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『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』最終話観ました & 今後の展開予想

2022.07.02 (Sat) Category : 特撮(ウルトラシリーズ)

(←ウルトラマンレグロス)

(本文は7月2日~5日に書いています)


(※この記事は「TSUBURAYA IMAGINATION」で絶賛配信中の『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』のネタバレ要素を含んでいます。ネタバレがイヤな人は、これ以上先を読まない方がいいと思われます)


(前回の記事はこちらをクリック)





(※以下ネタバレ要素アリ)



『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』最終話である第10話を観ました!!


今回もあらすじを書きつつ、感想を書きます。



惑星ブリザードの激闘も大詰め。
ベリアルの心の奥底に隠した真情を指摘しようとしたので投げ捨てられたベリアロク。
ベリアロクはゼットの下に戻り、彼の新たなる力を引き出します。
新たな姿「デスシウムライズクロー」になったウルトラマンゼットが放つゼスティウムデスバースト!!

ここまでが前回のラストと同じ。
で、バリアをも粉砕したゼスティウムデスバーストの超威力に、ベリアルは地に膝をつけることに。
そんなベリアルに手を差し伸べたのは、やはりジード

「ベリアロクの言おうとした事、何となく分かるよ。だって、僕も父さんの遺伝子を…」

ジードにも分かるということは、今回新たに判明するようなことではなく、『ジード』最終回で描かれた〝本来の歴史の〟ベリアルと同じ悩みなのでしょうね。
ベリアルは粗野な人物ですが、一方で(ウルトラの父ほどの)力を得られなかったこと(人格に問題があるからとはいえ)人々から羨望の目で見られなかったことに嘆いていたりもしました。若い頃のままのアーリースタイルのベリアルだと、それはもっと顕著でしょう。
ですが、ベリアルはジードの手を払いのけました。

「黙れ! 俺はお前の親父の並行同位体だ! …息子なんか作った覚えはねえ!」

怒りの言葉も力なく、ベリアルは1人去って行きました。ジードにその背中を見つめられながら。
これでトレギア同様、改心フラグ立ったかな?


味方陣営は次々に敗北や戦線離脱し、自らもゼロ相手に劣勢となったアブソリュートタルタロス。そんなタルタロスが呟いた言葉を聞き、彼らが「あの御方」と呼ばれる存在の為に戦っていると知るゼロ。

(←アブソリュートタルタロス)

追い詰められたタルタロスは宇宙空間まで飛び上がり、捨て身の手段となる大技を惑星ブリザードの大地に向けて放ちます。

「アブソリュート・マキシマム・ディストラクション!!」

これまで幾度となく使ってきた「アブソリュート・ディストラクション」の強化技なのでしょう。全身が煌めき天変地異さえ起こっている、まさに大技! もしかすると、惑星さえも粉々にする威力なのかもしれません。

想像を超えた一撃だったのか、それともあっという間の出来事だったからなのか、直前まで戦っていたゼロを含めて、ウルトラ戦士達は危険だと察したのにも関わらず呆然。

そのピンチに現れたのは―


「キングの爺さん!?」


なんと生ける伝説、ウルトラマンキング登場!?
両手から放つ光線で直々に対処してます。

「そこまでにするのだ。アブソリューティアンよ!」
「老いぼれが邪魔をするな! …あの御方は我らを導いてくれる御方。貴様とは違うのだ!!」

もうすぐ目覚めるという「あの御方」ですが、タルタロスのこの言い様だと、ウルトラマン側のキングに匹敵する存在なのでしょうか? キングに対してクィーンとかだったりして。
タルタロスがまさに命懸けで挑んでくる一方で、あくまでキングの方はタルタロスを倒す気は無いのでしょう。矛を収めるよう、言い聞かせてます。
さすがにキングと互角とまではいかないものの、キングが自ら出陣する事態にするとはタルタロスの底力は恐ろしい。この場にはウルトラ6兄弟を始めとした精鋭ウルトラ戦士17人がいるのに、彼らだけでは防ぎ切れないと見抜いたからこそキングは来たのでしょう。

