「私のリボン・・・持っててくれたの?」
2011.12.28 (Wed) | Category : アニメ(『ガンダムAGE』)
放送から既に10日経ってますが、『機動戦士ガンダムAGE』第11話の感想・その2です。
コロニー「ミンスリー」に訪れたディーヴァの面々。
そこに住むドンの旧友であるアルザック・バーミングスの協力を仰ぎ、ザラムとエウバの艦隊とも合流し、来るべき決戦の日に備えようとします。
しかしそんな彼らを追って、連邦軍の刺客もまた、ミンスリーへとやって来ました・・・
(ここから先は12月29日に書いています)
コロニー「ミンスリー」に訪れたディーヴァの面々。
そこに住むドンの旧友であるアルザック・バーミングスの協力を仰ぎ、ザラムとエウバの艦隊とも合流し、来るべき決戦の日に備えようとします。
しかしそんな彼らを追って、連邦軍の刺客もまた、ミンスリーへとやって来ました・・・
(ここから先は12月29日に書いています)
今回のエピソードの目玉は、おやっさんの移動時間遂に再登場したユリンです。
第3話以来の登場となります。
そのことを盛り上げるように、冒頭ではフリットがユリンから借りてたリボンを見つめていました。
(その直後エミリーが部屋に入ってくるのですが、リボンのことを誤魔化してフリットは部屋を出ていきます。
・・・って、エミリーの用件くらい聞いてやれよ(゜o゜)!!)
さて今週の我らがウルフさんですが、MSの整備は全幅の信頼を寄せているメカニック達に任せ、自らはパイロットらしくトレーニングに励んでいました。
「やつは・・・ウルフマンは、筋肉の鍛錬にいつも余念がなかった・・・」
ってトコですね。
「しかし・・・その自慢の筋肉美も、いまやただの・・・肉片にかわりはてた・・・!!」
と続く日が来ないことを祈るばかりです(^^;)
フリット達が出かけた後、バルガスはグルーデック艦長の提案したことを試していました。。
その提案とは、AGEシステムによるディーヴァの強化です。
「そんなこと出来るの?」
当然の質問をぶつけるディケ。
でも、本当にAGEシステムは強化プランを導き出しました。
・・・また1つ、フリット&ガンダムの特別性が消えました(~_~;)
これまでも「ドッズライフルはガンダムでなくても撃てる」「ガンダムはフリットでなくても操縦できる」とありましたが・・・
いや、共にイデ・システムがあったイデオンとソロシップみたいな関係だったら文句はないのですが、ディーヴァって別にAGEシステムを使うことを前提に開発されたわけじゃないですからね。
まあ、AGEシステムはプランを導き出すだけで、AGEビルダーで何かを生成するわけではないので、一応ガンダムの特別性は保たれてる。かな?(^^;)
でも、強化プランを探させるとしても、どうせなら味方全部にすればいいのでは?
時間がないのは分かりますが、せめてラーガンのジェノアスの強化だけでも!!(ToT)/
フリットはグルーデック艦長、ウルフさん、ラーガン、ミレース(オペの姉ちゃん)、合流したラクトと共に、ミンスリーの支配者と呼ばれるバーミングスに会いに行きます。
バーミングスの屋敷は、かつての地球の自然が再現された自然保護区内の奥の方にあり、コロニー内ながらボートで移動して、さらに舗装もされてない道を歩いて行かねばなりません。
ミンスリーは大戦集結後も連邦の傘下に入らず、中立主義を掲げているコロニーです。
コロニー内に自然の風景を再現できる財力があるくらいなので、バーミングスみたいな大富豪が集まって、連邦の介入を拒む程の力を持っているのでしょうか?
(同じく金持ちが多そうなファーデーンでも、駐留している軍はいろいろ黙認してましたし)
あるいは、初代『ガンダム』のテキサスコロニーみたいな観光コロニーなのかも知れませんね。
その自然の風景ですが、ラーガンやラクトが感心するほど見事なものです。
コロニーを支える柱が見えなければ、ここがコロニー内だということを忘れそうなくらいです。
逆にいうと、天にそびえる柱の存在が、コロニーとはいかに巨大な建造物なのかを教えてくれます。
話をバルガス視点に戻します。
マッドーナのおやっさんがあっという間に来たことで、ミンスリー滞在期間内にAGEシステムの出した改造プランを終わらせることができそうです。
その改造プランとは、連邦の戦艦の主力兵器「ハイパーメガ粒子砲」を上回る威力の「フォトンブラスター砲」の搭載(及び使用時の戦闘形態への変形?)です。
・・・というか、連邦艦ってハイパーメガ粒子砲積んでたのね(^^;)
それがあれば、UEを撃墜できるんじゃ?
