「また一つ封印が破られて、ゼロ時間が悲鳴をあげてる・・・」
2011.01.25 (Tue) | Category : アニメ(銀河美少年)
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第16話見ました(^o^)/
綺羅星十字団にさらわれたミズノ。
「俺に勝てる者はいない」と豪語するヘッドが自ら出撃。
ついに語られる、タクトがシルシを受け継いだ日の話。
そして、マリノの正体は?
「日死の巫女」編クライマックスということもあり、すごく内容が濃い30分でした(^o^)
なので、今回は2回に分けて感想を書こうと思います。
まずは、前半からです。
前回浜辺でケイトと会った後、ミズノは家に帰ったのですが、やはりマリノの姿はありません。
母の代わりに面倒を見てくれており、ミズノが「日死の巫女」であることを知っているニシモリのおばちゃんは、自体が普通ではないことに気づき、ミズノに言います。
「もし、このままマリノがいなくなったとしても・・・あなた、大丈夫よね?」
「もし、このままマリノがいなくなったとしても・・・あなた、大丈夫よね?」
その後ミズノが聞かされた話は、彼女には信じられないことでした。
しかし、そのことを受け止めず、巫女の自分と違ってマリノは島を出られるので、自分達を捨てた母がいる間は島を離れたと考えるミズノ。
次の日ミズノは、島から出る方法を聞くために、ケイトの所属する科学部へ行きます。
ここで唐突ですが、『スタドラ』第4話のあらすじの補足をしておきます。
当時簡単な感想を書いてますが、ケイトのことには全く触れてなかったので(^_^;)
綺羅星十字団第3隊 ブーゲンビリア代表であるイヴローニュことニチ・ケイトは、科学部の部長を務める。
ある日ケイトは、シンドウ家(スガタの家のことです、念の為)のメイドであるスガタメ・タイガーと接触し、言葉巧みに彼女を科学部室に連れて行く。
自らが調合した薬品を用いて、タイガーを催眠状態にした後、サイバディ・ヘーゲントのスタードライバーにした。
ヘーゲントの能力で、タクトとワコを他の人間がいない世界に閉じ込めたものの、それがサイバディの能力によるものだと見抜かれてしまう。
戦闘を開始したものの、イヴローニュはタイガーに戦うのは無理と判断し、撤退させた。
そして、操っていた記憶を消してタイガーを解放。
他人を操って利用をするという卑劣な手段を用いながら、一方で気づかいのような面を見せたイヴローニュ。
はたして、彼女の思惑は・・・?
話を16話に戻します。
今回は、自らが調合したであろう薬品を用いて、ケイトはミズノを眠らせます。
ミズノが眼を覚ました時、周囲に大勢の仮面を被った人間が彼女を取り囲むようにしていました。
そこは綺羅星十字団のアジト。
自分が騙されたと気づいて怒るミズノでしたが、意に介さず綺羅星メンバーは『巫女のシルシ』を確認します。
今までゼロ時間が発動してもミズノが戦いの場に移動してこなかったのは、巫女として覚醒していなかったからではなく、むしろ逆で、移動の強制を拒否していたからでした。
綺羅星側でもそれを出来る人間(上級ドライバー)は限られているらしく、ミズノはそれ程の力を持っている?
あるいは・・・
「あなたが生み出したあの分身に、その役割を押し付けていたのかしら?」
イヴローニュのその言葉に驚くミズノ。
そんな彼女にイヴローニュは続けて言います。
「勿論、あなたが幼い時に生み出した、あの擬似家族のことよ」
ついに、マリノの存在が何なのか明かされました。
ミズノが母に捨てられた日、「ただ楽しいことだけを考えていたい」という願いをかなえる為に第1フェーズの力で生み出した存在、それがマリノでした。
イヴローニュが指摘しているように、辛い現実を代わりに受け止めてくれる存在であり、いつもミズノを守ってくれる。マリノが成績優秀でスポーツ万能なのも、ミズノの理想を反映しているのでしょうね。
予想通りではありますが、実際にハッキリさせられると堪えるものがあります。
前日ニシモリのおばちゃんからも言われていたとはいえ、改めてその現実を突き詰められてショックを受けたミズノは、巫女のサイバディ・メムナに取り込まれます。
そのことでゼロ時間が発動し、タクト達も異変に気づきます。
しかし、ヘッドがサイバディ・レシュバルを搭乗することなく操り、メムナに迫ります。
(このレシュバルは、新OP&EDに登場していたサイバディです)
ワコの叫びも空しく、彼らの前で日死の巫女の封印は破られ・・・
世界は第3フェーズに進みました。
世界は第3フェーズに進みました。
消滅したメムナから抜け出たミズノを受け止めたタクト。
「今日という良き日に、タウバーンを破壊する」
そう宣言したヘッドは、タクトと同じように胸のシルシを輝かせ、レシュバルに乗り込みます。
「いま光ったシルシ、本物!?」
驚くのがスカーレットキスってのが泣けます(T_T)
ともかく、シルシはもちろん本物なので、ヘッドは電気棺無しでレシュバルを操ることが出来ます。
怒りに燃えるタクトの前で、ヘッドは言います。
「お前だけが銀河美少年だと思うなよ!」
第3フェーズに進んだことで、タクトが今まで綺羅星相手に持っていたアドバンテージ(電気棺無しでサイバディを操れる)は無しになりました。
そのこと以前に、ヘッドはタクトと同格、いや、タクトには出来ない遠隔操作や前述の強制移動を拒否できることすら出来るほどの力を持つ相手。
それでもタクトはタウバーンを呼び出して、この強敵に真っ向から立ち向います。
「颯爽登場! 銀河美少年! タウバーン!!」
そんな感じで、序盤からマリノの正体判明、封印解除、綺羅星側の銀河美少年登場と、次々にショッキングなことが起こります。
ミズノの巫女のサイバディや、ヘッドの操るサイバディも登場。
王のシルシを持つスガタすら恐れを抱いた相手が立ち塞がり、無敵の銀河美少年に最大のピンチが訪れます。
はたして、タクトはヘッドに勝てるのか!?
高いテンションのまま、物語は後半へと続きます(^^)
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