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祝・開設15周年!!

父、ギロンとの出会い

2012.05.31 (Thu) Category : アニメ(『ゴッドマーズ』)

日テレプラスHDで放送されている『六神合体ゴッドマーズ』、この前の放送は第37話と第38話でした。
(見たのが先週の金曜深夜で、一応メモ書きしましたが記憶間違いはあると思います(^^;))

いよいよマルメロ星に辿り着いたタケルとフローレ。
そこでは様々な出会い、再会が待っていました。
自分の運命を受け入れようとするフローレ。
タケルは自分に出来ることは何か、考えようとします・・・

まずは第37話

嵐吹き荒れるマルメロ星に着陸したタケルとフローレは、小型機を岩場に、ガイヤーを海の中に隠します。
嵐が起こっている間は警備システムは使えないので、それ故2人は無事潜入できたのです。

とはいえ潜入自体はバレたようで、ギロン総統の側近バクトールは、そのことを総統に報告します。
「そんなことでいちいち~」と怒鳴るギロン総統。(←人徳なし)
それよりも、前回謎の通信を発していることが判明した、法王シキールの住んでる建物(教会?)を調べるよう命じます。


マルメロ星の兵士達が、法王の下へ向かっているところを目撃したタケルとフローレ。
フローレはタケルに、法王様はマルメロ星の人々の心の支えだと教えます。
ギロンの恐怖政治で虐げられているから、そんな存在が必要なのでしょうね(^^;)

「ここに、マイナス超能力者に通信を発した者がいる」
そう言って建物内に入ろうとした兵士達を、一喝する法王シキール。
神聖な場所に踏み込むことに臆して、兵達は引き下がります。

しばらくして―
「出てきなさい」
シキールは、物陰から様子を見ていた者達に呼びかけます。
隠れていたのは、タケルとフローレでした。
「フローレと申します」
そう名乗ったのを聞き、シキールは目の前にいる少女が何者なのか気付きました。
「おお・・・。お前が・・・!!」
続けて挨拶したタケルのことも、シキールは知っていました。
シキールは、フローレが子供の頃から知っていると言います。
「フローレ。お前に会わせたい人がいる」

その頃ギロンは、法王が兵達を追い返したことに怒っていました。
そして今度は、軍を動かすことにします。


シキールは2人と共に車で移動します。
道中、ガッシュら死の星に追放されたマイナス超能力者に情報を流したのは自分だと話します。
(ガッシュの昔話に出てきた謎の声の主は、法王シキールのものだったようです)
シキールは彼らに、自分達が何をすべきか知ってほしかったと言います。

しばらくして、目的の建物に到着。
建物内にいた警備兵2人は、シキールが連れて来たフローレがマイナス超能力者と気付いて拘束しようとしますが、タケルが超能力で気絶させました。
3人は階段を降り、地下室へと行きます。
そこに幽閉されていたのは、フローレの実の母のアーモでした!?

幽閉生活ですっかり弱っていたアーモでしたが、やっと会えた娘に17年前に起こった出来事を話します。

17年前、生まれてきた我が娘がマイナス超能力者と知ったギロン。
「殺せぇーっ!!」
取り乱したギロンは、妻アーモに言います。

「貴様の責任だ! 殺してしまうのだ!!」

ひでぇ・・・(-_-;)

父に愛されず殺されることになったフローレを不憫に思い、せめて一緒に死んでやろうと、アーモはフローレを抱いて夜の湖に中へ。
入水自殺をしようとしていたアーモ。
しかし、駆けつけた法王シキールと部下達が2人を助けます。
「この子はプラスとマイナスの超能力者の手を結ばせる為に生まれてきたのかも知れん」
悲劇的な運命を背負って生まれてきたフローレに何かを感じたらしく、シキールはフローレを預かることに。
そして、「神の子として育ててほしい」とフローレの育ての親となる夫婦に預けたのでした。
しかし後年フローレが生きていることを知られ、アーモはギロンに牢に入れられてしまったのです。

