「俺はもう迷わない。守りたい人がいるから、俺は戦い続ける・・・!!」
2012.04.25 (Wed) | Category : アニメ(『ガンダムAGE』)
(本文は4月27日に書いています)
『機動戦士ガンダムAGE』第28話の感想です。
ノートラムをめぐる攻防から1年ほどが過ぎた。
41年前すべての始まりである「天使の落日」が起きた日である〝勇気の日〟となり、地球連邦の首都ブルーシアでは地球連邦首相フロイ・オルフェノアによる慰霊式典が行われることになった。
その式典の警護を務めているアセムは、トルディア行きの便に乗る ロマリーを見送った日 のことを思い出していた・・・
『機動戦士ガンダムAGE』第28話の感想です。
ノートラムをめぐる攻防から1年ほどが過ぎた。
41年前すべての始まりである「天使の落日」が起きた日である〝勇気の日〟となり、地球連邦の首都ブルーシアでは地球連邦首相フロイ・オルフェノアによる慰霊式典が行われることになった。
その式典の警護を務めているアセムは、トルディア行きの便に乗る ロマリーを見送った日 のことを思い出していた・・・
さて、今回の話の感想を書くにあたって、まずはアセムとロマリーのやり取りから書こうと思います。
劇中ではアセムが回想するというかたちで描かれたのですが、時空列的にはこのシーンが一番過去の出来事になります。
アセムはノートラム攻防戦後、順調に階級が上がっていったようで、特務隊の隊長を務めることになりました。
「順調に」とは言っても、かなりのスピード出世です。
ダウネス破壊の功績が評価されたのか、フリットのコネか? 両方か?(^^;)
ともかく、ようやく一人前になれたと妹のユノアにも認められるほどです。(当人は妹に認められても嬉しくないと言ってますが)
一方のロマリーは、軍を退役してトルディアに帰ることになりました。
見送りに来てくれたアセムと話していたロマリーは、思いつめたような顔でアセムに言います。
「私は・・・子供だったのよ」と。
ハイスクール時代のように、アセムやゼハートに憧れていた。
だから、彼らを追いかけるように軍に入った。
そして、一方的に自分の理想を彼らに(主に話す機会が多かったアセムに)押し付けていたと言うロマリー。
ロマリーが軍に入った理由はいまいちハッキリしてなかったのですが、今回ようやく分かりました。
もっとも、ゼハがヴェイガンだと分かったあの日から今までの間にいろいろあって、それを踏まえた上での発言なので、入隊直後ぐらいの頃は本人もよく分かってなかったと思います(^_^;)
「今は戦争なのよ」とか「みんな悲しいのに耐えている」とか言ってたソロンシティでのアセムとのやり取り(第23話)なんかでは、本人なりに軍にいる理由を考えてたようにも思えましたし。
ともかく、1年ぐらいの軍人生活ですが、その間に最新兵器を搭載した重要な艦のオペレーターに抜擢、しかもその艦は後に旗艦となりました。ヴェイガンとの大きな戦いも2度ありましたが、最後まで職務を真っ当に務めてたので、軍人としての適性はあったと思います。
でも本人的には入隊した理由が不純に思えたからこそ、辞めたのでしょう。
「ごめんなさい! 私、ずっと謝りたくて・・・」
この謝罪には、ソロンシティで敵となったゼハートを庇って、その後アセムとギクシャクしていたこと(第24話)も含まれているのでしょう。
(↑アセムの苦しみも分からず自分のことばかり考えていたことを謝ったのでしょうが、その苦しみは妬みとか嫉妬(アセム本人談)なので自業自得な気が・・・(^^;))
そんな彼女に、アセムは謝る必要なんてないと言います。
そして、
「今も、昔のままのロマリーでいてくれるんなら、それでいいんだよ」
そのままのロマリーでいてほしいと。
「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がするんだ」
「うん・・・」
「俺は、〝大切な誰か〟を戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。・・・俺は守り続けるよ、君を」
「うん・・・。ふふっ・・・」
守りたい人達の為に戦うと決めたアセム。
その守りたい人達の中でも、もっとも〝大切な誰か〟こそロマリーだと気付いたのでしょう。
でも、今までこの青年が口に出してたことは
父かゼハートとそれらに関連することばかりなので、
いつからロマリーを意識し出したのかイマイチ分からないのですが(^u^;)
おそらくはソロンシティでのやり取り(ゼハがいない第23話の方)からでしょう。
自分が戦う理由を見失っていたアセムを心配して追いかけてきたロマリー。
そんな彼女と、自分が逃げてる間にも広がり続けるを見て、アセムは「今は・・・君を守るよ」とガンダムに乗り込みました。
ロマリーとは長い付き合いですが、意識し出したのはこの時からだと思います。
だからこの後(第24話)、ソロンシティでゼハートと再会した時、「あなたに会いたかった!」と言ってるのを見てショックを受けたのでしょう。
で、その後、辛くあたってしまったと(^^;)
まあ当時のアセムは、(何度も書きますが)ゼハートや父への妬みとか嫉妬(本人談)のことで頭がいっぱいだったので、何で苛立ってるのか自分でもよく分かってなかったとも思います。
ロマリーが時間をかけて軍を辞める決心にまで到ったように、アセムもウルフさんの死、自分のネガティブさを受け入れる、戦う理由が出来る、ゼハートとの和解と別れ、いろいろなことを経験した上で、ようやくロマリーへの思いをハッキリと認識して、思いを打ち明けられたのでしょう。
こうして、ずっと追いかけていた青年に思いを打ち明けられ、涙をこぼすロマリー。
誰よりも守りたい少女を抱きしめるアセム。
2人の思いは結ばれました―
式典の日、アセムは恩師ウルフのパーソナルカラーに染め直したガンダムAGE-2に乗り、現れるであろうヴェイガン工作員達を迎え撃とうとします。
トルディアに戻ったロマリーは、出迎えに来たユノアとバルガスと再会しました。
大切な人たちを守るために戦うことに決めたアセム。
自分にできることで頑張ろうと決めたロマリー。
2人がこの後どうなったか?
