CANDY TIME

祝・開設15周年!!

「やれそうな気がする時は、やれる!」

2011.02.02 (Wed) Category : アニメ(銀河美少年)

(本文は2月4日に書いています)
 
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第17話、見ました。
今回から、新展開です。
 
冒頭、綺羅星十字団の活動報告をしている場面。
って、よく見たら、報告しているのはシモーヌの姉のミレーヌではないですか。
すると、報告を聞いてる老人はひょっとして・・・と思ったら、やっぱりとシモーヌの父のレオン・ワタナベ
つまりカナコの夫でした。
名前だけで出てこないかと思ってたら、まさかの登場の金持ち爺さん
まあ、綺羅星に出資している人物なので、出てきてもおかしくはないのですが(^_^;)
それにしても、ミレーヌの方も父の下で働いていたとは。
何やら重要そうな話をしていたのですが、今回の話に絡まないので省略(いいのか?)
今回の本編に入ります。
 
夏休みになったらしく、演劇部「夜間飛行」の部員全員とその友人達は海水浴をしていました。
そこへ、見知らぬ2人の少女、アタリ・コウケイ・マドカが現れます。
行きがかり上、2人とビーチバレー対決をすることになったワコと親友のルリでしたが、接戦の末に負けました。
果たして、コウとマドカの正体は?(前々回を見た人にはバレバレではありますが)
 
 
今日もまた、悪巧みをする綺羅星十字団
日死(ニシ)の巫女の封印を解いた今、次に狙うは“ヒガニシの巫女”の守る封印。
 
・・・えー、すみません。今まで4人目の巫女のことを「ヒガシの巫女」「ヒガシの巫女」と書いてきましたが、正しくは「ヒガニシの巫女」だったようです。
(ヒガニシの漢字はまだ分かりません)
 
ともかく、そのヒガニシの巫女ですが、ヘッドその正体を突き止めていると前置きした上で、次のように言いました。
 
「第4フェーズになれば、ドライバーは更にサイバディそのものになると言っていい。新しい“本当の人間”への進化だ。
それは喜ぶべきことだが、サイバディはゼロ時間の外には出られない
サイバディと一体化したドライバーが、もしアプリボアゼを解除出来なくなると、そのままゼロ時間に閉じ込められる危険性がある。
だからヒガニシの封印を破る時は、同時にゼロ時間を解除するミナミの巫女の封印も破れるようにしておかなければならない」
 
綺羅星がどういう段取りで行動しようとしているのか、封印が解けたらどうなるのか、非常に分かりやすいセリフです。前回まで、何故ミナミとヒガニシを無視してニシにばかり固執していたのか疑問だったのですが、ようやく分かりました。封印を解くのには、ちゃんと順番があったのですね。
 
・・・アレ? 第1話ミナミの巫女であるワコが襲われていたような?(゜_゜)?
 
その疑問はすぐに解消されます。
ヒガニシの巫女のことを隠すヘッドに、「アタシ達が信用出来ないの?」と問い詰めるスカーレットキス
しかし、ヘッドは言います。
「かつて第2フェーズに進んだ時、シナリオを無視してミナミの封印を破ろうとした急進派もいたからな」
悔しそうに黙るスカーレットキス。
どうやら、第5隊フィラメント暴走だったようです。
 
ともかく、当面の目標はミナミの巫女(ワコ)を守る銀河美少年を倒すこととなるのですが、ここでヘッドは恐るべき暴挙に出ます。
スクリーンに電気棺が映し出されたと思ったら、次の瞬間、大爆発!!
ご存知の通り、電気棺が無いとシルシを持たない人達はサイバディを操れません。
しかし、ヘッドは「もはや我々に電気棺は必要ない」と事も無げに言います。
何か今週のヘッドは、とことんスカーレットキスさん嫌がらせをしてます。
いや、まあ、元々あまり尊敬の出来る人物でもありませんが(^3^)
追い討ちをかけるように、プロフェッサー・シルバーの報告が。
「第3フェーズ以降、サイバディに乗り込んで動かすことが出来るのは、本物のシルシをその体に刻まれたドライバーだけだ」
「何ですって?」
この番組、フィラメントのメンバーの扱いが非常に悪いので泣けてきます(>_<)
 
そして、全員がシルシを持つという第2隊バニシングエージのメンバーを登場させます。
メンバーはいつもの3人(スティックスター、キャメルスター、ソードスター)に加え、先程出て来たニードルスター(コウ)ウィンドウスター(マドカ)、そして、やっぱりといった感じのバンカー(タカシ)
ヘッドの説明によると、ニードルスター、ウィンドウスター、バンカーの3人は元々は第4隊おとな銀行所属なのですが、これからはバニシングエージが預かるとのこと。
・・・って、新キャラ2人もおとな銀行所属だったとは?
名前からしてバニシングエージっぽいのに(^^;)
それと、シルシ持ちではありませんが、第6隊科学ギルド所属のプロフェッサー・シルバーもヘッドに加担していたようです。
 
プロフェッサー・グリーンにクーデター扱いされたものの、特に混乱することもなく(まあ他の人達は、もうどうしようもないのですが)、ヘッドが「我々が旅立ちの日を迎えれば、世界は我々のものになる。そして『我々』とは、今ここにいる綺羅星十字団全員のことだ!」などと(一応)言ったので、会議は無事(?)終了。
メンバーが一気に3人も抜けたので、おとな銀行カナコシモーヌの2人っきりに
危険な感じがするので自分の下で管理するつもりだったコウとマドカがバニシングエージに移ったことに溜め息をつくカナコ。
シモーヌはタカシがシルシを持っていたことに驚いていました。
 