まあ、たぶん当たらないんだろうけど。
(昔『レイズナー』という作品で、地球の軍のミサイルは当たれば敵メカを撃破できるのに、敵メカの機動が速すぎるのでほぼ当たらないという描写がありましたが、そんな感じ)
あと、おやっさんはバルガスを 「爺さん」呼ばわり してたけど、あんたら同い年(55歳)だろ?(^u^;)
まあ、孫がいる人と若い嫁さんがいる人の違いでしょうかね。
どうでもいいことですが、エミリーが「やってくれそうな人いるよ!」と言い出した時、私てっきりイワークさん(「強いられているんだ!」)が来るのかと思いました。
あのおっちゃんはメカは動かせても、改造とかはしないですよね(^^;)
さて、ミンスリーに来たのはディーヴァの協力者だけではありません。
連邦軍にとって反逆者となったグルーデックを捕らえる為、ストラー・グアバランという連邦士官が部下を引き連れやって来ました。
ミンスリーに向かったのはグアバランの判断なのか、それとも彼に指令を出した上層部の判断なのかは分かりませんが、なかなか的確と言えます。
お尋ね者となったグルーデックの行き先は限られますからね。(そして、実際ディーヴァを発見してます)
ただミンスリーという中立コロニーは、彼らにはやりづらい相手でした。
後で分かることですが、グアバランは艦隊で来ているのもののミンスリーには入港できなかったようで、すぐ近くに待機させています。
ミンスリー内に入れたのは、彼と部下数名、それとMSジェノアス2機のみ。
ディーヴァを見つけたなら武力制圧するという手もあるはずですが、外から監視しているのみでした。
おそらく、反逆者であるグルーデック本人がいるという証拠を掴まない限り、ミンスリー側にコロニー内での行動を制限させられていたのでしょう。
「連邦の介入を拒むコロニーなど、けしからん!」とボヤいたあたりに、そのことが窺えます。
(グルーデック艦長もこうなることを予測して、集合場所をミンスリーにしたのでしょう)
外から監視してグルーデックの存在を確認できなかったので、部下に引き続きの監視を命じつつ、彼は次の監視場所へと移動します。
一方バーミングス邸に向かう途中の森で、フリットは思わぬ人物の姿を見かけます。
それがユリンだったわけですが、駆け寄ろうとしたフリットの姿を見て一目散に逃げ出しました。
まあ彼女からすれば、森の中に誰かいると思ったらいきなり自分の方に向かってきたので、怖いのは分かります。
前回もそうだったけど、この2人が会う時はいつもこの追いかけっこパターンになるのでしょうか?(^u^;)
呼びとめる声を聞いて、ようやく相手がフリットと気付いて振り返るユリン。
お互い、相手が今ここにいることに驚いています。
ここでユリンの過去が分かりました。
本人が語ったことによると、ユリンはUEの攻撃で両親と弟を失った孤児で、コロニー「ノーラ」にある施設で育ちました。
そのユリンを不憫に思って(あと、娘が欲しかったので)引き取ろうとしたのが、今回フリット達が会おうとしているバーミングス氏。
しかし、新しい家族が出来ることにとまどったユリンは引き取られる日に逃げ出し、直後にノーラにUEが来襲。
その後フリットに救助され、後は第2話、第3話の通り。
そして、引き取り先のバーミングス邸に来たわけです。
たぶんユリンの弟って、デシルじゃないですかね?
同じ「先を読む力」を持ってるっぽいし。
オープニング映像でも、続けて登場しますし。
「ねえ、フリット。またガンダムに乗せてくれる?」
突然のユリンのお願い事。
先述の「ユリンの弟 = デシル」説を考え出した直後に言い出したので思いっきり怪しく思えたのですが、ユリンの考えてることは無邪気なものでした。
ガンダムで宇宙に出て星空を見たいと嬉しそうに話すユリンにフリットは言います。
「星が好きなの?」
「大好き!」
「何が「綺羅星!」だよ、バカバカしい・・・」
アレ? なんかデジャヴが・・・(^w^;)
そんなわけで2週間の間フリットは、グルーデック達とバーミングス邸に滞在して作戦会議をしつつ、合い間にユリンと遊んでいました。
子供ながら会議に参加して大人顔負けの提案をしている一方、ユリンと一緒の時は年相応(いや、もっと幼い)顔を見せます。
なんかどこかで見たことがあるパターンだな?と思ったのですが、分かりました。
「コロコロコミック」の漫画の主人公みたいです。(いや、最近の「コロコロ」の漫画は全く知らないんですけどね)
昔の「コロコロ」の漫画の主人公は、模型メーカーやゲームメーカー、出版社、警察、プロ野球チームとかに(さまざまな理由で)顔パスなんですよね。
その一方で、オフの日(?)には子供らしく元気いっぱいに遊ぶ。
フリットの14歳という年齢設定も、小学生から見たら年上のお兄さんなので大人顔負けなことが出来そうな感じがしつつも、それほど年も離れていないので子供っぽい面があっても違和感がありません。
そういえば、ファーデーンでは年下の子供達に囲まれてヒーローぽくなってましたが、この辺も「コロコロ」漫画っぽいですね。
『ガンダムAGE』の掲載誌の1つはその「コロコロコミック」なので、読者層を意識しているのでしょうか?
