「グリフォン復活」
2010.10.23 (Sat) | Category : リボルテック、ヴァルカンログ
今回も画像はリボルテックのグリフォンです。
今回は、アクアユニット装備型です。
漫画版の「廃棄物13号編」で、企画7課の黒崎が搭乗しました。
その「廃棄物13号編」といえば、それまでレイバー同士の戦いしかなかった世界に、いきなり怪獣が出てきたのでビックリしました。
(いや、初期ビデオシリーズの「4億5千万年の罠」みたいな話もあったんですけど、当時は未見だったので(^_^;))
いきなり強さの次元が違う敵(=怪獣)が出て来た上、その怪獣のことが分かれば分かるほど倒すのが出来なさそうだわ、おまけにそれを作り出したのが人間側の研究(元は生物兵器だった)だとか、その研究者の一人は怪獣に愛着を持っているわで、読めば読むほど話が暗く重く感じました。
『パトレイバー』の時代設定が1999年(頃)ということもあり、終末思想的なものも感じ、当時はメチャクチャビビッてましたね(^_^;)
何と言うか、ウルトラマンのいない世界なのに怪獣が現れた!! って感じ(^^;)
『パトレイバー』の日常風景が、我々の日常と変わらないリアルさがあったのも大きいと思います。
まあ終わってみたら、結局怪獣に有効な弾丸が使えたり、特車二課の面々は常に前向きだったり、手こずりはしても勝てない敵ではなかったりで、それほど絶望的な話でもなかったのですが(^^)>
神がかった次元が違う敵なんてことはなく、最新鋭パトレイバーが有効な装備をし、支援と作戦を駆使すれば、勝てました。
今にして思えば、『ゴジラ』的な話を『パトレイバー』の世界観でキッチリやろうとしたのでしょうね(^o^)
このエピソードの後は、軽~い内容の短編が続きます。
そのため当時、単行本派の私とサンデーを買ってたクラスメイトで、漫画版『パトレイバー』のイメージにギャップがありました。
「『冷え切った街を 熱くするぜ』って何?」って感じでした(^_^;)
あと、絶望的な話だったらこの後の労働者問題の話の方が凄かったとか、後半の話はドロドロした人間関係が描かれることが多かったりとか、ある意味怪獣が出ない時の方が話が暗かったりしたような・・・?(^_^:)
まあ、いろいろな雰囲気の話があるのが、漫画版の特徴・・・というか、アニメ版も含めた『パトレイバー』の特徴ですね。
話が長くなりましたが、そんな違う世界の話を読んでる気がしていた時、以前の話に登場したグリフォンと黒崎が出てきた時、ホッとしました。
ああ、良かった。話が地続きなんだって。
黒崎さんにホッとするも何も、この人、後でいっぱい悪いことするのですが(^^;)
黒崎さんにホッとするも何も、この人、後でいっぱい悪いことするのですが(^^;)
さて、この前のグリフォンと並べた画像です。
外見上の違いは、背中のユニットのみです。
リボルテックの商品としては、手首パーツの種類や台座の違いもあります。
ところで、「廃棄物13号編」を基にした劇場アニメ第3弾『WXIII 機動警察パトレイバー』ですが、私はいまだに見ていません。
やっぱり、当時のトラウマのせいでしょうかね?(^u^;)
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