決戦!! 怪人総登場/涙! ダイアン倒る
2014.01.19 (Sun) | Category : 特撮
You Tubeで公式配信されている『バトルフィーバーJ』。
今週分の第23話と第24話の感想です。
(ここからは1月25日に書いています)
(1回ずつしか見てない上に、見てから時間が経ってるので記憶違いもあると思いますが、ご了承下さいm(_ _)m)
今週分の第23話と第24話の感想です。
(ここからは1月25日に書いています)
(1回ずつしか見てない上に、見てから時間が経ってるので記憶違いもあると思いますが、ご了承下さいm(_ _)m)
まずは、第23話「決戦!! 怪人総登場」。
悪の組織に連戦連勝のヒーローが慢心して、手痛い敗北を喫する。叱咤激励を受けて、初心に返る――という定番エピソードです。
それに加えて、これまでの戦いを思い出させるという形で過去のシーンを流す総集編的要素もあります。
なおサブタイトルを見ると、東映特撮定番の再生怪人軍団が出てきそうな雰囲気ですが、実際は新怪人のゴースト怪人のみが登場し、他の怪人は上記の回想シーンにしか出てきません。(それも数体のみだし)
で、慢心してるフィーバー隊が何をしていたかというと、放映当時に大流行していたインベーダーゲーム。
私も知識としては知ってますが、映像で見せられると説得力が違います。専門店(?)まであったとは・・・(゜o゜;)
スゴイのは、真面目なリーダーである正夫(ジャパン)まで夢中でプレイしていることです。
しかも正夫さん、ゲーム中に通信が入って来た時、「ちきしょう、うるせえなぁ~」などとのたまいながら出る始末。(通信相手は鉄山将軍ですよ!?(゜д゜;))
・・・いや。
真面目リーダー正夫すら虜にする、ブーム真っ最中のインベーダーゲームがそれだけスゴかったと捉えるべきなのかも知れません(^^;)
ともかく、エゴスの挑戦状で指定された場所へ向かうフィーバー隊。
しかしやる気のない5人は、出てきたエゴスの一味をケチョンケチョンに馬鹿にする始末。
「エゴスの怪人は、これまでバトルフィーバーに勝ったためしがない」とか言っちゃって。
でも、サロメにまで舐めた口聞いてるけど、いいのか?
確かに毎回エゴスの作戦を粉砕してるけど、アンタらサロメ相手に優勢になったことすらないじゃん?(・_・;)
1回必殺技のペンタフォースを命中させて撤退させたことあったけど、あの時サロメはヘッダー指揮官を庇ったから直撃したわけだし。
(ちなみにサロメはピンピンしてました。もっとも、庇われたヘッダーの方が大ダメージを受けていたので、サロメが頑丈なだけで、ペンタフォースの威力に問題はないと思われ。毎回怪人を倒してるわけですし)
更に、今回の怪人のゴースト怪人に「帰れ!」「帰れ!」と連呼するフィーバー隊。
早くインベーダーゲームやりたいからって、そこまで・・・(゜д゜;)
ちなみに、「最低のヤロウ」呼ばわりまでしてました。
「最低」なのは悪事を働くから・・・ではなく、どうせ負けるのが目に見えているからだそうです(-_-;)
トコトン失礼なフィーバー隊ですが、敵のゴースト怪人の方が一枚上手。
「じゃあ、帰るか!」と言って去ろうとして、慌てて追いかけてきたコサックとケニアを罠にかけます。
更に分身の術を使ったりして、的を絞れないフィーバー隊を翻弄します。
ジャパンが止めるのも聞かず、個別に追った他の男3人は罠にハマって、大爆発に巻き込まれます。
かくして、「へなちょこバトルフィーバー」(←ゴースト怪人談)を散々弄んだ後、怪人は帰っていきました。
見事に負けたフィーバー隊ですが、基地に帰った後も自分達の負けを認めない始末。
特に謙作がひどく、「自分達は敗北だと思っていません。ちょっとやられただけです」と鉄山将軍に言い訳したり、ロボット九官鳥の九太郎を握り締めて真っ二つにしたり。(ヒデェ・・・)
(↑この人ふだんは冷静で良識派だから、他の作品だったら口うるさい堅物ポジションになってそうなのに、そんなキャラがこういう立ち位置になるのが『BF』のおもしろいトコロ(^3^))