2つのエネルギーの衝突は周囲の時空を歪める程になり、その事態を見てリブットは上空に舞い上がります。あらゆる生命を守るギャラクシーレスキューフォースの使命を果たす為、上空からストロングネットを発生させ、地上にいる仲間たち(に加えて、生き残っているティターンを始めとした敵たちも含めて。画面上にはいないみたいに見えるけど)を守るリブット。

エネルギーの衝突はやがて大爆発を起こし、時空の裂け目に飲み込まれるタルタロス
そして―

「リブットー!!」

リブット亜空間に飲み込まれていきました。
あ、↑の叫んでいるのはゼロです、ちなみに。

キングとリブットのおかげで何とか生き延びられた(といって言い事態だったんだよな)ウルトラ戦士達撤退。
しかし、リブットの反応はLOSTとなった…


というわけで、超宇宙的な激突が起こったのですが、極めてテンポが速く、ここまで前回のダイジェストとオープニング映像含めて6分ちょっと。
え? もう終わり? エンディング映像を含めてまだ8分以上あるよ!!
「ギャラファイ1」も「2」も最終話のかなり最後の方までバトルしてたから、ちょっと肩透かし。

…などと思っていたら、MC役としてゼロが出てきてナレーション開始。
あ、ここからエピローグなのね。



(ここからは7月2日~8日に書いています)

惑星ブリザードの決戦から少し時間が経ち、あれからアブソリューティアン達は姿を見せていないものの、ゼロはそれを小康状態に過ぎないと判断。来るべき戦いに備え、特訓をしてます。
いつもの訓練場でレグロスと手合わせするゼロ。それを見ているのはレオとアストラ、そしてゼット。

手合わせ後、レグロスは自分の身の上を語ります。
かつて獅子座L77星やりゅう座D60星がマグマ星人に襲撃された後、アブソリューティアンに攫われたと。
それを聞いたアストラは共感します。

「俺も同じくマグマ星人に攫われ、キングに助けられた」

アレ? アストラがマグマ星人に捕まって、後にキングに助けられたという『レオ』放送当時から児童誌を中心に語られていた設定ですが、映像作品で取り上げられたのは何気に初めてでは?
そもそも『レオ』本編ではアストラ本人は無口だし、ナレーションでも「誰も知らない大宇宙の謎である」とか言ってアストラの説明は全然されてなかったし。

それはともかく、レグロスはアストラとはちょっと事情が違うよう。
捕まった後、現在(『ギャラファイ3』の時間軸)まで連れてこられたそうです。
レオはその意味を理解し、
ある意味、お前も並行同位体ということか」
と称します。
「つまりお前たちと違って、俺はまだ若い! ってコトだ!」
なかなかユニークなレグロス。
呆れつつもレオ兄弟は嬉しそう。

尚、↑で「ある意味」が付くのは、通常の「並行同位体」とは違うからと思われます。
過去の時代にタルタロスが干渉した事で、その時点で正史とは分岐した可能性世界ができ、その分岐した方の世界から正史の世界に連れてきたのがベリアルとかトレギアとかの「並行同位体」。レグロスがそれにあたらないとすると、彼はもとよりある時点で歴史から姿を消し、はるか未来で再び姿を現す事が運命だった、とかでしょうか。
かつて同じ時代を生きたレオ達とは空白期間があるので年齢がズレてしまうという点で、普通の時間軸を生きてないから「並行同位体みたいなもの」となるのでしょう。

まあメタ的な視点で勝手に推測すると、「並行同位体」にしちゃうと「何か偽物っぽい」とか「本物のレグロスは何処に消えたの?」みたいに思われるでしょうから、今いるレグロスは本物(この表現があってるか分からないけど)だということにしたと推測。今後レグロスに「並行同位体」絡みのエピソードがあるとしても、新たに現れた方が「並行同位体」ということになりそう。
また、レオ達とは幼馴染で同格な立場でありつつ、実年齢も精神も若いのでゼロやニュージェネとも並べ易いというのも、演出上都合がよさそうです。
今後はゼロ、リブット、レグロスが『ギャラファイ』やそれに類するシリーズのメインキャラになっていきそうです。


