CANDY TIME

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今春のアニメ(その3)

2018.06.07 (Thu) Category : アニメ

(本文は6月11日、21日、24日に書いています)

4月23日5月27日の記事に続いて、今春見ているアニメの話題。

ニコ動で見ているのが

『こみっくがーるず』
『立花館To Lieあんぐる』
『あまんちゅ! あどばんす』
『多田くんは恋をしない』
『魔法少女 俺』
『3D彼女 リアルガール』
『あっくんとカノジョ』
『信長の忍び -姉川・石山篇-』
『甘い懲罰 ~私は看守専用ペット』
『俺たちゃ妖怪人間G』

You Tubeでは
『ガンダムビルドダイバーズ』
『異世界居酒屋 ~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』
『ウルトラマンオーブ クロニクル』
『????????』(後述)(次回の記事で発表)
です。

この本文を書いてる段階でもう6月後半
今からオススメしてもアレな気がしますが、残りの作品について簡単に書きます。

(続きは後で書きます)

(ここからは6月11日、21日、24日、28日、29日、7月4日に書いています)
まずは今季の怪作枠です。


『魔法少女 俺』

…タイトルからして出オチ感がありますが、まあ聞いてください。
「どうせ、男が魔法少女になるんだろ?」と思われた方。安心して下さい。もっと ヒ ド い です。
だってよー。主人公の美少女(一応)アイドル(一応) 卯野さき ちゃんが、わざわざ「男の姿」になってから魔法少女になるんだぜ~~
当然ヒラヒラした可愛らしい魔法少女のコスチュームを着たの姿になっているわけだけど、その男の姿ってのも、よせばいいのに端正な顔とアンバランスな超マッチョボディ!?
女顔をした男どころか、コスが栄えて見える細身の体躯ですらないという。
ちなみに「魔法少女 俺」とは、変身後のさきちゃんの名前でもあります。

まあでも、考えてみよう。
よくあるパターンだと、変身前の方が男で変身後が魔法少女になるというもの。でもその場合、魔法やら何やらで肉体が完全に女になってるとか、単に女装してるだけとか、それすらしてなくて男が魔法少女のコスを着ているだけとか様々なパターンがありますが、全部「正体は男」で、内面も「男そのまま」であることが多いです。その点が気になってしまい、見た目が「萌え度200%オーバー」だったとしてもそのキャラにイマイチ萌えることができない方もいるでしょう。これはコマッタ(>o<)
その点、魔法少女 俺さんは、変身前は美少女(一応)卯野さきちゃんです。もちろん内面も「乙女」のままです。これなら安心して萌えられるね(^o^)v♪
(変身後は完全に男の肉体になっており、チ○コが付いているという現実から目を逸らしながら)
(あと、そもそもの卯野さき自体が、はたして萌えを感じるキャラクターかどうかも怪しいのですが)

ちなみに、さきちゃんの声「へごちん」の愛称でおなじみの大橋彩香ちゃんが担当しているんだ。
でも、変身後の姿である「魔法少女 俺」は、「石川プロ」の愛称でおなじみの石川界人氏が演じております。
若手実力派声優たちを「2人1役」で起用している贅沢な仕様!?
なお設定上、石川氏の方が大橋嬢の演技に合わせているので、わりと貴重な「男性が女性をガチで演じる」シーンが拝めます。これは他の魔法少女も同じです。
…そうです。いるんだよ、他にも魔法少女が。

そんなわけで、この作品。さきとコンビを組んでいる相方の御翔桜世(みかげ さくよ)も早々に「魔法少女」になりました。もちろん見かけはムキムキボディのイケメンで、露出度が高い魔法少女コスドギマギさせてくれます。心臓に悪いくらいに。

こうなってくると、もう他の登場人物の性別もまったく信用できなくなってきます。「いま出ているあの女キャラも実は正体が♂なのでは?」「どうせコイツも魔法少女でゴツムキイケメンパンチラするんだろ」とか。
そうでなくてもこの作品、「魔法少女もの」に付きものの「パートナー妖精」が、外見も言動もヤクザにしか見えないオッサン(語尾は「ゴラァ」)で、でも名前は可愛らしく「ココロちゃん」。本来の妖精の姿に戻ったと思ったら、頭はそのまんまで体だけ縮んだ二頭身体型という悪夢。しかも声色や喋り口調は変わらず。(可愛いものに変わっても、それはそれでイヤだが)
他の妖精も概ねチンピラっぽい姿なので、集合すると非常に怖い集団となります。
敵キャラのザコ妖魔マスコットみたいな可愛さ…というのは他作品でもありますが、この作品の場合、戦闘時にはやっぱり首からしただけマッチョになって顔はそのまま。怖い!!