そんな5人を鉄山は叱り、そして映写室でこれまでの戦いの映像を見せ、5人に初心を思い出させました。
(男4人は主役回の映像なのに、ダイアンだけ第1話。演じている人が忙しかったらしく、出番が少なかったからなぁ・・・(^^;)
あと、流れた映像の内の2つが「エゴスの食べ物作戦」。あまり間を空けないでやったから、確かに印象は強いです)
ちなみに鉄山は単に叱っただけでなく、戦いが長く続くとこういう事態に陥ることもあるものだと諭します。
つまり、5人がこうなってしまったのも仕方ない面もあるのだと言ってるわけです。
ちゃんと理解がある上官ですね(^^)
その後はフィーバー隊は反省し、鉄山将軍から武士道の教えを受けます。
一方のエゴス側では、ゴースト怪人がすっかり慢心。
悪の組織のキャラとしては珍しく、サタンエゴスがちゃんと「油断するな」と注意するのですが、ゴースト怪人は聞き入れません。
結局、あんなに強かったゴースト怪人は、将軍直伝の精神統一で分身の術を見破られたりして敗北。
その後の巨大戦もあっさりカタがつきました。
この回は総集編でもあるので、挿入歌がガンガン流れたのもいい感じ。
テーマ的には、物事を長く続けてると、慣れたり疲れたりでつい怠けてしまいたくなる時が出てくるのは仕方ないけど、いつまでもそれではダメだ。初心を思い出し、気持ちを切り替えて前に進め。
鉄山将軍が言ってたとおりのことでしょうね。
何気に敵側のサタンエゴスも似たようなことを言ってたのが面白いところ。
(御子である怪人達を愛し、傷ついたヘッダーに労りの言葉を駆けたり、飽食で食べ物を大事にしない人間に怒ったりと、かなりの人格者ですサタンエゴス様(^^;))
ともかく、この回前半のやる気の無いヒーロー達の印象はとにかく強かったようで、80年代の雑誌の読者投稿とかで「戦隊」の話題が出た時、『BF』が不当に低い評価されてたしてるのをよく見ました。他の戦隊が基本マジメだから、際立っちゃったんでしょうね。
90年代以降だとノリの軽い戦隊も増えてくるから、異質感は緩和されたと思いますが。
(続きは後日に書きます)
(ここからは1月30日に書いています)
続いて、第24話「涙! ダイアン倒る」。
遂に来た初代ミスアメリカ退場編です。
あらすじを書きますと―
アメリカからダイアンの妹のキャサリンが来日。ダイアンたちの父であるFBI秘密捜査官ボスナーはエゴスの刺客に殺されており、キャサリンはアメリカで保護されていた。
久し振りに姉に会いに来た(と思われるが、劇中では言及されていません)キャサリンだが、迎えのフィーバー隊が到着する前にエゴスに拉致されてしまう。
実はエゴスのアメリカ支部では、ボスナーの上の娘がミスアメリカらしいという情報を掴んでおり、その妹・キャサリンを密かに監視。キャサリンが姉に会いに日本へ行く時をずっと待っていたのだ。
妹がさらわれたと知り、ショックを受けるダイアン。フィーバー隊の男4人は、キャサリンと直前まで一緒にいた客室乗務員の汀 マリアがエゴスの手先ではないかと疑う。否定するマリアを更に詰め寄る四郎だったが、怒ったマリアに投げ飛ばされてしまう。
実はマリアの正体は元FBI捜査官で、かつてボスナーから直接指導を受けたこともあり、その縁でキャサリンの護衛に就いたのだった。
一方エゴスは、国防相を通じてミスアメリカに通信を送る。妹の命が惜しかったら指定する公園に1人で来い、と。
取り引き場所ではマリアがダイアンを護衛、男4人は離れた場所から見守ることに。
しかし一瞬のスキを突かれ、ダイアンは捉えられてしまう。
エゴスは既に、キャサリンの持っていたロケットの中の写真から姉であるダイアン、すなわちミスアメリカの素顔を知っていたのだ。
マリアも正夫たちも戦闘員の妨害に遭い、拉致を阻止できなかった。
エゴスのアジトでキャサリンと再会するダイアン。
しかし喜びも束の間。サロメがBF基地の所在を言えと脅迫。
頑なに言おうしないダイアンに、ドラキュラ怪人(←コウモリみたいな姿)はトゲを刺し、そのトゲがダイアンの血を吸い上げる。
次々とトゲを刺され、遂に口を割るダイアン!?