その後ジョーニアスがやって来て、ゼロに話しかけます。

「戦士達は集った。本格的にウルトラリーグの編成を始めよう」

あ、忘れてた…

前作の中盤、アブソリューティアンの脅威に備えて精鋭たちを集めたウルトラリーグを結成することになりました。そのメンバー集め中にアブソリューティアンが仕掛けてきたので、暫定メンバーで対応。人工ゼットン軍団は倒せたものの、タルタロス達にユリアンが攫われ、ウルトラリーグ結成を急がねば、で前シリーズは終了しました。
でも今シリーズではニュージェネ総出とか、ウルトラフォースやユリアンレスキュー隊、最後はウルトラ兄弟+αといろいろな集団次々とが大決戦して、しかも状況的にウルトラ側が勝ちといっていい結果が多かったので、ウルトラリーグのことは忘れてました。
次シリーズでは、いよいよ本格的に結成されるのでしょうか?
その前に、今回で劣勢気味になったアブソリューティアンが壊滅したりして?
まあウルトラリーグ自体は宇宙中の有志を集めて平和を守る為のチームなので、別に対アブソリューティアンに特化した存在ではありません。案外アブソリューティアンと決着が着いた後、リブットと心通わせたティターンが加入する展開もありそうですね。


一方、ザ・キングダム
アブソリュートティターンが1人、アブソリュート粒子のシャワーを浴びていました。
静かに浴びていたのでその心情は分かりませんが、仲間2人は行方不明、ライバルのリブットも行方不明。いろいろ思うことがあるでしょう。

ベリアルトレギアは戦闘放棄後、何だかんだでザ・キングダムに戻っていた模様。
しかしベリアル
「アブソリューティアンもウルトラマンも必要ねぇ。俺は俺のやり方で力を手に入れる」
そう言うと、タルタロスが特殊空間に隠していたギガバトルナイザーを取り出し、ついでにトレギアアイも手にしました。
「お前はどうする?」
質問しつつもトレギアにトレギアアイを手渡し、ベリアルは去って行きます。
残されたトレギアはトレギアアイを見つめ、思いを巡らせます。
改心するかと思った2人ですが、そうなる前に大暴れしそうな予感。
隠してたアイテムをあっさり奪われたわけですが、タルタロスのことだからわざとそうなるように仕向けた可能性もあり、今後どうなるか、まったく予想ができません。


ウルトラマンキングの下には、ウルトラの父ウルトラの母ゾフィーユリアンが訪れました。
いつもならいそうなタロウや、マン兄さんとかゼロも参加していない重鎮が集う場にいる辺り、やっぱりユリアンの王女としての地位ってかなり高いんだなと再認識。
というかユリアン王女、無事に帰れたようで本当に一安心。前作最終話で捕まって、つい此間助けられたものの、護送付きの帰還を最後に出番が途切れてたから、また捕まらないか心配だったよ。
でもエイティとかグリージョとかソラとか、心配している人たちとの再会は描いてほしかった。
話を戻しまして、タルタロスの言う「あの御方」の存在や、メロス達が見たタワーの報告をするゾフィーたち。
キングはアブソリューティアンのことを、ウルトラマンと同質の存在ながら別の道を選択した種族と称します。
そんな彼らとの和平を口にしたのが、さんざん酷い目に遭ったユリアン王女。
「彼らを導く者の出方次第でしょうね。しかし、希望は捨ててはいけませんよ」
不安げなユリアンをウルトラの母が励まします。
ウルトラマンキングにも今後どうなるかは分からないようで、はるか遠くを見つめながらアブソリューティアンの名を呟くのみでした。


ギャラクシーレスキューフォース本部では、イザナ女王が見守る中、アンドロメロスソラリブットの信号をキャッチしようと必死の捜索をしています。

「必ず、リブットは戻って来ます! …私は、そう信じています!」

幼馴染であるリブットの事がとても心配なソラが健気です。


そんなこんなでエンディング映像が流れ始めました。
リブットが行方不明のままのでモヤモヤ感が残ってます


…が、この後に衝撃の展開が!?