で、とうとう出発前日となり、フリットはユリンにそのことを伝えます。
「せっかく友達になれたのに、また私1人になるの?」と嘆くユリンに、フリットは必ず帰って来ると約束します。
2週間の間に2人の絆は相当強くなったみたいです。
この後、先週の予告でビックリさせられたフリットの胸にすがりつくユリンのシーン。
2人とも色気づいちゃって(^w^;)
しかし、ユリンってこんなにベラベラ喋る娘だったとは思わなかったので、前回登場した時に感じた印象が変わりました。
もっとも、今回話している相手はフリットだけなんですよね。
バーミングス氏とはうまくやれてないみたいですし、心を開いた相手にのみなのでしょう。
で、翌日の最後の作戦会議。
グルーデック艦長が要塞アンバットの攻略方を説明を始めました。
それを聞いてた参加メンバーの人の質問。
「で、UEとはどういう生物なんだ?」
この人、数日前からいたのに当日になってこの質問かよ・・・(-_-;)
艦長達も、UEの説明くらい事前にしとけよ(´Д`)
映像とかデータとかいろいろあるだろ。
「質問は後にしろ」
説明しろよ、グルーデック・・・(-_-;)
というか、もうすぐ作戦開始なのに大丈夫か、人類?
ちなみに攻略法は、5つの戦艦が戦力を温存しつつも、火力を集中させて敵の主力を分断しながら前進。
要塞アンバットに近づいたら、内部にMS隊を送り込んで制圧するというもの。
自分達の拠点が落とされたからって戦意喪失する思考の生物なのかどうか分からないハズですが、グルーデック艦長は何か確信してるっぽい(後述)のでこれでオッケー。
問題は、取り付くまでの間に当然受ける敵メカからの攻撃ですが、これは必要最低限のMSを出して対処。
その「必要最低限のMS」とは、ディーヴァのMS隊です。
すなわし、フリットのガンダム、ウルフさんのGエグゼス、ラーガンのジェノアス。
・・・大丈夫か、ラーガン!?
別れの挨拶をバーミングス氏と(フリットはユリンにも)交わし、ボートに乗ってディーヴァを目指す一向。
しかし、その途中でグアバランが待ち伏せをしていました!?
・・・たぶんグアバランさんは、グルーデックが来るのをず~~~~っと待っていたんでしょうね。
ミンスリーの支配者であるバーミングスの屋敷にいる間は、ヘタに踏み込むと外交問題に発展しそうだし。
屋敷から離れた位置で罠を貼って待ち構えていたのでしょう。
もちろん彼らは、ディーヴァの滞在期間も作戦決行日も知らないわけですから、ひたすら待ち続けたものと思われます。
「けしからんコロニーだ!」とかボヤきながら・・・(T_T)
で、あっさりお縄になるグルーデック。
どうやら反逆者はグルーデック1人と判断されていたようで、他のメンバーは(グルーデック確保の妨害もしなかったので)捕らえられたりしませんでした。
去り際に呟くグルーデック。
「終わりだな。これでUEへの反撃も、永久にかなわない・・・」
あ、これは秘密のサインですね!(^o^)
何でもない独り言に見せかけて、これからの行動を指示している暗号を含んだセンテンス。
この隠された指令を聞いて、残されたフリット達は状況打破の行動を開始するわけです(^_^)v
そして、グルーデックを乗せたグアバランのボートや護衛の2機のジェノアスが去った後、フリット達の取った行動は・・・
「さあ、どうするよ?」
「どうにもならないさ・・・」
「相手が連邦軍じゃ・・・」
サインが全く伝わってねぇぇぇぇぇぇぇっ!!??
というか、グルーデックのアレは、暗号なんて入ってなかったのか・・・?
あっさり捕まったから、何か策があると思ったのに・・・
その時、ユリンのことを思い出していたフリットが言います!!