彼女が身につけているペンダントの中に、秘密基地の場所が書いてあるという。さっそく部下に確認させるサロメだが、実はダイアンの言ったことは嘘で、ペンダントに仕込まれていた小型爆弾が爆発した。
敵が混乱している間に、ダイアンは居場所を知らせる信号弾を発射。そして、キャサリンを連れて外へ飛び出す。
救援信号が打ち上げられた地点を目指していたマリアは、逃げていたダイアンたちと遭遇。エゴスの追っ手はジャパン達がくい止め、マリアは2人を連れて姿を隠す。傷ついて変身できないダイアンは、マリアに自分の代わりに戦ってほしいと頼む。戸惑うマリアだったが、5人揃わないとペンタフォースが使えないというダイアンの言葉を聞いて決心。
苦戦する4人の下に駆けつけるマリアが変身したミスアメリカ。5人揃ったフィーバー隊の前にドラキュラ怪人は敵ではなく、ペンタフォースを受けて敗北。
続いて現れたドラキュラロボットも、バトルフィーバーロボに粉砕された。
数日後。ダイアンの傷は回復したものの心に受けたダメージは大きく、また、エゴスに正体を知られたので日本にいては危険になった。妹と暮らしたいという本人の意向もあり、ダイアンはアメリカに帰国することになった。
ミスアメリカの変身者は、マリアが正式に引き継ぐことに。
ダイアンとの別れの挨拶を交わし、残された者たちは新たに闘志を燃やすのだった。
こんな感じの話でした(^^)
前話で決意を新たにして、結束も強くしたのに、いきなりダイアン退場です(>_<)
でも、前回の回想シーンでダイアンがどういうキャラか描写し直して、それで今回の退場話に繋げたのはよかったかな(^_^;)?
ダイアン自体は華があるというか、出てくると割と目立ちます。(あまりいないタイプのキャラですし)
でも画面に映るシーンがかなり少ないので、活躍している印象が薄いです。
ほとんど毎回基地で待機していて、戦いに加わるのは最終決戦のみ。
時には変身後のミスアメリカの姿でしか登場しない回もありました。
(↑これ自体は他の戦隊でもあるのですが、ダイアンは変身前・後を問わず、声は吹き替え。なので、撮影に全く参加してない回もあるわけです)
ダイアン役のD.マーチン氏(役と同名)が当時の売れっ子モデルだったらしいので、スケジュールの都合が聞かなかったのでしょうね。
まあダイアンがあまり現場に出向かなかったのは、ボスナーの娘だとエゴスに気付かれたらマズイからと、今回の話で納得がいった、かな?(^u^;)
チームの紅一点の出番が少ないことへの配慮か、今にして思えば『バトルフィーバーJ』ではいろいろとフォローされてる気がします。
前述のダイアン(ミスアメリア)の声の吹き替えは、ミスアメリアのスーツアクターで、『ゴレンジャー』でペギー松山(モモレンジャー)役だった小牧リサさん。声優の横沢啓子さんが担当した回もあります。
フィーバー隊をサポートするメンバーが、ケイコ(日高のり子さん♪)とミドリとトモコと3人もいます。(後者2人は同時には出てない?と思いますが) 特にケイコは、スポットが当たってヒロインらしく扱われたエピソードが何回かありました。
エゴス側には「世界最強の美女」と称されたサロメが追加。(演じるは元女子プロレスラーのマキ上田氏)
また、敵味方問わずゲストに女性が多く登場。
『ジャッカー』でカレン水木(ハートクィン)役だったミッチー・ラブさんや、「特撮界の永遠の女王」曽我町子さん、『ダイナマン』に出演する藤山律子さん、『サンバルカン』に出演する賀川雪絵さん、『デンジマン』に出演する美川利恵さんなど、豪華な顔ぶれです。
そして、今回の2代目ミスアメリカとなる渚マリアの登場となりました。
その渚マリアですが、初登場にしていきなり魅力全開です(^^)v
最初の客室乗務員に変装している時は「綺麗なお姉さん」って感じだったのですが、捜査官として活動する時には髪をアップにしてショートパンツルックと、アクティブな格好に。容易く四郎を投げ飛ばすあたり、いきなりの変身でもちゃんと戦える実力があることが伺えます。
ダイアンと関わりがあることも描かれ、ダイアンの父ボスナーに指導を受けている場面が新規に撮影されているのも丁寧です。
