「行け、少年!! 生きて未来を切り開け!!」
2010.11.04 (Thu) | Category : アニメ
劇場版『機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-』を観て来ました(^^)/
いろいろ忙しくてなかなか観に行けなかったのですが、ようやく今日行ってきました。
以下簡単に感想を書きたいと思いますが、ネタバレになるかも知れないので、ここから先を読むのは下の『感想を読む』をクリックして下さい(^^)
というわけで今回の映画は、『ガンダムOO』本編で何度となく言われていた「来るべき対話の時」が来ました。
人類が宇宙に出ることで出会う「対話の相手」。
それは、我々人類と同じ姿をした異星人、或いは他の生物が進化したような生物ではなく、未知なる生物ですらありませんでした。
本能や意思すら持っているのかさえ分からない謎の金属異星体、それが「対話の相手」でした。
TVシリーズで「人は分かり合えるかもしれない」ということを描いてきた『OO』の「完結編」に相応しい内容ではないでしょうか。
未知なる存在に対し、刹那がどうしたのか?
『ガンダムOO』が好きな人には是非見てもらいたいですね(^o^)
ところで、『ガンダム』シリーズで「外宇宙からの存在」を出すことに抵抗を感じる人もいると思います。
しかし私の場合、『∀ガンダム』に登場するターンXの設定から、その内登場するだろうと覚悟していました(^_^;)
『ガンダムSEED』の序盤で、木星で謎のクジラのような化石の存在が確認されたという話があったので、続編には宇宙生物が出てくる(戦うかどうかは別として)と思っていました。
(実際の続編は『ガンダムSEED DESTINY』だったのですが)
『ガンダムOO』でも、『ファーストシーズン』で「来るべき対話の時」という話が出ていたので、『セカンドシーズン』で出てくると思っていました。
ようやく今回出てきたのですが、何だかんだで10年以上待っていたので、まったく抵抗はありませんでした(^u^;)
それ以前に、『G-ARMS』のコマンドガンダムは、宇宙からやってきて地球を守ってくれていたわけですし(^o^)v
(あの世界は、我々の世界とは微妙に違いますが)
『SDガンダム』直撃世代で良かったです(^o^)
話は『ガンダムOO』に戻ります。
番組がスタートした時、意外だったのが、主人公の刹那とヒロインのマリナの年齢差です。
刹那が16歳でマリナが24歳。
他に無くは無いでしょうが、あまり無さそうな設定です。
だから、実は「姉弟でした」という展開かと思ったらそれも違いました。
個人的にはくっついてほしかったのですが、「一国の皇女」と「武装集団の戦士」ですし。
まあ色恋だけが主人公とヒロインの役目ではあるまいと思い、二人の心が近づくことは多かったのですが、そっち方向に進むことも無いのだろうと思って見てました。
それが今回の映画のラストシーンを見て、何となく分かった気がしました。
ラスト、刹那は姿こそ昔のままですが、金属生命体と融合した人間とは違う姿になっていました。
一方のマリナは、年老いた姿になっていました。
最後の戦いの後、金属異星体の母星へと旅立っていた刹那は、長い年月が過ぎた後、ようやくマリナの元へ戻ってきました。
違う立場にいても、同じものを求めていた二人。
もし、この二人が恋人同士だったら悲劇に見えたかも知れませんが、そうでなかったからこそ、ようやく結ばれたとも言える、あのラストシーンが描けたと思いました。
まだまだ語り足りないのですが、感想はこの辺で終わりにします。
気になった人は、是非映画館へ足を運んで下さい(^o^)
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