六つ子たち
2016.02.19 (Fri) | Category : ガシャポン(『SDガンダム』)
(本文は2月24日に書いています)
『おそ松さん』が人気作となり、しかもその勢いが止まらない状態が続いていますね。
『おそ松くん』が21世紀の世に復活したというだけでも話題性充分ですが、本家とはまた違うブラックユーモアな内容や、六つ子たちが大人になっているなど、いろいろ注目すべき点がたくさん。
しかも、六つ子たちの声を担当するのは、人気男性声優6人!
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山 潤、小野大輔、入野自由という錚々たるメンバーです。
こりゃあ、女の子たちが夢中になるわけだぜ!
ってなわけで今回は、その『おそ松さん』人気にあやかって(便乗して)、何か関連する話題をお届けしようと思ったのですが、
さて、ウチに何か『おそ松くん』関連の物がなかったかな? と、思考を巡らせていたら、ありました!!
今回は「それ」をお見せしようと思います。
『おそ松さん』が人気作となり、しかもその勢いが止まらない状態が続いていますね。
『おそ松くん』が21世紀の世に復活したというだけでも話題性充分ですが、本家とはまた違うブラックユーモアな内容や、六つ子たちが大人になっているなど、いろいろ注目すべき点がたくさん。
しかも、六つ子たちの声を担当するのは、人気男性声優6人!
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山 潤、小野大輔、入野自由という錚々たるメンバーです。
こりゃあ、女の子たちが夢中になるわけだぜ!
ってなわけで今回は、その『おそ松さん』人気にあやかって(便乗して)、何か関連する話題をお届けしようと思ったのですが、
さて、ウチに何か『おそ松くん』関連の物がなかったかな? と、思考を巡らせていたら、ありました!!
今回は「それ」をお見せしようと思います。
↓が今回お見せするものです。
画像の本に載ってた写真マンガです。
ケイブン社の「ヒーロースペシャル SDガンダム大集合2」。
この本が発行された1988年というと、まだ武者ガンダムとかのSD独自のシリーズが確立しておらず、「SDガンダム」がいま以上にカオスだった頃。元ネタであるリアル版の「ガンダムシリーズ」と同じぐらいシリアスな解説付き(やや子供向けの文章ではありますが)でSDを紹介している本がある一方、「ガンダム」の世界観から離れて、SDは楽しいキャラクター達であることに重点を置いてる本もいろいろありました。
画像の本も後者寄りで、綺麗に彩色してあるガシャポン戦士をジオラマに飾って、愉快な写真マンガにしているという、今にして思えばわりと贅沢な一冊。子供にも分かり易いギャグ漫画風にしてあるのも、好感が持てます。
こういうノリが好かない人もいると思いますが、何も考えずに愉快に楽しむのもよし、彩色やジオラマなどの手が込んでる部分に注目してみるのもよしで、いろいろ味わい深いと思いますよ。
もちろん私は大好きです(^_^)v
さて、話を『おそザクくん』に戻しまして…
この本ではSDを使って、おとぎ話やテレビ番組のパロディっぽいことをいろいろやってます。
で、その中に『おそ松くん』ネタもあったということです。何で『おそ松くん』が選ばれたかというと、当時アニメが放送されており、子供たちにも馴染みが深かったからでしょうね。
あと、この時点のガシャポン戦士は、ガンダムタイプとザクタイプがラインナップのかなりの部分を占めてたハズ。
ガンダムタイプはまあ、テレビにも出てる機体も多いし、フルアーマーガンダムとかもわりとメジャー。主役機も含めて、主人公サイドの機体ばかり。オマケに個々の機体はわりと個性的。
一方のザクタイプは、アニメには出てこない「MSV」出展の機体が多く、敵側の機体。そこが魅力だとまだ気づかない子供たちも多かったでしょう。おまけに、姿は違えど顔は似ているから、同じ物ばかり出てくる印象もあったでしょう。
その、顔が似ているザクタイプを、「兄弟」に見立てているのが秀逸!
馴染みがなかったザクタイプも、一気にお宝のように思えてきます。
ダブったり似たような物が当たっても、ガッカリするんじゃなく自分なりの遊び方を見つけたらいいという、楽しみ方のコツを教えてもらえます。
まあそう考えるなら、まるっきり同じ物を6個用意して〝瓜六つ〟の六つ子にした方がよかったのではと思いますが、同じ物を6つ用意して、それにまったく同じ塗装をするのも大変なので、バラバラの方がいいのだ!