「やりましょう!」
驚く他の4人。
「UEと戦いましょう! 連邦軍がやらないなら、僕らがやりましょうよ!」
このままグルーデック抜きで自分達だけで要塞攻略に向かって、グルーデック涙目(T_T)になるんじゃないかと心配したのですが(^w^;)、大丈夫。
ちゃんと救出に向かいます。
ともかく、他の4人もフリットに同意しました。
「で、どうするの、フリット?」
「ガンダムを使います!!」
ここで気になることがあります。
この後にフリットの元へガンダムが届く描写が一切無いんですよね。
次のシーンでは、もうガンダムに乗って現れます。
はたして、どうやってガンダムはフリットの下に届いたのでしょうか?
今までガンダムを呼んだ時は、
でもそれなら、どうやって減速させたんだろう(゜_゜)? という新たな謎が・・・(^_^;)
フリットの持ってるAGEデバイスなら、近くまで来たらコントロールできる、とかですかね?
「じゃあ、この前の乗り換えの時もコントロールしてたら、わざわざ速度を合わせなくてよかったじゃん」となりますが、あの時は戦闘中だったから、減速させたらタダの的になるだけなのでやらなかったんだよ、きっと!!(^_^;)
あ、ちなみに帰りは歩いて帰ってました。
今回フリットが選択したのは、ノーマル。
移動に制限がかかる地形なので、スパローだと持ち味の機動力が無意味になるし、タイタスだとますます動きが鈍るので、的確な選択です。
あっという間に1機のジェノアスの脚部を破壊して、抵抗できなくします。
しかし、もう1機のジェノアスがビームガンを撃ってきました。
続けざまにもう1機、とビームダガーを振りかざしたものの、ジェノアスはジャンプして回避!
「そうはいくかよ!」
そのまま空中からビームガンを撃ってきます。
やべえ、このパイロット、カッコいい・・・
しかし、ジェノアスが着地したのを見て、フリットはビーム刃を水面に近づけることで水しぶきを上げて目くらましにします。
ガンダムの姿を見失ったジェノアスは、ガンダムに腕部と脚部を破壊されて行動不能に。
惜しかったな、パイロット。
あんた、ついこの前までのフリット相手なら勝ってたよ、たぶん(^^;)
護衛のジェノアスが全滅したので、グルーデックを連れてその場から即時撤退しようとするグアバランさんでしたが、ウルフ達のボートに横付けされます。
銃を突きつけるウルフに「貴様等も連邦軍ではないのか?」と言いますが、ウルフさんの方は「連邦軍にもいろいろあるってことさ。話の分かるヤツと、そうじゃないヤツとな」と返します。
こんな問いかけをするあたり、グルーデック以外のメンバーは騙されている or 強制されていると思われていたのでしょうか?
ともかくグルーデックは奪還され、ボートのエンジン部は銃で破壊され、持っていた通信機もすべて取り上げられます。
そういえばグルーデック艦長は、フリットのガンダムが現れた時ニヤリと笑ってましたが、こうなることを予想してたのでしょうね。
でも、この人がやったこと (先述の去り際の呟き) って、単にハッパかけただけだよな・・・(^^;)
かなりアバウトだよ、我らが艦長!(^u^;)
ヤベェヤベェとフリット達がいそいそと去った後、壊れたボートに残されたグアバランさんはペンを持って何かやってます(゜_゜)?
・・・って、ペン型通信機じゃねーか!?
気付けよ、グルーデック(>_<)!?
・・・い、いや、きっとあの通信機は、グアバランさんが飲み込んで胃の中に隠してたとかで、気付かなくても仕方なかったんだよ、きっと(^V^;)
(「ならペン型じゃなくてもいいじゃん」とはツッこまないよーに)
「艦隊の準備は整ったか?」
自分達の回収を命じるものの、ディーヴァの制圧の指示は出さないグアバランさん。
「ヤツらは宇宙で捕獲する! ・・・やっぱり、こうでなくてはな!」
ひたすら嬉しそうなグアバランさん。
いろいろやりづらいミンスリーから、さっさと出て行きたいんだろうな(^w^;)
2週間もひたすら監視してたわけだし。(しかも、結果は確保失敗)
きっと工作員じみた作戦より、正面から大軍で圧倒する作戦の方が性に合ってるのでしょうね。
その頃ディーヴァでは、age55コンビが改造作業を何とか終えていました。
フリットの帰りを待つエミリー。
自分達が監視されていることも、艦長が捕まりかけたことも、フリットがユリンと楽しい日々を送っていたことも知らない不憫なエミリーでした(>_<)
(あ、ガンダムが突然呼び出されたから、何かあったのかぐらいには思っているかも)
あと今回の話では、バーミングス氏がフリットに「強過ぎる思いは身を滅ぼしもする」と忠告したり、グルーデック艦長がグアバランさんに「得体が知れないのは連邦軍の方だ!」「連邦軍はUEの正体を隠蔽している・・・」とか言ってました。
いろいろツッコミどころが多い回だったのでかすみがちですが、それらのセリフは今後の伏線になりそうな気がします。
これで、今年の『ガンダムAGE』はオシマイ。
次回の放送は元旦です!!
