……とにかく腹が 減っていた
2014.11.02 (Sun) | Category : マンガ
「うーん…文庫版と
figmaで
ネタがダブってしまった」
(ここからは11月4日に書いています)
というわけで、グルメ漫画『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎のfigmaが発売されました! これが届く数日前、タイミングよく古本屋で文庫版コミックを購入。久しぶりに読みました(^^)
…まあ、原作漫画をいま買うなら〈特別編〉が掲載されている新装版の方がいい気もしますが(^_^;)
さて『孤独のグルメ』の原作者の久住昌之氏は、泉晴紀氏と組んで泉昌之というペンネームでデビューしました。泉昌之先生のマンガというと数多くあるのですが、私的には現在「週刊ゴラク」で月イチ連載されている『食の軍師』ですね(^^)
その「週刊ゴラク」と言えば、やはり久住氏が原作で、作画を『食キング』等で有名な土山しげる先生が担当している『荒野のグルメ』もあります。こちらも月イチ連載。久住氏の小説『野武士のグルメ』のマンガ版を土山しげる先生が書いたこともあり、そのコンビで次に作られたのが『荒野のグルメ』ということになるようです。
あと、『花のズボラ飯 』も久住氏が原作です。
あいにく私は『野武士の~』と『花の~』は未読なので、その2つは置いとくとして…
『孤独のグルメ』も『食の軍師』も『荒野のグルメ』も、基本的に話のプロットは同じです。
主人公が美味い店に食べに行く(あるいは、美味い店を発見する)→美味い物を食べる。
ただこれだけ。だが、それがイイ(^o^)/
読んでいると、こちらも食べたくなってきます。
薀蓄が語られる時もありますが、基本的にとにかく食う!
美味かったら大喜び、イマイチだったらガッカリ。
美味くても店の雰囲気が自分とあってなかったり、別のを注文すればよかったと思うこともあったり。
なお、基本的に上記のパターンなのですがたまにパターン破りでもあり、お目当ての店に行けない(混んでて入れない・休憩時間や臨時休業・閉店していた等)とか、コンビニで買った物を家で食べる展開もあります。
上記の3つの作品、どれか1つにハマれば残りも楽しめると思います。
とはいえ、話の流れは同じでも作風はかなり違いますけどね。
『孤独のグルメ』は個人で雑貨輸入商をしている主人公で、組織の枠にはとらわれず、自由な生き方をしています。結婚や自分の店を構えることを「守るものが増えそうで人生が重たくなる」と言ってのけるほどです。
酒の席の雰囲気は悪くないと思っていても、当人は酒が呑めないので食事は酒なしで楽しむものにしてるのも特徴。
緻密な作画と五郎のアウトサイダー的(?)立ち振る舞いが醸し出す雰囲気が魅力で、読後に侘び寂び的なものが残ります。
(ここからは11月16日に書いています)
『食の軍師』は何の仕事をしているのか全く分からない(描かれていない)男・本郷が主人公。(所謂スターシステムで、作者の他の漫画にも登場します) 他の2つの主人公と違い、回想シーンや自身のことを語るモノローグがほぼ無いので、日常生活が全く伺えません。とはいえキャラが濃いので、分からないなりにそれなりの人物かと思わせてもくれます。(たぶん)
また、自分の心の中にいる〝軍師〟に導かれるまま各地の店に行くところも特徴です。(まあ、心の中で自作自演しているみたいなものかも知れませんが(^^;))
それからこの手の漫画では珍しく、主人公以外のレギュラーキャラがいます。その名は力石! 本郷のライバル(に一方的にされている)キャラです。(そしてこいつも何の仕事をしているのか、さっぱり分からない) 本郷の行く先々で(何故か)遭遇し、必ずといってもいいほど本郷よりも粋な食べ方をします。「食」に拘りのある本郷は毎回悔しがり、客席に力石の姿を見た時は店に入るのを断念する程です。(そして違う店で、何とか挽回しようとする)
あとこの漫画、基本ギャグ漫画です。…他の2つもある意味ギャグ漫画ですが(^_^;)
『荒野のグルメ』の主人公は、中間管理職なサラリーマン。
大変なリーマン社会を荒野に、 美味い食事の出来る店をオアシスや止まり木に例えて、ひと時の安らぎを求めに行く…というハズなのですが、たまに主人公が「(退勤したので)俺の荒野に行くか」みたいに言ってることもあるので「荒野」=「食事する街」なのかも知れない(^_^;)
『食の軍師』以上に酒を呑むこと前提の食事が特徴です。
力強いタッチとテンポで、勢いよく読めるところが土山先生の漫画らしくていいです(^^)
個人的に、美味そうに見えるのが『荒野のグルメ』、食べ方をマネしたくなるのが『食の軍師』、日常生活で台詞がポンポン浮かんでくるのが『孤独のグルメ』、って感じです。
どれも面白いので、興味が沸いた方は是非読んでほしいですね。
その「週刊ゴラク」と言えば、やはり久住氏が原作で、作画を『食キング』等で有名な土山しげる先生が担当している『荒野のグルメ』もあります。こちらも月イチ連載。久住氏の小説『野武士のグルメ』のマンガ版を土山しげる先生が書いたこともあり、そのコンビで次に作られたのが『荒野のグルメ』ということになるようです。
あと、『花のズボラ飯 』も久住氏が原作です。
あいにく私は『野武士の~』と『花の~』は未読なので、その2つは置いとくとして…
『孤独のグルメ』も『食の軍師』も『荒野のグルメ』も、基本的に話のプロットは同じです。
主人公が美味い店に食べに行く(あるいは、美味い店を発見する)→美味い物を食べる。
ただこれだけ。だが、それがイイ(^o^)/
読んでいると、こちらも食べたくなってきます。
薀蓄が語られる時もありますが、基本的にとにかく食う!