 
そして翌日。よせばいいのに朝っぱらからゼロ時間が発動
タクトとスガタはまだ寝ていたし、ワコなど水浴びが終わった直後。
ゼロ時間発動を感じてから、実際にゼロ時間に引きずり込まれる迄にタイムラグがあるみたいなので、スガタとワコは対応できていましたが、タクトは寝ぼけたまま戦いの場へ・・・
 
出撃を決めるダーツで勝ったウィンドウスターことマドカが今回の対戦相手。
タクトがいつもしているみたいに、サイバディに乗り込んで
「絢爛登場! 銀河美少年、ヘーゲント!!」
と名乗るウィンドウスター。
「女の子なのに、銀河美少年・・・?」
視聴者の思うことを代弁してくれるワコ
しかし、『銀河美少年』というのは、古代文明の言葉を現代の言葉に直した時に該当する言葉が他に無かったからそう呼ばれているので、実は使い方は間違ってなかったりします。
それより注目すべきはタクトとスガタのセリフ
「ドライバーが中にいる!?」
「タウバーンと一緒か!」
そう。今までも人が乗り込んだ敵サイバディは出てきましたが、それらは、
  • 電気棺で遠隔操縦しているサイバディが他の人間を取り込む(第8話、第11話)
  • 第1フェーズの能力でサイバディに乗らなくても操れるヘッドが、乗り込んだ状態でその能力を使って操る(第16話)
だったので、タクトのタウバーンの操縦とは違っていました。
それが今回のヘーゲントは、まるっきりタクトと同じですからね。ご丁寧に決めゼリフと決めポーズ付きで(^^;)
「ウィンドウスターじゃなくて、ヘーゲントを名乗るのか?」
「既にサイバディと一体化しているという意思なんだろう」
「一体化したドライバーは、すなわち銀河美少年」
スカーレットキスとプロフェッサー・グリーンと頭取が話していましたが、これがヘッドの言ってた「進化」なのでしょうね。
 
そんなわけで、戦闘開始。
ヘーゲントは第4話でイヴローニュがタイガーを操って操縦させたサイバディですが、今回は正規のドライバーが乗っています。それも直接操縦で。
これはもう、強くないわけがありません。
ところが、当のタクトは敵サイバディに人間が乗り込んでいることにとまどい、攻撃が甘くなっています
見ていた頭取曰く「タウバーンは対有人サイバディ戦を何度か経験しているが、それでも相手を傷つけなかったのは運がよかっただけ。相手を殺さなければ勝てない局面に追い込まれた時、あなたはそれをする覚悟があるのかしら?
本気になっていないタクトに怒ったウィンドウスターは、ヘーゲントの全火力を解放します。
トリッキーな戦法しか取らなかったタイガー操縦時とはもはや別物です。
その上、スガタの“王の柱”による援護すら、第3フェーズの能力バリアを張って防ぎます。
その能力の向上に感心する綺羅星メンバーでしたが、1人イヴローニュは冷静に言います。
「第3フェーズに上がってパワーアップしたのは、こちらのサイバディだけなのかしらね?」
そのイヴローニュの予想は的中していました。
立ち上がったタクトは、
「狙い所は、分かったぁっ!!」
と叫び、光を集めてタウバーンの新たな必殺技を繰り出しました。
 
「輝く流星! タウ・ミサイルッ!!」
 
タウバーンの胸部から放たれた光が、ヘーゲントにまっすぐ向かって飛んでいきます。(ミサイル、だよな?)
その光はなんとタクト自身で、そのままヘーゲントを貫きました。
その後、光が巨大なシルエットに変わったと思ったら、今度はタウバーンの姿に
何が起こったのかよく分かりませんが、とにかくスゴイ技です(^u^;)
しかも、タウバーンの手にはコクピットごともぎ取ったらしく、ウィンドウスターの姿が
例え敵であっても傷つけたくはないというタクトの願いが生み出した、奇跡の技の誕生です。
 
・・・しかし、終わってみたら、敵はあきらさまに強くなってるのに、タクトそれ以上に強いというのがよく分かる話でした(^^;)
タクトは手加減する余裕がありつつ、新必殺技で勝利。しかも、戦闘時間は短いという。
まあ、『スタドラ』らしい展開です(^^;)
 
 
戦闘終了後、実権を握ったものの、いまいち思惑が違うバニシングエージの面々の描写があって今回は終了。
はたして、ヘッドの企みは・・・?
あ、今回そのヘッドの新情報があります。
まず、本名はミヤビ・レイジ
冒頭のミレーヌの報告シーンで判明しました。
あと、意識不明の入院患者を見舞うシーンがありました。
はたして、その人物との関係は?
 
それから、ようやく本題のケイトの話題です。
今回の戦闘開始時に、ついにケイトの歌が流れました!!
これで、ケイトが最後の巫女であることは間違いないでしょう。
しかし、タクトやスガタがまだ寝ている時間にもう学校に来ている(しかも、校舎の一番上という)とは・・・(^_^;)
ヘッドは彼女がヒガニシの巫女であることを知っているようですが、他のメンバーには一切話していません。
次週はケイトがメインの話になるみたいなので、数々の謎は解明されるのでしょうか?
 
次回も楽しみです(^^)v

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