第3話以来の登場となります。
そのことを盛り上げるように、冒頭ではフリットがユリンから借りてたリボンを見つめていました。
(その直後エミリーが部屋に入ってくるのですが、リボンのことを誤魔化してフリットは部屋を出ていきます。
・・・って、エミリーの用件くらい聞いてやれよ(゜o゜)!!)
さて今週の我らがウルフさんですが、MSの整備は全幅の信頼を寄せているメカニック達に任せ、自らはパイロットらしくトレーニングに励んでいました。
「やつは・・・ウルフマンは、筋肉の鍛錬にいつも余念がなかった・・・」
ってトコですね。
「しかし・・・その自慢の筋肉美も、いまやただの・・・肉片にかわりはてた・・・!!」
と続く日が来ないことを祈るばかりです(^^;)
フリット達が出かけた後、バルガスはグルーデック艦長の提案したことを試していました。。
その提案とは、AGEシステムによるディーヴァの強化です。
「そんなこと出来るの?」
当然の質問をぶつけるディケ。
でも、本当にAGEシステムは強化プランを導き出しました。
・・・また1つ、フリット&ガンダムの特別性が消えました(~_~;)
これまでも「ドッズライフルはガンダムでなくても撃てる」「ガンダムはフリットでなくても操縦できる」とありましたが・・・
いや、共にイデ・システムがあったイデオンとソロシップみたいな関係だったら文句はないのですが、ディーヴァって別にAGEシステムを使うことを前提に開発されたわけじゃないですからね。
まあ、AGEシステムはプランを導き出すだけで、AGEビルダーで何かを生成するわけではないので、一応ガンダムの特別性は保たれてる。かな?(^^;)
でも、強化プランを探させるとしても、どうせなら味方全部にすればいいのでは?
時間がないのは分かりますが、せめてラーガンのジェノアスの強化だけでも!!(ToT)/
フリットはグルーデック艦長、ウルフさん、ラーガン、ミレース(オペの姉ちゃん)、合流したラクトと共に、ミンスリーの支配者と呼ばれるバーミングスに会いに行きます。
バーミングスの屋敷は、かつての地球の自然が再現された自然保護区内の奥の方にあり、コロニー内ながらボートで移動して、さらに舗装もされてない道を歩いて行かねばなりません。
ミンスリーは大戦集結後も連邦の傘下に入らず、中立主義を掲げているコロニーです。
コロニー内に自然の風景を再現できる財力があるくらいなので、バーミングスみたいな大富豪が集まって、連邦の介入を拒む程の力を持っているのでしょうか?
(同じく金持ちが多そうなファーデーンでも、駐留している軍はいろいろ黙認してましたし)
あるいは、初代『ガンダム』のテキサスコロニーみたいな観光コロニーなのかも知れませんね。
その自然の風景ですが、ラーガンやラクトが感心するほど見事なものです。
コロニーを支える柱が見えなければ、ここがコロニー内だということを忘れそうなくらいです。
逆にいうと、天にそびえる柱の存在が、コロニーとはいかに巨大な建造物なのかを教えてくれます。
話をバルガス視点に戻します。
マッドーナのおやっさんがあっという間に来たことで、ミンスリー滞在期間内にAGEシステムの出した改造プランを終わらせることができそうです。
その改造プランとは、連邦の戦艦の主力兵器「ハイパーメガ粒子砲」を上回る威力の「フォトンブラスター砲」の搭載(及び使用時の戦闘形態への変形?)です。
・・・というか、連邦艦ってハイパーメガ粒子砲積んでたのね(^^;)
それがあれば、UEを撃墜できるんじゃ?