僅かな時間ですが、ダイアンとのやり取りも良かったです。女性戦士の共同戦線とか見たかったな~(^^)
あと、初変身した直後の戦闘開始の場面で、戸惑っているような仕草も見られました。
まあ、ペンタフォースとロボの場面はバンクシーンなので、初代と変わらない動きをしていたわけですが。(←あたり前だ)
ところで、ミスアメリカに変身してからジャパン達と合流したわけですが、マリアが変身してることに4人が驚く場面が無いんですよね。普通なら、駆けつけた時に声を聞いてダイアンでないと気付いたりとか、戦闘終了後にミスアメリカが変身を解除してマリアが顔を見せる場面がありそうなもんですが。後者はあったかも知れませんね。ロボ戦の後、すぐに数日後に場面が切り替わったから、省略されただけで。
・・・あ、もしかしたら、マリアが初変身して現場に駆けつけるまでの間に、普通に通信機で事情を説明していたのかも知れませんね(^^;) あの人たち、遊んでばかりいる印象ですが、中身はちゃんと大人だし、普通にミスアメリカ(代理)として受け入れていただけかも(^^;)
今回の見どころとしては、強化服「バトルスーツ」がどういう風に出てくるのか分かったことでしょう。
第1話では机の上に用意されていたスーツを普通に着こんでおり、以後は「フィーバー!」の掛け声とともにクルッとターンしたり前転することで変身。時には、障害物にの後ろに隠れたり通過したりする際に、出てくる時に既に変身しているというパターンも見られました。
今回ダイアンがスーツをマリアに託す際、腕輪型の通信機「バトルシーバー」からバトルスーツが飛び出す場面がありました。転送なのか収納なのかは分かりませんが、多分後者でしょう。
ところで、エゴスに正体がバレたから帰国したのですが、アメリカにもエゴスの支部があるので危険では? ・・・と思ったのですが、
エゴスお得意の人質作戦も、フィーバー隊から遠く離れた地にいる人間より、近場で捕らえられる民間人で充分なわけですし。(ヒーローが人質を縁者かどうかで区別するわけありませんし)
あと、メンバーの顔ってこれまでエゴスにバレてなかったの? って疑問もあります。正夫などバトルジャパンだと疑われ、捕らえられて拷問されたほどです。
まあでも、
本文を書くのが遅くなったので、今後の話も4話分見ました。
次の回の第25話で、京介とマリアの正体がバレそうになります。
そして第26話でエゴスは、これまでの決戦の場や破壊された基地などに遺された足跡などから、フィーバー隊の正体を掴もうとします。(服まで正確に再現しているので、落ちていた繊維なども分析した模様)
顔だけは分からなかったのですが、マリアと関わって顔に触れたことがある少年に術をかけて再現し、遂にマリアの正体がバレました。
もはや他のメンバーの正体がバレるのも時間の問題と思ったのか、残るメンバーはあえて素顔を見せ、エゴスに戦いを挑みます。(この時の啖呵を切る4人が抜群にカッコいいです(^^)v)
なお、フィーバー隊の素顔を見てサロメは「そういえば、見覚えがある顔ばかりだ」みたいなことを言ってました。断定する要素が無いだけで、ちゃんと覚えていたのが分かる丁寧な描写です。
第27話では、エゴスは海底にあるフィーバー基地ビッグベイザーの所在を突き止めようとします。秘密の入り口を突き止めたところまでは良かったのですが、隔壁を操作されて違うルートに誘導され、海岸に出る始末。
今度は連絡員のトモコの妹を利用して時限爆弾を送り込むことに成功するのですが、ロボ九官鳥に気付かれ、爆弾はダストシュートに放り込まれて処理されます。
純粋な少女を利用したことに怒ったフィーバー隊。海上に爆発が起きたのを見て近づいてきた怪人は、通路の入り口からいきなり飛んで来たペンタフォースに瞬殺されました。(これがこの回の最終決戦で、ロボ戦もありませんでした)
第28話では、たまたま海に潜った時にビッグベイザーを目撃、写真に収めた漁師を捕らえ、家族を人質にしてビッグベイザーを探させます。
エゴスは知らないのですが、ビッグベイザーは海底移動基地。その海域には既にいなかったという(^^;)