全てを知ったフローレ。
その時! タケル達は、迫って来ていたマルメロ軍の車両の気配に気付きました。
タケルは3人を車で逃がし、軍の車両を破壊します。
しかし3人の乗った車を追って、今度は戦闘機部隊が出現。
車は攻撃を受けます。
「ガイヤー!!」
タケルの叫びを聞いて、ガイヤーが海から出現。
久々のガケから飛び降り乗り込みが見られました(^o^)

ガイヤーが戦闘機部隊と戦っていると、今度は戦艦が出現。
次々と撃ち出されてくるミサイルを全て避けることなど出来ず、被弾するガイヤー。
「ゴッドマーズ!!」
ガイヤー同様、五神ロボが海から出現。
「六神合体!!」
今週の合体シーンはBGMが流れました。
叫ぶことなくマーズフラッシュを取り出すと、「んんんんっ! ファイナルゴッドマーズ!!」で唐竹割り!!
戦艦は沈みました。


戦闘後、法王シキールは教会内に匿っていた人達を逃がします。
「さあ早く! ここはもうすぐ軍隊が来る! できるだけ遠くへ逃げるんだ!」

タケルは自分に出来ることを考え始めた―
と、ナレーションが入って、この回は終わりました。


(続きは夕方以降に書く予定です)


(ここからは6月1日に書いています)

続いて、第38話。

「シキールがアーモを連れ去っただと!?」
側近バクトールから報告を受け、怒るギロン。
この人、怒ってばっかりですね(^^;)
で、2人を捕らえるように命じます。
バクトールの方も、ギロンに楯突くシキールを前々から目障りに思っていたようで、やる気マンマンで出立します。

一方、山間に隠れたタケルやフローレ、法王に従う人々。
衰弱し切っているアーモは、ベッドに寝かされています。
とりあえず逃げることが出来たものの、これからどうすればいいのかと思案にくれるタケル。
その時、フローレが決意を込めた表情で言います。
「父に会いに行きます!」
その言葉を聞いて、止めるように言う母アーモ。
「総統は、話をして分かる相手ではありません!」
まったくだ(^_^;)
でも、タケルが着いて行くと言ったので、シキールは2人を行かせます。
そして、安心させるようにアーモに言います。
「フローレは自分の生きる意味を考えるようになったのだ。大丈夫、あの若者がついている」

その頃、バクトールが率いる部隊が法王のいた教会に来たのですが、当然もぬけの空。
「探せ! 探すのだ!」
そして、各地を飛び交う戦闘機部隊。
その内の1機が、シキールらが隠れている地帯の上空を行きます。
「C205、センサーに反応あり!」
シキール達が隠れている地帯を突き止められました!?


タケルとフローレは、ギロンの居城へとやって来ました。
2人を取り囲んで来た兵士達に、臆することなく言います。
「ギロン総統の娘、フローレ! 父に会わせて下さい!」
「クラッシャー隊、明神タケル! 総統に謁見を!!」

その頃シキール達のすぐ傍まで捜索隊が近づいていました。
もはやこれまでか、と覚悟を決めるシキール。

ギロン総統は手間がはぶけると、タケル達を連れてくるように命じます。
そして、2人はギロンの下へ。
17年ぶりに顔を会わせた父と娘は・・・
「フローレか?」
「はい!」
「2人ともわざわざ殺されに来たか?」
「マイナスもプラスも、同じ人間ではないですか!?」
そう訴えるフローレ。
タケルも地球への攻撃を止めるよう頼みます。
しかし、宇宙の帝王を目指すという誇大妄想に取り付かれたギロンは、マイナスの者や地球の人間のことなど知ったことではないと言ってのけます。
あまりの言い様に、フローレは叫びます。
「父上! いえ、そこにいるのは、悪魔!!」
フローレの怒りに呼応するように輝き出す額の紋章。
その輝きに、怯むギロンと衛兵達。
そして、悪魔と刺し違えようとするフローレでしたが、ギロンの超能力は絶大で、逆に気絶させられてしまいました。
2人をひっ捕らえよと命じるギロンでしたが、今度はタケルが大あばれ。
「ギロン! 俺が相手だ!」
しかし、ギロンは勝ち誇るように笑い出します。
「ハハハ! マーズ、後ろを見るがいい!!」
タケルが振り返ると、そこにはアーモとシキールが兵達に連れられて来ていました。
人質を見せられ、タケルは手出しできなくなりました。