真のエピローグが始まりました。

宇宙空間で金色の光球と赤い光球が何度となくぶつかり合った後、目の前の惑星の別々の場所へと落ちていきました。
…アレ? この光景って、前に見たような…

金色の光球はタルタロスで、次元の割れ目に落ちた後、今いるこの世界に出てきたようです。
大地に降り立ったタルタロスは、アブソリュートハートを手にします。いつの間にか回収してたようですね。
ともかくディアボロを復活させ、「お前の持つアブソリュート・ハートも後5つだと釘を刺します。
ディアボロが死んでも復活できるのはアブソリュートハートの能力ですが、無限復活ではなくて回数が決まっていたことが判明。ということは、その回数分だけディアボロさんはヤラレ役になるのか?

タルタロスの忠告に悪態をつきつつ、ディアボロはここが何処なのか尋ねます。
その時彼らは気づきます。
遠目に映る都市部で、見知らぬウルトラ戦士が3人の闇の巨人と戦っていることに…!?

そう、ここはウルトラマントリガーがいる世界だったのです。
戦っている相手は勿論、カルミラ、ダーゴン、ヒュドラムの「超古代の闇の巨人」達です。

「超古代の闇の巨人… 。ここは〝エタニティコアのある地球〟か」

自分達が興味を持った力がある世界に来たことに気づいたタルタロスは、それを奪うことを画策します…


ここでエピローグが終了です。

上述の光球のぶつかり合いは『ウルトラマントリガー』第14話の冒頭部では、数日前に観測された事として描かれてました。タルタロス達が目撃したトリガーと闇の巨人たちの戦いは、第11話・第12話の前後編の戦いでしょう。(※第13話は総集編)
この後、『ウルトラマントリガー』第14話、第15話のアブソリューティアン&リブットゲスト回に繋がるわけですね。赤い方の光球はリブットである事がそちらで分かります。同じ空間に出てきたので追跡したのでしょう。
『ギャラファイ3』が『トリガー』よりも前の時間軸なのは明確でしたが、まさかダイレクトにゲスト回に繋がるとは思ってなかったのでビックリです。まあ『ギャラファイ1』が『タイガ』第1話、『ギャラファイ2』が『Z』第1話に繋がったことを考えれば妥当ではあります。
ちなみにこの最終話で、他にも『トリガー』と繋がる要素があります。
上述のゼロとレグロスの立ち合いを見届けたゼットは、ハルキと合流して地球へ送り届ける為に去ります。バロッサ星人の生き残りが悪さしているのも気がかりでした。
この後のゼットの動向は、『トリガー』第7話と第8話のゲスト登場回を観れば分かるという。
リブットやタルタロス達よりもちょっと前に、トリガーのいる世界に来たわけです。


『トリガー』第14話をリアルタイムで観た時、冒頭からディアボロとタルタロスが出てきたので「今回はエタニティコアを奪うことを企てて、この世界までやって来たんだな」と思いました。
そして、アブソリューティアンの怪しげな行動をキャッチしたギャラクシーレスキューフォースがリブットを出動させた、とも思いました。
そんな感じで、どちらの陣営も腰を落ち着けた状態から新たな行動を開始したのかと思ってたよ。
まさか、直前の大きな戦いからノンストップ『トリガー』世界に来たのも偶然「お宝あるからついでに取って行くか」だったとは…
でも改めて『トリガー』第14話を観ると、ディアボロは元気に戦っているのにタルタロスは戦おうとしなかったのが納得だったり。捨て身の技を放って、体力が戻ってなかったんだろうな。
3巨人がトリガーに敗れるのを見届けてから接触を計り、ダメージを負ってる彼らを恫喝してましたが、当のタルタロスも万全の状態じゃなかったのではと思えます。
また、『トリガー』第14話でリブットはディアボロと好敵手のように会話し、何故か「エタニティコア」の事を知ってました。だからてっきり、『ギャラファイ3』の後で何度となくディアボロと遭遇したりとか、「エタニティコア」の情報をギャラクシーレスキューフォースが掴んだのかと思ってました。
でも、そんなことはなかった。対面したのは1回のみで、その時は別々の相手と戦っていたから宿敵でもなんでもない。
というかリブット君。レグロス達が倒したディアボロが生きてることに驚きもしないし、いつ「エタニティコア」の事を知ったのかも不明。
この謎を解くヒントは、リブット主演のボイスドラマ。「悪党相手の交渉にはハッタリが必要だ」と習うエピソードがあったので、アドリブで何とかしたのでしょう。
再生能力を持つ敵なんだと瞬時に判断したりとか、デカい声で「エタニティコア」がどうたら言ってるのが聞こえてたから「エタニティコアをレスキューしに来た」と、とりあえず言ってみたとか。
リブットというと、続く第15話で「エタニティコア」を使いこなせないマナカ・ケンゴ(=トリガー)を特訓するのですが、大事な事を気づかせる為にとダンスをしてました。真面目なのにどこかズレてるリブットらしいなと思って観てたのですが、まさか仲間たちが必死に捜索している状況だったとは。
やたらノリノリなリブットと、ついさっき見たソラの必死さとの温度差が凄い。