結局、たまたま遊びに来ていた四郎とマリアが事件に嗅ぎつき、野望は粉砕されました。
そんな感じで、フィーバー隊の正体暴き→基地の特定と、世の中の混乱やエゴスの利益よりも対バトルフィーバーを重視してきてます。
あと、全部の話でマリアの出番が多いです。新キャラとしてのアピールと、ダイアンとの差別化の意味があるのでしょうね。
そんなわけで、またも雰囲気が変わってきた『バトルフィーバーJ』。今後の展開も楽しみです(^o^)/
悪の組織に連戦連勝のヒーローが慢心して、手痛い敗北を喫する。叱咤激励を受けて、初心に返る――という定番エピソードです。
それに加えて、これまでの戦いを思い出させるという形で過去のシーンを流す総集編的要素もあります。
なおサブタイトルを見ると、東映特撮定番の再生怪人軍団が出てきそうな雰囲気ですが、実際は新怪人のゴースト怪人のみが登場し、他の怪人は上記の回想シーンにしか出てきません。(それも数体のみだし)
で、慢心してるフィーバー隊が何をしていたかというと、放映当時に大流行していたインベーダーゲーム。
私も知識としては知ってますが、映像で見せられると説得力が違います。専門店(?)まであったとは・・・(゜o゜;)
スゴイのは、真面目なリーダーである正夫(ジャパン)まで夢中でプレイしていることです。
- 京介(フランス)とダイアン(アメリカ):もともと不真面目な面がある。特にダイアン。
- 謙作(コサック):堅物だが、パトロールをサボるほどパチンコが好きだったり、流行りものに目がないトコもある
- 四郎(ケニア):無邪気なところがある。
しかも正夫さん、ゲーム中に通信が入って来た時、「ちきしょう、うるせえなぁ~」などとのたまいながら出る始末。(通信相手は鉄山将軍ですよ!?(゜д゜;))
・・・いや。
真面目リーダー正夫すら虜にする、ブーム真っ最中のインベーダーゲームがそれだけスゴかったと捉えるべきなのかも知れません(^^;)
ともかく、エゴスの挑戦状で指定された場所へ向かうフィーバー隊。
しかしやる気のない5人は、出てきたエゴスの一味をケチョンケチョンに馬鹿にする始末。
「エゴスの怪人は、これまでバトルフィーバーに勝ったためしがない」とか言っちゃって。
でも、サロメにまで舐めた口聞いてるけど、いいのか?
確かに毎回エゴスの作戦を粉砕してるけど、アンタらサロメ相手に優勢になったことすらないじゃん?(・_・;)
1回必殺技のペンタフォースを命中させて撤退させたことあったけど、あの時サロメはヘッダー指揮官を庇ったから直撃したわけだし。
(ちなみにサロメはピンピンしてました。もっとも、庇われたヘッダーの方が大ダメージを受けていたので、サロメが頑丈なだけで、ペンタフォースの威力に問題はないと思われ。毎回怪人を倒してるわけですし)
更に、今回の怪人のゴースト怪人に「帰れ!」「帰れ!」と連呼するフィーバー隊。
早くインベーダーゲームやりたいからって、そこまで・・・(゜д゜;)
ちなみに、「最低のヤロウ」呼ばわりまでしてました。
「最低」なのは悪事を働くから・・・ではなく、どうせ負けるのが目に見えているからだそうです(-_-;)
トコトン失礼なフィーバー隊ですが、敵のゴースト怪人の方が一枚上手。
「じゃあ、帰るか!」と言って去ろうとして、慌てて追いかけてきたコサックとケニアを罠にかけます。
更に分身の術を使ったりして、的を絞れないフィーバー隊を翻弄します。
ジャパンが止めるのも聞かず、個別に追った他の男3人は罠にハマって、大爆発に巻き込まれます。
かくして、「へなちょこバトルフィーバー」(←ゴースト怪人談)を散々弄んだ後、怪人は帰っていきました。
見事に負けたフィーバー隊ですが、基地に帰った後も自分達の負けを認めない始末。
特に謙作がひどく、「自分達は敗北だと思っていません。ちょっとやられただけです」と鉄山将軍に言い訳したり、ロボット九官鳥の九太郎を握り締めて真っ二つにしたり。(ヒデェ・・・)
(↑この人ふだんは冷静で良識派だから、他の作品だったら口うるさい堅物ポジションになってそうなのに、そんなキャラがこういう立ち位置になるのが『BF』のおもしろいトコロ(^3^))
