正義超人対最強警官
2016.10.03 (Mon) | Category : ゆで(新作『キン肉マン』)
(本文は10月4日、6日、7日に書いています)
Web連載の『キン肉マン』の話題。
今回は10月3日配信分です。
先週は、ネメシスがスグルにネメシスドライバーを仕掛けたものの、スグルが「火事場のクソ力」を発動させる予兆を見せて終了。
ここからどうドライバーを攻略するのか?
ワクワクしながら今週分の配信を待ってました。
ところが今週の内容は、『こち亀』連載終了特別読切!?
ついこの前、40周年を迎えると同時に長い連載に幕を下ろした『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボ企画でした。
とはいえ、いま『週刊少年ジャンプ』本誌でもいろいろ企画をやってるらしいし、この時期でないと意味がないことだから「まあ、いっか」とあっさり意見の鞍替え。
で、何をやるんだろうと思って見てみると…
「こち亀×キン肉マン 正義超人亀有大集結!!の巻」
コレって、『こち亀』30周年の時(10年前)に出たムック本『超こち亀』に載ってた合作マンガの再掲載じゃねえか!?
というわけで、新作というわけでもありませんでした。
とはいえ、この作品は秋本先生とゆで先生の両方が手掛けた合作漫画ですが、『こち亀』の方のお祝いで描かれた作品ですから、『キン肉マン』名義の本には収録されてないんですよね。(というか、『超こち亀』にしか載ってないんだろうけど)
10年前は『Ⅱ世タッグ編』の連載真っ只中の時期だし、今シリーズから『キン肉マン』をまた読むようになった人の中には存在自体知らなかった人もいるんじゃないでしょうかね? だから、これはこれでアリだと思います。
私も久しぶりに読みましたが、この話、大好きです(^^)
Web連載の『キン肉マン』の話題。
今回は10月3日配信分です。
先週は、ネメシスがスグルにネメシスドライバーを仕掛けたものの、スグルが「火事場のクソ力」を発動させる予兆を見せて終了。
ここからどうドライバーを攻略するのか?
ワクワクしながら今週分の配信を待ってました。
ところが今週の内容は、『こち亀』連載終了特別読切!?
ついこの前、40周年を迎えると同時に長い連載に幕を下ろした『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボ企画でした。
とはいえ、いま『週刊少年ジャンプ』本誌でもいろいろ企画をやってるらしいし、この時期でないと意味がないことだから「まあ、いっか」とあっさり意見の鞍替え。
で、何をやるんだろうと思って見てみると…
「こち亀×キン肉マン 正義超人亀有大集結!!の巻」
コレって、『こち亀』30周年の時(10年前)に出たムック本『超こち亀』に載ってた合作マンガの再掲載じゃねえか!?
というわけで、新作というわけでもありませんでした。
とはいえ、この作品は秋本先生とゆで先生の両方が手掛けた合作漫画ですが、『こち亀』の方のお祝いで描かれた作品ですから、『キン肉マン』名義の本には収録されてないんですよね。(というか、『超こち亀』にしか載ってないんだろうけど)
10年前は『Ⅱ世タッグ編』の連載真っ只中の時期だし、今シリーズから『キン肉マン』をまた読むようになった人の中には存在自体知らなかった人もいるんじゃないでしょうかね? だから、これはこれでアリだと思います。
私も久しぶりに読みましたが、この話、大好きです(^^)
内容を簡単に書くと―
悪行超人(←この言い回しが『Ⅱ世』連載時の作品だなと思わされますね)の軍団が葛飾区周辺に現れるという情報を掴んだスグル達が、亀有で待ち合わせをしました。
ところが個性豊かな超人達は、迷子になったりとかいろいろトラブルを起こしてしまいます。
そして亀有公園前派出所に勤務する警官達によって、次々と派出所に連れてこられます。
噂に聞く正義超人たちを目の当たりして驚く両さん達でしたが、むしろ彼らの方がトンデモナイヤツらじゃないかと思えてくるのでした…
個人的に好感が持てることとしては―
この話、コラボもののよくあるパターンの
どちらかの作品の世界に、もう片方の作品の住人が紛れ込んできた
或いは
いつもの連載とは違い、このコラボ用の特別な世界観で話が進行する
という感じじゃないんですよね。
「せ…正義超人っていうと 人類の平和のため 悪行超人と死のバトルを 繰り広げている あのスーパーヒーローのか!?」
という台詞があるくらいで、両さんが超人がどういう存在なのか(噂で聞いた程度ではありますが)ちゃんと認識しています。
だから、「『こち亀』と『キン肉マン』って同じ世界なんじゃないか!!」って雰囲気になっているのです!
