「嬉しいよ! スガタ!」
2011.08.03 (Wed) | Category : アニメ(銀河美少年)
『スタドラ』のコミック第2巻が発売されました。
アニメ放映中に発売された第1巻は、アニメの第3話までの途中までを、多少アレンジしているところはあるものの順番通りに描いていました。
しかし、この第2巻からいよいよアニメと異なる部分も出てきました。
既に放映は終了しており、読者の大部分は先の展開を(アニメ本編で)知っているわけなので、逆に意外性のある展開に変更されるかも知れません。
第2巻の見どころを簡潔に書こうかと思いますが、ネタバレになるかも知れないので、構わない方だけ下の「今回の銀河美少年」をクリックして下さい(^o^)
第2巻の最初の話は、1巻の続きからです。
第4隊おとな銀行に所属するバンカー(タカシ)がタウバーンに挑むという、アニメでいえば第3話の話です。
注目するところは、アニメではシモーヌがタカシを唆して(?)出撃させたのに対し、漫画ではカナコがタカシを唆します。
「タウバーンを倒せば綺羅星のリーダーとなり、タカシはカナコよりも上の存在になる~」というセリフも、カナコ本人が言ってます。
これは「私を手に入れてみせなさい」的な意味になってます。
なんにせよ、この場面は金持ちの嫁ファンなら読んだ方がいいと思うぜ。(それ以上は言えない)
まあ結局タカシ君は、「奥様への忠誠と僕自身の誇りにかけて」戦うのですが(^_^;)
アニメ版とは違った意味で、色仕掛けは通用してません(^u^;)
(アニメ版では、自分の虜にしたつもりのタカシが、実は「シルシ持ち」という特別な存在だったのでシモーヌはショックを受けてましたね(^^;))
ちなみに、シモーヌは今のところ事務的なセリフしか喋ってないのですが、上記のタカシを唆しているカナコの姿をすぐ傍で隠れて見ていました。
やはり、アニメ同様カナコを恨んでいるのでしょうか?
しかし、2人と違って内面は描かれてないので、ミステリアスなキャラになっています。
しかし、2人と違って内面は描かれてないので、ミステリアスなキャラになっています。
アニメ版よりも感情の起伏が激しいカナコ、アニメと違って野心的なものは持ってなさそうなタカシと、おとな銀行のメンバーは、アニメ版と似ているようで似てないキャラになっています。
あとアニメと違う点といえば、タクトがバンカーと頭取が誰なのか勘付いてるかのような描写がありました。
アニメだと、仮面を取るまで気付かなかったのに(^_^;)
次の話は、アニメの第4話を丸々カット(゜o゜)!?
アニメだと、タクトとワコが急接近する回だったのですが。
代わりに、タクトとスガタが急接近するというオリジナルの話に(^_^;)
なお、この話では綺羅星メンバーは一切登場しません。
たぶん、アニメ以上に展開が遅いので、スガタがどういうキャラか分かりづらいまま話が進むのを避けたかったのでしょう。
この変更は正解だと思います。
ただ、おかげで貴重なタイガーの出番が・・・(>_<)
次の話は、怪作第5話です。
ようやくケイトの出番も増えました。
内容自体はアニメと同じなのですが、掲載が青年誌だけあって、言ってることとやってることがますます過激に(^_^;)
ただ、漫画版の絵柄だとミドリ先生は若く見えるので、第1フェーズで若返ってもギャップが少ないのですが(^^;)
タクトとのやり取りは、アニメ版以上に息が合ってます(^^)
次の話はまたもオリジナルの話で、ゲリラ公演を行う演劇部「夜間飛行」。
アクシデントがあって、1人でいろんな役を演じるワコを見て、タクトは彼女のいろいろな魅力を知ることになります。
カットされたアニメ第4話とは違った展開で、タクトがワコを意識し始めます。
その次の話では、ヘッドに囚われていた〝サカナちゃん〟が解放されます。
アニメだと第8話にあたるエピソードなのですが、スガタが王のサイバディ・ザメクとアプリボワゼする話より先行してます。
解放されるくだりはアニメと同じで、聞かせていた御伽噺の終わり方が気にいらなかったヘッドに追い出されます。
この後バスでフェリー乗り場に向かうのですが、ここで初登場するハズのミズノが登場しません。(ワコとケイトはいます)
唯一4人の巫女が集合してる場面なのですが、逆に考えるとここで集合させなかったってコトは、終盤に集合する場面が来るので温存してるのかも知れないですね(^_^)/
この後は、アニメと違った展開になります。
〝サカナちゃん〟を追い出したヘッドは、スガタと出会います。
もちろん場所は例の、いつも会うことになる場所です。
アニメだと、2人が出会った(正確にはヘッドが近づいた、でしょうが)のは第9話なのですが、漫画版ではスガタが「王の力」を使う前、〝サカナちゃん〟がまだ島にいる時となりました。
一方、フェリー乗り場に着いた〝サカナちゃん〟は、そこでタクトと出会います。
アニメではついに絡むことはなかった2人、ここに来てようやくヒロインらしい扱われ方をされる〝サカナちゃん〟です。
初めて描かれる2人の会話ですが、特別な内容ではなく、この2人らしいやり取りです。
(初めてって書きましたが、私が未プレイのゲーム版にはあるのでしょうか?)