まあ、たぶん当たらないんだろうけど。
(昔『レイズナー』という作品で、地球の軍のミサイルは当たれば敵メカを撃破できるのに、敵メカの機動が速すぎるのでほぼ当たらないという描写がありましたが、そんな感じ)
あと、おやっさんはバルガスを 「爺さん」呼ばわり してたけど、あんたら同い年(55歳)だろ?(^u^;)
まあ、孫がいる人と若い嫁さんがいる人の違いでしょうかね。
どうでもいいことですが、エミリーが「やってくれそうな人いるよ!」と言い出した時、私てっきりイワークさん(「強いられているんだ!」)が来るのかと思いました。
あのおっちゃんはメカは動かせても、改造とかはしないですよね(^^;)
さて、ミンスリーに来たのはディーヴァの協力者だけではありません。
連邦軍にとって反逆者となったグルーデックを捕らえる為、ストラー・グアバランという連邦士官が部下を引き連れやって来ました。
ミンスリーに向かったのはグアバランの判断なのか、それとも彼に指令を出した上層部の判断なのかは分かりませんが、なかなか的確と言えます。
お尋ね者となったグルーデックの行き先は限られますからね。(そして、実際ディーヴァを発見してます)
ただミンスリーという中立コロニーは、彼らにはやりづらい相手でした。
後で分かることですが、グアバランは艦隊で来ているのもののミンスリーには入港できなかったようで、すぐ近くに待機させています。
ミンスリー内に入れたのは、彼と部下数名、それとMSジェノアス2機のみ。
ディーヴァを見つけたなら武力制圧するという手もあるはずですが、外から監視しているのみでした。
おそらく、反逆者であるグルーデック本人がいるという証拠を掴まない限り、ミンスリー側にコロニー内での行動を制限させられていたのでしょう。
「連邦の介入を拒むコロニーなど、けしからん!」とボヤいたあたりに、そのことが窺えます。
(グルーデック艦長もこうなることを予測して、集合場所をミンスリーにしたのでしょう)
外から監視してグルーデックの存在を確認できなかったので、部下に引き続きの監視を命じつつ、彼は次の監視場所へと移動します。
一方バーミングス邸に向かう途中の森で、フリットは思わぬ人物の姿を見かけます。
それがユリンだったわけですが、駆け寄ろうとしたフリットの姿を見て一目散に逃げ出しました。
まあ彼女からすれば、森の中に誰かいると思ったらいきなり自分の方に向かってきたので、怖いのは分かります。
前回もそうだったけど、この2人が会う時はいつもこの追いかけっこパターンになるのでしょうか?(^u^;)
呼びとめる声を聞いて、ようやく相手がフリットと気付いて振り返るユリン。
お互い、相手が今ここにいることに驚いています。
ここでユリンの過去が分かりました。
本人が語ったことによると、ユリンはUEの攻撃で両親と弟を失った孤児で、コロニー「ノーラ」にある施設で育ちました。
そのユリンを不憫に思って(あと、娘が欲しかったので)引き取ろうとしたのが、今回フリット達が会おうとしているバーミングス氏。
しかし、新しい家族が出来ることにとまどったユリンは引き取られる日に逃げ出し、直後にノーラにUEが来襲。
その後フリットに救助され、後は第2話、第3話の通り。
そして、引き取り先のバーミングス邸に来たわけです。
たぶんユリンの弟って、デシルじゃないですかね?
同じ「先を読む力」を持ってるっぽいし。
オープニング映像でも、続けて登場しますし。
「ねえ、フリット。またガンダムに乗せてくれる?」
突然のユリンのお願い事。
先述の「ユリンの弟 = デシル」説を考え出した直後に言い出したので思いっきり怪しく思えたのですが、ユリンの考えてることは無邪気なものでした。
ガンダムで宇宙に出て星空を見たいと嬉しそうに話すユリンにフリットは言います。
「星が好きなの?」
「大好き!」
「何が「綺羅星!」だよ、バカバカしい・・・」
アレ? なんかデジャヴが・・・(^w^;)
そんなわけで2週間の間フリットは、グルーデック達とバーミングス邸に滞在して作戦会議をしつつ、合い間にユリンと遊んでいました。
子供ながら会議に参加して大人顔負けの提案をしている一方、ユリンと一緒の時は年相応(いや、もっと幼い)顔を見せます。
なんかどこかで見たことがあるパターンだな?と思ったのですが、分かりました。
「コロコロコミック」の漫画の主人公みたいです。(いや、最近の「コロコロ」の漫画は全く知らないんですけどね)
昔の「コロコロ」の漫画の主人公は、模型メーカーやゲームメーカー、出版社、警察、プロ野球チームとかに(さまざまな理由で)顔パスなんですよね。
その一方で、オフの日(?)には子供らしく元気いっぱいに遊ぶ。
フリットの14歳という年齢設定も、小学生から見たら年上のお兄さんなので大人顔負けなことが出来そうな感じがしつつも、それほど年も離れていないので子供っぽい面があっても違和感がありません。
そういえば、ファーデーンでは年下の子供達に囲まれてヒーローぽくなってましたが、この辺も「コロコロ」漫画っぽいですね。
『ガンダムAGE』の掲載誌の1つはその「コロコロコミック」なので、読者層を意識しているのでしょうか?
