CANDY TIME

内容は至ってオーソドックス。

キン肉マンの「正義のヒーロー」という面が前面に出てきた内容です。
昔のアニメの劇場版を思い出されて、いい感じです。


そういえば、いまWeb連載で新シリーズが連載中とはいえ、今シリーズでは味方側のキャラがあまりにも多い（現時点で20人!?）ので、キン肉マン自体の試合はたったの1回（ピーク・ア・ブー戦）しかないんですよね。
久しぶりに主人公の活躍が見られたという点でも意義があると思います。

その新シリーズで今後活かされるであろう伏線も、この読み切り版にはあります。


（ここからは2015年2月10日に書いています）

ちなみに、これが扉絵。
アイドル超人の仲間たちが集結している（バッファローマンとジェロニモもいる!?）のですが、本編にはスグルとテリーしか登場しません(-_-;)

あ、これまで戦ってきた強敵（とも）の姿を思い浮かべている場面で出番があります(^^;)  こっちにはウルフマンとカメハメがいます。

細かいネタだと、今回の敵役のタイラントの配下の超人に、旧作の読者応募超人がいたりします。出ているのは、スマイルマンとハンマーヘッド、クモのコチラス、土偶マン。モブ役とはいえ、発表されてから長い時を経ての劇中への登場に感動しました(T_T)


その新シリーズで今後活かされるであろう伏線も、この読み切り版にはあります。

かつてクッピン星を救ったという救世主・ミュースマン。
そのミュースマンはどうもキン肉族の祖先らしいと、ミートとタイラントは推測します。
そのミュースマンを讃えた像が出てくるのですが、「肉のカーテン」の体勢になっています。
あのガードって、スグルの祖父のタツノリが使っているイメージがあるのですが、編み出したのはミューズマンなのでしょうか？

そして、ラスト2ページになって、ミュースマンの像の頭部がハッキリと描かれました。
え？　銀のマスク？
ということは、ミュースマン ＝ シルバーマン？
シルバーマン本人で彼はキン肉族の祖先だというのか？　それとも銀のマスクを授けられたキン肉族の祖先なのか？

（この記事の後半を書くのがすっかり遅くなったので、答えは分かりました。シルバーマンはキン肉族の祖先でした。「肉のカーテン」の鉄壁ぶりも、防御を重んじるシルバーマンが開発したとすれば納得がいきますね）

しかし、シルバーマンが何故ミュースマンと呼ばれているのか？
ゴールドマンにも同じような別名があるのか？

いろいろと気になりますが、詳しくは今後の本編の展開の方で明かされるでしょう。

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