第 3話 守られるより守りたい(その5)
2017.03.30 (Thu) | Category : 坂本ですが?
(本文は4月25日に書いています)
またもVulcanlog(ヴァルカンログ)坂本を使った『坂本ですが?』の再現ネタ。
今回は3月28日の続きで、第3話・その5です。
(第3話を最初から見たい方は、こちらをクリック)
※坂本以外のキャラは他の作品のフィギュアを代役にしてますので、「イメージが壊れる」と思う方はスルーで宜しくお願い致します。
また、原作やアニメとは名称を違うものに変えたり、描写の変更・省略してたりする場面もありますが、そちらもご了承下さい。特に今回は原作と変更している箇所が多いです。
では、まずは前回のあらすじ。
遂に向かえた初給料日に心躍らせる久保田。
だが、バイト先のバーガーショップに、彼から金を巻き上げていた不良連中がやってきた。
悪夢のような出来事に慄く久保田。
そして、そんな彼を見つめる坂本は、はたしてどう動くのか?
ここから本編です。
(バレませんように……!)
幸い不良どもは自分がバイトしていることを知らない。
何とか気づかれずに済むよう、背を向けてやり過ごそうとする久保田。
しかし―
「あ! なぁ あの天パ 久保田じゃね?」
「うわっ マジ 久保田!!」
特徴的な頭部が災いして、ヤツらに見つかってしまった久保田。
「最近 放課後見ねーと思ったら バイトしてたのかよ 言えよな」
「つか無視? 無視すんの?」
言葉が出ない久保田に助け舟を出すように、坂本が割って入る。
「お客様 ご注文を」
「あっ 俺 ウルトラハッピーセットでー ストロベリーシェイクね」
「俺も それでー」
だが、久保田は魔の手から逃れることが出来ない。
注文の品を受け取った不良達は、店外に出る前に久保田に告げる。
「おい久保田 終わったらガクブン公園 来いよ」
「来ねーと コロス」
ボソっとした声で念を押すと、今度こそ不良達は出て行った。
「「じゃあね~」」
さも愉快そうに去っていく2人の不良。
対称的に久保田は、「カタ カタ」と震えていた。
そして坂本は―
「ありがとうございました」
店員として見送りの言葉を口にしたものの、鋭い目つきで状況を見つめていた。
そして、スッと何かを手にするのだった。
またもVulcanlog(ヴァルカンログ)坂本を使った『坂本ですが?』の再現ネタ。
今回は3月28日の続きで、第3話・その5です。
(第3話を最初から見たい方は、こちらをクリック)
※坂本以外のキャラは他の作品のフィギュアを代役にしてますので、「イメージが壊れる」と思う方はスルーで宜しくお願い致します。
また、原作やアニメとは名称を違うものに変えたり、描写の変更・省略してたりする場面もありますが、そちらもご了承下さい。特に今回は原作と変更している箇所が多いです。
では、まずは前回のあらすじ。
遂に向かえた初給料日に心躍らせる久保田。
だが、バイト先のバーガーショップに、彼から金を巻き上げていた不良連中がやってきた。
悪夢のような出来事に慄く久保田。
そして、そんな彼を見つめる坂本は、はたしてどう動くのか?
ここから本編です。
(バレませんように……!)