そんな5人を鉄山は叱り、そして映写室でこれまでの戦いの映像を見せ、5人に初心を思い出させました。
(男4人は主役回の映像なのに、ダイアンだけ第1話。演じている人が忙しかったらしく、出番が少なかったからなぁ・・・(^^;)
あと、流れた映像の内の2つが「エゴスの食べ物作戦」。あまり間を空けないでやったから、確かに印象は強いです)
ちなみに鉄山は単に叱っただけでなく、戦いが長く続くとこういう事態に陥ることもあるものだと諭します。
つまり、5人がこうなってしまったのも仕方ない面もあるのだと言ってるわけです。
ちゃんと理解がある上官ですね(^^)
その後はフィーバー隊は反省し、鉄山将軍から武士道の教えを受けます。
一方のエゴス側では、ゴースト怪人がすっかり慢心。
悪の組織のキャラとしては珍しく、サタンエゴスがちゃんと「油断するな」と注意するのですが、ゴースト怪人は聞き入れません。
結局、あんなに強かったゴースト怪人は、将軍直伝の精神統一で分身の術を見破られたりして敗北。
その後の巨大戦もあっさりカタがつきました。
この回は総集編でもあるので、挿入歌がガンガン流れたのもいい感じ。
テーマ的には、物事を長く続けてると、慣れたり疲れたりでつい怠けてしまいたくなる時が出てくるのは仕方ないけど、いつまでもそれではダメだ。初心を思い出し、気持ちを切り替えて前に進め。
鉄山将軍が言ってたとおりのことでしょうね。
何気に敵側のサタンエゴスも似たようなことを言ってたのが面白いところ。
(御子である怪人達を愛し、傷ついたヘッダーに労りの言葉を駆けたり、飽食で食べ物を大事にしない人間に怒ったりと、かなりの人格者ですサタンエゴス様(^^;))
ともかく、この回前半のやる気の無いヒーロー達の印象はとにかく強かったようで、80年代の雑誌の読者投稿とかで「戦隊」の話題が出た時、『BF』が不当に低い評価されてたしてるのをよく見ました。他の戦隊が基本マジメだから、際立っちゃったんでしょうね。
90年代以降だとノリの軽い戦隊も増えてくるから、異質感は緩和されたと思いますが。
(続きは後日に書きます)
(ここからは1月30日に書いています)
続いて、第24話「涙! ダイアン倒る」。
遂に来た初代ミスアメリカ退場編です。
あらすじを書きますと―
アメリカからダイアンの妹のキャサリンが来日。ダイアンたちの父であるFBI秘密捜査官ボスナーはエゴスの刺客に殺されており、キャサリンはアメリカで保護されていた。
久し振りに姉に会いに来た(と思われるが、劇中では言及されていません)キャサリンだが、迎えのフィーバー隊が到着する前にエゴスに拉致されてしまう。
実はエゴスのアメリカ支部では、ボスナーの上の娘がミスアメリカらしいという情報を掴んでおり、その妹・キャサリンを密かに監視。キャサリンが姉に会いに日本へ行く時をずっと待っていたのだ。
妹がさらわれたと知り、ショックを受けるダイアン。フィーバー隊の男4人は、キャサリンと直前まで一緒にいた客室乗務員の汀 マリアがエゴスの手先ではないかと疑う。否定するマリアを更に詰め寄る四郎だったが、怒ったマリアに投げ飛ばされてしまう。
実はマリアの正体は元FBI捜査官で、かつてボスナーから直接指導を受けたこともあり、その縁でキャサリンの護衛に就いたのだった。
一方エゴスは、国防相を通じてミスアメリカに通信を送る。妹の命が惜しかったら指定する公園に1人で来い、と。
取り引き場所ではマリアがダイアンを護衛、男4人は離れた場所から見守ることに。
しかし一瞬のスキを突かれ、ダイアンは捉えられてしまう。
エゴスは既に、キャサリンの持っていたロケットの中の写真から姉であるダイアン、すなわちミスアメリカの素顔を知っていたのだ。
マリアも正夫たちも戦闘員の妨害に遭い、拉致を阻止できなかった。
エゴスのアジトでキャサリンと再会するダイアン。
しかし喜びも束の間。サロメがBF基地の所在を言えと脅迫。
頑なに言おうしないダイアンに、ドラキュラ怪人(←コウモリみたいな姿)はトゲを刺し、そのトゲがダイアンの血を吸い上げる。
次々とトゲを刺され、遂に口を割るダイアン!?