美味かったら大喜び、イマイチだったらガッカリ。
美味くても店の雰囲気が自分とあってなかったり、別のを注文すればよかったと思うこともあったり。
なお、基本的に上記のパターンなのですがたまにパターン破りでもあり、お目当ての店に行けない(混んでて入れない・休憩時間や臨時休業・閉店していた等)とか、コンビニで買った物を家で食べる展開もあります。
上記の3つの作品、どれか1つにハマれば残りも楽しめると思います。
とはいえ、話の流れは同じでも作風はかなり違いますけどね。
『孤独のグルメ』は個人で雑貨輸入商をしている主人公で、組織の枠にはとらわれず、自由な生き方をしています。結婚や自分の店を構えることを「守るものが増えそうで人生が重たくなる」と言ってのけるほどです。
酒の席の雰囲気は悪くないと思っていても、当人は酒が呑めないので食事は酒なしで楽しむものにしてるのも特徴。
緻密な作画と五郎のアウトサイダー的(?)立ち振る舞いが醸し出す雰囲気が魅力で、読後に侘び寂び的なものが残ります。
(ここからは11月16日に書いています)
『食の軍師』は何の仕事をしているのか全く分からない(描かれていない)男・本郷が主人公。(所謂スターシステムで、作者の他の漫画にも登場します) 他の2つの主人公と違い、回想シーンや自身のことを語るモノローグがほぼ無いので、日常生活が全く伺えません。とはいえキャラが濃いので、分からないなりにそれなりの人物かと思わせてもくれます。(たぶん)
また、自分の心の中にいる〝軍師〟に導かれるまま各地の店に行くところも特徴です。(まあ、心の中で自作自演しているみたいなものかも知れませんが(^^;))
それからこの手の漫画では珍しく、主人公以外のレギュラーキャラがいます。その名は力石! 本郷のライバル(に一方的にされている)キャラです。(そしてこいつも何の仕事をしているのか、さっぱり分からない) 本郷の行く先々で(何故か)遭遇し、必ずといってもいいほど本郷よりも粋な食べ方をします。「食」に拘りのある本郷は毎回悔しがり、客席に力石の姿を見た時は店に入るのを断念する程です。(そして違う店で、何とか挽回しようとする)
あとこの漫画、基本ギャグ漫画です。…他の2つもある意味ギャグ漫画ですが(^_^;)
『荒野のグルメ』の主人公は、中間管理職なサラリーマン。
大変なリーマン社会を荒野に、 美味い食事の出来る店をオアシスや止まり木に例えて、ひと時の安らぎを求めに行く…というハズなのですが、たまに主人公が「(退勤したので)俺の荒野に行くか」みたいに言ってることもあるので「荒野」=「食事する街」なのかも知れない(^_^;)
『食の軍師』以上に酒を呑むこと前提の食事が特徴です。
力強いタッチとテンポで、勢いよく読めるところが土山先生の漫画らしくていいです(^^)
個人的に、美味そうに見えるのが『荒野のグルメ』、食べ方をマネしたくなるのが『食の軍師』、日常生活で台詞がポンポン浮かんでくるのが『孤独のグルメ』、って感じです。
どれも面白いので、興味が沸いた方は是非読んでほしいですね。
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