で、とうとう出発前日となり、フリットはユリンにそのことを伝えます。
「せっかく友達になれたのに、また私1人になるの?」と嘆くユリンに、フリットは必ず帰って来ると約束します。
2週間の間に2人の絆は相当強くなったみたいです。
この後、先週の予告でビックリさせられたフリットの胸にすがりつくユリンのシーン。
2人とも色気づいちゃって(^w^;)
しかし、ユリンってこんなにベラベラ喋る娘だったとは思わなかったので、前回登場した時に感じた印象が変わりました。
もっとも、今回話している相手はフリットだけなんですよね。
バーミングス氏とはうまくやれてないみたいですし、心を開いた相手にのみなのでしょう。
で、翌日の最後の作戦会議。
グルーデック艦長が要塞アンバットの攻略方を説明を始めました。
それを聞いてた参加メンバーの人の質問。
「で、UEとはどういう生物なんだ?」
この人、数日前からいたのに当日になってこの質問かよ・・・(-_-;)
艦長達も、UEの説明くらい事前にしとけよ(´Д`)
映像とかデータとかいろいろあるだろ。
「質問は後にしろ」
説明しろよ、グルーデック・・・(-_-;)
というか、もうすぐ作戦開始なのに大丈夫か、人類?
ちなみに攻略法は、5つの戦艦が戦力を温存しつつも、火力を集中させて敵の主力を分断しながら前進。
要塞アンバットに近づいたら、内部にMS隊を送り込んで制圧するというもの。
自分達の拠点が落とされたからって戦意喪失する思考の生物なのかどうか分からないハズですが、グルーデック艦長は何か確信してるっぽい(後述)のでこれでオッケー。
問題は、取り付くまでの間に当然受ける敵メカからの攻撃ですが、これは必要最低限のMSを出して対処。
その「必要最低限のMS」とは、ディーヴァのMS隊です。
すなわし、フリットのガンダム、ウルフさんのGエグゼス、ラーガンのジェノアス。
・・・大丈夫か、ラーガン!?
別れの挨拶をバーミングス氏と(フリットはユリンにも)交わし、ボートに乗ってディーヴァを目指す一向。
しかし、その途中でグアバランが待ち伏せをしていました!?
・・・たぶんグアバランさんは、グルーデックが来るのをず~~~~っと待っていたんでしょうね。
ミンスリーの支配者であるバーミングスの屋敷にいる間は、ヘタに踏み込むと外交問題に発展しそうだし。
屋敷から離れた位置で罠を貼って待ち構えていたのでしょう。
もちろん彼らは、ディーヴァの滞在期間も作戦決行日も知らないわけですから、ひたすら待ち続けたものと思われます。
「けしからんコロニーだ!」とかボヤきながら・・・(T_T)
で、あっさりお縄になるグルーデック。
どうやら反逆者はグルーデック1人と判断されていたようで、他のメンバーは(グルーデック確保の妨害もしなかったので)捕らえられたりしませんでした。
去り際に呟くグルーデック。
「終わりだな。これでUEへの反撃も、永久にかなわない・・・」
あ、これは秘密のサインですね!(^o^)
何でもない独り言に見せかけて、これからの行動を指示している暗号を含んだセンテンス。
この隠された指令を聞いて、残されたフリット達は状況打破の行動を開始するわけです(^_^)v
そして、グルーデックを乗せたグアバランのボートや護衛の2機のジェノアスが去った後、フリット達の取った行動は・・・
「さあ、どうするよ?」
「どうにもならないさ・・・」
「相手が連邦軍じゃ・・・」
サインが全く伝わってねぇぇぇぇぇぇぇっ!!??
というか、グルーデックのアレは、暗号なんて入ってなかったのか・・・?
あっさり捕まったから、何か策があると思ったのに・・・
その時、ユリンのことを思い出していたフリットが言います!!
「やりましょう!」
驚く他の4人。
「UEと戦いましょう! 連邦軍がやらないなら、僕らがやりましょうよ!」
このままグルーデック抜きで自分達だけで要塞攻略に向かって、グルーデック涙目(T_T)になるんじゃないかと心配したのですが(^w^;)、大丈夫。
ちゃんと救出に向かいます。
ともかく、他の4人もフリットに同意しました。
「で、どうするの、フリット?」
「ガンダムを使います!!」
ここで気になることがあります。
この後にフリットの元へガンダムが届く描写が一切無いんですよね。
次のシーンでは、もうガンダムに乗って現れます。
はたして、どうやってガンダムはフリットの下に届いたのでしょうか?