フェリーに乗る〝サカナちゃん〟に挨拶をして、立ち去ろうとするタクト。
その時、すれ違った男に、タクトは何かを感じます。
その男は出港前のフェリーに乗り、その姿を見た〝サカナちゃん〟は彼の名を呟きます。
「ヘッド!」
って、そっちの名前かよ!?
アニメでは〝サカナちゃん〟が名前を呼ぶ場面は無かったのですが、てっきりレイジ(あるいは本名のトキオ)と呼んでると思ってましたよ(^u^;)
綺羅星のコスチュームを着てないのに、ヘッドとは・・・
まあ、ヘッドの方も〝サカナちゃん〟なんて呼んでるし、これでいいのかな・・・?
なんか、オフ会でHNで呼びあってるみたいだ(^_^;)
それはともかく、スガタに会ったことですっかり元気を取り戻したヘッド。
あっという間に立ち直ってますが、別に〝サカナちゃん〟を迎えに来たわけではありません。
「さようなら、サカナちゃん」
きっちり別れの言葉を告げて、去っていきます。
たぶん、もう興味は〝サカナちゃん〟からスガタに移ったんだろうな(^^;)
やってる事は、十数年前のソラとシンゴの時とおんなじです。
アニメ版とは違い、もう身勝手な欲望を見せ始めたヘッド。
どうでもいいですが、スガタと会ってる場面だけ学園の制服を着ているヘッド。
スガタに警戒させないという魂胆なのでしょう。
しかし、その直前のシーンで〝サカナちゃん〟はフェリー乗り場行きのバスに乗ってます。
しかし、その直前のシーンで〝サカナちゃん〟はフェリー乗り場行きのバスに乗ってます。
スガタと会った後、急いで戻って私服に着替えて、慌ててフェリー乗り場に向かったヘッドを想像すると笑えます。
まあフェリーの便数は少ないでしょうから、案外余裕だったのかも知れませんが(^^;)
まあフェリーの便数は少ないでしょうから、案外余裕だったのかも知れませんが(^^;)
そんなわけで、第2巻の内容はここまでです。
ついでに、いま発売中の「ヤングガンガン」を読んできました。
前回のあらすじは、「王の力」を使ったことでスガタとタクトの関係がギクシャクしているとなっていたので、アニメの第6~8話の展開があったようです。
あと、ミズノが登場してます。
ミズノが〝日死の巫女〟だと気付いたケイトは、彼女に接近するわけですが、アニメ版と大きく変わってました。
アニメだと、「巫女の封印」のせいで島から出られず落ち込んでいたミズノの前にケイトが(自分が〝ひが日死の巫女〟だとは教えず)近づきました。
それが漫画版だと、ミズノのケータイに電話し、彼女が〝日死の巫女〟だと指摘、誤魔化そうとするミズノに自分は〝ひが日死の巫女〟だと教えてました(ただし、自分の名は教えていない)。
他にも、ケイトが初めて〝ひが日死の巫女〟の力を使い、スガタの命を救った回想シーンがもう描かれていたりと、かなり構成が変わっていました。
あと、マリノがいなかったのですが、マンガ版には登場してないのでしょうか?
ヘッドはあっさり立ち直ったので、代表代行のマンティコール(マリノ)の出番は無くてもおかしくはないのですが。
ケイトがミズノに近づいたのはアニメだと第15話のラストでしたが、第6~15話までの間で数体のサイバディを倒しているのですが、この辺の展開も後回し or カットなのでしょうか?
キャメルさんらバニシングエージの面々も登場してるのか、気になります。
う~む。毎号読んでればよかった(-_-;)(←買えよ)
この分だと、各キャラの描かれていない設定やキャラ同士の関係も、アニメと異なる部分も出てきそうです。
早く第3巻が発売してほしいです。
以上、『STAR DRIVER 輝きのタクト』第2巻でした(^o^)
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