…なんか『トリガー』でのゲスト回違った風に見えてきたぜ。

まあでも、そのゲスト回ラストでリブットが元の世界に帰る描写があったので、これで一安心
…と思って第15話観返したら、戦闘終了後に飛び去ってはいますが、次元を超えたかどうかは不明。帰れたよな、リブット…

ちなみに、タルタロス達の「エタニティコア」奪取は失敗。
それどころか逆にディアボロのエネルギーを奪われ、それを防衛チームGUTS-SELECTの最強兵器ナースデッセイ号のバトルモードへの変形の為のエネルギーに利用されます。その際、タルタロス達に反感を覚えたカルミラ達がGUTS-SELECTに手を貸す始末。そしてリブットとトリガー、ナースデッセイ号の一斉攻撃でディアボロ大爆散と、踏んだり蹴ったり。
まあ最強フォームと最強兵器、ゲストのウルトラ戦士の加勢と持てん限りの力を結集してようやく倒せた、それもカルミラ達の横槍が無かったら失敗していたわけで、第三勢力の強大な敵としての面目躍如ではあります。しかもラストでディアボロは復活するわけですからね。

「アブソリュート・ハート。これがある限り、お前(ディアボロ)は不死身だ」
タルタロスのこの台詞を聞いた時ディアボロの底知れぬ恐ろしさを感じたのですが、『ギャラファイ3』を観た今となっては、アブソリュート・ハートを1つ減らして残り4個になったんだなと。うん、なんかニュアンスが変わったよ。
「エタニティコアが我々の脅威になるのは、まだ先のこと。いま優先すべき相手は―― 光の国」
と言って、この世界から去ったタルタロス達。こっちは問題なく戻れる模様。
なお、『トリガー』のその後の話にも、数年後を描いた劇場版にも登場せず、『トリガー』の9年後という設定の次回作『ウルトラマンデッカー』の時代でも(今のところ)触れられていないので、9年間は何もしてない模様。
まあ長寿の彼らからすると、たいして時間は経ったと思えない感じでしょうけど。


そして、『トリガー』との繋がりが描かれるというサプライズの後、最後の最後にまた別のサプライズが―

『ウルトラマンレグロス』制作決定!!

おお、レグロスが主役の映像作品が作られるようです。てっきりリブットみたいなボイスドラマで行うかと思ったよ。
新ヒーローであるレグロスのいろいろな一面が観られそうで楽しみ。もし過去のエピソードも描かれるなら、獅子座L77星が健在の頃のレオ兄弟も観られるかも? これは楽しみです。



最後に、一連の記事についてちょっと。

まずは、読んでくださった方々。ありがとうございます。
感想記事なのに公開が遅く、かといって綿密な考察とかをしてるわけでもないので、ちょっと中途半端かなー? と自分でも思ったりします。
でも自分が知ってる事、好きな事で『ウルトラ』を語れたことに満足。
毎週新作を観てアレコレ考える、わりと楽しい時間でした。