「わしに逆らうものはそうなるのだ!!」
並んだ十字架にかけられたタケル、フローレ、シキールを見下ろしながら、ガケの上でそう叫んだギロン。
3人を助けてほしいとアーモがギロンにすがるのですが、ギロンは聞く耳持ちません。
そんなギロンに、銃を向けるアーモ。
「動くと撃ちます!」
驚いたギロンが動いたので、アーモは思わず発砲。ギロンの肩をかすめました。
注意が逸れたのを見て、タケルは手枷を超能力で破壊して脱出。
「ガイヤー!!」
続いて、フローレも脱出しました。
怒ったギロンは超能力をアーモに当てます。
力なくガケから転落していくアーモでしたが、飛んできたガイヤーが受け止めました。
タケルはガイヤーに乗り込み、バリアを張って法王を守っていたフローレも連れ、逃走します。
残されたギロンは、怒りに煮えくり返っています。
「必ず見つけ出して、息の根を止めてやる!!」


何とか逃げ切り、森の中に隠れていたタケル達でしたが、ギロンの超能力を受けたアーモは瀕死の状態になっていました。
「お母様! しっかり!!」
「また貴方を1人にしてしまうのね・・・」
そう詫びるアーモ。
娘に手を取られたまま、アーモは息を引き取りました。

しかし、悲しみに暮れる間もなく、辺りに戦闘機部隊が近づいてきました。
タケルは引きつけるために飛び出します。
「ガイヤー!!」
しかし、戦闘機部隊のほとんどは着陸しました。
直後エスパーロボが現れたので、ガイヤーの相手は任せて、自分達はフローレとシキールの捜索に向かったのです。
ちなみに今回のエスパーロボは、人型ではなく戦艦みたいなデザインです。

兵達に囲まれ、追い詰められたフローレとシキール。
そこへ、フロンティア号が出現しました!!
艦から降下してくる海賊達が、ギロン軍兵士を蹴散らします。
「法王様。お迎えにあがりました」
「お前がガッシュか?」
ガッシュ達は2人を連れ、艦に戻ります。
心配そうにフローレはガッシュに訊ねます。
「タケルは?」
「心配するな。すぐに我々に追いつくさ」
そう言って、フローレを安心させるガッシュ。
乗り込み完了した後、フロンティア号は霧と共に消えました。

「六神合体!!」
今日も海の中から浮上する五神ロボ。
合体シーンはBGM。
「マーズフラッシュ!!」と取り出した後、近づいてきたエスパーロボに「ゴッドファイヤー!!」を乱れ撃ち。
おお、いつもと違うパターンです(^o^)
しかし、タケルが焦っていたせいか、1発も当たりません(--;)
取り付いてきたエスパーロボ。
「くそうっ! でやあっ!!」
と、剣を突き刺して、引き剥がします。
そして、真っ二つにして、エスパーロボを倒しました。
戦い終わって、タケルはフロンティア号を追って宇宙へ飛び出しました。

「マルメロ星の人々よ。私はしばらく故郷を離れる。しかし、必ず戻って来る」
フロンティア号の中から、マルメロ星を見つめるシキール。
「お母様・・・」
とフローレ。

「マルメロ星を離れる人々の心に悲しみが~」とナレーションがしめて、今回の話は終了です。



そんなわけで、マルメロ星潜入となる2話でした。
フローレの母アーモとの出会いと別れがあったり、ギロンと直接顔を会わせたりと、様々なことがありました。
これまで断片的なことしか分かったなかったフローレの生い立ちも、実の母や法王シキールと会ったことで判明。
ガッシュ達に呼びかけていた謎の声の主も、シキールだと判明しました。
(ギロンに夢の中で呼びかけている方の謎の声の主は、未だ不明)

次回は久し振りに地球が舞台。
どうなるか、気になります(^^)

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