「それだと『こち亀』の住人達は、悪の超人が跋扈する世界で生きているのか?」って思った方もいるでしょうが、よく考えてみて下さい。
確かに『キン肉マン』に出てくる悪の超人達は恐ろしい存在です。
しかし彼らは超人界を支配することが第一目的で、人間にどうのこうのするというのは(少なくとも無印の『キン肉マン』では)無さそうでした。(その代わり、人間たちが困っていても助けたりはしないでしょうが)
更に、彼らの前に立ち塞がる正義超人達が、いつも野望の成就を未然に防いでいます。
しかも戦いはいつもごく一部の地域のみで行われ、ヘタしたら一日、長くても十日ぐらいで抗争は終わります。
その上、戦いはいつも超人委員会が管理し、ショービジネス要素も取り入れられた試合形式で行われています。
だから、恐ろしい抗争が起こっているということ自体、理解していない人間も多いのではないでしょうか?
ちなみに『Ⅱ世』での描写ですが、ついこの前まで行われていた超人オリンピックについて、「決勝でキン肉なんたらってヤツが負けたせいで、日本にチャンピオンベルトが来なかったんでしょ」ってくらいにしか認識してない女子高生モブキャラ達がいました。その万太郎本人が(私服姿ではありますが)目の前にいることも気づかず、大会自体が日本で開催されたのに、その程度の認識。そのぐらい、興味が薄かったのでしょう。
あと、正義超人達は平時だと、人間たちと同じような生活を行っています。そうなると、身近に超人達がいるのに、それを知らない人間もいそうですね。
だから、戦いはいつも極地戦な昭和の『仮面ライダーシリーズ』、或いは、一般人は何も知らずに普通の生活を送っている『聖闘士星矢』や劇場版の『ドラえもん』に近いノリなのかも知れませんね。
ここまで書いといてナンですが、
言いたいのは、『こち亀』のノリと『キン肉マン』のノリは相性がイイってことさ。
そういえば『こち亀』でよく行われるヘンな大会って、超人オリンピックの予選競技に通ずるものがあるな。
なお最終ページで、あまりにトラブルを起こす正義超人達に怒った両さん達が、本来の使い手である超人達にプロレス技をかけてます。
コラボらしいいいオチで、インパクト抜群! 麗子さんなんか、ウォーズマンにパロスペシャルかけてるし。
悪行超人よりも迷惑者扱いされた上に取り押さえられ、スグル達は貧乏くじを引いてますが、この話は『こち亀』の方の記念企画だから華を持たせたのでしょう。
まあスグル達もいろいろ迷惑かけてるから、本気になれなかった面もあるのでしょうが。
…と言いつつ、両さん達なら超人たちを圧倒できてもおかしくないとも思ったり。子供の頃、両さんは並み居るジャンプの熱血主人公達と同格、いや「ジャンプ最強主人公」だと思っていたもので(^^;)>
この漫画の時代設定はいつか?
お祭り企画だから気にするなと言われそうですが、敢えて本編の方とすり合わせて考えると…
という条件を満たすのは、「タッグ編」の大会直前か、或いは連載終了後となります。前者だと、ラーメンマンはモンゴルマンとして活動していた時期ですね。
スグルが「タッグ編」での大会で初披露したタンクトップを着ていますが、まさか大会真っ最中の出来事ではありますまい。あの大会、2日間しかなかったし。
あのタンクトップは、黄金編終了後に作った物で、タッグ大会用に用意したわけではないと思えば、納得できるかと。
よく見たらスグルのパンツはタッグ編の物ではなく、いつも履いてる物です。股間部分が別生地になってる縫い目ありのパンツだし。
新調したタンクトップを、この日集まる仲間たちに見せびらかしたかったのかも知れませんね。
最後のページには、今後の『キン肉マン』情報が載ってました。
10月5日発売の「グランドジャンプ」21号に、あのカレクックが主役の読み切りが掲載されます!?
そっちも楽しみです。
…というか、この本文を書くのが遅くなってしまったので、もう読んでいます。感想は別の記事に書きますね。
その読み切りを描いてたからか、連休もあるからか、来週も配信は無いそうです。
なので、本編の続きが見られるのは10月17日。スッゴク続きが気になるのに、間が3週間も空くのかよ!
さすが、ゆで先生。焦らしてくれるぜーーっ!!
最後に、以前貼ったスグルと両さんの画像で、今回はオシマイとします(^^)
悪行超人(←この言い回しが『Ⅱ世』連載時の作品だなと思わされますね)の軍団が葛飾区周辺に現れるという情報を掴んだスグル達が、亀有で待ち合わせをしました。
ところが個性豊かな超人達は、迷子になったりとかいろいろトラブルを起こしてしまいます。
そして亀有公園前派出所に勤務する警官達によって、次々と派出所に連れてこられます。
噂に聞く正義超人たちを目の当たりして驚く両さん達でしたが、むしろ彼らの方がトンデモナイヤツらじゃないかと思えてくるのでした…
個人的に好感が持てることとしては―
この話、コラボもののよくあるパターンの
どちらかの作品の世界に、もう片方の作品の住人が紛れ込んできた
或いは
いつもの連載とは違い、このコラボ用の特別な世界観で話が進行する
という感じじゃないんですよね。
「せ…正義超人っていうと 人類の平和のため 悪行超人と死のバトルを 繰り広げている あのスーパーヒーローのか!?」
という台詞があるくらいで、両さんが超人がどういう存在なのか(噂で聞いた程度ではありますが)ちゃんと認識しています。
だから、「『こち亀』と『キン肉マン』って同じ世界なんじゃないか!!」って雰囲気になっているのです!