人によっては「出るワケねーだろ」と思ってたかも知れないエイティアグルの登場を期待する、今となってはちょっと不毛な願いでしたが、次シリーズでも彼らの登場を希望します!!
他の昭和ウルトラ戦士の声の担当が変更しているので覚悟をしてますが、出来たらエイティの声は長谷川氏に続投してほしいです。無事に帰ってきたユリアンと会話しているエイティを、オリジナルの声で聴きたいので。

今作で思ったのは、前2作以上に登場キャラが多くなったので、尺が足りないなってコトです。
新たに登場したキャラも多い一方、昨年配信のプロローグで出番が終わったエイティとコスモス、前作では出たのに今作では登場してないマックス、ネオス、グレート、パワード。その辺のキャラ達も気になりました。
とはいえ、プロローグ編でコスモスを活躍させたりとか、それに続く第1話が拡大版だったりと、トータルの時間をかなり増やしてくれてるのが分かるので、贅沢いうのもアレですけど。
まあ、毎回全員出すと人数が増えるごとに個々の登場時間が減り、かと言って人数を絞ると人気キャラや使い勝手がいいキャラに偏りそう。グループごとに活躍させるのも手ですが、組み合わせが固定され易く、せっかく沢山のキャラが出てるのに他グループのキャラとあまり絡まなかった、とかもあり得そう。
そう考えると、やっぱり今作中盤のユリアンレスキュー隊はやっぱり値千金。通常のテレビシリーズの主人公以外のキャラのみで構成されてましたからね。出展作では活躍してたものの出番は多くはなく、再登場の機会も少ないキャラ達の活躍には胸躍るものがありました。
私は(メロスを除いた)彼らを 相棒トラマン と呼んでいるのですが、ユリアンを含めて彼ら相棒トラマンが主人公キャラ抜きでも成立するキャラになったのはとてもいいことだと思います。そう考えると、ますます今回アグルが出なかったのは非常に惜しいのですが。
次回作では、ウルトラフォースやトライスクワット、湊3兄弟といったトリオのチームがバラ売りで活躍するかも知れませんね。(タイガとグリージョは既に単独での出番が多めですが)

次のシリーズに期待することですが、アブソリューティアン側に大幅増員するか、別勢力に登場してもらい、ウルトラ側が人員的に圧倒的有利っぽく見えるところを上手く緩衝してほしいです。アブソリューティアンの一般戦士はヤラレ役としてはいい存在ですが、もう1ランク上の存在もいてもいいかも? 決着が着くかどうかは、ストーリー次第なのでどちらでもいいです。
あと、ウルトラリーグのメンバーを決定してほしいですね。もちろん、次の次のシリーズ以降で変動はアリです。
既に多くのキャラが出てますが、やっぱり未登場のキャラは見たいです。個人的に、ボーイも出たし、アニメのウルトラマンもいろいろ出てきた。ウルトラニャンワンチャンあるんじゃないかと思うのですが、はたして…? (いや、必ずしも戦うキャラでなくてもいいんだ。スーツはあるみたいだし、『ギャラファイ』用に設定を変更すればいけるか? )
あと、メロスだけでも満足してますが、やっぱりアンドロウルフ達にも出てきてほしいわけですよ。そういえば、レジェンド、スーパーウルトラマンタロウ、ノア、レイガ、キングといった最強クラスの戦士が出るのも特徴のこのシリーズ。アンドロ戦士最強の装備、グランテクターの登場もあり得るか? その場合、メロス(テレビシリーズで装着)とマルス(グラビア版で装着)のどちらが纏うかも気になるところ。
ティガ、ダイナ、ガイアとアグルには満を持して登場してほしいのですが、一方で、どうせなら彼らメインの別シリーズみたいなのが観たいなーとも思ってたり。トリガーとかデッカーもそっちがあれば、そっちに出そう。(←もしもの話に、更にもしもの話を加えるな!)


ダラダラと長くなったので、この辺で終わりとします。
次シリーズや『レグロス』の感想を書くかどうかは分かりませんが、何らかの記事は作りたいですね。
それでは!


(7月9日追記。画像を追加し、本文の手直しをしました)



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