今までガンダムを呼んだ時は、
- バルガスが運搬車で運んだ(第5話)
- カタパルトから射出した(第9話)
でもそれなら、どうやって減速させたんだろう(゜_゜)? という新たな謎が・・・(^_^;)
フリットの持ってるAGEデバイスなら、近くまで来たらコントロールできる、とかですかね?
「じゃあ、この前の乗り換えの時もコントロールしてたら、わざわざ速度を合わせなくてよかったじゃん」となりますが、あの時は戦闘中だったから、減速させたらタダの的になるだけなのでやらなかったんだよ、きっと!!(^_^;)
あ、ちなみに帰りは歩いて帰ってました。
今回フリットが選択したのは、ノーマル。
移動に制限がかかる地形なので、スパローだと持ち味の機動力が無意味になるし、タイタスだとますます動きが鈍るので、的確な選択です。
あっという間に1機のジェノアスの脚部を破壊して、抵抗できなくします。
しかし、もう1機のジェノアスがビームガンを撃ってきました。
続けざまにもう1機、とビームダガーを振りかざしたものの、ジェノアスはジャンプして回避!
「そうはいくかよ!」
そのまま空中からビームガンを撃ってきます。
やべえ、このパイロット、カッコいい・・・
しかし、ジェノアスが着地したのを見て、フリットはビーム刃を水面に近づけることで水しぶきを上げて目くらましにします。
ガンダムの姿を見失ったジェノアスは、ガンダムに腕部と脚部を破壊されて行動不能に。
惜しかったな、パイロット。
あんた、ついこの前までのフリット相手なら勝ってたよ、たぶん(^^;)
護衛のジェノアスが全滅したので、グルーデックを連れてその場から即時撤退しようとするグアバランさんでしたが、ウルフ達のボートに横付けされます。
銃を突きつけるウルフに「貴様等も連邦軍ではないのか?」と言いますが、ウルフさんの方は「連邦軍にもいろいろあるってことさ。話の分かるヤツと、そうじゃないヤツとな」と返します。
こんな問いかけをするあたり、グルーデック以外のメンバーは騙されている or 強制されていると思われていたのでしょうか?
ともかくグルーデックは奪還され、ボートのエンジン部は銃で破壊され、持っていた通信機もすべて取り上げられます。
そういえばグルーデック艦長は、フリットのガンダムが現れた時ニヤリと笑ってましたが、こうなることを予想してたのでしょうね。
でも、この人がやったこと (先述の去り際の呟き) って、単にハッパかけただけだよな・・・(^^;)
かなりアバウトだよ、我らが艦長!(^u^;)
ヤベェヤベェとフリット達がいそいそと去った後、壊れたボートに残されたグアバランさんはペンを持って何かやってます(゜_゜)?
・・・って、ペン型通信機じゃねーか!?
気付けよ、グルーデック(>_<)!?
・・・い、いや、きっとあの通信機は、グアバランさんが飲み込んで胃の中に隠してたとかで、気付かなくても仕方なかったんだよ、きっと(^V^;)
(「ならペン型じゃなくてもいいじゃん」とはツッこまないよーに)
「艦隊の準備は整ったか?」
自分達の回収を命じるものの、ディーヴァの制圧の指示は出さないグアバランさん。
「ヤツらは宇宙で捕獲する! ・・・やっぱり、こうでなくてはな!」
ひたすら嬉しそうなグアバランさん。
いろいろやりづらいミンスリーから、さっさと出て行きたいんだろうな(^w^;)
2週間もひたすら監視してたわけだし。(しかも、結果は確保失敗)
きっと工作員じみた作戦より、正面から大軍で圧倒する作戦の方が性に合ってるのでしょうね。
その頃ディーヴァでは、age55コンビが改造作業を何とか終えていました。
フリットの帰りを待つエミリー。
自分達が監視されていることも、艦長が捕まりかけたことも、フリットがユリンと楽しい日々を送っていたことも知らない不憫なエミリーでした(>_<)
(あ、ガンダムが突然呼び出されたから、何かあったのかぐらいには思っているかも)
あと今回の話では、バーミングス氏がフリットに「強過ぎる思いは身を滅ぼしもする」と忠告したり、グルーデック艦長がグアバランさんに「得体が知れないのは連邦軍の方だ!」「連邦軍はUEの正体を隠蔽している・・・」とか言ってました。
いろいろツッコミどころが多い回だったのでかすみがちですが、それらのセリフは今後の伏線になりそうな気がします。
これで、今年の『ガンダムAGE』はオシマイ。
次回の放送は元旦です!!
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