いくぞ三匹 ついて来い♪
2010.06.06 (Sun) | Category : ドラマ(『怪物くん』)
ドラマ『怪物くん』第8話、ラスト一つ前の感想です。
前回ラストで悪魔族の王子・デモキンは、ついに記憶を取り戻します。
しかし魔力の復活は完全とはいかず、魔王石を奪う為、そして怪物ランドに攻め込む為、怪物くんを利用することを思いつきます。
怪物くんの友達である『正義くん』として、心を許させ、秘密を聞き出そうと企むデモキン。
一方、最終試練に合格した怪物くんは、いよいよ怪物ランドに帰れることになりました。
しかし、ヒロシとウタコが寂しいと言ったら帰れないなと言う怪物くん。
そこでお供三匹は、前もってヒロシ達に別れを惜しまないでほしいと頼みます。
泣いて嫌がるヒロシを説得して、笑顔で見送ることを決めたウタコ。
しかし、二人の真意など知らない怪物くんは、二人が冷たいヤツらだと誤解してしまいます。
屋敷へ帰ろうとする怪物くんを『正義くん』が呼び止め、別れが辛い、思い出を作ろうと言います。
正義くんの気持ちに感激する怪物くんでしたが・・・
今回のテーマは、『真意と嘘』でしょうね。
怪物くんは、ヒロシ達の気持ちも、三匹がそうさせたことも知らないし、デモキンとデモリーナの正体も目的にも気づきません。周囲の人々を誤解したまま話は進みます。
また、悪魔族側も一枚岩ではなく、デモキンに代わって悪魔族を支配しようと考えていたDr.マリスは、無断で行動を起こして怪物くんを捕らえ、それに気づいたデモキンは、記憶がまだ戻っていないフリをして怪物くんと一緒に捕まり、マリスの企みを聞き出します。
一方デモリーナは、記憶が戻る前のデモキンとの人間界での日々で、デモキンの記憶が戻らなくてもいいと感じた気持ちを隠し、さらにデモキンの目的が人間の絶滅と知ると、人間だった頃の感情が戻ってきている為にとまどいますが、そのことも隠しつつ、絶滅ではなく子供達を悪魔族に変えることを提案します。
その後、怪物ランドへの行き方を聞き出したデモキンは、怪物くんを逃がした後、正体を見せてマリスを処刑します
さらに、正義くんを助けに戻ってきた怪物くん達をデモリーナに足止めさせ、その隙に怪物ランドへ攻め込み、怪物大王を倒して魔王石を奪います。
荒らされた怪物屋敷を見て、慌てて怪物界に戻った怪物くん一行。
倒れ付した怪物大王の傍へ駆け寄った怪物くんに、『正義くん』の声が聞こえます。
顔を上げた怪物くんが見たのは友達の『正義くん』ではなく、父を倒した仇となった悪魔王子デモキン。
そこへ現れたデモリーナ共々、騙されていたことに驚く一行。
「ウソだと知ってたなら、お前らなんか、好きにならなかったのにっ!!!!」
その怪物くんの叫びも届かず、「父の仇も討とうとしない腰抜け」と挑発するデモキン。
怒る怪物くんに、ハンデはいらないとばかりに魔王石の力を分け与えるデモキン。
しかし念力が戻っても、怪物くんはまったく歯が立たず、デモキンがトドメに放った攻撃に怯んでしまいます。
その時、怪物大王が身を挺して怪物くんを庇い、半身が石化しつつも反撃したおかげでデモキン達は撤退しました。
完全に全身が石化した大王の前で、残された怪物くんは恐怖に怯えていました・・・
この後、先述の人間の子供を悪魔族に変える作戦が発動され、次回へ続きました。
最終回は、怪物くんが人間界で学んできたこと、正義くんとの友情、デモリーナの人間としての感情がカギをなるのでしょうね。
予告を見ると、デモキンとの一騎打ちの場面で、怪物くんの姿が本来の『怪物ランドのプリンス』の姿になっていました。戦闘形態になったって感じで、こういう演出は好きです(^o^)
あと一回なのは残念ですが、次回が楽しみです(^^)
ところでサントラCDって、大野氏の「ユカイツーカイ怪物くん」は収録されてないみたいです。
本当に商品化しないみたいです(~_~;)
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