それは第28話の感想その2で書きます(^^)
劇中ではアセムが回想するというかたちで描かれたのですが、時空列的にはこのシーンが一番過去の出来事になります。
アセムはノートラム攻防戦後、順調に階級が上がっていったようで、特務隊の隊長を務めることになりました。
「順調に」とは言っても、かなりのスピード出世です。
ダウネス破壊の功績が評価されたのか、フリットのコネか? 両方か?(^^;)
ともかく、ようやく一人前になれたと妹のユノアにも認められるほどです。(当人は妹に認められても嬉しくないと言ってますが)
一方のロマリーは、軍を退役してトルディアに帰ることになりました。
見送りに来てくれたアセムと話していたロマリーは、思いつめたような顔でアセムに言います。
「私は・・・子供だったのよ」と。
ハイスクール時代のように、アセムやゼハートに憧れていた。
だから、彼らを追いかけるように軍に入った。
そして、一方的に自分の理想を彼らに(主に話す機会が多かったアセムに)押し付けていたと言うロマリー。
ロマリーが軍に入った理由はいまいちハッキリしてなかったのですが、今回ようやく分かりました。
もっとも、ゼハがヴェイガンだと分かったあの日から今までの間にいろいろあって、それを踏まえた上での発言なので、入隊直後ぐらいの頃は本人もよく分かってなかったと思います(^_^;)
「今は戦争なのよ」とか「みんな悲しいのに耐えている」とか言ってたソロンシティでのアセムとのやり取り(第23話)なんかでは、本人なりに軍にいる理由を考えてたようにも思えましたし。
ともかく、1年ぐらいの軍人生活ですが、その間に最新兵器を搭載した重要な艦のオペレーターに抜擢、しかもその艦は後に旗艦となりました。ヴェイガンとの大きな戦いも2度ありましたが、最後まで職務を真っ当に務めてたので、軍人としての適性はあったと思います。
でも本人的には入隊した理由が不純に思えたからこそ、辞めたのでしょう。
「ごめんなさい! 私、ずっと謝りたくて・・・」
この謝罪には、ソロンシティで敵となったゼハートを庇って、その後アセムとギクシャクしていたこと(第24話)も含まれているのでしょう。
(↑アセムの苦しみも分からず自分のことばかり考えていたことを謝ったのでしょうが、その苦しみは妬みとか嫉妬(アセム本人談)なので自業自得な気が・・・(^^;))
そんな彼女に、アセムは謝る必要なんてないと言います。
そして、
「今も、昔のままのロマリーでいてくれるんなら、それでいいんだよ」
そのままのロマリーでいてほしいと。
「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がするんだ」
「うん・・・」
「俺は、〝大切な誰か〟を戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。・・・俺は守り続けるよ、君を」
「うん・・・。ふふっ・・・」
守りたい人達の為に戦うと決めたアセム。
その守りたい人達の中でも、もっとも〝大切な誰か〟こそロマリーだと気付いたのでしょう。
でも、今までこの青年が口に出してたことは
父かゼハートとそれらに関連することばかりなので、
いつからロマリーを意識し出したのかイマイチ分からないのですが(^u^;)
おそらくはソロンシティでのやり取り(ゼハがいない第23話の方)からでしょう。
自分が戦う理由を見失っていたアセムを心配して追いかけてきたロマリー。
そんな彼女と、自分が逃げてる間にも広がり続けるを見て、アセムは「今は・・・君を守るよ」とガンダムに乗り込みました。
ロマリーとは長い付き合いですが、意識し出したのはこの時からだと思います。
だからこの後(第24話)、ソロンシティでゼハートと再会した時、「あなたに会いたかった!」と言ってるのを見てショックを受けたのでしょう。
で、その後、辛くあたってしまったと(^^;)
まあ当時のアセムは、(何度も書きますが)ゼハートや父への妬みとか嫉妬(本人談)のことで頭がいっぱいだったので、何で苛立ってるのか自分でもよく分かってなかったとも思います。
ロマリーが時間をかけて軍を辞める決心にまで到ったように、アセムもウルフさんの死、自分のネガティブさを受け入れる、戦う理由が出来る、ゼハートとの和解と別れ、いろいろなことを経験した上で、ようやくロマリーへの思いをハッキリと認識して、思いを打ち明けられたのでしょう。
こうして、ずっと追いかけていた青年に思いを打ち明けられ、涙をこぼすロマリー。
誰よりも守りたい少女を抱きしめるアセム。
2人の思いは結ばれました―
式典の日、アセムは恩師ウルフのパーソナルカラーに染め直したガンダムAGE-2に乗り、現れるであろうヴェイガン工作員達を迎え撃とうとします。
トルディアに戻ったロマリーは、出迎えに来たユノアとバルガスと再会しました。
大切な人たちを守るために戦うことに決めたアセム。
自分にできることで頑張ろうと決めたロマリー。
2人がこの後どうなったか?
それは第28話の感想その2で書きます(^^)
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