「うわああああっ!! スガタを返せえええっ!!!」
2011.04.07 (Thu) | Category : アニメ(銀河美少年)
(本文は4月8日に書いています)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第25話の感想その1です。
前回のラスト、ケイトの「ひが日死」の封印が解かれ、世界は第4フェーズへと進みました。
それと同時に復活した王のサイバディ・ザメク。
無言でザメクの元へと向かうキング(スガタ)。
高笑いを浮かべるヘッド。
ただならぬ事態に、タクトはタウバーンを呼び出します…
「こいつが、ザメク・・・」
王のサイバディのあまりの巨大な姿に、さしものタクトも戦慄を覚えます。
いえ、タクトだけではありません。
周りで見ていた綺羅星十字団のメンバー達も、ザメクに恐れを感じています。
「おい…? こんな巨大なものを、人間がどうこう出来るのか…?」
そう言ったのはスカーレットキス(ベニオ)。
「久し振りに来てみれば、何だこりゃ?」
この光景を見ていたレイジングブル(ジョージ)は、思わずそう漏らします。
隣にいるスピードキッド(テツヤ)も驚いています。
「久し振り~」と言ってますが、そういえば初期の頃以外、この2人って戦闘パートでは姿を見ませんでしたね。
シルシがある人間は、ゼロ時間が展開されると強制的に移動させられます。(タクトやワコがそうです)
しかし、上級のドライバーはそれを拒否できます。(一時のヘッドや、バニシングエージの面々がそうですね)
また、シルシを持つもののまだ力に目覚めていない、或いはサイバディとアプリボワゼしていないと、普通の人間同様に時間が止まり、ゼロ時間に入ることはできません。(前者は日死の巫女(ミズノ)が当初そうだと思われていた、後者は最初の頃のスガタがそうです)
一方、シルシを持たない人間でも、綺羅星が開発した仮面を被っていればゼロ時間の中で活動できます。
逆を言えば、仮面を被っていないとゼロ時間の中に入れないわけで、上記のジョージとテツヤはこれに当たります。
また、ケイトやタカシのようにシルシを持ってることを隠したい者は、あえて被らなくてもいい仮面を着けて、他の者の中に紛れていたのですね。
おお、最終回らしく、キチンと整理できたぞ(^o^)v
ケイトのことが心配で彼女に近づくワコ。
しかし、自ら封印を解かせたケイトは言います。
「ザメクは壊れてたんじゃない…。あたしが封印していたんだ…!」
何故ケイトにそこまでのことが出来たのか、とか、具体的にどう封印していたのか、とかはよく分からなかったのですが、実際ザメクが復活しているので言葉通りなのでしょう。
「アプリボワゼ…。ザメクッ!!」
ワコが止める間もなく、スガタはザメクとアプリボワゼしました。
スガタが乗り込んだことで動きだしたザメクは、近づいてきたワコに容赦なく雷を放ちます。
タクトのタウバーンがワコを守ったものの、あまりの威力の前にゼロ時間の大地に叩き落されました。
「スガタ君は、あたしの思いに応えてくれた…」
ケイトの望みは、愛するスガタに王としてザメクの力を使ってもらい、ゼロ時間の外に出て、この星の王として永遠に君臨してもらうこと。
スガタがケイトの下に来た今こそ、それを実行する時が来たのです。
ケイトのエゴも多分に混じっていそうですが、そうでもしないとヘッドによってスガタの身に危険が及んでいたかも知れませんからね。
しかし、ケイトの希望通りザメクに乗り込んだということは、スガタもそのつもりなのでしょうか?
その答えは、もう少し後で分かります。
「ヘッド! これがお前が待ち望んでいた、そしてこの星最後の祭りだ! サイバディを使って世界の支配者たらんとしたお前の野心など、
無意味だったと思い知れぇ!!」
無意味だったと思い知れぇ!!」
さんざん自分達を苦しめてきたヘッドを罵るケイト。
相当ストレスがたまっていたんだろうな…(^u^;)
相当ストレスがたまっていたんだろうな…(^u^;)
しかし…
「フッハハハハ…。結局、君も恋する乙女でしかない。でも、そこが可愛いよ、イヴローニュ」
「クッ!」
ヘッドが言うと、スゲェいやらしく聞こえるな(^_^;)
それはともかく…
ヘッドが言うと、スゲェいやらしく聞こえるな(^_^;)
それはともかく…
「何故俺が長い間、このサイバディ・シンパシーにこだわってきたと思う? …アプリボワゼッ!!」
ヘッドがそう叫ぶと、シンパシーの全身からから無数の光る触手(棘かも?)が飛び出し、それらをザメクに向かって放たれました。
その触手が一つとなってザメクのバリアを貫通し、ザメクの頭部に命中!
次の瞬間、ザメクの黄金色の顔はシンパシーと同じ白色に変化しました。
「フフフ…。このシンパシーは、他のサイバディとアプリボワゼできる能力を持っている」
その力を使い、スガタごとザメクの力を利用できるようになったと言うヘッド。
先程のヘッドの問いかけの答えがこれでした。
幾重にも策を張り巡らすヘッドらしく、こういう事態も想定していたのでしょう。
スガタを守る為にいろいろと手を回してきたケイトですが、皮肉なことにスガタがザメクに乗り込んだ故に、憎む相手が王の力まで利用できるようになってしまいました。
そんな彼女に、ヘッドは愉快そうに言います。
「そう、彼は永遠に生き続けるだろう。俺が操るザメクの部品としてね」
「ううっ…! 貴様ぁぁぁぁっ!!」
しかし、そのケイト以上に怒りを燃やした人物がいました。
「うわああああっ!! スガタを返せえええっ!!!」
タクトです。
タクトはタウバーンの二対のスターソードを使って、シンパシーに斬りかかっていきます…
続く!!
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