよ！ 絶対混沌次元(アブソリュートカオスディメンション)」

こっちはためらいなくブッ放してます。
あまり日常生活では使わない単語が並ぶのが絶妙で、なんか凄そうな感じが「ストレートに」(←ここ大事)伝わってきます。
日常生活で使用頻度が高い単語だと子供でも分かる感じでチャチくなってしまうし、専門用語や難しい言葉だと本人が使いこなせないとか聞かせる相手に凄さを分かってもらえないとかの弊害が。だから言葉としては単純でも、その言葉自体に「負」や「無」や「闇」といった意味や、「超常」や「永遠」なんかの要素があるものをチョイスする事が中二病には重要なのです。


…うん。

今回も強烈なセリフばかりだ。



長くなってきたので、今回はここまで。
次回はこのブログでは珍しく、過去商品との比較もやります。

以上、「帰ってきた！ 厨二猫(ちゅうにびょう) ～別毛色自己像幻視(アナザーカラードッペルゲンガ―)～」(その1)でした。

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