幸い不良どもは自分がバイトしていることを知らない。
何とか気づかれずに済むよう、背を向けてやり過ごそうとする久保田。
しかし―
「あ! なぁ あの天パ 久保田じゃね?」
「うわっ マジ 久保田!!」
特徴的な頭部が災いして、ヤツらに見つかってしまった久保田。
「最近 放課後見ねーと思ったら バイトしてたのかよ 言えよな」
「つか無視? 無視すんの?」
言葉が出ない久保田に助け舟を出すように、坂本が割って入る。
「お客様 ご注文を」
「あっ 俺 ウルトラハッピーセットでー ストロベリーシェイクね」
「俺も それでー」
だが、久保田は魔の手から逃れることが出来ない。
注文の品を受け取った不良達は、店外に出る前に久保田に告げる。
「おい久保田 終わったらガクブン公園 来いよ」
「来ねーと コロス」
ボソっとした声で念を押すと、今度こそ不良達は出て行った。
「「じゃあね~」」
さも愉快そうに去っていく2人の不良。
対称的に久保田は、「カタ カタ」と震えていた。
そして坂本は―
「ありがとうございました」
店員として見送りの言葉を口にしたものの、鋭い目つきで状況を見つめていた。
そして、スッと何かを手にするのだった。
数分後のガクブン公園にて―
「うーわ 景品入ってねーじゃん 」
「つかストローも入ってねーし ダルイわー」
カパ
「!」
不良が目にしたのは、着替えて公園に来た久保田の姿だった。
「おー 来た来た」「おっつ~」
さっそく久保田に詰め寄る不良ども。
「ねえ 何でさっき 無視したの?」「俺ら友達だよな?」
「その友達が」「今月ピンチなんだよねー」
「わ か る よ な ?」
(※そろそろこの2人の言ってるコトにイラついてきてる人もいるでしょうが、もう少し辛抱お願い致します)
「…………」
睨まれた久保田は、震える手つきで受け取ったばかりのバイト代を取り出した。
スッ
「そうそう」
「さっすが わかってんじゃん」
その時!
久保田は坂本が以前言っていたことを、思い出した!!
(諭吉さんが 守ってくれるの でしょう?)
ハッとなり、咄嗟に持っていたバイト代を不良達に取られないように遠ざける久保田。
「いっ いやだ……」
不機嫌な表情を浮かべる2人に、久保田は声のかぎり叫ぶ。
「これは僕がっ 汗水流して稼いだお金だっ」
しかし久保田の必死の叫びにも、聞く耳など持たない不良。
「あー」
「だったら何だ…」
「よッ」
久保田を殴り飛ばした不良は、そのまま倒れた久保田に蹴りを浴びせ続ける!?
「弱(よえ)えくせに いきがってんじゃねーぞ!!」
ガス
「いいから 出せっつーの」
ドッ
(※当然分かっているとは思いますが、この不良達の言ってる事・やっている事は何一つ正しくありません。まちがえてもマネなどをしないで下さい)
激しい暴行を受けながらそれでもなお、久保田は金を渡そうとはしなかった。
「いやだ……! これは これは…」
「僕が 守るんだ」
その時!
シュン
久保田を助けるように、「何か」が飛んで来た!?
ブス
飛んで来たのは、1本のマドラーだった。
「ってェ あんだよ!?」
直撃した不良は、仲間と共に飛んで来た方向に振り向く。
そこにいた人物は―
「お客様 大変申し訳ございません」
まだ店にいるハズの坂本だった。
「先ほどの商品 入れ忘れがございましたので」
「お届けに 参りました」
そう。坂本は客に渡し損ねた物を届ける為に、乗り物に乗ってやって来たのだった。
だが、その瞳は鋭い眼光を放っていた。
<原作とここが違う!>
原作では坂本は自転車に乗ってやって来た。
坂本が駆けつけたことで、はたして久保田はピンチを切り抜けられるのだろうか―?
<キャラ紹介04>
ベテランクルー 松山
坂本たちがバイトすることになったバーガーショップのクルーの1人で、新人クルーの教育係も務めるベテラン。
厳しい面もあるが、的確な指導と細かい気配りに長けた人物。
久保田がバイトを続けられたのも、彼女から労いの言葉をかけてもらえたからだろう。
松山女史の代役だが、当初はそれらしいアクションフィギュアにするつもりだったのだが、特に思いつかず。探せば固定ポーズのフィギュアか何かでクルー姿のコスプレをしたキャラもいそうだが、ベテランと呼んでも違和感ない年齢の女子キャラとなるとほぼ皆無に思えた。
そんな折、百円ショップのシールコーナーで、ハンガーガーショップの絵が描かれたシールを入手。そのシールの内の1枚、店員姿のキャラを松山女史の代役とした。コスプレなどではない本物の店員なので、風格は出ていると思う。二次元(シール)を登場させるとはムチャかと思ったが、松山さんはこの回しか登場しないし、坂本たちと絡めなくても何とかなりそうなので決行した。
なお、シールの台紙は店内として画像に使い、シールの帽子部分はカラーコピーして坂本と久保田の帽子に利用。その為、それらに書かれている「SMILE BURGER」が店名となった。
(第3話の続きはこちら)
「うーわ 景品入ってねーじゃん 」
「つかストローも入ってねーし ダルイわー」
カパ
「!」
不良が目にしたのは、着替えて公園に来た久保田の姿だった。
「おー 来た来た」「おっつ~」
さっそく久保田に詰め寄る不良ども。
「ねえ 何でさっき 無視したの?」「俺ら友達だよな?」
「その友達が」「今月ピンチなんだよねー」
「わ か る よ な ?」
(※そろそろこの2人の言ってるコトにイラついてきてる人もいるでしょうが、もう少し辛抱お願い致します)
「…………」
睨まれた久保田は、震える手つきで受け取ったばかりのバイト代を取り出した。
スッ
「そうそう」
「さっすが わかってんじゃん」
その時!