彼女が身につけているペンダントの中に、秘密基地の場所が書いてあるという。さっそく部下に確認させるサロメだが、実はダイアンの言ったことは嘘で、ペンダントに仕込まれていた小型爆弾が爆発した。
敵が混乱している間に、ダイアンは居場所を知らせる信号弾を発射。そして、キャサリンを連れて外へ飛び出す。
救援信号が打ち上げられた地点を目指していたマリアは、逃げていたダイアンたちと遭遇。エゴスの追っ手はジャパン達がくい止め、マリアは2人を連れて姿を隠す。傷ついて変身できないダイアンは、マリアに自分の代わりに戦ってほしいと頼む。戸惑うマリアだったが、5人揃わないとペンタフォースが使えないというダイアンの言葉を聞いて決心。
苦戦する4人の下に駆けつけるマリアが変身したミスアメリカ。5人揃ったフィーバー隊の前にドラキュラ怪人は敵ではなく、ペンタフォースを受けて敗北。
続いて現れたドラキュラロボットも、バトルフィーバーロボに粉砕された。
数日後。ダイアンの傷は回復したものの心に受けたダメージは大きく、また、エゴスに正体を知られたので日本にいては危険になった。妹と暮らしたいという本人の意向もあり、ダイアンはアメリカに帰国することになった。
ミスアメリカの変身者は、マリアが正式に引き継ぐことに。
ダイアンとの別れの挨拶を交わし、残された者たちは新たに闘志を燃やすのだった。
こんな感じの話でした(^^)
前話で決意を新たにして、結束も強くしたのに、いきなりダイアン退場です(>_<)
でも、前回の回想シーンでダイアンがどういうキャラか描写し直して、それで今回の退場話に繋げたのはよかったかな(^_^;)?
ダイアン自体は華があるというか、出てくると割と目立ちます。(あまりいないタイプのキャラですし)
でも画面に映るシーンがかなり少ないので、活躍している印象が薄いです。
ほとんど毎回基地で待機していて、戦いに加わるのは最終決戦のみ。
時には変身後のミスアメリカの姿でしか登場しない回もありました。
(↑これ自体は他の戦隊でもあるのですが、ダイアンは変身前・後を問わず、声は吹き替え。なので、撮影に全く参加してない回もあるわけです)
ダイアン役のD.マーチン氏(役と同名)が当時の売れっ子モデルだったらしいので、スケジュールの都合が聞かなかったのでしょうね。
まあダイアンがあまり現場に出向かなかったのは、ボスナーの娘だとエゴスに気付かれたらマズイからと、今回の話で納得がいった、かな?(^u^;)
チームの紅一点の出番が少ないことへの配慮か、今にして思えば『バトルフィーバーJ』ではいろいろとフォローされてる気がします。
前述のダイアン(ミスアメリア)の声の吹き替えは、ミスアメリアのスーツアクターで、『ゴレンジャー』でペギー松山(モモレンジャー)役だった小牧リサさん。声優の横沢啓子さんが担当した回もあります。
フィーバー隊をサポートするメンバーが、ケイコ(日高のり子さん♪)とミドリとトモコと3人もいます。(後者2人は同時には出てない?と思いますが) 特にケイコは、スポットが当たってヒロインらしく扱われたエピソードが何回かありました。
エゴス側には「世界最強の美女」と称されたサロメが追加。(演じるは元女子プロレスラーのマキ上田氏)
また、敵味方問わずゲストに女性が多く登場。
『ジャッカー』でカレン水木(ハートクィン)役だったミッチー・ラブさんや、「特撮界の永遠の女王」曽我町子さん、『ダイナマン』に出演する藤山律子さん、『サンバルカン』に出演する賀川雪絵さん、『デンジマン』に出演する美川利恵さんなど、豪華な顔ぶれです。
そして、今回の2代目ミスアメリカとなる渚マリアの登場となりました。
その渚マリアですが、初登場にしていきなり魅力全開です(^^)v
最初の客室乗務員に変装している時は「綺麗なお姉さん」って感じだったのですが、捜査官として活動する時には髪をアップにしてショートパンツルックと、アクティブな格好に。容易く四郎を投げ飛ばすあたり、いきなりの変身でもちゃんと戦える実力があることが伺えます。
ダイアンと関わりがあることも描かれ、ダイアンの父ボスナーに指導を受けている場面が新規に撮影されているのも丁寧です。
僅かな時間ですが、ダイアンとのやり取りも良かったです。女性戦士の共同戦線とか見たかったな~(^^)
あと、初変身した直後の戦闘開始の場面で、戸惑っているような仕草も見られました。
まあ、ペンタフォースとロボの場面はバンクシーンなので、初代と変わらない動きをしていたわけですが。(←あたり前だ)
ところで、ミスアメリカに変身してからジャパン達と合流したわけですが、マリアが変身してることに4人が驚く場面が無いんですよね。普通なら、駆けつけた時に声を聞いてダイアンでないと気付いたりとか、戦闘終了後にミスアメリカが変身を解除してマリアが顔を見せる場面がありそうなもんですが。後者はあったかも知れませんね。ロボ戦の後、すぐに数日後に場面が切り替わったから、省略されただけで。