「それだと『こち亀』の住人達は、悪の超人が跋扈する世界で生きているのか?」って思った方もいるでしょうが、よく考えてみて下さい。
確かに『キン肉マン』に出てくる悪の超人達は恐ろしい存在です。
しかし彼らは超人界を支配することが第一目的で、人間にどうのこうのするというのは(少なくとも無印の『キン肉マン』では)無さそうでした。(その代わり、人間たちが困っていても助けたりはしないでしょうが)
更に、彼らの前に立ち塞がる正義超人達が、いつも野望の成就を未然に防いでいます。
しかも戦いはいつもごく一部の地域のみで行われ、ヘタしたら一日、長くても十日ぐらいで抗争は終わります。
その上、戦いはいつも超人委員会が管理し、ショービジネス要素も取り入れられた試合形式で行われています。
だから、恐ろしい抗争が起こっているということ自体、理解していない人間も多いのではないでしょうか?
ちなみに『Ⅱ世』での描写ですが、ついこの前まで行われていた超人オリンピックについて、「決勝でキン肉なんたらってヤツが負けたせいで、日本にチャンピオンベルトが来なかったんでしょ」ってくらいにしか認識してない女子高生モブキャラ達がいました。その万太郎本人が(私服姿ではありますが)目の前にいることも気づかず、大会自体が日本で開催されたのに、その程度の認識。そのぐらい、興味が薄かったのでしょう。
あと、正義超人達は平時だと、人間たちと同じような生活を行っています。そうなると、身近に超人達がいるのに、それを知らない人間もいそうですね。
だから、戦いはいつも極地戦な昭和の『仮面ライダーシリーズ』、或いは、一般人は何も知らずに普通の生活を送っている『聖闘士星矢』や劇場版の『ドラえもん』に近いノリなのかも知れませんね。
ここまで書いといてナンですが、
- 初期の頃は巨大な怪獣が出現してたのに、それと戦っていた超人を一般人は知らないのか?
- 人間の世界で暮らしてるったって、どう見ても姿が人間とはかけ離れた者もいるのに、それを誰も疑問に思わないのか?
- というか、『Ⅱ世』だと悪行超人が望む支配ってのは、超人だけでなく人間たちもいたぶる地獄絵図だと明言されていたじゃないか!
言いたいのは、『こち亀』のノリと『キン肉マン』のノリは相性がイイってことさ。
そういえば『こち亀』でよく行われるヘンな大会って、超人オリンピックの予選競技に通ずるものがあるな。
なお最終ページで、あまりにトラブルを起こす正義超人達に怒った両さん達が、本来の使い手である超人達にプロレス技をかけてます。
コラボらしいいいオチで、インパクト抜群! 麗子さんなんか、ウォーズマンにパロスペシャルかけてるし。
悪行超人よりも迷惑者扱いされた上に取り押さえられ、スグル達は貧乏くじを引いてますが、この話は『こち亀』の方の記念企画だから華を持たせたのでしょう。
まあスグル達もいろいろ迷惑かけてるから、本気になれなかった面もあるのでしょうが。
…と言いつつ、両さん達なら超人たちを圧倒できてもおかしくないとも思ったり。子供の頃、両さんは並み居るジャンプの熱血主人公達と同格、いや「ジャンプ最強主人公」だと思っていたもので(^^;)>
この漫画の時代設定はいつか?
お祭り企画だから気にするなと言われそうですが、敢えて本編の方とすり合わせて考えると…
- バッファローマンが味方にいて、ロングホーンが健在
- ウォーズマンが生きている
- ラーメンマンは両さんの想像図でしか登場していない
という条件を満たすのは、「タッグ編」の大会直前か、或いは連載終了後となります。前者だと、ラーメンマンはモンゴルマンとして活動していた時期ですね。
スグルが「タッグ編」での大会で初披露したタンクトップを着ていますが、まさか大会真っ最中の出来事ではありますまい。あの大会、2日間しかなかったし。
あのタンクトップは、黄金編終了後に作った物で、タッグ大会用に用意したわけではないと思えば、納得できるかと。
よく見たらスグルのパンツはタッグ編の物ではなく、いつも履いてる物です。股間部分が別生地になってる縫い目ありのパンツだし。
新調したタンクトップを、この日集まる仲間たちに見せびらかしたかったのかも知れませんね。
最後のページには、今後の『キン肉マン』情報が載ってました。
10月5日発売の「グランドジャンプ」21号に、あのカレクックが主役の読み切りが掲載されます!?
そっちも楽しみです。
…というか、この本文を書くのが遅くなってしまったので、もう読んでいます。感想は別の記事に書きますね。
その読み切りを描いてたからか、連休もあるからか、来週も配信は無いそうです。
なので、本編の続きが見られるのは10月17日。スッゴク続きが気になるのに、間が3週間も空くのかよ!
さすが、ゆで先生。焦らしてくれるぜーーっ!!
最後に、以前貼ったスグルと両さんの画像で、今回はオシマイとします(^^)
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