元ネタの方も、大人になったら区別つき易くなったし(^3^)
ここで六つ子ザクに注目。
兄弟の並び順が『おそ松さん』とは違ってますね。この当時はこの順番だったのでしょう。
一番前にいるのがおそザクで、以下セリフに書いてる順に並んでいると思われます。
となると、それぞれのザクは…
おそザク:ザクⅡ
いわゆる量産型ザクです。
まあ主役だし、メジャーかつベージックなザクが妥当でしょう。
はたして他の兄弟たちは、どんな派生ザクとなるのか?
からザク:高機動型試作機
いきなりザクじゃねえのが来た!!
次世代機体の座をグフと争って負けた機体ですね。
まあ、知らなきゃザクに見えるわな(^3^;)
(それを言い出すと、グフだってザクの一種に見えるのですが)
とどザク:デザートザク
砂漠用のザクです。
ダブルアンテナがイカすオシャレさん。
いちザク:ドズル・ザビ専用ザクⅡ
額に付いてるツノを「1」に見立てたのか、唯一のブレードアンテナ付き。
でも、花形のシャアザクでも、メジャーなライデンザクでもなく、ドズルザクなのがステキ。
とはいえ、両肩がスパイクアーマーで、武器もヒートホークが付属なこのガシャポンは、強そうで個人的に大好きでしたけど。
ちょろザク:アクトザク
お前、「ザク」って名乗ってるけど、形式番号はMS-11だから実質別モンだろ?
『Ζガンダム』にチョロっと出られたから、チョロ松役に選ばれたのでしょうか?
じゅうしザク:高機動型ザクⅡ(黒い三連星用)
人気の黒い三連星の搭乗機で、『MSV』のプラモ第1号という、わりとメジャーな機体。
しかし、おそザク(量産型ザク)との違いは脚部とバックパックで、SDだとそれが分かりづらい。ガシャポン戦士は色も付いてないから、パッと見では区別しづらい。ノーマルのザクが出たと思ったら実は三連星ザクで、肩透かしを食らった人も多いのではないでしょうか?(三連星ザクの方が好きな人も多かったと思いますが)
そのあたりが、原作で自分は目立たないヤツだと悩んでいた十四松の役にした理由かも知れない。
カラーページに彩色された六つ子達がいまいした。
頭部は黒、ボディは深緑、脚はグレーで統一されており、モノアイと動力パイプの頭部の印象と相まって、姿は多少違えど兄弟に見えますね。
そういえば、ザクⅡの形式番号はMS-06。
この「06」ナンバーが、ザクにおそ松6兄弟役をやらせようとした理由なのかもしれない。
ハイザックやザクⅠ(旧ザク)がいないのも、番号がMS-06じゃないからなんだ!!(からザクとちょろザクから目を背けながら)
…って、それだと「06」ナンバーであるシャアザクやマリンタイプ、ザクキャノンを外した理由になりませんね。
実際のところは分かりませんが、近くにあったザクっぽい機体を適当に集めて彩色・撮影しただけだったりして(^_^;)
以上、「ヒーロースペシャル SDガンダム大集合2」収録の『おそザクくん』でした♪
(2019年4月3日追記。次回はこちら)
『おそザクくん』
いきなり出オチみたいな感じになってしまいましたね(^_^;)
画像の本に載ってた写真マンガです。
ケイブン社の「ヒーロースペシャル SDガンダム大集合2」。
この本が発行された1988年というと、まだ武者ガンダムとかのSD独自のシリーズが確立しておらず、「SDガンダム」がいま以上にカオスだった頃。元ネタであるリアル版の「ガンダムシリーズ」と同じぐらいシリアスな解説付き(やや子供向けの文章ではありますが)でSDを紹介している本がある一方、「ガンダム」の世界観から離れて、SDは楽しいキャラクター達であることに重点を置いてる本もいろいろありました。
画像の本も後者寄りで、綺麗に彩色してあるガシャポン戦士をジオラマに飾って、愉快な写真マンガにしているという、今にして思えばわりと贅沢な一冊。子供にも分かり易いギャグ漫画風にしてあるのも、好感が持てます。
こういうノリが好かない人もいると思いますが、何も考えずに愉快に楽しむのもよし、彩色やジオラマなどの手が込んでる部分に注目してみるのもよしで、いろいろ味わい深いと思いますよ。
もちろん私は大好きです(^_^)v
さて、話を『おそザクくん』に戻しまして…
この本ではSDを使って、おとぎ話やテレビ番組のパロディっぽいことをいろいろやってます。
で、その中に『おそ松くん』ネタもあったということです。何で『おそ松くん』が選ばれたかというと、当時アニメが放送されており、子供たちにも馴染みが深かったからでしょうね。
あと、この時点のガシャポン戦士は、ガンダムタイプとザクタイプがラインナップのかなりの部分を占めてたハズ。
ガンダムタイプはまあ、テレビにも出てる機体も多いし、フルアーマーガンダムとかもわりとメジャー。主役機も含めて、主人公サイドの機体ばかり。オマケに個々の機体はわりと個性的。
一方のザクタイプは、アニメには出てこない「MSV」出展の機体が多く、敵側の機体。そこが魅力だとまだ気づかない子供たちも多かったでしょう。おまけに、姿は違えど顔は似ているから、同じ物ばかり出てくる印象もあったでしょう。
その、顔が似ているザクタイプを、「兄弟」に見立てているのが秀逸!