久保田は坂本が以前言っていたことを、思い出した!!
(諭吉さんが 守ってくれるの でしょう?)
ハッとなり、咄嗟に持っていたバイト代を不良達に取られないように遠ざける久保田。
「いっ いやだ……」
不機嫌な表情を浮かべる2人に、久保田は声のかぎり叫ぶ。
「これは僕がっ 汗水流して稼いだお金だっ」
しかし久保田の必死の叫びにも、聞く耳など持たない不良。
「あー」
「だったら何だ…」
「よッ」
久保田を殴り飛ばした不良は、そのまま倒れた久保田に蹴りを浴びせ続ける!?
「弱(よえ)えくせに いきがってんじゃねーぞ!!」
ガス
「いいから 出せっつーの」
ドッ
(※当然分かっているとは思いますが、この不良達の言ってる事・やっている事は何一つ正しくありません。まちがえてもマネなどをしないで下さい)
激しい暴行を受けながらそれでもなお、久保田は金を渡そうとはしなかった。
「いやだ……! これは これは…」
「僕が 守るんだ」
その時!
シュン
久保田を助けるように、「何か」が飛んで来た!?
ブス
飛んで来たのは、1本のマドラーだった。
「ってェ あんだよ!?」
直撃した不良は、仲間と共に飛んで来た方向に振り向く。
そこにいた人物は―
「お客様 大変申し訳ございません」
まだ店にいるハズの坂本だった。
「先ほどの商品 入れ忘れがございましたので」
「お届けに 参りました」
そう。坂本は客に渡し損ねた物を届ける為に、乗り物に乗ってやって来たのだった。
だが、その瞳は鋭い眼光を放っていた。
<原作とここが違う!>
原作では坂本は自転車に乗ってやって来た。
坂本が駆けつけたことで、はたして久保田はピンチを切り抜けられるのだろうか―?
続く。
<キャラ紹介04>
ベテランクルー 松山
坂本たちがバイトすることになったバーガーショップのクルーの1人で、新人クルーの教育係も務めるベテラン。
厳しい面もあるが、的確な指導と細かい気配りに長けた人物。
久保田がバイトを続けられたのも、彼女から労いの言葉をかけてもらえたからだろう。
松山女史の代役だが、当初はそれらしいアクションフィギュアにするつもりだったのだが、特に思いつかず。探せば固定ポーズのフィギュアか何かでクルー姿のコスプレをしたキャラもいそうだが、ベテランと呼んでも違和感ない年齢の女子キャラとなるとほぼ皆無に思えた。
そんな折、百円ショップのシールコーナーで、ハンガーガーショップの絵が描かれたシールを入手。そのシールの内の1枚、店員姿のキャラを松山女史の代役とした。コスプレなどではない本物の店員なので、風格は出ていると思う。二次元(シール)を登場させるとはムチャかと思ったが、松山さんはこの回しか登場しないし、坂本たちと絡めなくても何とかなりそうなので決行した。
なお、シールの台紙は店内として画像に使い、シールの帽子部分はカラーコピーして坂本と久保田の帽子に利用。その為、それらに書かれている「SMILE BURGER」が店名となった。
(第3話の続きはこちら)
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