それから、さきの母の卯野さよりは、実は先代の魔法少女
というか、ついこの前まで現役で活動しており、「魔法熟女さよちん」と名乗ってました。ちなみに引退理由「腰を痛めたから」
声がセーラーマーキュリーキュアムーンライト魔物ハンター妖子と、数々の変身ヒロインを演じてきた久川 綾さんだから思わず期待しちゃうね。
でも、声は変わっちゃうんだ。
変身後は津田健次郎氏の渋い声が堪能できるぞ。
『ラブ米 -WE LOVE RICE-』こしひかり先輩を始め、怪演が多い津田氏だが、本作では(久川さんの演技に寄せてるので)熟女の演技を見せてくれるぜ!!

その他、さきと桜世のマネージャー矢茂小波(やもこなみ)魔法少女を求めて上京した過去を持つ程の魔法少女好き。それが自分が担当しているアイドル達が魔法少女になったものだから、これ幸いと大はしゃぎ。姿が男なのには(上記のさよちんよりかはマシなので)目を瞑るあたり、この作品のイカレ具合(※褒めてる)がよく表れています。
女の子が主人公のアニメらしく、「憧れの人」も出てきます。御影桃拾(みかげもひろ)は、さきの幼馴染、桜世の兄。そして無口なアイドル。登場シーンの殆んどで、台詞は息遣いのみというキャラ。
さきの変身後である「魔法少女 俺」に助けてくれて以来、「俺」さんに憧れています。変身前の自分へ向けるものとは比べ物にならない熱い視線に、さきちゃんは複雑。
うん、これは「変身モノ」の定番「同一人物なのに三角関係」ですね! …桃拾が男の姿の「俺」を見つめているという構図ですが。
で、その桃拾とコンビを組む妖しげ怪しげな青年もおり、兵衛(ひょうえ)という名前です。これだけしか名前が分かっておらず、そもそも名字なのか下の名前なのかも分かりません。怪しい。
兵衛はその立場を利用して、桃拾に息が触れ合う程の妖しい接近。それもわざわざ見せつけるように。当然さきちゃんは悔しがりますが、足掻いてもどうにもなりません。

出てくるのは魔法少女だけじゃないぜ!
藤本一郷、という改造人間も出てくるのですが、スーパーマーケットの紙袋を頭に被って正体を隠し、服装はジャージ姿。でも、仕方ないんや。彼の家は貧しいんや。だから、その点は責めないであげてね。
(ただし、元ネタ(たぶん)の「仮面ライダー1号」も新1号当時の撮影用スーツはジャージ生地だったので、リスペクトばっちりとも言えます)
魔法少女でも妖魔でもない存在の登場で物語はどう動くのか? と思ったのですが、第5話である楽屋オチというか製作の裏事情みたいな話で急にメインキャラとなり、急にリアル寄りのキャラデザに。 
で、以後の話では登場してもしゃべらない。一応、陰でいろいろしていた行動が最終回の結末へと繋がっていきはするのですが、登場しない回も多く一気に影が薄くなった感は否めません。
ガモウひろし先生の『臨機応変マン』に出てくる原くんマスクを思い出させる風貌といい、CV:緒方恵美といい、いろいろと期待していたのですが、急遽製作することになった話に収集を付ける為にジョーカーポジション(というか一発ネタキャラ)の彼がサクリファイスにされたって感じがしました。いや件の回、数々のパロディネタ満載だったりとか、もともとブッ飛んでる作品が更に跳躍したので、楽しんで見ましたけど。
…とここまで書いといてナンですが、もともとその話は初めから製作するつもりだったのかも知れません。そういえばこの作品、原作漫画があるんだよな。原作にある話だったりして…(未確認)

そんなわけでこの作品、やたら同性の人物を性的に愛しているキャラが多く、前述の通り性別が逆転したりもするから、もう訳がわからない。
その上、出てくるキャラ出て来るキャラ、どいつもこいつも信用できない。というか作品の世界も、作品そのものも、うさんくささに溢れています。
でも、いいトコもほのぼのしてるトコも面白いトコも感動するトコもあるよ。


長々と書いてきたけど、最後に身内のお話

私の親友である ばん 氏「とっても可愛い大橋彩香ちゃん♡」と言ってのけるほどの へごちん大・大・大ファン
そんなが、へごちんが主役魔法少女もの、それも主題歌も歌うよ、と聞いちゃ、黙っちゃいられないのもうなづけます。
かくして、オンエアの日を迎えたわけですが…


それ以来、氏からの連絡が途絶えました。


卒倒する程の衝撃を受けたものだと思われます。



ところが、この記事の本文を書くのが手間取っているうちに、氏からの連絡が来ました!!
(※これはウソ。ブログの話題にしていいか、本人に確認を取ったのです)


え~、本人曰く、

「ドウセナラ 変身後モ へごちん ガ ヨカタヨ」

とのこと。



…その場合、へごちん「チ○コ付き」を演じるコトになると思うのですが(-_-;)




(すっかり長くなったので、この記事はここでオシマイ。残りの作品については別記事に書きます)

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