馴染みがなかったザクタイプも、一気にお宝のように思えてきます。
ダブったり似たような物が当たっても、ガッカリするんじゃなく自分なりの遊び方を見つけたらいいという、楽しみ方のコツを教えてもらえます。
まあそう考えるなら、まるっきり同じ物を6個用意して〝瓜六つ〟の六つ子にした方がよかったのではと思いますが、同じ物を6つ用意して、それにまったく同じ塗装をするのも大変なので、バラバラの方がいいのだ!
元ネタの方も、大人になったら区別つき易くなったし(^3^)
ここで六つ子ザクに注目。
兄弟の並び順が『おそ松さん』とは違ってますね。この当時はこの順番だったのでしょう。
一番前にいるのがおそザクで、以下セリフに書いてる順に並んでいると思われます。
となると、それぞれのザクは…
おそザク:ザクⅡ
いわゆる量産型ザクです。
まあ主役だし、メジャーかつベージックなザクが妥当でしょう。
はたして他の兄弟たちは、どんな派生ザクとなるのか?
からザク:高機動型試作機
いきなりザクじゃねえのが来た!!
次世代機体の座をグフと争って負けた機体ですね。
まあ、知らなきゃザクに見えるわな(^3^;)
(それを言い出すと、グフだってザクの一種に見えるのですが)
とどザク:デザートザク
砂漠用のザクです。
ダブルアンテナがイカすオシャレさん。
いちザク:ドズル・ザビ専用ザクⅡ
額に付いてるツノを「1」に見立てたのか、唯一のブレードアンテナ付き。
でも、花形のシャアザクでも、メジャーなライデンザクでもなく、ドズルザクなのがステキ。
とはいえ、両肩がスパイクアーマーで、武器もヒートホークが付属なこのガシャポンは、強そうで個人的に大好きでしたけど。
ちょろザク:アクトザク
お前、「ザク」って名乗ってるけど、形式番号はMS-11だから実質別モンだろ?
『Ζガンダム』にチョロっと出られたから、チョロ松役に選ばれたのでしょうか?
じゅうしザク:高機動型ザクⅡ(黒い三連星用)
人気の黒い三連星の搭乗機で、『MSV』のプラモ第1号という、わりとメジャーな機体。
しかし、おそザク(量産型ザク)との違いは脚部とバックパックで、SDだとそれが分かりづらい。ガシャポン戦士は色も付いてないから、パッと見では区別しづらい。ノーマルのザクが出たと思ったら実は三連星ザクで、肩透かしを食らった人も多いのではないでしょうか?(三連星ザクの方が好きな人も多かったと思いますが)
そのあたりが、原作で自分は目立たないヤツだと悩んでいた十四松の役にした理由かも知れない。
カラーページに彩色された六つ子達がいまいした。
頭部は黒、ボディは深緑、脚はグレーで統一されており、モノアイと動力パイプの頭部の印象と相まって、姿は多少違えど兄弟に見えますね。
そういえば、ザクⅡの形式番号はMS-06。
この「06」ナンバーが、ザクにおそ松6兄弟役をやらせようとした理由なのかもしれない。
ハイザックやザクⅠ(旧ザク)がいないのも、番号がMS-06じゃないからなんだ!!(からザクとちょろザクから目を背けながら)
…って、それだと「06」ナンバーであるシャアザクやマリンタイプ、ザクキャノンを外した理由になりませんね。
実際のところは分かりませんが、近くにあったザクっぽい機体を適当に集めて彩色・撮影しただけだったりして(^_^;)
以上、「ヒーロースペシャル SDガンダム大集合2」収録の『おそザクくん』でした♪
(2019年4月3日追記。次回はこちら)
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