・・・あ、もしかしたら、マリアが初変身して現場に駆けつけるまでの間に、普通に通信機で事情を説明していたのかも知れませんね(^^;) あの人たち、遊んでばかりいる印象ですが、中身はちゃんと大人だし、普通にミスアメリカ(代理)として受け入れていただけかも(^^;)
今回の見どころとしては、強化服「バトルスーツ」がどういう風に出てくるのか分かったことでしょう。
第1話では机の上に用意されていたスーツを普通に着こんでおり、以後は「フィーバー!」の掛け声とともにクルッとターンしたり前転することで変身。時には、障害物にの後ろに隠れたり通過したりする際に、出てくる時に既に変身しているというパターンも見られました。
今回ダイアンがスーツをマリアに託す際、腕輪型の通信機「バトルシーバー」からバトルスーツが飛び出す場面がありました。転送なのか収納なのかは分かりませんが、多分後者でしょう。
ところで、エゴスに正体がバレたから帰国したのですが、アメリカにもエゴスの支部があるので危険では? ・・・と思ったのですが、
- 日本と違って広いアメリカでは、エゴスに居場所を勘付かれる可能性が低い。
- エゴスのアメリカ支部は規模がショボく、FBIで充分対処できる。(そもそもキャサリンが日本に行くまで手を出せなかった連中なのかも知れませんし)
エゴスお得意の人質作戦も、フィーバー隊から遠く離れた地にいる人間より、近場で捕らえられる民間人で充分なわけですし。(ヒーローが人質を縁者かどうかで区別するわけありませんし)
あと、メンバーの顔ってこれまでエゴスにバレてなかったの? って疑問もあります。正夫などバトルジャパンだと疑われ、捕らえられて拷問されたほどです。
まあでも、
- 顔を見た戦闘員やら怪人は、その回の内に倒した
- 前述の正夫などは口を割ることなく脱出(京介たちに救助された)しているので、バレてない(国防省やFBIの数多い関係者の1人だろうとは思われてるでしょうけど)
- 他にもモロバレしてそうな場面もあったかも知れませんが、エゴス側のカンが鈍かったりとか、報告・連絡がされてなかったりとか。
本文を書くのが遅くなったので、今後の話も4話分見ました。
次の回の第25話で、京介とマリアの正体がバレそうになります。
そして第26話でエゴスは、これまでの決戦の場や破壊された基地などに遺された足跡などから、フィーバー隊の正体を掴もうとします。(服まで正確に再現しているので、落ちていた繊維なども分析した模様)
顔だけは分からなかったのですが、マリアと関わって顔に触れたことがある少年に術をかけて再現し、遂にマリアの正体がバレました。
もはや他のメンバーの正体がバレるのも時間の問題と思ったのか、残るメンバーはあえて素顔を見せ、エゴスに戦いを挑みます。(この時の啖呵を切る4人が抜群にカッコいいです(^^)v)
なお、フィーバー隊の素顔を見てサロメは「そういえば、見覚えがある顔ばかりだ」みたいなことを言ってました。断定する要素が無いだけで、ちゃんと覚えていたのが分かる丁寧な描写です。
第27話では、エゴスは海底にあるフィーバー基地ビッグベイザーの所在を突き止めようとします。秘密の入り口を突き止めたところまでは良かったのですが、隔壁を操作されて違うルートに誘導され、海岸に出る始末。
今度は連絡員のトモコの妹を利用して時限爆弾を送り込むことに成功するのですが、ロボ九官鳥に気付かれ、爆弾はダストシュートに放り込まれて処理されます。
純粋な少女を利用したことに怒ったフィーバー隊。海上に爆発が起きたのを見て近づいてきた怪人は、通路の入り口からいきなり飛んで来たペンタフォースに瞬殺されました。(これがこの回の最終決戦で、ロボ戦もありませんでした)
第28話では、たまたま海に潜った時にビッグベイザーを目撃、写真に収めた漁師を捕らえ、家族を人質にしてビッグベイザーを探させます。
エゴスは知らないのですが、ビッグベイザーは海底移動基地。その海域には既にいなかったという(^^;)
結局、たまたま遊びに来ていた四郎とマリアが事件に嗅ぎつき、野望は粉砕されました。
そんな感じで、フィーバー隊の正体暴き→基地の特定と、世の中の混乱やエゴスの利益よりも対バトルフィーバーを重視してきてます。
あと、全部の話でマリアの出番が多いです。新キャラとしてのアピールと、ダイアンとの差別化の意味があるのでしょうね。
そんなわけで、またも雰囲気が変わってきた『バトルフィーバーJ』。今後の展開も楽しみです(^o^)/
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